鉄の海(77) by Mr.ヤマブキ

  • 2017.12.08 Friday
  • 00:00

 医者がその肺炎患者の病気を治療する。看護師と作業療法士、理学療法士がそれぞれの業務を通して患者を盛り立てていく。言語聴覚士が日々確認しながら安全に口から食事をとれるようにしていく。病状がある程度安定してそろそろ退院できる状態になる。

 病気が治ったら退院できるのはかなり昔の医療の話だ。病状は改善してもそのときの必要な介護量、持続的な医療介入の要否で行く先は変わってくる。その肺炎患者は、昔は妻と二人暮らしだったが、加齢とともに体力が低下して身の回りのこともできなくなり、施設に入所することになった。トイレ一つとっても、歩けないようなら頻繁にオムツを替えなければならない。痩せた老人とは言っても、老婆が尻を持ち上げてオムツを交換するのは想像以上の重労働である。その辺りが必要な介護量と揃えられる介護力の兼ね合いになる。もちろん、それでも家でみたい、看取りまで考えているという場合には、介護保険で使える限りサービスを入れて、他の家族の協力を仰ぐことでカバーできる場合もある。末期癌で最後は自宅で、と思う人の場合、幸か不幸か期間も決まっているので他の家族も協力してくれやすい。

 施設もいくつもの種類に分かれていて、ケアハウスや住宅型有料老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、特別養護老人ホームなど、要介護度や希望に応じて細分化されている。原則として、こうした施設では医療行為がほとんどできない。日中だけ看護師がいるところや、かなり限られた施設で24時間看護師在中というところもあるが、何かしてくれるとすれば基本的に医療ではなく介護である。

 医療が必要な人は長期的に最低限の医療を受けることのできる療養型病院に転院することが一般的である。医療を受ける人は治ったと言えるのか、という問題はあるが、一般に言う病院というのは急性期病院を指すことがほとんどで、急性期の治療が終わってある程度安定すれば次の場所へと移っていく。例えば、老衰のために自分で痰を出すことができず、痰で窒息しないために吸引を受ける必要のある患者は、特に治療できる病はないものの喀痰吸引という医療行為を継続的に受ける必要がある。

 それらの選択肢の中からどれを選んでいくか、それにはMSWこと医療ソーシャルワーカーが案内や段取りを主導していく。患者・家族の病状や希望のみならず、金銭的な問題とも兼ね合いをとって行き先を決める。冗談抜きで、施設は結構いい値段なのだ。皆が皆、そこまでの支払い能力があるわけではない。家族宅からの距離も面会がしにくいとネックになることもある。近辺に現存する療養場所の中から、現実的な折り合いを探っていくよりない。

 

 その肺炎患者は幸い喀痰吸引は不要で食事も十分に取れており、元の施設が受け入れ可能であった。こちらでの病状や介護状況を伝えて、それを引き継いでもらうようにする。退院日が決まり、その患者は車椅子で病院のエレベーターを降りていく。こういう一般的な軽症患者の入院に、医者の出る幕はほとんどない。

できれば丁寧に2017年1月を振り返る(6)  Mr.アールグレイ

  • 2017.12.07 Thursday
  • 22:33

この間は体調を崩して当番を代わって頂きました。

すみませんでした。

毎週毎週書いておられる「システム」側の皆様には本当に頭が下がります。

私も四本くらいはストックを作っておきたいと思うのですが、なかなか思うようにいきません。

それでも、せいぜい堂々と。

 

2016年11月の振り返りを丁寧に(7) Mr.アールグレイ

 

自作なので紹介だけ。

そういえばハッガリーニさんから私たちメンバーに対する期待と役割の話がまだ聞けていない気がします。

対応をお願いします。

 

体を張る男たち  Mr.Indigo 

 

紹介だけ。

バシバシ殴られたりすることが体を張るということなのか、この番組を見たことがないので何とも言えませんが、ちょっと異常じゃないでしょうか。

 

 

2016年11月の振り返りを丁寧に(8) Mr.アールグレイ 

 

自作なので紹介だけー。楽チン。

また一年、私は解説席に座ってしまっています。

 

ゴキブリほいほい(上)(下) Mr. X  

 

Xさんが私のために書いてくださった文章。

ありがとうございました。

ゴキブリを駆逐しても良い、という後ろ盾を得、スプレータイプの洗剤を用意したのですが、幸いなことにごきげんようおひさしぶりは私の目の前に現れることはまだありません。

