おおみそか byたりき
- 2012.12.31 Monday
- 23:21
昨日は一日中冷たい雨が降り続けていた。しとしととではなくざあざあと。
今日は、今年最後のこの日は、寒くはあるが青空も見られるいい天気であった。
昨日の雨のせいで足元こそ悪くまた大きな水たまりもあったりしたが、大掃除として外で作業をするのに文句は言えない。
うちの家はすぐ東に山を抱えていることもあって、冬場は太陽が顔を見せる時間がほんとに少ない。
今日だって、もう正午だというのに太陽はようやく山から出てきたばかりで、その光は驚くほどに弱い。雨が降っていた昨日よりも寒く感じられるのは気のせいではないだろう。
そんな中、今日の昼間は外での作業として裏庭の掃除をした。普段はほったらかしにしているわけだが、一年に一回くらいは見た目だけも整えようというわけである。
それなりには真面目に、そしてまあまあ遊び遊びに作業をしているとき、ふと上を見上げるとそこにはいくつかの果物の木々が見えた。
思わず、そっかあと見入ってしまった。
昔はそこは一面の梨の木が植えられていた。子どもの頃、収穫の季節にそこで取った梨を食べるのが楽しみだったものだ。
しかしながら、10年ちょっと前に祖母が他界してしまってからは世話をするのが大変で梨を作らなくなった。いや作れなくなったと言うべきか。
そんなこんなで20近くはあった梨の木を切ることになった。その代わりに、その場所に様々な果物の木を植えた。
その木があんなに大きくなっていることにびっくりした。
たしかに、木といってもまだそれほど大きくはない。木登りをしようとしてもすぐに折れてしまいそうだ。
とはいえ、背高く伸びた枝からはそれなりの年月が過ぎたことを感じられずにはいられない。
この10年間、半分は大学生として、もう半分は社会人として過ごしたことになる。
この木々たちは、ぼくがどこで何をしていたときも地面から栄養を吸い上げ成長してきた。
そして、その成長した姿をぼくに見せてくれている。
もう少しで今年は終わり、新しい年がはじまり新しい10年に向かっていく。
これからますます太く育っていくだろう木々のように、ぼくもまだまだ成長を続けなければならない。
細くも凛と伸びるあの枝のように、もっともっと手を広げていかなければならない。
今日は、今年最後のこの日は、寒くはあるが青空も見られるいい天気であった。
昨日の雨のせいで足元こそ悪くまた大きな水たまりもあったりしたが、大掃除として外で作業をするのに文句は言えない。
うちの家はすぐ東に山を抱えていることもあって、冬場は太陽が顔を見せる時間がほんとに少ない。
今日だって、もう正午だというのに太陽はようやく山から出てきたばかりで、その光は驚くほどに弱い。雨が降っていた昨日よりも寒く感じられるのは気のせいではないだろう。
そんな中、今日の昼間は外での作業として裏庭の掃除をした。普段はほったらかしにしているわけだが、一年に一回くらいは見た目だけも整えようというわけである。
それなりには真面目に、そしてまあまあ遊び遊びに作業をしているとき、ふと上を見上げるとそこにはいくつかの果物の木々が見えた。
思わず、そっかあと見入ってしまった。
昔はそこは一面の梨の木が植えられていた。子どもの頃、収穫の季節にそこで取った梨を食べるのが楽しみだったものだ。
しかしながら、10年ちょっと前に祖母が他界してしまってからは世話をするのが大変で梨を作らなくなった。いや作れなくなったと言うべきか。
そんなこんなで20近くはあった梨の木を切ることになった。その代わりに、その場所に様々な果物の木を植えた。
その木があんなに大きくなっていることにびっくりした。
たしかに、木といってもまだそれほど大きくはない。木登りをしようとしてもすぐに折れてしまいそうだ。
とはいえ、背高く伸びた枝からはそれなりの年月が過ぎたことを感じられずにはいられない。
この10年間、半分は大学生として、もう半分は社会人として過ごしたことになる。
この木々たちは、ぼくがどこで何をしていたときも地面から栄養を吸い上げ成長してきた。
そして、その成長した姿をぼくに見せてくれている。
もう少しで今年は終わり、新しい年がはじまり新しい10年に向かっていく。
これからますます太く育っていくだろう木々のように、ぼくもまだまだ成長を続けなければならない。
細くも凛と伸びるあの枝のように、もっともっと手を広げていかなければならない。