やまがある日記〜富士山(3776m) 2日目 Mr.マルーン

  • 2018.09.14 Friday
  • 20:00

2018年9月初旬 曇り時々雨

 

2時半に目覚ましをセットしていたが、2時には周りが動き始めたので目が覚めてしまった。
用を足しに出ると強い風が吹きガスで視界がほぼきかない状態だ。体感気温はさほど低くない。
もともとこの日は秋雨前線の南下で予報はあまりよくなかった。ガスはともかくこの強風ではどうしたものか、と思いつつとりあえず荷物を用意する。
大部屋ではツアーガイドがご来光登山を取りやめてしばらく様子を見るとツアー客に宣言していた。また、どうしたものかと考える。
とはいえ下からは続々登山者が登ってきて、富士山の名物ともいうべきヘッドライトの列が霧の中にぼんやり伸びている。なんだ、皆登っているのならば我々も、という気分になってくる。


迷いながらも予定通り3時に出発した。真っ暗なうえにこの霧の中でははぐれるといけないので、一番ペースの遅い友人を先頭にし、私がしんがりを歩くことにする。
ヘッドライトの明かりだけ頼りに皆が黙ってうつむいて歩いていく様は、死者の行進のようだ。神の住まう山へ登るのに、少し人は生から離れるのかもしれない。
霧と雨の中間のような天気で、あっという間に眼鏡に水滴がつき、前髪がぐっしょりと水を含んだ。時折体を持っていかれそうな突風が吹く。気温が恐れていたほど低くないのでまだましだが、どうもこれはよくないんじゃないか、と思えてくる。しかし山頂まではもうあと1時間もない。前にも後ろにも大勢の人が歩いている。あと少しなのに、ここで私たちだけ撤退する必要があるのか。せっかくお金をかけて装備をそろえ、ここまでがんばって登ってきた2人を山頂に立たせてあげるべきじゃないのか。
20分ほど歩いたところで、私はついにあきらめて2人に呼びかけた。
「いったん小屋に戻ろう」
下から登ってくる人たちのヘッドライトの明かりが拡散し、視界が効きづらい。足元だけ注意しながら慎重に下り、山小屋に戻った。
小屋の中は大勢でごった返している。休憩だと料金がいるが私たちは宿泊客なので入れてもらえた。このまま明るくなるまで様子を見ることにする。
小屋に入ってずぶぬれの髪を拭いていると、屋根に強い雨が打ち付ける音が響き始めた。

 

5時になっても天候回復の見込みは立たず、このまま下山しよう、と伝えると2人もうなずいた。
視界は霧で真っ白、雨もぱらついている中、言葉少なに下っていく。
下るにつれて少しずつ雨は弱まっていった。霧が切れて眼下には雲海が広がった。雲海は太陽に照らされて金色に波打っている。雲海の切れ目には山中湖の三日月型の湖面が覗く。思いもよらない絶景に私たちはしばし見とれた。
吉田ルートの下山道はブルドーザーで整備された広々とやわらかい砂地で歩きやすい。落石を起こさないようにだけ注意してざくざく下る。登りはあんなに大変だったのに、たった3時間でスバルライン五合目まで戻ってきた。

 

波打つ雲海
山中湖ものぞく


山頂は相変わらず雲に隠れている。
バスで河口湖駅まで戻り、駅前の店であたたかいほうとうを食べているとやっと人心地ついた。
そのころには富士山頂はすっかり雲が切れてその立派な姿をあらわにしていて何とも恨めしい。それでも流れていく雲で風が強いことが分かる。
あのまま登り続けていれば山頂には立てたはずだ。でも、撤退のタイミングはあれがぎりぎりだったし、私のできる範囲で最善の選択だった。無事に下山できてよかったと素直に思う。
とはいえ、山頂を踏まないまま撤退をしたのは私自身初めてのことで、取りに戻るのを諦めた忘れ物のことを考えているみたいでどうにも落ち着かない。


あんなしんどくて面白みのない、あれは見るほうが有意義な山だと今も思っている。
でもまたいずれ来るだろう。あの国民的な山。
次こそはプリンスルートに挑戦したい。

 

ほうとう
また来る

結果発表!!

