揚げたての揚げ物を自宅で食べたいけど、めんどくさい
ほうほう、わっかりますわっかります。
もうね、唐揚げですよね。
あのね、あつあつの、外はかりっとして噛んだら肉汁がじゅって出てきて、あひあひあひとか言いながら噛みちぎるとその断面からほわほわと湯気が上がるような唐揚げ。
冷たいビールをぐいっといって熱を冷まして再チャレンジ。
このループで鶏五羽はいけますね!
あ、ビールじゃない、モヒート?いいですねモヒートも。
唐揚げビールに少し疲れてきたところでモヒート。
ミントをがんがんに入れて。
この味変でまた鶏五羽はいけますよ。
え?いやいや、鶏を数える単位は羽でしょうよ。
あ、唐揚げの量を一羽単位では数えないんですかー、こりゃ失敬。
揚げたての揚げ物を自宅で食べたいというお話だったんで、鶏買ってくるところからちょっと考えてみたんですけどね。
唐揚げを一個単位で考えると、大きさのばらつきが気になりますもので。
グラムもいけません。
むしろ一番いけませんね、あれは。
ちゃんとしているように見えてしまいます。
衣の分厚さとか、皮までまるごととか、ごまかしようがいくらでもあるではないですか。
・・・・そんなこと、聞いてませんよね。
食べるのがめんどくさいんですね。
口開けてたらお好みの美男美女が「あーん」て唐揚げをあなたのお口に持ってきてくれて
「あひあひあひあひあひあひ!!」
「駄目ですよ暴れちゃ、もっとあついのお持ちしますからね。」
「あひいあひい」
「そんなに嬉しいんですか!もう一つどうぞ。あ、鼻に」
「ひいい」
みたいなことをしたいんでしょうか。
頭の中ピンクのお花畑か!
桃色吐息かっ!
す、すみません、ちょっと調子に乗ってしまいまして・・・・。
反省してまーす。
ふう・・・。
お手軽に揚げたての、てことでしたね。
簡単です。
レシピをご紹介しますね。
材料
唐揚げ 1羽分
油 1リットル
ビール 適量
レモン 5個
0.唐揚げをコンビニやお惣菜屋さんで買ってきてください。
1.唐揚げを180℃に熱した油の中に入れます。高温度計がない場合、菜箸を油につけたときに1秒くらいで泡が出てくる温度になります。
2.レモンは半分に切ります。
3.唐揚げがあったまったな、と思ったらキッチンペーパーの上に取ります。
4.お好みでレモンを絞ります
5.傍らにおいた冷たい冷たいビールとともに召し上がってください。立ったままでどうぞ。
※余ったレモンは焼酎のソーダ割りにでも入れてください。味変でおいしくいただけます。
鶏一羽買ってきて締める、みたいな工程をだいぶ省いてご家庭でお気軽に唐揚げを楽しむ方法のご紹介でした。
それではまた来週、ごきげんよう。
※明るい悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。
ブログにコメント、投票時にコメント、ハッガリーニにメール、電話、伝書鳩、のろし、などの手段でどうぞ。
ちなみに投票時のコメントでのお悩みには必ず回答いたします。
−皆さんこんにちは、平賀千兵衛です。世界史を彩るさまざまな方々のインタビューをお届けする当チャンネル。今回はポルトガル国王のセバスティアン1世さんとお送りします。よろしくお願いします。
「うむ。よろしくな」
−学者のペドロ・ヌネシュさんからのご紹介なんですけれども…。
「そうか。彼は祖父の代から王家の教育に携わってくれていてな。私もたいへん世話になった」
−そうなんですね。ところで、今はアフリカにいらっしゃるようですが、行軍中でしょうか。
「ああ。異教徒を征伐するために、海を渡ってきたところだよ」
−異教徒というのはイスラム勢力ですね。
「もちろん。北アフリカはかつてキリスト教徒の国だったが、何百年もの間ずっとイスラムの連中に奪われたままになっておる。ゆえに、国土を回復するのは我らに与えられた使命なのだ」
−ちなみに、このタイミングで遠征することになさった理由は何かあるのでしょうか。
「実は、モロッコの前の王がポルトガルに亡命してきて、私に助力を求めたのだ」
−王位を追われたわけですね。
「左様。彼の父親が死んだ後に王となったけれども、トルコの支援を受けた叔父が攻め込んできて、負けてしまったという話だ」
−なるほど。
「トルコの勢力がモロッコまで伸びてくると、ポルトガルが統治しているこのあたりの土地も脅かされることになる。ゆえに、先方が内紛で弱っているところを狙って、一気に叩いておくべきだろう」
−つまり、今が絶好の機会だということですね。
「ああ。ここから南下して、敵の本拠地を目指すつもりだ」
−すると、敵地に乗り込んで戦うわけですね。兵士にとっては不慣れな環境だし、地の利は相手側にありますけど、大丈夫でしょうか?
「恐れることはない。我が軍には神のご加護があるのだから」
−しかし、いつもキリスト教側が勝っているわけではないですよね…。
「もちろん。とはいえ、我々の先祖も数多の苦難を乗り越えて国土を回復してきたのだ。私が怖じ気づくわけにはいかん」
−わかりました。ご武運をお祈りしております。
「うむ。間違いなく我らが勝つから、楽しみにしておくが良い」
−はい。最後に、どなたかお知り合いの方を紹介してください。
「わかった。では重臣のドゥアルテ・デ・メネセスを紹介しよう。当地の出身で、今回の遠征では私の片腕となってくれておる」
−承知しました。今回はセバスティアン1世さんにお話を伺いました。ありがとうございました!