 

「ゴキブリが嫌い」に対し、そのエゴを全否定して無理矢理でもゴキブリに優しくなるのではなく、優しさと矛盾しないエゴを用意する、というのが現実的なプランではなかろうかと私は考えます。

 

すごく素敵な文章なのですが、具体的にどういうエゴになるのかがちょっと想像できませんでした。

想像したくないだけ、とも言いますが。

 

鉄の海(39) by Mr.ヤマブキ 

 

何を目的にその仕事をしているか、をいかに関係者と共有していくか、はどのような仕事でも程度の差こそあれ重要だと思います。

鉄の海においては医師が患者と治療方針を決めていくところにそれが現れます。

知っていることの量に大きな差があるため、それを調整しながら合意形成していくのが難しいところで、さらに完治が見込めないとなればそのハードルはあがります。

 

進行癌の治療は完治を目指すのではなく、よい暮らしを引き延ばすために行っているのだからやたらに苦痛があるようでは意味がない。

 

何をもって良いとするか、本当は何を求めているのか。

気が付くと書いてあることの外側のことばかり気になります。

明るい悩み相談室PREMIER(261)〜将棋はちょいちょい〜  がりは

  • 2017.12.06 Wednesday
  • 09:00

明るい悩み相談室PREMIER、本日の担当医がりはです。

こんばんは。

今日はどうされましたか?

 

将棋はちょいちょい勝てるのに、麻雀は勝てなくて困ってます。

 

ほうほう、わっかりますわっかります。

でも、これ困ってるんですかね。

困っているとすると麻雀は共同で積み上げた基金から配当がある大会に参加しているが、将棋はそのような仕組みがないところで指しておられるから、お金に困っているというお話ではないでしょうか。

将棋でも指している二人が対局前に同額出し合って場に供託、たまたまですけれども勝った方がそれを拾うという制度で将棋が行われている場所があるそうで、東の新宿、西の新世界なんかが有名でしたが、そういうところで「真剣」に将棋を指してみてはいかがでしょうか。

ダメですよ賭博なんか!

たまたま勝った方が場に供託されていたお金を持っていくだけで。

え?

お金で困っているわけではない?

そうですよねー。

危ない危ない。

 

単純に勝つ、勝たないの話をされていますか?

相手のあるお話なのでね。

もしあなたの苗字が羽生だったり藤井だったならば「足るを知れ!」と一喝してしまうところですが、いかがですか。

あれだけ勝っておいてちょいちょいとは何事かと。

 

この間福岡国際で好走した大迫選手はインタビューで「今日は自分の力を100%出せたと思います。優勝争いに絡めなかったのは残念ですが、1、2番目の選手が自分の100%を超えていたということなので、自分の『100%』を上げていきたいと思います」と答えました。

勝つ勝たないというところに重きを置くのではなく、試合において自分の100%を出せたのかということ、普段の取り組みにおいて100%を広げているのかどうかということに重きを置かれるのはいかがでしょうか。

そう考えると将棋よりも麻雀の方がベストを尽くしたかどうかが現れにくい競技なので、あなたがお困りになる理由もわかる気がしてきました。

将棋はちょいちょい勝てる≒100%の力を発揮できるのに、麻雀は勝てなくて≒100%の力をだせなくて困ってます。

こうなると解けそうな問題ですね。

 

ほーう。

そういう話でもないと。

克つ、やなくて勝つの話をしてるんやと。

うまいこといいますねー。

とにかく麻雀に勝ちたいんや!ということですか。

私の友人には将棋が強い人が何人もいますが、将棋には負け慣れている(勝ち慣れてもいる)ので勝とうが負けようが魂が動きません。

麻雀をはじめとする他の競技では、将棋で培ったものからくる自信から初期値が多少高めに設定されていることもあって必要以上に負けたくないと考えたり、負け慣れていないのでアツくなったりするようです。

麻雀は四人または三人でするわけで、普通に考えると将棋よりも勝利に対する期待値が低いはずの、負けてる時間を楽しむゲームだと私は思います。

将棋と同じ勝率を期待しちゃだめですよリーチ!!

さあ振り込み、お待ちしてます。

え?何を切っていいかわからない?

