結果発表!!

  • 2014.12.31 Wednesday
  • 23:40
みなさんこんにちは。
ZPGP統括本部長A.ハッガリーニです。

年の瀬も年の瀬、今年も大変お世話になりました。
来るべき年もより一層のお引き立てをお願いいたします。

雑兵日記PREMIER2014年11月度の投票結果発表をいたします。
まずは最優秀作品賞の発表です。

最優秀作品は

結果発表 〜2級、3級〜 byアフリカの精霊


おめでとう!アフリカの精霊!
来年1級の試験を受けられることをお祈りしております。
お願いを一つしていいよ。


そして、MVPを発表します。


アフリカの精霊

5票を獲得したアフリカの精霊が圧勝!
おめでとう!
というかありがとう!
アフリカの精霊、ベストコメント賞を発表してください。

今回の結果です。

2014年11月度投票結果


また感想やご意見を是非お寄せください。
他のご要望も承ります。


来年も雑兵日記PREMIERは続いていきます。
よりよい作品をより多く送り出していきます。
良いと思った作品はどうぞどんどんシェアしてやってください。
ツイッター?フェイスブック?ブログでも口コミでも。
どうぞよろしくお願いいたします。

皆様が素晴らしい一年をお迎えになりますようにお祈り申し上げます。

結婚披露宴スピーチ  Mr.Pink

  • 2014.12.31 Wednesday
  • 23:14
編集部注
(本稿は二〇一四年十一月一日執り行われたT家並びにY家の結婚披露宴にて新郎T君に向けてMr.Pinkが行ったスピーチを基に起稿した物に加筆修正を加えたものである)

えー・・・・先程ご紹介に預かりましたMr.Pinkでございます。・・・その・・・私と新郎はその、大学の将棋部で一所になったと云うことで―まあ、私が先輩で彼が後輩だったと云う訳なんですが―まあ、そういうことでした。―あの頃―そうですね。その頃、私はちょうど二回生に上がったばかりの頃でして、今、この隣に居りますKと新郎T君とで、まあ、小さな研究会を開きまして、最初の頃は大変によく勉強をしておりました。

十年をひと昔とひとは良く言いますが―、もう、そう考えると本当にもう昔の話をする訳でして、心懐かしい昔話をするようなことになります。まったく、その、その時は私は後輩というものを初めて持った訳でありまして―、まあ、後輩や人間に好悪の順列をつけるのは大変にどうかという風に思うわけですが、T君は私にとりまして誠に愛しい人間であると言うことでございます。まあ、彼はその後、将棋一筋と言う風にという訳ではなく、弓道をやったり、まあ、自転車やバイクをやったりといろいろとやっている中で今、そのようにして生涯の伴侶となられますYさんと出会う訳ですが―、しかし本人は迷い乍らいろいろと手を出してやったりしてみたようですけれども、決して、将棋やまた他のそれ以外のことに、ふわふわと浮かれていたのではなくて、それぞれに向き合う時は人間に向き合うのと同様の、大変にその、心を込めてやっていたように思います。

 なんといいますか、私はその―人を評価するといいますか、月旦評のようなことをしたりして人を評するというのが嫌いで今までずっとそれを避けてきました。避けてきたのですが、今日は結婚式のスピーチということでどうしてもT君のことを云わねばならぬということでここ数カ月の間うんうんと考えていたのですが、これがこうと云う言葉が、今日になっても浮かんできませんでした。(周囲に笑いが起こる)どうも誠実とか真面目とか―まあ、それも間違いではない。(笑われる)間違いではないのですがどうも、そういうような性質ではない。(笑われる)ええ。もう誠実とか真面目とか―もう、全然そういうのじゃないんですね(笑われる)―そうですね。―ん・・・。やはり、この、そういう類のものではなくて、これはどうしても明らかに“トクジツ”という感じのものではないかと思うんですね。私は、そういう風に印象というか、まあ、そういう風に思っておるのでありますよ。えー。折角の祝宴、こういうことを云うのもなんですが―やはり性分というものは堪えられないものがありまして勘弁して頂きたいのですが―これからは、お二人でもって長い人生を歩まれることとなります。しかしして、大体もって、難しいこと、厳しいこと、辛いことに向き合い続けなければなりません。