(1578年夏、ポルトガル王国タンジールにて)
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1981年10月1日6:36生まれ。現在42歳。
20年以上のお付き合いのある友人です。やはり知り合いは書きやすいのですが(ボルダリングで言うと、石が多めのコース。)それだけにとっ散らかりやすいので、できるだけ短くなるよう頑張ります。
が、それはちょっと無理そうなくらい特徴の強いホロスコープが出てきてしまいました。
普通はこんな感じ↓の順番で見ていくのですが
太陽(=意志)天秤座。月(=生まれながらの気質)蠍座。
アセンダント(=生まれつきの武器)天秤座。MC(=社会との関わり方、職業)蟹座。
Vさんはステリウムが強いので、そこを避けては話が進まない感じです。
ということで基本の順番を無視してステリウムから。
パッと見た感じ天体が左に寄っていて、12ハウスと1ハウスは天体が3つ以上入っています。
これが天体が集中している「ステリウム」といわれる状態です。天体は全部で10、ハウスは12なので、1ハウスに3天体はかなりの偏りと捉えることができます。
ステリウムの意味は、「そのハウスや星座のテーマで課題を抱え、割かなければいけない時間や労力が多い」ということです。
ステリウムがある人は、やっぱり「個性的」という言葉が似合う。私もですが、昔から「なんか周りから浮いてるなあ」と感じていました。
変わった人が好きだし。
「無難に生きるのが難しい」人です。(散らばっている人はそれはそれで何をしたら良いかわからなくて悩んだりするんですけどね)
Vさんのような1ハウスステリウム持ちの人は、とにかくキャラが濃いです。
どういう人間として生きていくかというアイデンティティを確立することが人生の課題なので、何歳になってもいつも悩んでいる傾向。ある意味、永遠の青春時代。年齢を重ねても若々しい(幼い)。
自分が個性的であるということを受け入れ、それをできるだけ外に打ち出していくことで人生が進展していきます。
実際は紆余曲折を積極的に経験し、「たくさんの失敗を重ねること」が健康に生きる秘訣かもしれません。思い立ったら行動で。
1ハウスにある天体はかなり特徴として押し出されますが、Iさんの場合は破壊担当の冥王星とコミュニケーションの水星、感情の月がいます。
冥王星が1ハウスにあると「一度会うと忘れられない人」です。単に目立つという感じではなく、その場に爪痕を残す人。いなくなった後にも存在感を示す人。
水星と月があり、感情を常に言葉に乗せて表現する。とてもお喋りです。ものすごく素直で、嘘がつけないので、この辺りが周りに「もっとうまくやりなよ」と言われそうなところです。
Vさんのもう一つのステリウムである12ハウスですが、ここは「目に見えない世界、死後の世界」を管轄します。解釈はたくさんあると思いますが、役割としては「すべてを受け入れる救済場所」だと思います。
ここがステリウムで起こりそうなこととしては、「とっても素敵なのに居場所のない人を救う」みたいなことかなと思います。もちろん目に見えない世界=スピリチュアル系に関わる人も多そうです。
※わかりやすいステリウム解説の文章を見つけたので貼っておきます。
「yujiの星読み語り 必殺技か?!ステリウムについて ?」
Vさんの場合はこの12ハウスに入っているのが太陽、土星、木星というかなりの重め天体なのも特徴です。
土星・木星がぴったんこで、いわゆるグレート・コンジャンクション世代に当たります、20年に一度(およそ1年間)のグレコンの時期に生まれています。
天秤座のグレコンはグレコンの中でも特別のパワーを持ちますが、長くなるので説明は割愛。
グレコンの特徴としてはこんな感じ。
(「星読みテラス」より )
・重責を担っても最後までやり通す力がある
・スケールが大きな仕事を扱う力がある
・地道で真面目な積み重ねから成功を生み出せる
・自分の生き様を大きなスケールで見せる役目がある
木星の「拡大する力」土星の「現実化する力」が拮抗することで大きな摩擦が起こり、そこから生み出されるものはやはり影響力がすごいということ。
Vさんの場合は1ハウス・12ハウスステリウムに加えてそこにグレコンがありますので、もう個性的という言葉では足りないくらい個性的。私は私の思うとおりに生きます、と顔に書いてあるような人。納得いかないことには梃子でも動きません。
生き方としては、他の人がやらないようなこと、もしくは大きなことをやる。ただし天秤座が強いので自分が矢面に立つというよりは、自分の実現したい世界を目指すために必要な人と人をつなぐというやり方かもしれません。まさに裏ボス的な立ち回り方。
仕事について詳しく!という話だったのですがステリウムが強すぎて・・やっとここから職業について入ります。
まず、ここまで有り余る個性がある場合、自分らしさを打ち出せない仕事は無理だと思います。言われたことを黙ってやる、というのは無理無理の無理。
できるだけ自分に裁量があり、自由にやらせてもらえるほうが向いています。ただ、太陽ー土星がコンジャンクションなのでまったくの自由なところは馴染みません。枠組みやルールがしっかりしている職場が良さそうです。上下関係も割りとうまくこなせそう。2ハウス(稼ぎ)に金星・天王星があるので、稼ぎたいときは稼げるし、他の人とは少し違う稼ぎ方をしそう。(正社員ではなく契約、など)
6ハウス(勤務)うお座なので、「人に癒やしを与える」ことが働き方のキーワード。偉い人の話し相手とか。10ハウス(職業)蟹座なので、「仲間を作る」「仲間を守る」ことを通して自己実現ができる。職場ではみんなのお世話を焼き、お客さん相手の仕事ならとことん親身になって接することですばらしい仕事ができる。苦手なのは、感情を入れてはいけないような仕事。淡々とした雰囲気の職場や仕事内容なら、一日で逃げ出したくなるかも。
天体のバランスを見た時に、「地」の星座がないので、文字通り「地に足をつける」のが苦手。じっくり考えるよりかはインスピレーションで動く感じ。地が表すのは「現実」「物質」なのでそういう物にはあまり執着がなく、「情報」「直感」「感情」に関わる仕事は得意。また、柔軟宮の天体が一つしかないので意外と頑固な面も。物事を始めることや持続することは得意ですが、状況に応じて臨機応変に動くような場面はやや苦手。
月蠍座なので、とにかく「心が動くこと」に関わりたい。そういうものを見つけたら、持ち前の集中力を活かして周りがびっくりするくらい没頭できるはず。
まだまだ書けますが、長くなりましたのでこの辺で。
Vさん、久しぶりに会った時に、どんどん個性が強くなってる(クセ者感が出てる)なあと思いました。
1ハウスが強かったり、冥王星が効いてたり、グレコン世代だったりすると、大器晩成なんですよね。アセンダント天秤座を持っているので若い頃から「人間関係」はまあまあ得意になるけど、一生それだけに頼っていけるわけではない。自分のことをよく知る+思い立ったら行動、を同時並行で取り組むことで自分という形を原石から掘り出していく。これが1ハウスステリウムの宿命かなと思います。
知り合いなので若干辛口になりました!賢いし、たいていのことはできるし、モテるし、ということでスペックには恵まれているものの、とにかく自分軸の確立が大変。が、そのstruggleを甘んじて受け入れ、他の人がしないような経験をしたり、若干変な人たちと楽しく関わっていくことで充実した人生になりそう。公私ともにリーダーシップ・行動力のある人とタッグを組むこともとても大切です。
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エクアドル最大の都市グアヤキルについたのは1/
一時は7人いたメンバーも順々に減っていて人数は男女2名ずつの
「そんなにスピード出す人、高級住宅地にいるんかねぇ」
その後の予定は、1/
1/7の早朝の便に乗るので、手続き等があるから1/7、
ガラパゴスに向かう前にも利用したホテルを再び訪れる。
不思議なくらいウキウキし、かつのんびりしていた。
そこに、メールが一本届いた。私はスマホを見る。
"Your flight from GYE to PTY has been canceled."