↓こんな風にお悩みもうけつけておりますので。

楽にしてあげますよー。 

 

※明るい悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。

ブログにコメント、投票時にコメント、ハッガリーニにメール、電話、伝書鳩、のろし、などの手段でどうぞ。

ちなみに投票時のコメントでのお悩みには必ず回答いたします。

男の活路  Mr.Indigo

  • 2017.12.05 Tuesday
  • 00:00

「36歳女性っていうだけで仕事ができる気がする」

最近、私と同世代のある女性がこう言っていた。このくらいの年齢で正社員としてバリバリ働いている女性は実力がある人に違いないということらしい。

「男子はあんまりいい人いないんだよね…」

こちらは私と同世代で中途採用に関わっている女性の発言である。こうした一般的に女性の方が男性より優秀であるという見解は、ここ数年の間に何度となく耳にした。

男としていささか不愉快ではあるが、そんな見解も一理あるとは思う。私の周囲でも女性のほうが生き生きと働いているような気がするのだ。

例外はもちろんあるが、基本的に女性のほうが要領がよく、コミュニケーションが上手で適応が早い。一方、男性はここで躓く人が多い。ウチの会社の新人を見ていてもそう実感する。

では男のほうが優秀なのはどのあたりだろう。力仕事とか理系的な要素が強い仕事ならともかく、一般的なデスクワークだとなかなか思い付かない。すなわち、職場自体が女性向けに変化してきているのではないだろうか。

一方で、日本は女性の社会進出が遅れているという見解もしばしば目にする。政財界のトップの面々を見ればそれも事実だとは思うが、これはトップになるまで長い年月がかかるというのも理由のひとつだろう。今の社会であればあと10年ほど経てばかなり是正されると思う。

ただ、必要な労働力が増えることはない(むしろ機械化や合理化で減る)のだから、女性の活躍を妨げないためには男性の頭数を減らす必要がある。ならば、バリバリ働く意志が希薄な男性は契約社員や派遣で働いて、育児や親の介護などに軸足を置くようにしてはどうだろうか。

これは働きたい女性の負担を減らす効果もある。夫が家庭を守っていれば後顧の憂いなく仕事に力を入れられる。出産や授乳は母親しかできないが、1歳くらいからの育児は父親中心でも何ら問題ない。

 

家でそんな話をすると、妻にこう言われた。

「代われるんなら明日からでも代わりたいよ。でも契約社員だからね…」

これが現状である。妻は長女の出産の際にいったん退職し、その後グループ会社で契約社員として働いている。妻のほうが仕事好きで私のほうが子供好きなのだが、役割を交代することは困難なのだ。

ゆえに、それぞれの志向や適性を生かしていくためには、社会の構造をさらに変えていく必要がある。職場は女性を起用するべき、家庭は女性のほうが向いているという意識では、男の出番がない。もっと自由な発想が求められているのではないだろうか。

例えば30歳で年収600万円を超えるキャリアウーマンが結婚相手を探すとなると、同等以上の年収がある男性を求めるのが今は一般的だろう。しかし、出産後も正社員としてバリバリ働きたいのなら、収入が少なくても定時に帰れて育休が取れる男性のほうが良いかもしれない。

もっとも、それを格差婚と考えていては昔と変わらない。大切なのはお互いを尊重し適性を生かしていくことだと思う。もちろん収入は必要だが、金だけで家庭が運営できるわけではないのだ。

こういう考え方が普及すれば、結婚したいが金がないという男性にも活路ができる。生涯未婚率は下がり、少子化も幾分改善されるだろう。そうなると将来の負担が分散され、より自由に生きられる社会になるはずだ。

真の男女共同参画社会は、そこでようやく実現するものだと思う。

Pスポ12月号 Mr.Indigo

  • 2017.12.04 Monday
  • 17:57

■表紙

MVP杯(芝3200m)

[見出し]

ガリハに暗雲!?ヤマブキ好機

[リード]

システムガリハの4連覇が達成されるかが焦点だが、ここ数ヶ月のような充実感はない。タリキホンガン、インディゴブルーもプラスポイントは少なく、マイペースで好作を出し続けるドクターヤマブキが相対的に有利になるのではないか。


[本紙・渡海文殊の知恵]

◎ドクターヤマブキ

○インディゴブルー

▲システムガリハ

<短評>

3連覇中のシステムガリハは作品数が減り得意のテーマも参戦できず。代わって浮上してくるのが次点が続いているドクターヤマブキだ。鉄の海に加え短編2作も面白く最有力とみる。相手筆頭は安定感のあるインディゴブルー。