  • 2018.09.13 Thursday
  • 23:25

ZPGP統括本部長A.ハッガリーニです。

秋の気配ですね。

北海道での地震、本当に胸が締め付けられます。

どうかご無事でいてください。

大阪も岡山も広島もまだまだ大変だと聞きます。

どうぞご無事でいてください。


お待たせして申し訳ありません。

今月は7,628pvでした。
今回は15名の投票をいただきました。

大変お忙しい中ありがとうございます。

投票してくださった皆さんには大変感謝しております。

また様々な都合で投票を断念された方々、また来月お待ちしております。
それでは早速、発表に移りたいと思います。

まずはテーマ「宇多田ヒカル」コンテストから。
この無茶苦茶難しいテーマに臨んだ5名の猛者。

さて結果は・・・

 

【テーマ】Automatic -The moment I felt like I could be closer to her - ミスターイエロー

 

全体の6割、9票を獲得しました。

久々の圧勝劇でした。

おめでとうございます!!

来月のテーマの発表をお願いします。


次に最優秀作品の発表です。
味わい深い作品群の中で抜け出したのは

教育

 

4票を獲得したがりはがオリンピックや青春ものや不条理ものをしのいで辛勝です。

シンボリルドルフのような「地球一周しても縮まらない一馬身」を感じさせます。

記者会見をよろしくお願いします。

三連覇おめでとう!!


最後にいよいよMVPの発表です。

 

がりは

 

 

過半数の8票を獲得したがりはが圧勝です!!

おめでとう!おめでとう!

夏バテの8月、消耗戦をなんとかしのいだがりは、ベストコメントの発表をお願いします。


全投票結果は下記をご確認ください。

2018年8月度投票結果


雑兵日記PREMIERはこれからもずっと続いていきます。
その活動を支えているのは皆さんの投票に他なりません。

あなたも是非、投票してみてください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

物は言いよう  がりは

  • 2018.09.12 Wednesday
  • 18:43

世の中にはBIG5と呼ばれる会社があり、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、アップル、フェースブックがそれにあたるという。

彼らはこぞって「AIスピーカー」を開発し、廉価でそれをばらまいている。

みんな「安くて面白いものが手に入ったねえ。」と喜んでいる、もしくは「思ったより面白くないがまあこれくらいの金額ならつまんない飲み会一回分だから許せる。」と納得しているのではないか。

うちの三歳の子もFireStickに向かって「どうが!しまじろう!」などと命令して、しまじろう動画を見ているし、八歳の子はポケモンウルトラサンをやりながら「オッケーグーグル、〇〇、進化、方法」などと呪文を唱えている。

へえ、嫌な世の中だ、と思うのだが、しゃべるのでAIスピーカーだ、とBIG5が言い張るあの物体は、使い方からわかるように実はマイクが備わっており、四六時中集音したデータを本部に送って分析し、それをサービスに生かしているんだと。

もしかすると、アマゾンなんかは配達時に不在で受け取ってもらえないことで流通コストがかさむという課題を、集音したデータを活用して(まさか直接活用してはないと思うけど!)在宅可能性が高い時間を運送会社にサジェストすることで解決してたりするんじゃないだろうか。

もし、AIスピーカーではなくAIマイクだったりフォンだったりしたらこれだけ普及したかどうか。

物は言いようですね。

 