・・・・・・・・・・・・・・・・・は?
私たちのグアヤキル空港(GYE)からパナマ・トクメン空港(
何が起きたのかを調べる方法を考える。
アラスカ航空1282便緊急着陸事故
(
簡単に説明すると、その前日1/5にアラスカ航空で使っていた(
このボーイング737型機はこれまでにも色々と問題が生じており
パナマで何食べる?とか言っている場合ではない。
大きな問題の一つは、LAからの飛行機に間に合うか、である。
全員頭を抱えるが、ホテルにいても何もできない。
その日は、
この旅で初めてよく眠れない夜を迎えた。
結局夜には何もなく、ホテルの朝食を食べて空港へ向かう。
旅の荷物をカートに乗せて列の最後尾に並ぶ。
1時間ほど待ち、ようやく私たちも番になる。
受付側に一方的に話を打ち切られて「一度列を並び直してくれ!」
しかし、旅の荷物を担いでえっちらおっちらモール内を移動し、
「グアヤキルを発てるのは、現状最短で1/11」
「それまでの滞在費についてどこまで補償できるのか分からない」
「LAからの(他の航空会社の)
1/11? 今は1/7ですよ・・・? それに滞在費の補償についてさえ何とも言えんの・・・?
全てが信じられなかった。交渉後、
急遽予約したホテルへと向かった。これまでと異なり、
ともかく今後について考えなくてはならない。
この日あった唯一の明るいニュースは、LA-
とはいえ、私の気持ちは奈落の底まで落ち込んでいた。
この旅では、買ったばかりのカメラの故障、
何も考えたくないし、何も考えられない。
(テーマ「しれん」 偶然ですけども)
少し前までは東南アジアの人物を調べていたのですが、こちらはポルトガルの軍人からミャンマー→タイ→インドネシアというルートで目処が立ちました。過去に調べたときはオランダの貿易商人からタイ→ミャンマーというルートを考えていたのですが、うまく回せませんでした。それを逆にしたことで時を戻せる人物が複数見つかり、20人ほどが一気に繋がったのです(このあたりの種明かしはいずれ「補足と解説」で行います)。
そこで問題となったのがポルトガルの軍人への繋ぎ方です。3年前のムガル帝国編で温存したアクバルとイエズス会宣教師を消費すれば簡単に繋がるのですが、この2人はまだ紹介できていない中央アジアへのルートを有する貴重な人物です。この時代の中央アジアはヨーロッパの人物がほとんど行っていないので、そちらの目処が立たない限り、先の2人をともに使うという決断はできません。
そこで、今は中央アジアの人物について調べています。Wikipediaを見ても君主以外の人物の情報はほとんどないので、一昨年の暮れに刊行された『アジア人物伝 第7巻 近世の帝国の繁栄とヨーロッパ』も併用しています。
この本に載っていたある人物はブハラ・ハン国の王とムガル帝国のジャハーンギールに会っていたのですが、あいにくジャハーンギールは3年前に紹介しました。Wikipediaでこの人物の記事を探したものの、ウズベク語版しかありませんでした(自動翻訳のおかげである程度は内容を理解できましたが)。次に名前とJahangirで検索すると、彼がジャハーンギールに謁見した時に同席していた人物が判明したので、そのうちの誰かに繋ぐ方向で検討を進めています。
とはいえ、ブハラの王に至る道筋はまだわかりません。同国と対立していたヤルカンド・ハン国やカザフ・ハン国の
人物もうまく回せれば良いのですが、かなりの苦労が予想されます。しかし、カザフ・ハン国の王族が動乱時代のロシアで活躍するというような事例もあり、繋がれば面白い展開になりそうなので、ヨーロッパで回しながらいろいろ考えてみます。
今から4年前、連載開始時に想定していたのはヨーロッパと東アジア、オスマン帝国、ムガル帝国、サファヴィー朝くらいで、宣教師や貿易商人でこれらの地域を繋いでいけたらくらいのつもりでした。中央アジアの極めてマイナーな国の人物までリサーチすることになるとはまったく思っておらず、はまってしまった沼の深さを実感しています。
]]>ほんで、株、どうですか?いうてね。
いけません、こういう生々しい話は春にふさわしくないですね。
春っちゅうたら最近はあれですか、川沿いに桜がばぁーっと咲いてて、その足元に菜の花が咲いている、ピンクと黄色と青空の水色の風景でしょうか。
それとも紅白の梅の花、濃い茶色に白がまぶさった幹や枝に、まだ鳴き方が覚束ないうぐいすの黄緑の風景でしょうか。
パステル調のね、この季節はパステルとちょっとした帳面持って外に出るだけで、下書きなんかせずにどんどん色乗せていくだけで、幸せな気分になりますね。
お彼岸ということで、あっちに行かれた人がこっちに帰ってくる、そこで交じるというのも春らしくてよろしいですね。
お絵かきなんて眠たいこと言うてられるか、酒や酒、酒もってこい、というタイプの方もいらっしゃいます。
お酒を飲むといろんなことの境目が淡くなって溶けていきますからね。
気持ちが良い。
それはあなたの仕事でしょ、みたいなことを言わない。
お互いにお酒を注ぎあって、その酒は私が持ってきたやつなんですよ、なんていうのは野暮になっちゃう。
あなたのおかずも私のおかずもわかんなくなって、へらへらと飲んでいる、誰かが歌い始めたら一緒に歌っちゃう、これが花見酒、これが春。
春は出会いと別れの季節なんて申しましてね、みんな3月9日か何か歌うんでしょ、卒業式その日やなかったらたとえば3月12日とかに替えるんですかね、あ、歌詞には出てこないんですね、なるほどなるほど。
僕らのときは巣立ちの歌言うてね、そうそうお魚焼いていただく時にしゅっと絞ったら一味ちがうー、言うてね。
今笑ってもいいところでしたよ。
もうこれからありませんよ?