 実に大変なことです。

 私は、覚悟をもってこれに臨み勇気をもってお二人で乗り越えていくこと―切に期待し、願っております。以て、私のご挨拶とさせていただきます。

救急車  Mr.ホワイト

  • 2014.12.30 Tuesday
  • 08:46
夜、近所を子どもと散歩していた。
まだ1歳半なのでもちろん足取りはおぼつかない。
テッテッテと歩いては抱っこ、歩いては抱っこの繰り返し。

うちの子に限らずだが、子どもはパトカーや救急車が好きらしい。
その夜は散歩しているとタイミングが良いのか悪いのか、救急車が目の前を通り過ぎた。
「おーっ!」と歓声を上げるうちの子。「しーっ!」と静かにしてほしい私。
救急車を見て喜ぶなど不謹慎きわまりないが、子どもにはそんなことはわからない。
だが事態はさらに悪化する。通り過ぎた救急車がすぐ近くで停車してしまったのだ。
猛然とダッシュして救急車のほうへ向かう子どもを止めようとしても、
こういうときには意外なほどの素早さでターンをしてディフェンスを交わしたりする。
子どもに追いついて抱きかかえたときにはもう救急車は目の前にあった。
救急車のヘッドライトがあたりを赤く照らしている。

私もよく知らなかったのだが、関西には文化住宅というものがある。要するに長屋だ。
1950〜60年代に多く建てられたもので、トイレキッチンが共用でないから文化的、といことらしい。
うちの近所にも多くあり、救急車はちょうど文化住宅が集合しているところで停まっていた。

救急車が停まってから、近所の老人がわらわらと5,6人あらわれた。
全員、肌着のような姿で、腕を組んだり指さしながら何やら話している。
何が起こったのか、誰が倒れたのか、あの家は誰々さんのところだの、そんな話だろう。
うちの子はキラキラした目で救急車を見ている。嬉しそうだ。

ふと気がついた。
救急車が停車している向かいの文化住宅の2階から、老婆がこちらを見ている。
さらに同じ文化住宅の1階から、別の老婆が出てきてこちらに向かってきた。
「ぼうや、かわいいねえ〜」
1階から出てきた老婆は、髪がくしゃくしゃで、90年代に流行ったようなボロボロのフリースを着ていた。
そして、片足はゴム長靴、もう片足は便所サンダルを履いていた。意味がわからなかった。

「こないだスーパーで会うた子かな、ああ、ちゃうかなあ」
老人は概して子どもに優しく、そして子どもに触りたがる。
その老婆もゾンビのようにいったんうちの子に触ろうとしたが、すぐに手を引っ込めた。
「おばちゃん、汚いからなあ、こんなきれいな子に触ったらあかんわ」
ギクリとした。見透かされたと思った。
うちの子はまったく人見知りをしないため、老婆にもニコニコして手を振っている。

1階から出てきた老婆は、2階の老婆に声をかけた。
「かわいい子やわ、あんたも来たら〜」
2階の老婆は首を振って、うちの子にバイバイと手だけ振った。
うちの子も2階の老婆にバイバイとしきりに手を振った。

救急車は患者を乗せたようで、またサイレンを鳴らして走り出した。
肌着姿の老人達はそれぞれの家に帰っていった。
うちの子は老婆2人にバイバイと手を振りながら、また救急車を追いかけていく。
私も老婆2人に礼を言って、子どもを追いかけていった。

「うぬの力はその程度か!」 byアフリカの精霊

  • 2014.12.29 Monday
  • 20:13


11月30日に行われた真田検定の結果発表です。

3級 100点満点中96点  順位121人中7位  合格
2級 100点満点中88点  順位91人中24位  合格

前回の関ヶ原検定が96点と90点ですからほぼ変わらない点数ですが、3級が上位1割以内に食い込めたのに対して2級は上位4分の1がやっとでした。
関ヶ原は3級2級ともに上位1割にギリギリ食い込めなかったという順位だったので相対評価としては今回の2級だけがとびぬけて悪い結果でした。
最終目標の1級合格を目指すためにはできればより上位で合格して今の実力に安心しておきたかったのですが、少し努力が足らなかったようですね。