一流ホテルの宴会場で働いていた頃。

駆け出しの俺はシャンパンを注いで回る際に、グラスから溢れさせてしまった。

そこで一言。

「お客さま、幸せがあふれております!」

するとお客様は九州男児だったようで

「よう言うた!飲みんさい!!」

と卓上のコップにビールを注いで俺に差し出し、仕事中だから飲めないですと言う俺に「というのは他のお客様の場合です!」などと仕掛けてき、飲み干した俺に「飲みっぷりが気に入った!!」と一万円のチップをくれた。

いやー、物は言いようですね。

 

全然、関係ない話だが、甲子園をテレビで観ていて、試合開始直後に息子がこんなことを。

「あの、いやーーーーーーーーーんていうのは誰が言ってるのかなあ。」

 

サイレンが「いやーーーーーーーーーん」という悲鳴に聞こえたらしい。

暑いからね、みんな好きで観てるわけでも、好きで野球してるわけでもないかもね、でも表立って言えないそんな気持ちを代弁してるのかもね、と。

港区 〜圧倒的魅力を誇る区〜 Mr.Indigo

  • 2018.09.11 Tuesday
  • 23:59
東京&大阪&名古屋「我々は、港区である!」
大阪「中央区も中区もレベルが低い!」
東京「西区や北区などは論外である!」
名古屋「選ばれた大都市にしか存在しない、圧倒的な魅力を誇る区。それが」
東京&大阪&名古屋「港区だ!」
 
名古屋「港区には、水族館がある!」
大阪「海遊館!」
名古屋「名古屋港水族館!」
東京「マクセル アクアパーク品川!」
大阪「なんやそれ?」
名古屋「品川区じゃないの?」
東京「実は品川駅周辺は港区なんだよ」
大阪「せやったら品川区はどこやねん」
東京「目黒駅のあたりさ」
名古屋「じゃあ目黒区は?」
東京「中目黒駅のあたりさ」
大阪「訳わからんわ!」
 
大阪「港区には、遊覧船がある!」
東京「御座船安宅丸!」
大阪「サンタマリア!」
名古屋「名古屋港遊覧船!」
大阪「名古屋はネーミングがストレートやな」
東京「確かに」
名古屋「…」
 
東京「港区には、山がある!」
大阪「天保山、4.53m!」
東京「愛宕山、25.7m!」
名古屋「そんなしょぼい山いらん」
大阪「でも観光名所になるで」
東京「僻んでるんじゃない?」
大阪「そやな」
名古屋「…」
 
名古屋「港区には、レゴランドがある!」
東京「レゴランド・ディスカバリー・センター東京!」
大阪「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪!」
名古屋「名古屋が一番でかい!」
大阪「でもレゴランドはレゴランドや」
東京「そうそう。残念だったね」
 
東京「港区には、人気の美術館がある!」
大阪「大阪文化館・天保山!」
東京「国立新美術館!」
名古屋「タオル美術館!」
大阪「それ、タオル売ってるショップやろ?」
名古屋「…」
 
名古屋「港区には、人気の博物館がある!」
東京「NHK放送博物館!」
名古屋「名古屋海洋博物館!」
大阪「交通科学博物館!」
東京「いつの話だよ…」
 
名古屋「港区には、観覧車がある!」
大阪「天保山大観覧車!」
名古屋「名古屋港シートレインランド大観覧車!」
東京「パレットタウン大観覧車!」
大阪「それ江東区やろ?」
東京「なんで知ってるんだよ…」
 
東京「港区には、ラジオ局がある!」
大阪「ラジオ大阪!」
東京「TBSラジオ!」
名古屋「東海ラジオ!」
東京「それ東区でしょ?」
大阪「騙されへんで〜」
名古屋「…」
 
東京「港区には、テレビ局が…」
大阪「ない!」
名古屋「ない!」
東京「君たち協調性がない!」
名古屋「それはこっちのセリフ!」
大阪「もうええわ」
東京&大阪&名古屋「ありがとうございました!」

Chicken chicken chicken Mr.X

  • 2018.09.10 Monday
  • 23:57

YouTubeにChicken chicken chicken」という動画がある。極めてふざけている。学会発表の風景を映した動画なのだが、まあふざけている。

 