いろんな組織でメンバーを入れ替えていかないと、新しい戦力を入れられないという事情があります。
3月で異動が多い組織もあるでしょう。
日本の会社だと、定年退職なんかも年度の関係で3月になることが多い。
会社からのご卒業ですね。
大学、高校、中学、小学校、幼稚園保育園に至るまで卒業が3月であることが多いです。
まあ、いいもんですよね。
歌うたって、だーだー泣いてね。
またどこかで会おうねって。
翌月隣の中学校で会う、という小学校卒業式あるあるもありますが。
よく見ると冬枯れの草原に若芽が出てきてるのをそこらここらで見ることができるでしょう。
倒木更新とまで行かなくとも、枝が折れた所から差し込む光で新たに伸びる草花もあります。
なんでもそうですよね、
たまにフットサルをやってるとね、見かけるんです。
動けない下手っぴがね、いい場所に立っているせいでチームのボールの流れが阻害されて何をしてもうまくいかないの。
その人がね、良いところに移ったわけでもなく、コートの外で靴紐結んでいるだけで、その人がどいたそのスペースをみんなで使って、人数少ないにも関わらずパスがポンポン繋がって点取ったりするんですよ。
靴紐結び終わったら、その一番良さそうな場所にその人が居座ってまたあかんようになると。
どかないと、新しい人が入ってこないんです。
そんなん見ながらね、自分の居場所になっているところ、仕事場はもちろんいろんな所あるでしょ、馴染みの居酒屋、喫茶店、サークルなんかでもそう、自分がどいたらパスが回るようになるんじゃないか、という場所、ないですか?
そういう所こそ「わてがおらな!」言うて、急にコテコテの関西弁でおめきながら体張ってしまうことが多いんですよね。
一回外で靴紐結ぶくらいでちょうどいいんです。
で、結んだら他のポジションに入る。
さらっとね。
バレると「まままままま」とか言って元の位置に据えてくれるお節介な方が出てきちゃいますから。
なかなか難しいんですけど。
そんなことを春に備えて考えておきましょうか。
(テーマ「春に備えて」 ふわっといなくなれるように軽く軽くしていかないといかんですね。)
]]>−皆さんこんにちは、平賀千兵衛です。世界史を彩るさまざまな方々のインタビューをお届けする当チャンネル。今回はペドロ・ヌネシュさんにお話を伺います。よろしくお願いします。
「こちらこそ」
−ヌネシュさんは偉大な数学者だとクリストファー・クラヴィウスさんがおっしゃっていました。
「それは光栄。まあ、そう言ってもらえるだけのことはしてきたという自負はあるけどな」
−航海術の進歩にもたいへん寄与されたと伺っております。
「うむ。ポルトガルは小国ゆえ、富を得るには大洋を越えていくよりない。ゆえに、航海の安全は極めて重要なことだ。それで、わしは50年以上にわたって研究に取り組んできた」
−例えばどのような研究をなさったのでしょうか。
「そうだな…ではひとつ聞くが、ここポルトガルからブラジルへ最短距離で行くにはどうすれば良い?」
−ブラジルだと、大西洋を渡って南西に進むことになりますね。なるべくまっすぐに、ということでしょうか?
「確かに同じ方向にずっとまっすぐ進むのはひとつの手だが、実はそれだと最短距離にはならない」
−そうなんですか?
「ああ。地球は丸いから、まっすぐだと少し距離のロスが生じるんだ」
−うーん…言われてみればそんな気がしてきました。
「もっとも、最短で行くには船の針路を細かく調節しながら進む必要がある。風の影響もあるし、今の時点では同じ方角で進むのが最善だろうな」
−理論がわかっても、役に立てるのはなかなか難しいんですね。
「ゆえにわしは、船の位置を正確に把握できるように天体を観測する機器を改良するとか、実際に役立つ研究にも力を入れておる」
−すると、天文学にも通じていらっしゃるんですね。
「もちろん。天文や地理も理解していないと、航海術を教えられないだろう」
−そうですね。今も教育に携わっていらっしゃるんですか?
「もう歳だから、大学の教授はずいぶん前に退かせてもらった。ただ、王室のコスモグラファーの長は今も務めておる」
−あの、コスモグラファーというのは…。
「簡単に言うと、この世界の構造についての理解を深めようとする学者のことだよ」
−ポルトガルではその理解が国の繁栄に結びつくから、王室として力を入れていらっしゃるわけですね。
「ああ、そういうことだ」
−では最後に、どなたかお知り合いの方の紹介をお願いします。
「わかった。この国の王、セバスティアン1世陛下を紹介しよう」
−今回はペドロ・ヌネシュさんにお話を伺いました。ありがとうございました!
(1578年初夏、ポルトガル王国コインブラにて)
]]>
今月もこのお時間がやってまいりました。
遅くなってもうしわけございません。
お待ちかねのZPGP投票の結果発表です。
さて。
2024年2月は5,915PVでした。
皆様におかれましては、XやFB等SNSでの拡散よろしくお願いいたします。
今回は9票の投票をいただきました。
嬉しいです。
大変お忙しい中ありがとうございます。
投票してくださった皆さんには大変感謝しております。
また様々な都合で投票を断念された方々、また来月お待ちしております。
それでは早速、チャンピオンたちの発表に移りたいと思います。
まずはテーマ「ねこ」
前回はまさかの三者同点。
さて、今回テーマを制したのは
Xさん、おめでとうございます!