しかも今回は公式本みたいなものを買い、それで勉強しての結果だったのでショックも大きいですね。
2級の問題は前回同様難しい問題ばかりで間違えた問題は仕方ないと思えるものばかりでしたが、やはり全国は広いということでしょうか。

後悔があったのはむしろ出来のよかった3級でして、4問しかミスしていないのですが間違えた2問がなんと再び漢字の読み。
前回も3級で間違えた4問中2問が漢字の読みのミスでこの日記で反省の弁を述べたのですが、今回もやってしまいました。
間違えたのは真田幸隆(幸村の祖父)の弟、「常田隆永」と真田家に縁の深い神社のある長野県と群馬県の県境にある山の「四阿山」。
2つとも簡単ではないのですが、これだけ漢字の問題を間違えてしまうと今までの自分の知識の中でも間違えて読んでいたものが沢山あるのではないかと不安になりますね。

ともあれ、70点合格のテストでそれなりの点数での合格を今は喜ぶことにしましょう。

ところでお気づきのことかもしれませんがこの検定、受験者数がかなり少なかったようですね。
関ヶ原が500人くらいいたのに比べれば、東京・大阪・長野県上田市の3会場で合計100人は少ないですね。
受験会場の雰囲気からなんとなくわかっていたことですが…。
これは同日同会場で日本城郭検定が行われていたからで、この戦国と親和性のある検定をやった結果、受験者が分裂したのでしょうね。
城郭検定はロンドンブーツの淳も3級を合格しているらしく、そのことをテレビで言った影響もあり受験者はかなり多そうでした。
これらの検定は受験者数が少なくなれば来年は開催されない可能性もあり、来年上田市でしか開催されない1級の受験資格を得た私としては不安いっぱいです。
それを証拠に去年開催された織田信長検定が今年は開催されませんでした。
楽しみにしていたので残念ですが、今は目の前にあるものを合格していくことを目標に頑張ります。

さあ、次は来年5月にある大阪の陣検定!
そして9月には岐阜県である関ヶ原1級!
まずは読み方を確認することから始めねば…


投票のお願い(12月28日〆切)

  • 2014.12.28 Sunday
  • 22:31
A.ハッガリーニです。
12月も終盤ですね。
そんなに降らなくても、という雪が色んな所で降っていますが皆様におかれましては大丈夫ですか?
雑兵日記PREMIERを読んでいられる状態であることを祈ります。

さて、投票の季節です。
読むだけでなくぜひ投票をしてやってください。
たまたまのぞいてくださった方でももちろん結構です。
どうぞよろしくお願いいたします。


2014年11月度投票用紙

候補作は2014年11月1日〜30日までに投稿された作品です。
右の「ARCHIVES」の中の「November 2014」をクリックしていただければ、候補作が読めます。


投票要綱の確認をいたします。
まずはMVPです。
該当期間の作品・活動の中でのMVPを一人挙げてください。理由やコメントを頂けると幸いです。MVPは願い事を一つしてよいです。

次に最優秀作品賞です。
最優秀だと思った作品にいくつ投票してもかまいません。
とはいえ、なるべく一作品が望ましいです。
同じ作品に二票以上は投票できません。
できれば投票理由をお教え願います。
今回もあなたにとっての最優秀作品を書いた作者へのお願い欄を作りました。
貴重な一票を投じていただくのですからそれなりの対価を。

今回も「ふっかつのじゅもん」という欄を作りました。
復活してほしい著者を一人書いていただけます。
一番票を集めた著者には私がなんとか書いてもらおうと思います。

どの作品、どの著者が支持を集めるのでしょうか、楽しみですね!!
すべてを公平に読むのも大変骨が折れると思いますが、そこにこだわる必要はありません。
その日その場所で目に付く場所にあったという奇跡も一つの要素だと思いますので、気軽に投票をお願いします。
投票方法は3つです。
1.上のリンクにある投票用紙から投票(これが基本になります。)
1でできない場合
2.gariha@gmail.com にメールをください。
3.私のケータイにメールをください。

投票上の注意としては以下の4つです。
1.記名投票です。(ハンドルネームでもかまいません)
2.投票者自身への投票を認めます。
3.選出理由をぜひともお書き添えください。
4.その他、この日記についての提言・要求・疑義・感想・賞賛等ございましたら是非お聞かせください。

ベストコメント賞の方と20番目の投票者(期間内)にはささやかなプレゼントを差し上げます。
今後も雑兵日記PREMIERをよろしくお願いいたします!