研究者の仕事は、研究をする事だ。ただ、自分の家で一人で実験して自分が満足できる結果を得られたからといって何も評価されない。その研究内容を論文という形で公開することが求められている。

 

医学・生物学系の研究者の憧れは「Nature」「Science」「Cell」(これらをまとめてCNSと称せられる)。少年漫画雑誌でいうところの「ジャンプ」「マガジン」「サンデー」みたいな感じだろうか? 「おれ、ジャンプに漫画載せたことあるよ」と言えれば売れた売れなかった関係なしに漫画家としてすごいんじゃないかと感じさせるように、「おれ、Natureに論文載せたことあるよ」と言えれば、研究者として大したものだと思われる。無論、全ての論文が素晴らしいわけでないことは、2014年にみんな学んだことだけれど。

 

CNSほど有名ではなくとも優れた雑誌はたくさんある。研究者は何はともあれ「自分は優れた研究者である」というためにそういう雑誌に投稿を試みている。というか、論文を書かない研究者は死んでいる、と見なされるくらいだ。「その研究、論文として雑誌に載らないの? じゃあやる意味なかったね」と言われても不思議ではないのだ。

 

そうなるとあまり優秀でない研究者たちは困ってしまう。「私は優れた研究者だ。是非あなたの大学の研究者として雇ってくれ」と言いたいのに、論文がなければ「あなた研究者じゃないじゃん」と言われてしまうわけだ。

 

そういう心の隙間を埋める産業が現れた。最近も一部で報道されたが「ハゲタカジャーナル」という、要するにお金さえ積めば雑誌に載ったことになるよ?という悪魔の囁き的商売である。 

 

最初に紹介した動画は、その「ハゲタカジャーナル」がどれくらいふざけたものであるかを示したふざけたものである。論文として「chicken」以外の単語しか使っていない論文風のもの(PDF)を金を出して送ってみたら、なんと掲載されてしまったというのだ!

 

こんなふざけたことがあって良いはずがない。しかし、研究者という商売を評価する基準が、論文というものだけである以上、こういう闇が生まれて来るのもある意味学術的に興味深い。

【再掲】投票のお願い【9月9日締切】

  • 2018.09.09 Sunday
  • 15:05

A.ハッガリーニです。
こんばんは。

あぢー、台風やだー、あぢー、台風やだー、て言ってたら平成最後の夏が終わりましたね。

あらさびしい。

8月はいかがでしたか?

 

8月の総アクセス数は7,628PVでした。

お忙しいのによく読んで頂いてありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

更新情報や過去名作を紹介するtwitterはぷりみんがやっています。是非フォローをお願いします。

 

さて、毎度毎度のお願いにはなりますが、投票をお願いいたします。

今月は36本です。

今回は最小構成人数で回し切った感じですね。

夏バテでしょうか。

ただ、まとめて改めて読むと大変ですよね。

読めた分の投票で大丈夫です。

いつも読んでないし、いつも投票してないから投票してもよいかどうか迷ってらっしゃる?

たまたまのぞいてくださった方でももちろん結構です、歓迎します。

ここは開かれた場です。

コメント欄、埋めなくても結構です。

初めての方、もちろん歓迎します。
どうぞよろしくお願いいたします。


2018年8月度投票フォーム

 候補作は2018年8月1日〜31日までに投稿された作品です。
 右の「ARCHIVES」の中の「August 2018」をクリックしていただければ、候補作が読めます。

スマホでは「ARCHIVES」の中の「2018年8月」をクリックしていただければ、候補作が読めます。


投票要綱の確認をいたします。
まずはMVPです。
該当期間の作品・活動の中でのMVPを一人挙げてください。理由やコメントを頂けると幸いです。MVPは願い事を一つしてよいです。