[手数こそ正義!千手観音の見解]

◎インディゴブルー

○タリキホンガン

▲システムガリハ

<短評>

多作の3人が揃って数を減らした今回。なんとか8作で凌いだインディゴブルーが本命。同じ8本のタリキホンガンは馬券の現実シリーズのみだったので対抗まで。


■裏表紙

最優秀作品賞(芝1200m)

[見出し]

ヤマブキ久々戴冠か

[リード]

最近では地味な展開となった今回。本紙担当・渡海文殊はドクターヤマブキの短編を本命に推した。定番のやまがある日記も有力候補だ。


[本紙・渡海文殊の知恵]

◎ドクターヤマブキ「純和人」

○ヤマガアルマルーン「やまがある日記〜武奈ヶ岳〜」

▲システムガリハ「明るい悩み相談室PREMIER(257)〜人の話を聞け〜」

△インディゴブルー「不思議な夢の後で」

<短評>

ドクターヤマブキの「純和人」はホラーと風刺を両立させた好作。内容のわかりやすさも加味して本命とする。写真と文章を通じて山の特徴がしっかり伝わってくるやまがある日記が対抗。戴冠はこのどちらかだろう。


[病める者に光あれ!薬師三尊の結論]

◎システムガリハ「喫茶店にて」

○インディゴブルー「不思議な夢の後で」

▲ドクターヤマブキ「純和人」

△システムガリハ「明るい悩み相談室(260)〜インスタ映え〜」

<短評>

「喫茶店にて」で再びアリ・ホッグァーが登場したが、後半の物真似攻勢は筆者の疲労を感じさせる。「不思議な夢の後で」も病んでいないと書けない作品だ。


■中面

テーマコンテスト(障害3000m)

[見出し]

今度こそインディゴ!?

[リード]

今回はインパクトのあるフィクションが多く寄稿されたが、インディゴブルーは作風そのままのエッセイを投入してきた。同型が揃うと違うタイプが有利になるのが一般的だが、果たして…。


[本紙・渡海文殊の知恵]

◎インディゴブルー

○ドクターヤマブキ

▲ミスターエックス

<短評>

今回も個性のある作品が揃い、激戦が予想される。変化球の小説3作は票が割れるとみて、インディゴブルーの直球を本命とする。対抗は三冠も狙えるドクターヤマブキ。


[飛鳥大仏の求む!本邦初]

◎ヤマガアルマルーン

○ミスターエックス

▲ドクターヤマブキ

<短評>

背中の穴が広がっていくというヤマガアルマルーンの作品の設定はそう簡単に思いつくものではない。そのほかミスターエックスとドクターヤマブキの発想も面白く、ハイレベルな争いだ。


『2017年10月度最優秀作品賞受賞会見』文責:Mr.Pink

  • 2017.12.03 Sunday
  • 18:04

 

 

 

嘘のようにどこまでも吹き抜けた青空から直線的に陽光が注ぐ。

だが、夏の厳しさを持たないそれは、あくまで柔らかく私の精神を温めてくれている。

 

風は無い。

風はないが、空気の冷たさはある。

その空気の冷たさが失う哀しさを五感で思い出させくれる。

 

ふとした瞬間、空気が細波(さざなみ)を起こすとその冷たさがその哀しみを再起させてくれる…

 

陽光の心地よさと大気の冷たさと。

 

ともすると、そのバランスはすぐにでも崩れてしまいそうなそんな危うい関係。その狭間に爪先立ちで立つような、心持で享受する小春日和の午後。

広大な草原にばさりと身を投げ出し、ぼんやりと空を眺める自分。

思考は感性に、感性は五感へと委ねこれを享受する。ひたすらに。

 

 

編集長から『長月の夜に寄せて』で最優秀賞を受賞したと聞かされた時、私の胸に広がった心象風景がそれであった。

 

 

 

 

 

 

場所:プリミエール記念会館記者会見場

 

編集――このたびは、最優秀作品賞受賞おめでとうございます。まずは、受賞の喜びを。

 

ピンク「え…ええ。まあ、第一報を受け取った時に冒頭でお話した感じがしたという。そんな感じですが」

 

編集――随分と漠然とした言い回しですね…さて。並居る執筆陣を抑えての堂々の6票獲得でしたが

 