オーディオ   ハッタリスト

  • 2014.12.28 Sunday
  • 19:04
サ「メリークリスマス」
ハ「サンタさん、遅かったっすね」
サ「ソリが脱輪してしまってね、あいむソーリー」
ハ「プレゼントはなんなんすか?」
サ「最近すこしオーディオが気になっている君にはこれ」
ハ「こ、これは!SENNHEISERのフラグシップモデルであるロングセラーのヘッドホン、HD650じゃないですか!」


☆ ☆ ☆


というわけで、オーディオの話をします。
ただし僕は初心者で、今日の内容には多分に想像が含まれるので、全部ウソだと思ったほうが安全です。

主張は2つ、
・録音した音を「そのまま再生」なんてできない
・作りたい音を作るのがオーディオ
です。

オーディオ機器に含まれる機械は多いですが、今日の話に関わるのはアンプです。
アンプとは増幅器のことで、音の形を整えて音量を調節するものだと言えばだいたい正しいかと思います。

整えるなんて言わずに「そのまま再生」すればええやんという気もしますが、それには例によってこう問い返します。
「そのまま再生」ってどういう意味ですか、と。

人間が小さい声でしゃべった音と、大きな声でしゃべった音を録音して小さい音量で再生した音とは異なります。
現実のどこにも存在しない音を作ろうとしているという時点で、オーディオは最初から最後まで不自然な技術であろうと僕は思います。

人間が感じる「音量」に対応する物理量は音の振幅ですが、仮に、ある音に含まれる全ての周波数の音の振幅を2倍にしたとしても、「同じ音」の「音量」だけが変わったとは感じないのではないかと想像します。
人間には聞こえやすい高さの音と聞こえにくい高さの音があるので、全て一様に2倍にすると音そのものが違って聞こえるのではないかと思うのです。
よって、「音量」とは人間の聴覚が作りだした人間の頭の中にしか存在しない概念である、というのがここでの解釈です。

であるならば、「音量」を変えるということは、人間が聞いた時に同じ音だと感じるように全ての高さの音のバランスをいい感じに調整しながら振幅を変える、ということになります。
この調整をしない限り録音された音と同じ音が再生されたようには感じられないはずで、それが「そのまま再生」なんてできない、という主張の意味です。

電話で人の声を聞くといつもと違って聞こえるというのはよくあることですが、それもそのはず、違う音が出ているのだから違って聞こえるのは当然です。
むしろ、違っていても誰の声なのか判別できる人間の脳が高性能なのだと考えるべきでしょう。

「そのまま再生」なんてないという解釈が正しいのであれば、どういう音にしたいかという方針がなければ調整はできません。
電話であれば、どういう声にせよ内容が言語として聞きとれることが必要です。
では音楽ならば?映画ならば?

それを突き詰めていくのが、趣味としてのオーディオであると思います。
よく言われることのようですが、オーディオを楽しむことと音楽を楽しむことには共通点もあるものの、それらは似て非なる趣味です。


☆ ☆ ☆


ハ「サンタさん、ありがとう」
サ「誰がやると言ったか」
ハ「くれないんすか」
サ「このヘッドホンが欲しければ、ヘッドホンアンプとどうせPCで聞くんだろうからデジタルアナログコンバータを手に入れてダイレクトサウンドよりましな出力デバイスを選べるプレイヤーソフトを使って低ビットレートの圧縮音源を何とかしてからにするんだな」
ハ「サンタさん、なにしに来たんすか…」