次に最優秀作品賞です。
最優秀だと思った作品にいくつ投票してもかまいません。
とはいえ、なるべく一作品が望ましいです。
同じ作品に二票以上は投票できません。
できれば投票理由をお教え願います。

 

そして、今月もテーマコンテストをやっています。

テーマ「宇多田ヒカル」にもっともふさわしい作品1つに投票をお願いいたします。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

どの作品、どの著者が支持を集めるのでしょうか、楽しみですね!!
すべてを公平に読むのも大変骨が折れると思いますが、そこにこだわる必要はありません。
その日その場所で目に付く場所にあったという奇跡も一つの要素だと思いますので、気軽に投票をお願いします。
投票方法は3つです。
1.上のリンクにある投票用紙から投票(これが基本になります。)
1でできない場合
2.passionpremier@gmail.com にメールをください。
3.私のケータイにメールをください。

投票上の注意としては以下の4つです。
1.記名投票です。(ハンドルネームでもかまいません)
2.投票者自身への投票を認めます。
3.選出理由をぜひともお書き添えください。
4.その他、この日記についての提言・要求・疑義・感想・賞賛等ございましたら是非お聞かせください。

〆切は9月9日(日)です。
今後も雑兵日記PREMIERをよろしくお願いいたします!

 

また、お手軽応援やってます。

 

投票はしんどいなという方、ブログのコメント欄でも結構です。

是非感想や質問などお寄せください。

どうぞよろしくお願いいたします。

馬券の現実(158)〜セントウルS、京成杯AH予想〜 たりき

  • 2018.09.09 Sunday
  • 00:08

主要4場に戻ってきても的外れな予想になってしまって。。

気を取り直して日曜日の予想です。

 

続きを読む >>

馬券の現実(157)〜紫苑S予想〜 たりき

  • 2018.09.08 Saturday
  • 11:54

今週から中山、阪神開催が始まりいよいよ秋シーズンが近づいてきました。

それでは今日は早速秋華賞トライアルの紫苑Sの予想です。

 

続きを読む >>

明るい悩み相談室PREMIER(304)〜日本代表〜  がりは

  • 2018.09.07 Friday
  • 23:59

明るい悩み相談室PREMIER、本日の担当医がりはです。

こんばんは。

今日はどうされましたか?

 

「ロシアW杯。日本代表に期待が持てません。」(6月の投票)

ほうほう、それはお困りでしょう。
わっかりますわっかります。

おそらくハリルホジッチ監督が電撃解任されて、西野監督に代わりワールドカップが始まる前のご相談かと思います。

あのスペインでさえ、監督交代をしてしまうとあの魔法のような強さは消えてしまったわけで、団体における長の大切さ、皆をまとめ一つの方向へと向かわせるべく道を指し示す役割がいかに大きいかわかります。

そのこともあって、日本代表を再構築できるのか、というご相談なのかと思います。

わかります、わかりますよ。

私も不安でしたし、不満でした。

そして今でもやはり不安で不満です。

 

みなさんご存知のように日本は下馬評を見事裏切りベスト16に進出。

今大会ベストチームの一つベルギーを相手に壮絶な打ち合いをし(あれも絶対勝ってた)、2−3で敗れるもよくやった!!と日本代表のサポーターたちは概ね高評価しています。

無論西野監督はあのタイミングでできる最善を尽くしたと思いますし、何がどうあっても勝つのは偉いです。

私が不安で不満なのは日本代表の監督という重要ポジションを決める際の意思決定プロセスです。

西野監督を決めた時も、その後森保監督に代わった時も、選出理由とプロセスが不透明でした。

日本代表のサッカーの強化について課題群を設定した上で、継続的かつ効果的にその課題群をクリアしていくプランがあり、そのプランからの要請で監督が決まっているでしょうか。


ハリルホジッチは日本代表の課題である(ように見える)「戦術的デュエルの強化」について就任当時から取り組んでおり、また弱者が強者に対するときの戦術を設定できる監督だったため、今回のワールドカップでどのようなチームが見られるかとっても楽しみにしていました。

