…ふう。
題目だけで200字できたな…
残り800。適当に埋めよう。
みなさま、ごきげんよう。Mr,Pinkでございます。
さて、先々月の続きで、お忘れの方もいらっしゃいましょうから少し説明を。
ハロウィンナイトの乱痴気騒ぎを起こしたプリミエール執筆陣一同。
翌朝、渋谷の街を見てみると、まあ、ゴミだらけの散らかし放題。ワイドショー・週刊誌、果てはTwitterからフェイスブックに至るまで避難号壕の嵐。
そんな中、我々プリミエール執筆陣一同がお掃除隊を出動させようとしたら…
怪盗キッドに扮した一人の若者を始めあちらこちらから、さまざまな姿に扮した若者たちがお掃除を始めてました。
キャスター「どうして、こういう活動を始めようと思ったのですか?」
怪盗キッド「やっぱり、こういうことで(みんなの)非難が集まってハロウィンが(来年以降)出来なくなったら嫌なので(笑顔)」
…
…
…
参りましたm(_ _)m
事実は小説よりも奇なり。
てか、怪盗キッドかっこよすぎだろ。あたしゃ、惚れちゃったヨ。なかなか、できるもんじゃないよ。人間捨てたもんじゃないねぇ。
こんな奇特な青年を実話で出されたら、私なぞの三文文士はもう何も書くことありません。
と、言うことで『ハロウィンナイトは百鬼夜行』はこれでおしまい。
はい。めでたし。めでたし。…と。
ほんでもって次は?
「成長と衰え?」
ああ。なるほど。これも、なかなか面白い課題ではありますが個人的にはもう答えは決めてある課題なので語る必要もないかと。
いろんな視点から書ける話題ではありますが、殊私自身の文章に関して、と、言う風に限って言えば成長も衰えも単なる一体の物だと思っています。成長しているように見えるのは単に経験を重ねて多少なりとも文章の技巧がうまくなったりするのでしょうし、いろいろな技を使えるようになった分どのような方法を取るかを悩み始めるので書く速度は格段に遅くなりました。だから、衰えているように見える。
ただ、それだけの話。以上。
人間の成長と衰えや、文明文化の成長と衰えと言った話は、プリミエールやそれ以外の所でも弟子たちに話したりしてきたので、今回はバッサリ割愛します。
さて、そんなこんなで最近プリミエールを読んでいて気になった作品。
「気になった作品」ですよ。間違わないでください。
「よかったと思った作品」では、ありません。「なんか、もやもやしたり、トゲトゲ感じたり妙な違和感を感じたりと言った、心の片隅にひっかかった作品」ですから、これから紹介する3点は、褒めるつもりは全くありません。
先にはっきりと言っておきましょう。
順不同でしかも、最近のだけを拾ってみたのでごくごく備忘録程度の物だとご承知置きください。
まず、1点目。
10月23日「マグリットと不在」文責:Mr.ヤマブキ
確か、ヤマブキ氏はこの作品でこの月の章を取っていたように記憶しています。
非常に端正で丁寧な文章で、存在するということ、そして喪失するということ。マグリットの作品を引き合いに出しながら葉山氏の死をプリミエールがどのように向き合って行くべきなのか。
そういうことを書いたものでした。
個人的な感想としては「それはそうだけれども」、やはり何かが「違う」と言いたくなるもどかしさ。その「何かが」まだ、うまく言い切れないもどかしさ。を感じました。
それは、プリミエール誌上に作品として提示することで闘わなくてはならない問題なので言うべきことでは無いのかもしれませんが、そういう形で不在となった形を語るべきではない。もっと、何かがあるはずだと、つまり、「いや、やっぱり違う」と言いたくなる感覚。
自身の中で葛藤させられた作品でした。
2点目
「本屋の仕事」シリーズ 文責:Mr.ホワイト
こちらは、自身の本屋でのアルバイト経験に基づきながら書かれた「僕の体験日記」に見せかけた「小売店舗経営実践」の入門書です。
騙されてはいけません。単なる体験記ではありません。ここには、小売店舗の入荷・仕入・マーケティング・決済などの経営学として学ぶべき基礎がふんだんに盛り込まれています。
実店舗の経営のやり方を懇切丁寧に解説しているのです。シリーズとなっているのでこれは、完結するまで評価を下すべきではないと私は思っています。
そして、ここまで裏側を書いてしまっていいのかと今の私なら躊躇してしまうことも平気で書いています。具体例を挙げてバレると拙いので避けてますけど。あーた、それ、企業秘密じゃありません?
単なるお話としては読んでもらいたくないのが正直なところです。
3点目
10月15日「精霊、祭りを憂う」文責:アフリカの精霊
これは、実に現代人と伝統の衝突を現代人の視点から書いた作品です。
平たく言うと、だんじりやってる人間を冷めた目で眺める作者。
なぜ、祭りをやるのか。ということに関してもう、語りたくて語りたくてとりあえず文章をこさえてみたのですが、どうにも1000文字では書ききれず断念した課題の一つです。
平たく言うと、「まあ、アナタそんな単純に祭りについて切り捨てなさんな」ということ。
興味のある方は直接Pinkまで聞きに来てください。
大阪の大地に根付く海神の信仰から古代のシャーマニズムと神話の世界世界、現代の新興宗教との衝突などの話をからめて一晩寝させるつもりはありません。
…と、いずれも思う所が一つ二つとあった作品ですが、作品に対して物言いをつけるなら作品でぶつけ返すのがプリミエールのマナーだと思っておりますので、まあ、私の個人メモに書かれた備忘録がたまたま情報漏れしてしまったと、いう感覚でご容赦頂きたいと思います。
今回のテーマがそうだったので、もう、テーマを選んだ選者とテーマを通達した編集長の責任ですのでPinkの責任の負う所ではありません。
ということで、大体この辺りで失敬しましょう。
いずれの課題も面白い要素がたくさん含まれています。対抗する時は本気で取り掛かりますから。
ぐひひひっ!首を洗って待っていてください。
それでは、ごきげんよう。良い年を。