少頭数のレースになりましたが、がりはのしつこい粘りを振り切って一馬身、きっちりと勝ちきりました。
次のテーマの発表をお願いします。
次に最優秀作品の発表です。
先月はMr.Xのガラパゴス戦記が圧勝しました。
今月はどうでしょうか。
現在絶賛連載中のガラパゴスが圧勝で連覇しました。
代表で一番票を集めた(6)のリンクを張っておきます。
おめでとうございます!!
Mr.Xはこれで堂々の五連覇。
盤石の態勢を見せつけました。
どこまでこの道が続くのか。
最後にいよいよMVPの発表です。
先月はMr.Xが快勝し二冠を四連覇しました。
今月はどうでしょうか。
Mr.X
8票を集め、5ヶ月連続での二冠、そして当月の三冠に輝きました!!
偉業!!
もうね、みんなガラパゴスガラパゴス言ってます。
Mr.X以外に人権なし!
この世をば・・・・といった感じでしょうか。
素晴らしい!!
ベストコメントを選んでくださいね。
おめでとうございます!!
投票結果は下記のとおりです。
2024年2月度投票結果
マスコットのぷりみんのTwitter@ZohyoPREMIER もフォローよろしくお願いします!
雑兵日記PREMIERでは新たな作家の登場をお待ちしております。
書けたよ!!という方は下記まで送ってください。
宛先:passionpremier@gmail.com
雑兵日記PREMIERはこれからもなにがあろうとずっと続いていきます。
その活動を支えているのは皆さんの投票に他なりません。
あなたも是非、投票してみてください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
]]>遅くなりましたが毎月恒例のPREMIER投票のお時間です。
ご投票どうぞよろしくお願いします。
貴重な一票をお願いします。
2月の総アクセス数は5,915PVでした。
お忙しい時期でしたのによく読んで頂いてありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
更新情報や過去名作を紹介するtwitterはぷりみんがやっています。是非フォローをお願いします。
さて、毎度毎度のお願いにはなりますが、投票をお願いいたします。
今月は22本です。
読めた分の投票で大丈夫です。
いつも読んでないし、いつも投票してないから投票してもよいかどうか迷ってらっしゃる?
たまたまのぞいてくださった方でももちろん結構です、歓迎します。
本心ですよ!!
ここは開かれた場です。
雑兵日記PREMIERの投票は全人類に開かれています!
コメント欄、埋めなくても結構です。
初めての方、もちろん歓迎します。
どうぞよろしくお願いいたします。
候補作は2024年2月1日〜29日までに投稿された作品です。
右の「ARCHIVES」の中の「February 2024 」をクリックしていただければ、候補作が読めます。
スマホでは「ARCHIVES」の中の「2024年2月」をクリックしていただければ、候補作が読めます。
投票要綱の確認をいたします。
まずはMVPです。
先月はMr.Xが見事四連覇を果たしました。
ガラパゴスが絶好調の今、彼を倒す者は現れるのか。
MVPはベストコメントを選定し発表します。
該当期間の作品・活動の中でのMVPを一人挙げてください。理由やコメントを頂けると幸いです。
次に最優秀作品賞です。
最優秀作品賞受賞者は受賞会見を行います。
先月はMr.Xが完勝、旧年中の勢いそのままに新年一発目の二冠を獲得しています。
最優秀だと思った作品にいくつ投票してもかまいません。
とはいえ、なるべく一作品が望ましいです。
同じ作品に二票以上は投票できません。
できれば投票理由をお教え願います。
そして、今月もテーマコンテストをやっています。
先月は三者が戴冠を果たしました。
今月のテーマ「ねこ」にもっともふさわしい作品1つに投票をお願いいたします。
こちらもよろしくお願いいたします。
どの作品、どの著者が支持を集めるのでしょうか、楽しみですね!!
すべてを公平に読むのも大変骨が折れると思いますが、そこにこだわる必要はありません。
その日その場所で目に付く場所にあったという奇跡も一つの要素だと思いますので、気軽に投票をお願いします。
投票方法は3つです。
1.上のリンクにある投票用紙から投票(これが基本になります。)
1でできない場合
2.passionpremier@gmail.com にメールをください。
3.私のケータイにメールをください。
投票上の注意としては以下の4つです。
1.記名投票です。(ハンドルネームでもかまいません)
2.投票者自身への投票を認めます。
3.選出理由をぜひともお書き添えください。
4.その他、この日記についての提言・要求・疑義・感想・賞賛等ございましたら是非お聞かせください。
〆切は3月17日(日)です。
投票はしんどいなという方、ブログのコメント欄でも結構です。
是非感想や質問などお寄せください。
どうぞよろしくお願いいたします。
]]>]]>
出発前日の1月5日、私はサンタクルス島の街を一人で歩き回った。
当初は別にやりたいこともあった。島の中心部にはロス・
そういうわけでせっかく手に入れた現金を元に、
観光で成り立っている島なので、もちろん土産物屋だらけである。
職場に配るようお菓子も買う予定だが、「
こんな時に独り身の寂しさも感じないわけではない。
このデザインはガラパゴス全体でポピュラーで、
午前中、歩き回って一通り買い物をしたところで昼食を食べる。
「con arroz? (ご飯ついてる?)」と確認し、食べる。
概して、ガラパゴスの人たちは働き者だ。この店の店員も、
一方でシエスタもきちんと取り、午後の1-
この辺り、ガラパゴスの人たちの人となり、
その後も街ブラを続ける。
「ガラパゴスまで来て生き物を見ないで何してんねん」
そして、ガラパゴス全体で治安が良く、「
これまでに数回だけ海外へ行ったことがある。
しかし、ここガラパゴスでは全てが違っている。
翌朝、宿を出て空港へと向かった。
サンタクルス島南端の町からタクシーで島を縦断し、
泥団子3個に見えるのが野生のゾウガメである。
バルトラ空港に着いてチェックインし、
普通にいるのがリクイグアナである。
このように、
ゲートが開かれた。空港を歩いて飛行機のそばまで歩いて向かう。
こうして私のガラパゴス諸島での旅は終わりを迎えたのである。
ここで、
「最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ」
こんばんは。
今日はどうされましたか?