第59回有馬記念 たりき

  • 2014.12.28 Sunday
  • 08:26
おはようございます。
一年というのはほんとに早いもので、年末の一大行事も終わって気がつけば猫も走るほど忙しい年末ですね。
有馬記念ですね。
昨年と同様に今年もテレビで有馬記念のコマーシャルをよく見かけました。昨年はオルフェーヴルの圧勝という結果になりましたが、今年はどのようなレースになるでしょうか
それでは、例年のように出走馬を内枠から順番に紹介していきたいと思います。

トーセンラー
昨年、マイルCSを制した同馬も今年は鳴かず飛ばずの戦績。名手ユタカJを背にこの年末に激走を見せるか。

ヴィルシーナ
3歳時は堅実に走った同馬もそれ以降は惨敗も多くて。それでもヴィクトリアマイルを連覇し宝塚記念で3着したのは立派。先行策に活路を見出したい。

ワンアンドオンリー
ノリJを背に日本ダービーを制し橋口師にダービートレーナーの称号を与えたのは記憶に新しいところ。菊花賞、ジャパンCは不甲斐ない結果でしたがここでその能力を見せてくれるか。

ジェンティルドンナ
歴史に残る名牝もここが引退レースとなります。今年に入ってから不可解な敗戦もあるもののその実力は折り紙つき。素晴らしい走りを見せてほしいものです。

ラキシス
昨年条件馬ながらエリザベス女王杯で2着した同馬は、今年はしっかりとエリザベス女王杯を制覇。歴戦の牡馬に混じり、この大舞台でどのような競馬を見せてくれるでしょうか。

トゥザワールド
今年の牡馬三冠の主役の一頭だった名血も菊花賞の惨敗からここでは人気がなくて。来年に向けていいレースを見せてほしいものです。

ラストインパクト
パシフィカスの孫がGIIを連勝して大舞台に挑戦してきました。豊富なキャリアを武器にどのようなレースを見せてくれるか期待したいところです。

メイショウマンボ
昨年の牝馬GI 3勝馬も今年に入ってからは惨敗続きで。実力があるのは間違いなく、あとは気持ちの問題。あっと言わせる場面があっても不思議ではありません。

ウインバリアシオン
言わずと知れたオルフェーヴルと同期で昨年の2着馬。もう2着はいらない。目指すはGI初勝利です。

フェノーメノ
3歳秋に菊花賞ではなく天皇賞(秋)に出走した馬が天皇賞(春)を連覇するのですから、競馬はほんとにわからないものです。この秋の戦績はふるいませんが、どのようなレースを見せてくれるでしょうか。

サトノノブレス
昨年の菊花賞2着馬が今春は王道を進むもGIの壁に跳ね返されています。少しでも上の着順を目指したいところです。

デニムアンドルビー
昨年のジャパンC 2着馬も今年はGIばかりを走り続けて5着が最高着順という戦績で。ここでもなるべく上位を目指します。

エピファネイア
日本を代表する良血馬がジャパンCでついに覚醒。展開や馬場が向いたとの前走の評価をこのレースの結果で蹴散らしたいところです。

ゴールドシップ
今年は宝塚記念を制し凱旋門賞に挑戦しましたが残念な結果に。今回はそれ以来のレースになりますが、豪快なまくりが見られることを期待します。

ジャスタウェイ
レーティング世界一位に輝いた同馬もここが引退レースで。距離の不安こそありますが、その実力で他馬をねじ伏せることができるでしょうか。

オーシャンブルー
一昨年の有馬記念2着馬のその後の戦績はパッとしなくて。なるべく上の着順を目指します。
 
 
有馬記念は15:25発走予定です。

姫路城  Mr.ホワイト

  • 2014.12.27 Saturday
  • 22:47
姫路城の改修が大河ドラマにギリギリ間に合ったと聞いて、
一昨年の冬、仕事で姫路に行ったときのことを思い出した。

大阪から姫路までは、普通電車日本最速のJR神戸線新快速でちょうど1時間。
これが東京なら普通の距離だが、大阪の人間からするとちょっとした旅行である。
そういえば、駅に着くと「軍師官兵衛 大河ドラマ決定!」のポスターがいたるところに貼られていた。