ピンク「これは、大変ありがたいお話だなということと意外だったなということと。その二点に尽きますね。今回の作品がいつもの物と違って私風味といいますか、(いつもは意図的に奇を衒って衒って衒いぬいて作っているのですが)そういうものとは言わば対極に位置するようなものだったことと、月初に掲載されてほとんど振り返ってもらえないんじゃないかということ。何せ、後から聞きましたらその月は60作品…日に2作品も毎日上梓されている過密スケジュールでしたから、そんな中で投票者のみなさんがよくこれほどまでに私らしくない、何と言うか地味でかつ忘れがちな発表日に掲載された作品でしたので、よくまあ、これを拾い上げてくれたなと驚きの方が大きかったように思います。」

 

編集――最優秀作品賞受賞は意外にも数年ぶりですね

 

ピンク「それは、何と言いますか。私が昨今ほとんど作品を投稿しなかったことと、投稿してもプリミエールの執筆陣諸兄らの実力はかなりの物ですから、全盛期のように全力で投稿し続けたとしても賞を頂くだけの力のある作品を書きえなかったという実力の問題ですね。そんな中で久しぶりに投稿した…言わば、リハビリ的に書いた作品で自分が今まで縁遠かった賞を頂いたことは驚きでした。嬉しくもありましたがハッピー一色に染まった感覚ではなかったことは確かです。」

 

編集――なにか、コメントがいつものピンクさんらしくありませんが何か悪いものでも食べましたか?

 

ピンク「その“ピンクらしさ”ということについては、また、後日論じないといけないと思い続けているのですが、今はさておき。何と言いますか、今回の受賞作品は乱暴にまとめると死んだメジロへのrequiemですので受賞して『わっ』と嬉しいというよりは、私の個人的な感傷に寄り添ってくれる方が沢山いらっしゃったという“ありがたさ”の方を大事にしたいと思っております。また、本作品一品だけにもかかわらずMVPの方にも投票頂いた方もいらっしゃいましたのでこの場をお借りしてお礼申し上げます。」

 

編集――ところで、今後の作品投稿のスケジュールですがピンクさんいつになったら次回作出せます?

 

ピンク「…えへ?ええと。。。来年春ごろ…ですか、ね?」

 

編集――そんなの、許さねぇ!

 

ピンク「ひぃ!お代官様、ご勘弁をっ!」

 

(了)

馬券の現実(77)〜チャンピオンズC回顧〜 たりき

  • 2017.12.03 Sunday
  • 17:00

スピード決着になりましたね。

 

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馬券の現実(76)〜チャンピオンズC予想〜 たりき

  • 2017.12.02 Saturday
  • 23:36

ダート王決定戦、チャンピオンズCの予想です。ダート戦線は地方交流戦もあって力関係の把握が難しいですよね。傾向を把握してバシッと的中したいものです。

それでは過去の傾向から。

 

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鉄の海(76) by Mr.ヤマブキ

  • 2017.12.01 Friday
  • 00:00

「天使とは美しい花をまき散らすものではなく、苦悩するもののために戦うものである」

 

 フローレンス・ナイチンゲールはクリミアの天使と呼ばれるほどの献身的なイメージをまとうが、裏腹に統計学を駆使した戦闘的な合理主義者であったことが知られている。

 看護師の支えというと、純粋無垢で純然たる慈愛のようなイメージを喚起する。ただそれは、本人の希望をかなえていくだけではない。白衣の天使でありながら戦士でもある。患者とともに最も近い距離で病と戦うのは医師ではなく看護師である。体を休めるように献身することもあれば、回復期には時に叱咤激励し自立を促す。病をコントロールした何もできない人間を送り出すことが病院の目的ではなく、最終的には自律的に病を克服、あるいは付き合っていけるようにするのが医療者の願いなのだ。そのためには時に口酸っぱく、厳しく接することもある。

 さらに業務は多岐に渡り、専門性は高い。生活に不可欠な身の回りのことも丸腰でサポートするのは容易ではない。衛生状態を保つために全身を拭く、自力では食べられない人の代わりに匙を持って食事の介助をする、そんな基本的なことでさえいくつもの注意点がある。そうした身の回りの介助以外にも医師の処置の介助や心理的な寄り添い、退院後の生活環境への配慮といったことも一定の医療知識、看護知識に基づいて行われる。その間に事務的な処理をしたり医師の指示で動くこともあったりするために看護師を小間使いのように考える患者もいるが、そこの道を歩いている人が急にできる仕事ではない。