短い夏が終わりましたが来年のためにクーラーを買うべきか悩んでいます
ほうほう、わっかりますわっかります。
んなーつぅのほーはーりー
んなーつぅのほーはーりーにはー
と歌ったのは森山直太朗ですが、夏の終わりにはハーモニーが聴きたくなる世代の相談員、夜空をたださまようだけのがりはです。
夏の終わりには売れ残ったクーラーが安くなる、今のシーズンだとマフラーとかセーターとか安くなってますね。
電子機器はコロナ禍以降の半導体不足のせいであまり安くなっておらず、クーラーもご多分に漏れずなのではないかと思うのですが、ちょっとそこの電気屋さんで聞いてきてもらっていいですか?
しっかしあなた先見の明がありますね。
このままのスピードで地球が回ったら、毎日過去最高気温記録を更新していって、ぐんぐん暑くなっていくでしょうからね。
その証拠に一月より二月、二月より三月と温暖化が進んでいます。
このままいくと十二月には気温50度という世界が待っているかもしれません。
電気屋さん、いっちゃいましょう。
一台と言わず、二、三台まとめて行っちゃいましょう。
安くなりますんで。
エントロピーは増大するから、クーラーで冷やしたって温暖化は止まらない?
そうかもしれません。
でも、まあ地球みたいな主語の大きい話はともかくとして、自分の部屋くらい涼しくても良いかもしれませんよ。
今、我々明るい悩み相談室PREMIER では地球の気温を下げる魔法を開発中です。
だいたい10月くらいから効果出始めると思うので、ご期待ください。
応援の募金、歓迎しております。おほほほ。
さて、夏が過ぎ風あざみ、というと秋が来て冬来にけらし白妙の、ということになって冬将軍山下達郎がやってくるわけで、来年の夏に備えなくても今年の冬に備えてエアコン買ってもらったらいいんじゃないかと思うんですよ、向かいの電気屋で。
そして、今どきクーラーではなくエアコンということになると思います。
似たようなものですがこの2つ違うものです。
何が違うのか。
思想が違うんですね。
クーラーというのは冷やすものです。
エアコンというのはコンディショナー、快適な状態を保つものなのです。
若ければクーラー、いいでしょう。
冷たければ冷たいほど良い、そういうて赤ワインのボトルをクラッシュアイスを軽く入れたクーラーに突っ込んだ後スキマにぎゅうぎゅうとクラッシュアイスを入れ、上から塩を振って冷やした時期が私にもありました。
「お客様に最高の状態の赤ワインをお届けしたくて。」
「そういうことじゃねえんだよ!俺が『赤ワインだって冷やして飲んだほうがうまいんだよ。』て言ったのは俺の本音だよ。なんでそれを客に出すんだよ。赤ワインはビヤンシャンブレに決まってんだろうが!!俺がやれって言ったら蝶ネクタイ一本でサービスすんのかあほんだら!」
余計なことでしたね。
しかもそのクーラーじゃないし。
クーラーのいかんところは寒い時に役に立たんのです。
それと比べてコンディショナー。
言うなれば中庸です。
若い頃から行くところまで行くのがかっこいいと思って生きてきましたが、歳を重ねるに連れて派手に動くだけがカッコよさじゃない、じっとしてられるのも才能だとわかるようになりました。
外が暑かろうが寒かろうがいつでも23度付近の、ハワイみたいな気候を人工で作り出すのです。
ストレスフリーな生活。
ぬるま湯。
クーラーではなくエアコンなら今すぐ買うのがいいでしょうね。
向かいの電気屋さんで。
今なら取付工事費、割引させていただいてますんで。
え?
ないない。
紹介手数料とかキックバックとか裏金とかないない。
ないから向かいの電気屋さんでエアコン、買っちゃいましょう。
今なら8Kテレビと全番組録画のレコーダーも安くしときますんで。
ショータイム、すごい画質で見逃しもありませんよ?
「がりはさんからの紹介で」の一言、お忘れなく!
※明るい悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。
ブログにコメント、投票時にコメント、ハッガリーニにメール、電話、伝書鳩、のろし、などの手段でどうぞ。
ちなみに投票時のコメントでのお悩みには必ず回答いたします。
]]>−皆さんこんにちは、平賀千兵衛です。世界史を彩るさまざまな方々のインタビューをお届けする当チャンネル。今回はクリストファー・クラヴィウスさんにお話を伺います。よろしくお願いします。
「はい」
−マテオ・リッチさんからのご紹介なんですけど…。
「ああ、そうですか。彼は私の教え子なんです」
−では、クラヴィウスさんは教師をなさっているのでしょうか。
「はい。イエズス会のローマ学院で数学を教えています」
−イエズス会で学校を運営しているわけですね。
「そうです。正しい教えを広めるには教育が大切ですから」
−しかし、キリスト教と数学とはあまり関係がなさそうな気がしますが…。
「そういう考えの人もいますが、あらゆる物事を論理的に考えるためには数学の力が必要だと私は考えています」
−確かにそうかもしれませんね。ではクラヴィウスさんもイエズス会の学校で数学を学ばれたのでしょうか。
「一応はそうなんですけど、実は私が在学していた頃はローマの情勢が良くなかったものですから、ポルトガルで勉強した時期が長かったんです」
−それは大変でしたね。
「しかし、そのおかげでペドロ・ヌネシュという偉大な数学者に教わることができました」
−では、ポルトガルへ行けて良かったと。
「そうですね。ヌネシュ殿は数学に通じているだけでなく、その知見を生かして航海術などの発展にも寄与されています。数学を応用することの大切さは、そのときに学んだといえるかもしれません」
−確かに、リッチさんのように東方へ布教に行くためには、航海術は絶対に必要ですね。
「そうなんです」
−では、今後もローマ学院で数学の重要性を伝えていくおつもりでしょうか。
「それはもちろんですけど、ほかにも大きな仕事が入ってきそうな状況になっていまして…」
−どういうお仕事でしょうか。
「実は、教皇庁の方で新しい暦を制定しようという話になっていまして、それに私が参画させていただくかもしれないんです」
−なぜ暦を新しくする必要があるのでしょう?