2日間みっちり作業して、そろそろ仕事も終わりかけてきたその日の夕方、
事務職員の若い女性に案内してもらい、社内を見て回っていたところ、
「ちょっと寄り道していいですか?」と提案されたので、どうぞと言った。
「私のとっておきの場所があるんです」
その口ぶりに、私は若さ特有のエネルギーを感じずにはいられなかった。

彼女に連れられて階段を上った。カツン、カツン。話題、話題。
「ご出身はやはりこのあたりなんですか?」
「ええ、ずっと姫路ですよ。住んでるのは中心部じゃないですけど」
「僕の同僚にも姫路出身の人、多いんですよ」
「そう、みんな大阪に出ちゃうんですよねー」

彼女のとっておきの場所は、ビルの10階あたりにあった。
廊下の一角に狭いスペースがあり、なぜか全面窓となっている。
窓のむこうでは、夕暮れ時の姫路の町が動いていた。
夕陽はオレンジに輝き、小高い山は陰をつくる。
陽を反射するビルの下では、信号が点滅し、車が走り、人が歩く。
見晴らしはいいが、いわば、どこにでもある地方都市の夕暮れ。

「良い景色でしょう?」
彼女は自信に満ちていて、私はギョッとした。そしてその姿が何よりもまぶしく見えた。
そう、私が間違っていた。この景色は単なる町の景色ではないのだ。
この景色には彼女の人生のかけらがあたり一面転がっているのだろう。
小さい頃、あの山に登ったことがあるのかもしれない。
母親に連れられて、あの百貨店に行ったのかもしれない。
高校生の頃、あの電車を使っていたのかもしれない。
友だちと一緒に、あのカフェで紅茶を飲んでいたのかもしれない。
ここは彼女の町なのだ。

「良い景色ですね、確かに・・」
私には自分の町はない。少なくとも誇るような故郷はない。
誇らしげにニコニコする彼女を見て、私は良いものを見たと思った。

その日の帰りに姫路城に寄ることにした。
姫路城は天守閣が張りぼてで囲われていた。真っ暗だった。
私は太宰治の「津軽」の言葉を思い出していた。

「思へば、おのれの肉親を語る事が至難な業であると同様に、故郷の核心を語る事も容易に出来る業ではない。ほめていいのか、けなしていいのか、わからない。」

姫路城をあとにし、大通りを通って姫路駅へ向かった。良い町だと思った。

「正義の味方は犯罪者 〜サンタ編〜」 byアフリカの精霊

  • 2014.12.26 Friday
  • 20:01
数々の時代劇やアニメの正義の味方を犯罪者にしてきた精霊、今回は昨日仕事を終えたばかりのサンタさんを問い詰めたいと思います。
お疲れのサンタさんもきっと震えていることでしょう。

みなさん思いつくサンタの罪状に住居侵入罪(刑法130条前段)があります。
サンタは夜中に誰にも気づかれることのないよう家に入ることを仕事にしていますからね。
もしこれが成立してしまえば「3年以下の懲役もしくは10万円以下の罰金」に当たりますから、来年以降サンタが来なくなるかプレゼントの質が下がることになってしまいます。

問題はサンタが「侵入」したと言えるかです。
昔は平穏を侵害する態様での立入を「侵入」としていましたが、現在の判例では住居権者(住んでいる人)の意思に反するものを「侵入」としているようです。
よってカード番号などを読み取るカメラを設置するために銀行のATMに入る行為は銀行の意思に反する立入ですから例え平穏に入ったとしても住居侵入罪に当たります。
みなさんが銀行のATMに入ることが住居侵入罪に当たらないのは、正当な引出しや振り込みをしてくれる客だとして銀行の意思に反しない立入とみなされるからなのです。

この知識は強引な訪問販売などの時にも使えますね。
例え平穏に入ってきたとしても意思に反すれば住居侵入罪が成立するわけですから、訪問販売者は門(もしくは玄関)から中に許可がなければ入れないはずなのです。
本来訪問販売者に敷地の中に入ってほしいとは思わないわけですから。