彼にとってテストマッチはテストマッチだったはずで、手の内などさらせなかったと思うのです。

なぜ彼が解任されたのか、理由は大変貧弱であり、それが日本代表の課題を継続的に解決するような文脈でなかったのは明らかで、その意味で私は日本代表に期待が持てません。

不安で不満です。


ただ、だから応援しないのかというとそうではありません。

どんな試合でも日本代表の試合は魂を揺さぶられます。

森保一は選手の時から好きな人の一人ですし、監督としての実績は日本人としては最高の部類です。

世界を探せばまだまだハリルホジッチクラスの、またハリルホジッチより上のクラスの監督がいたと思いますし、日本代表の課題解決の観点から候補に上がる監督が何人もいましたが、それはそれ。

私は日本代表を応援しております。

 

※明るい悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。

 

ブログにコメント、投票時にコメント、ハッガリーニにメール、電話、伝書鳩、のろし、などの手段でどうぞ。

ちなみに投票時のコメントでのお悩みには必ず回答いたします

鉄の海(100) by Mr.ヤマブキ

  • 2018.09.06 Thursday
  • 00:00

 Tさんの治療を始めて一週間、ついに人工呼吸器を外せるところまできた。外せたからと言ってまだ楽観視はできないが限られた人しかここまで辿り着けないのも確かだ。長女に電話をする。

 

「治療が効いてかなり呼吸状態が良くなっておられます。今日、人工呼吸器を外す予定です。ただ、外した直後が一番不安定ですので痰の窒息などにより、再度人工呼吸器を装着するかもしれません」

 

 良くなってきているのにリスクの話ばかり強調するようで気が悪いような印象もあるだろうが、これは言っておかないといけない。再挿管にならない症例の方が圧倒的に多いのは確かだが、阿吽の呼吸でやり過ごしていると、不具合があったときに訴訟されることを考えなくてはならない。万一何かあってもこちらの誠意を分かってくれるだろうと思える関係であればそれも不要かもしれない。心理的な動揺に配慮して良くなっているときにあえてリスクの話をしないでおくかもしれない。だがTさんの娘さんのように医療への不信があって、攻撃的で、Tさんと関わる医療者との信頼関係ができていない段階でそれは難しい。そういう意味でもう少しこちらを信用してくれれば、より速い展開でより繊細に医療を進められるのにと思うことがある。とはいえ、信用ならない医者がどこにでもいて、目の前の医者が果たしてそうかどうかすぐには見極めにくい現状で、心情はよく理解できる。

 誤った医療をしているつもりはないが、これだけ訴訟回避を念頭に置くのは、訴訟されること自体のダメージが大きいからだ。それに、一般の医療者から見て無茶な判決が下される例も散見される。どんな医療行為でも全くリスクがないということはあり得ない。通常は極小と考えて無視している部分もあるが、医療防衛的な観点から、リスクの説明とその旨を公文書であるカルテに記載しておくことを要求される場面もある。

 

 Tさんの娘は、やや硬い声で、分かりました、よろしくお願いします、とだけ答えた。

 

 人工呼吸器からの離脱は、まず鎮静薬・鎮痛薬を終了していき、しっかりと覚醒を促す。きちんと指示に従って深呼吸ができればベストだが認知症があって指示動作が難しい場合、十分に呼吸が保たれていることを確認する。抜管後の急変を念頭に十分に準備をした後、痰や唾液を十分に吸引し、問題なければ管を抜く。それで終わりだ。ほとんどが準備で、実際はほんの五秒ほどの処置なのだ。

 幸いTさんも同じ手順で滞りなく抜管することができた。午後からはTさんの妻が面会に来て、Tさんの手を包むようにさすりながら、お父さん良かったねえと何度か繰り返していた。

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