「今の暦は1600年も前に定められたもので、実際の季節とのずれが少しずつ大きくなってきました。そのずれを解消しなければならないということで、議論が進んでいます」
−それは大変な仕事になりそうですね。
「はい。まだ正式に決まったわけではありませんが、改暦に携われるのは非常に光栄なことですから、お話をいただければ、しっかりと取り組んでいきたいと思っています」
−頑張ってください。最後に、どなたかお知り合いの方の紹介をお願いします。
「はい。では恩師のヌネシュ殿を紹介しましょう」
−今回はクリストファー・クラヴィウスさんにお話を伺いました。ありがとうございました!
(1578年初夏、ローマにて)
]]>
ガラパゴス戦記(7) サンタクルス島1 Mr.X からの続きです。
1月3日はサンタクルス島内をうろうろした。
街中心部から歩いて30分ほどで行けるところにTortuga Bayという浜があり、そこに歩いて向かう。
砂浜の端の岩場でウミイグアナと泳ぐことができた。
その泳ぎ方を見たが、足は後ろ足はほとんど動かさず、
街中心部に戻って昼食を食べ、宿に戻って休憩する。
夕方になって全員で街に買い物に繰り出すことに。
ガラパゴスでは(本土のグアヤキルでもそうだったが)、
にしても、1枚目の子供の絵、「ピンポン」
「サンクリストバル島2」で少し触れたが、
決して大きくはない店だが、かれこれ30-
「買い物で悩む」というのは、男性にとっては「
その翌日は、近くの島であるサンタフェ島へ向かう。同日、
サンタフェ島のすぐそばまで寄ることがはできたが、
ここではアシカと一緒に泳ぐことができた。
翌朝、さらに女性が2人、先に帰国することになっていた。
ホテルでの夕食後、私は、
「申し訳ないんだけども、もし米ドルが余りそうだったら、
この日までも、
「いいよ。いくらぐらい要る?」
こうして、私は200$ほど手にすることができた。
ガラパゴス戦記(9) サンタクルス島3 Mr.X に続く ]]>
「Indigoさんの株式会社嫌いは、株式会社というよりただ自分の会社と合ってないだけで、主語がでかすぎる感じがして。」
さすがベテランの営業マンだと思いました。確かに、株式会社でも自分と相性が良さそうなところは少なからず存在します。外注スタッフの1人として厚遇されていると実感することはしばしばあり、こんな会社で働ければいいのにと思うこともあります。
ただし、それらの会社には私を雇うほどの需要はありません。だから外注スタッフなのです。
せっかく社内に営業がいるわけですから、私の経験とスキルを生かせる需要をたくさん発掘してくれたらいいのにと思うわけですが(この会社を選んだ理由の1つでもあります)、なかなかうまくいきません。営業部が設定している注力企業20社あまりのうち現在私が関わっているのは3社のみで、うち1社は先方担当者と方向性が合わず苦戦しています。やはり、合わない会社が多いのは間違いなさそうです。
ただ、がりは氏の言うように、あらゆる株式会社と合わないわけでもないでしょう。私を存分に売り込んでくれる経営者や営業がいれば、フリーに転身する必要はないのかもしれません。
もしがりは氏が私の同僚だったとしたら、私をどのように売り込むのでしょうか。営業目線での考えを聞いてみたいと思います。
遅くなりましたが、3月のテーマは「しれん」とします。皆さんよろしくお願いいたします。
※編集部註:もう一人のチャンピオンMr.Sesameからは「ひなまつり」がテーマとして指定されております。3月はダブルテーマ「しれん」「ひなまつり」となります。よろしくおねがいします。
]]>最悪だった。
まずそれぞれの学年が三年に対して色々発表するのだが、二年生には発表まであまり時間がなかった。自然教室があったからだ。(修学旅行みたいなもん)練習できる時間はあとで振り返ってみたら7時間だった。歌練習、劇(これは一部の人だけ)、人文字※、全部合わせて七時間。授業が45分だから全部で315分だ。
最初は歌練習の話をするが、アルト、ソプラノ、男性パートに分かれて練習してた。そこそこ有名な曲を歌うので歌詞はみんな知ってた。でも原曲と合唱曲用の曲はだいぶ違うもんで、全くの別物とまでは言わないが、イメージとは違った。それで曲と曲のギャップがすごくて歌うタイミングにすごく苦労した。で、それなのにソプラノとかアルトとの合わせ練習を全くやらなかった。最初に合わせ練習したときひどすぎて吹き出しそうになった。ちなみに男性パートは一箇所だけ声帯の関係で絶対に出ないところがある。そこで無理に歌おうとすると声がデカくなる+音がおもいっきり外れるのでみんな控えめに音をはずすのだが、音痴の奴らは全力で音を外しに来る。まぁ全力で歌うのは良いことなので誰も何も言えない。で音が外れると周りの自信がなくなって、声が小さくなり、声が小さくなると音が外れやすくなるので自信がなくなってまた声が小さくなるっていう悪循環におちいっていた。本番までで少しはマシになったが、umm、って感じ。
人文字の話をする。人文字はグリーンのキセキという楽曲に合わせて、ガンバレ アリガトウ という文字を作る、というものだった。で、その練習時間が二時間。140人の大作なのに二時間。嘘だろ。この練習は、この文字は○○組の○人が行く〜みたいな曖昧な情報しか伝えられないで練習に臨んだ。初めての練習の結果は、予想どおりって感じ。でそのあと休み時間を使って練習したんだけど、そこで先生が、「もっとちゃんとやってよ!できるでしょ!」って怒ってた。それに対して、「もっと練習時間取ればいいのに」とか、「休み時間使って怒るって嫌な感じ」とか友達は言ってた。でも次の練習(最後の練習)ではめちゃくちゃ良くなった。やればできるじゃん!と先生も手のひらくるっくるだった。で本番。本番はビデオで撮影して当日に3年生に見せるってもんだったので2回くらい撮る時間があった。で一回目、超完璧にできた。ほんとに完璧。だけど先生の声が入ったとかなんとかでもう一回やることになった。もう先生に呆れ始めてた。でもう一回撮って終わり。本番で歌い終わってその映像を流したんだけど、二年の発表の直前にやった一年の劇の完成度が高すぎて、「え、二年しょぼくね、」みたいな雰囲気になってた。毎年劇は二年がやるはずなのだが、今回は一年に譲ったという。なんでやねん。