 また、精神的な強靭さも要求される。急性期病院で働いていれば大量の痰や糞尿、血液が日常の友である。認知症で興奮した糞まみれの老人や自分で点滴を抜いてしまいシーツが真っ赤に染まった老人を速やかに処理しなければならない。それは衛生的に必要なことなのだが、それを理解しない認知症患者は同じことを繰り返し、そのたびに看護の負担は増える。患者からの暴言やクレームもまずは接する機会の多い看護師に届くことが多い。人の死は身近で、目の前で遺体となったそれを整えてきれいにするのもエンゼルケアなどと呼ばれ、看護師が行う。必ずしも攻撃的な外敵ばかりではなくて、例えばうつ病を中心で診る精神科病棟の看護師はうつになりやすいという言い伝えがある。これは心理的な寄り添いが仇となる例で、そんなところにも看護師を削り取る要素がある。

 だから、過酷で離職率も高い。それでも続けられるのはどうしてなのだろうか。

 

 その肺炎患者に支持的にかかわることで周辺症状がうまくコントロールされ、患者は食事を食べ始める。食べる食べないが変わってくれば、それが命の期限すら決めてしまう。医者は肺炎患者を治さない。看護師やリハビリのかかわり方が患者の今後を大きく左右するのだ。

桃色の声 Mr.Indigo

  • 2017.11.30 Thursday
  • 00:20
―雑兵日記PREMIERダイジェストの時間です。今回は久々の最優秀作品賞に輝いた古豪Mr.Pinkをピックアップ。先日より受け付けておりましたリスナーの皆様からのメッセージとおすすめ作品を通じて、Mr.Pinkの魅力を紹介していきたいと思います。まずはラジオネーム雇われし強者さんのメッセージです。


「私のおすすめ作品は『こんにゃく物語』です。まず凄いのが古文だけで作品を完結させているところ。これはよほどの腕がないとできないでしょう。あと『ニヤリと笑ひぬ』というようなお茶目な表現があちこちに出てくるのも面白いです。そして何よりセメントの特長を見事に伝えているストーリーが最高。素晴らしいと思います」


―ありがとうございます。雇われし強者さんはセメントが好きなんですね〜。個性があって面白いと思います。続きましてラジオネーム終わりなき回顧さんのメッセージです。

「私が凄いと思ったのは『4月度の振り返り』です。1000字の作品を5,7,5,7,7の31字にまとめ、一気に9作品を振り返ってしまいました。こういうのは誰も真似ができない芸当だと思います」


―ありがとうございます。確かにあの作品は見事でしたね。ではここでCMです。
 
<雑兵日記PREMIERの予想といえばPスポ!本当にテーマコンテストだけかすりもしない本紙担当・渡海文殊が今月の予想を振り返ります>
「……」
<もはやギャグの領域ですね。4頭立てで唯一無印にしたシステムガリハに勝たれるなんて>
「テーマとちょっと離れている感じで収束もすっきりしなかったから、軽視してしまったな…」
<テーマコンテストとはいえ、テーマの言葉を使いつついかに話を膨らませるかが大事なんじゃないですか?>
「きっちり普段通り仕上げてきたインディゴブルーはイマイチだったし…。このレースはインパクト重視じゃな」
<そうですね。では来月もお楽しみ…>
「待て!残りの2レースは当て…」
<それでは来月またお会いしましょう!>
 
―それでは次のメッセージをご紹介しましょう。ラジオネーム蒼きアラフォーさん。

「私は『今日と云う日を決める朝』という作品に感銘を受けました。共感できるところがたくさんあって、読んでいて親しみが感じられました。こういう考え方を提示してくれると自分が救われるような気がします。多くを望むからしんどいんですよね…」


―なるほど。私はゲストの方々と毎月明るく楽しくやらせていただいているんですが、こういう方もいらっしゃるんですね…。では最後にラジオネーム悩み募集中さん。

「私が好きな作品は『人生入門』です。話し言葉を使っていて一見ソフトなんですが、内容は社会や人間の実態を鋭くえぐっている。そんな作品がこの人の真骨頂だと思います。悩み相談室を始めたら凄い人気になるのではないでしょうか」


―皆さんありがとうございました!Mr.Pinkが描くさまざまな世界の魅力が伝わりましたでしょうか?今後もすぐれた作品を世に出してくれることを願いつつ、お別れしたいと思います。ではまた来月!
 
<この番組は、Pスポの提供でお送りいたしました>

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