以上のように住んでいる人が推定的にでも許可をしているかが大きいのです。
サンタは良い子のところにやってきます。
そしてプレゼントを貰えるよう枕元に靴下をおくことがルールとされています。
靴下を用意しておく=サンタさん、家に入ってきていいよの目印になると判断していいのではないでしょうか。
子供に許可する権利があるのかは微妙な話ですが、子供の許可が認められるのであればサンタさんに住居侵入罪は成立しないことになります。
万が一サンタに住居侵入罪が成立するとすれば、それは靴下を用意もしていない=子供の許可が推定されない家に入ってプレゼントを置いた時くらいではないでしょうか。
まあそんな時でもプレゼントを貰えれば、サンタが侵入してくれてよかったと事後的に許可するでしょうが。

結論:原則としてサンタに住居侵入罪は成立しない

トナカイに対する酷使による動物愛護法違反、ソリで空を飛ぶことによる航空法違反、道路を走ることによる道路交通法違反など細かい違反はありそうな気はしますが、刑法上の犯罪は成立しないことになりそうです。

この日記初めて以来、最初の無罪者を出してしまいました。
来年のクリスマスもサンタは来るだろうし、プレゼントの質も下がらずに済みそうですね。

「味噌汁」 byアフリカの精霊

  • 2014.12.23 Tuesday
  • 21:30
寒いですね。
寒い時には温かい物が食べたくなります。

私の好きな物の中に味噌汁をごはんにかけた「味噌汁かけごはん」があります。
なんでしょうかね、あの美味しさ。
味噌汁をかけただけなのに、それぞれの美味しさ以上のものを感じます。

しかしこの「味噌汁かけごはん」、未だ市民権を得ておらず一般的には行儀の悪い食べ方と認知されていることが我慢なりません。
通称「ねこまんま」と呼ばれるように人間の食べ方ではないと判断されるのか、食べ方自体が汚いと思われるか細かい理由はわかりません。
同じ汁物のお茶漬けは行儀悪いとされていませんし、見た目が悪い感じのする卵かけごはんも現代ではTKGともてはやされています。
お茶や生卵をかけるのは良くてなぜ味噌汁をかけるのは行儀が悪いのか。
お茶漬けやTKGがメニューとしてあるのに、なぜ味噌汁かけごはんはないのか。
単に美味しい食べ方と思っているのが私だけであり、世間はそう思っていないというのなら納得するのですけどね。

そんな味噌汁かけごはんですが、私が批判に反して好きであると公言する以上食べ方にもこだわりがあるってもんです。
それはお茶碗を10とすると、ごはん:味噌汁=5:3の割合にすることです。
5:5ではなく5:3としているのは敢えて2の空白を作ることにより味噌汁をこぼすことのないようにし、さらに米が程よく浸ることにより美味しさをアップさせるのです。

この5:3は私にとっての黄金比で個人それぞれ好きな割合があると思います。
しかし、気を付けてください。
ご飯に汁物をかける、ただそれだけの行為で貴方の才能が判断されてしまうことを。

かの有名な戦国大名である北条氏康のエピソードに次のようなものがあります。
「食事の際に子供の氏政が汁をご飯にかけたが足らなかったのでもう一度かけ足した。これを見た氏康が『毎日食事しているのに飯にかける汁の量も量れんとは。北条家もわしの代で終わりか』と嘆いた。」

毎日食べる飯にかける汁の量を予想できないのに、目に見えない自分の領国の将来や家臣の気持ちなどを予想できるはずがないことを嘆いたエピソードで氏康の嘆き通りに子・氏政と孫・氏直の時代で北条家は滅んでしまいます。

おそらくは創作のエピソードでしょうが、単なる汁をかけるという行為がその者の才能を測る基準となるのです。

仮に私のように5:3が黄金比であるとしてご飯の5とみそ汁の3の量を見極め混ぜた際に茶碗から味噌汁が溢れ出ることのない、それでいて全然足らないということもない、それが毎回間違わずにできる人は様々な物事の先を読んで判断することのできる才能のある人なのです。

私はたまに溢れ出ることがあるので戦国大名の才能はあまりないのかもしれません。
皆さんも何度か試してみてください。
自分の意外な戦国の才能に気づくことになり、産まれる時代を間違ったかと悔やむことになるかもしれません。

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