「明るい悩み相談室PREMIER 〜精霊の部屋〜」 byアフリカの精霊
- 2014.10.31 Friday
- 22:16
明るい悩み相談室PREMIER、本日の臨時担当医の精霊です。
こんばんは。
今日はどうされましたか?
「ゆうパックでお酒を送ろうとしたら度数は何%ですか?と聞かれました。何故でしょうか。」(9月度のお悩みより)
ほうほう、これはもっともなご質問です。
そもそも何を送ろうが個人の勝手ですよね。
郵便局の人は何を知りたいんでしょうね?
アルコール度数から想定されるお酒の銘柄でしょうか?
郵便局員の好みでビールなら通常価格、山田錦なら特別割安価格なんてあるのでしょうか?
冗談はさておき、本題に入りましょう。
答えとしては、おそらく質問者の方も想定したでしょうが「アルコール度数の高いものは危険だから」です。
このご質問に当たり、臨時担当医の私がお答えしようとなったのは、これが約款に関わる問題だと思ったからです。
約款とは大量の契約を結ぶ業者が予め決めているルールみたいなもので、その業者と契約を結ぶと自動的にそのルールに縛られます。
郵便局も大量の郵送契約を結ぶ主体でありますから、「郵便約款」なるものを多く定めています。
我々はその約款を目にすることはめったにありませんが、郵便局に郵送を依頼する場合はこの約款のルールに縛られ後になって「知らなかった」という言い訳はできないようになっています。
さて、このご質問に答えるに当たり私も郵便約款を色々調べてみました。
すると「内国郵便約款」という約款の第6条1項1号で「爆発性、発火性その他の危険性のある物…」は送れないことを定めており、また別の「ゆうパック約款」の第7条1項7号アで「火薬類その他の危険品…」は送れないと定めています。
つまり郵便局の約款では純度の高いアルコールは発火性がある危険品なので送ることができないものになっているようです。
では発火性があるとして送れない度数は何%以上でしょうか?
これは約款には載っていなかったのでおそらく郵便局の内規でしょうが、色々調べると24%と70%が基準となっているようです。
ゆうパックで問題なく送れるお酒は度数24%以下の物で、24%〜70%は送ることは可能だが量によっては飛行機に載せられず到着が遅れる可能性もある、70%〜は送ることすらできないようです。
お歳暮のビールなんかが問題なく郵送可能なのは24%以下だからです。
よって郵便局員が度数を聞いたのは、そもそも送ることが可能な度数かどうか、送れたとしても到着が遅れる可能性のある範囲の度数ではないかを判断するものだったようです。
このようにお酒やアルコールを含む化粧品を送る際にアルコール度数を聞かれることはしばしばあるようです。
しかしこれらの細かいことまで把握している担当してくれた郵便局員さんはすごいものです。
細かいことを聞くなぁと面倒に思うのではなく、ルールを理解して安全を守ろうとしている人なんだと判断するのが良いのではないでしょうか。
※明るい悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。
ブログにコメント、投票時にコメント、精霊にメール、電話、火縄銃、のろし、などの手段でどうぞ。
こんばんは。
今日はどうされましたか?
「ゆうパックでお酒を送ろうとしたら度数は何%ですか?と聞かれました。何故でしょうか。」(9月度のお悩みより)
ほうほう、これはもっともなご質問です。
そもそも何を送ろうが個人の勝手ですよね。
郵便局の人は何を知りたいんでしょうね?
アルコール度数から想定されるお酒の銘柄でしょうか?
郵便局員の好みでビールなら通常価格、山田錦なら特別割安価格なんてあるのでしょうか?
冗談はさておき、本題に入りましょう。
答えとしては、おそらく質問者の方も想定したでしょうが「アルコール度数の高いものは危険だから」です。
このご質問に当たり、臨時担当医の私がお答えしようとなったのは、これが約款に関わる問題だと思ったからです。
約款とは大量の契約を結ぶ業者が予め決めているルールみたいなもので、その業者と契約を結ぶと自動的にそのルールに縛られます。
郵便局も大量の郵送契約を結ぶ主体でありますから、「郵便約款」なるものを多く定めています。
我々はその約款を目にすることはめったにありませんが、郵便局に郵送を依頼する場合はこの約款のルールに縛られ後になって「知らなかった」という言い訳はできないようになっています。
さて、このご質問に答えるに当たり私も郵便約款を色々調べてみました。
すると「内国郵便約款」という約款の第6条1項1号で「爆発性、発火性その他の危険性のある物…」は送れないことを定めており、また別の「ゆうパック約款」の第7条1項7号アで「火薬類その他の危険品…」は送れないと定めています。
つまり郵便局の約款では純度の高いアルコールは発火性がある危険品なので送ることができないものになっているようです。
では発火性があるとして送れない度数は何%以上でしょうか?
これは約款には載っていなかったのでおそらく郵便局の内規でしょうが、色々調べると24%と70%が基準となっているようです。
ゆうパックで問題なく送れるお酒は度数24%以下の物で、24%〜70%は送ることは可能だが量によっては飛行機に載せられず到着が遅れる可能性もある、70%〜は送ることすらできないようです。
お歳暮のビールなんかが問題なく郵送可能なのは24%以下だからです。
よって郵便局員が度数を聞いたのは、そもそも送ることが可能な度数かどうか、送れたとしても到着が遅れる可能性のある範囲の度数ではないかを判断するものだったようです。
このようにお酒やアルコールを含む化粧品を送る際にアルコール度数を聞かれることはしばしばあるようです。
しかしこれらの細かいことまで把握している担当してくれた郵便局員さんはすごいものです。
細かいことを聞くなぁと面倒に思うのではなく、ルールを理解して安全を守ろうとしている人なんだと判断するのが良いのではないでしょうか。
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