来年三年生だけど、ちゃんと送ってもらえるか心配である。
追伸
男性パートが他のパートと比較して下手くそ過ぎて、私は歌っているときに罪悪感を感じていた。
※
痩せてこざっぱりしたら目鼻立ちはよく、長身なのでさぞかしもてたのでは、とテレビ番組的な興味もあったが、いかんせんそこまでみんな面倒を見ることもなく。
「おめえさんはよぅ、俺とラーメンをすすりにいく気はあるかい?」
ある夜誘われてついて行った。
船橋のごちゃごちゃと入り組んだところの、ラブホテルとラブホテルの間にこっそりある汚いラーメン屋だった。
わざわざこんなところこなくても、おいしそうな店はそれまでにたくさんあったのにな。
ぶつぶつ言うと
「おめえさんも意外とつまらんにゃあ、こんな場所のこんな汚い店が続いてるんだからなんかわけがあるんだよ。うまいってんなら儲けもんだし、まずいのに続いてるんだったらなおさらおもしろいじゃねえか。」
一理あることを言う。
まあ、そのラーメンのまずかったこと。
塩味、辛味、もったりとした旨味が決して混ざることなくばらばらにいるというどうやったらそうなるのか逆に教えてほしいスープが、しかもぬるい。
器がなんとなくぬるぬるする。
時うどんでもこんなにひどくなかったなあと思うくらい。
それを顔をしかめながらスープまで飲み干した化け猫は
「まずかったにゃあ。たまんねえ。」
と。
店の中で。
裸電球の光の域外にいた大将の目が光った気がしたけど、確認せずに出てきた。
「出てから言えって。」
「金払ってしかも貴重なご意見聞かせてやってんだ、それ以上俺から何を持っていこうってんだ。」
「俺がいない時にやってくださいよ。」
「にゃはははは。」
化け猫はそのような形で開拓した「まずいけど続いている店MAP」を作っており、暇になったら出版するんだと言っていたが、性格上体を壊すまで(しばらく)暇にはならないし、そんなみんなが怒りそうな本、出せないと思うのだけれど、出たら俺は買おうと思う。
化け猫が会社を引退するタイミングで俺は課長になったのだが、周りの人に
「がりはさんにゃーにゃー言ってますね。」
とこの間言われた。
俺の場合は語尾ににゃがくるのではなく、にゃー、と鳴いているらしい。
願わくば真面目な仕事ぶりを継承したかったのだが。
]]>
イザベラ島を出て、
このプエルト・アヨラは人口12,
なんとも賑やかである。
世界的にはまだまだ流行が収まったとは言い難い状況だと思うが、
翌朝、
その女性メンバーを全員で見送ったあと、
このサンタクルス島には銀行の支店が2店もある。まずBanco del Pacíficoに向かった。
一気に不安が高まる。そんなに日本円って扱われてないの?楽天的な気分は一気に去り、祈るような思いでもう一つの銀行 Banco Pichincha に向かう。どうにか扱っていてくれ。
「ユーロとドルだけです」
銀行員のお姉さんの申し訳なさそうな言葉に、絶望に包まれる。JCBカードだけでなく、日本円さえガラパゴス諸島では一切役に立たないのだ。信じられず、混乱する。
銀行を出て、一人、宿まで歩いて帰る。ガラパゴスの太陽も自分を嘲笑しているような気がして、
宿に戻ってメンバーに報告。その後、その他の人たちはチャールズ・
不貞寝。寝てもどうにもならないことは知っているが、
私は経済面で基本的に堅実で、高いものは買わず、放蕩することもなく、貯金を使い切るみたいなことは一切なく、だから借金を重ねる、という経験はこれまでの人生でなかった。しかし、この島に来てからというもの、チーム全体に現金があまり供給されないという事情のために、両替という本来なら真っ当な取引に対して、まるで借金するかのような精神的負担を感じ続けていた。慣れていないものを重ね続けるのは本当にキツい。これからも、というか、予定ではあと一週間ほど、日本に帰るまでこれが続くのである。将来の精神的負担を想像すると、
昼過ぎに連絡を受けて街へ出る。気分は重いままだが、だからと言って何もしないわけにはいかない。他の人のカードで昼食を食べた後、海沿いの魚市場へ向かう。
なんとも分かりやすい魚市場である。漁をしてきたボートから魚を引き上げ、捌いて売るだけである。シンプルなことこの上ない。にしてもおこぼれをもらいに、
この日の夜は、この魚市場で買った魚を宿のキッチンで調理して食べた。当初は「
]]>
私は猫です。名前はルシファーといいます。
どこで生まれたのかはまったく見当がつきません。ふと気づいた時にはぽかぽかした屋敷の中にいて、10匹ほどの猫に取り囲まれていたのです。私はここで初めて人間というものを見ました。後で聞いたのですが、彼は宰相という世界で最も憎まれている男だそうです。
しかし、彼は私たち猫にはとても優しく、いつも笑顔で接してくれます。そんな彼が人間たちの間で激しく憎まれるのはなぜなのでしょう。仲間たちに聞いてみると、いろいろな話が出てきました。
この国の人間は信仰によってカトリックとユグノーに大別され、対立しているそうです。そして、彼は枢機卿というカトリックの親分のような存在で、手下を率いてユグノーと戦い、勝利を収めたとのこと
です。それでユグノーから憎まれているのは納得できたのですが、その後の話は私の理解を超えていました。
東の方にドイツという国があって、そこでもカトリックとユグノーの仲間が対立しているらしいのですが、彼はその争いに首を突っ込み、ユグノーに味方してカトリックと戦っているというのです。いったい何を考えているのでしょう。
確かに、客人と話すときの彼はいつも無愛想で高圧的です。相手に対して心を開いているような様子を見せることはまったくありません。嫌われているのもわかる気がします。実際、彼を排除しようとした人はたくさんいるらしいですが、そういう企みを彼は絶対に見破り徹底的に潰すので、さらに恨みを買っているそうです。
それでもたくさんの使用人を雇って豪勢な暮らしを営めているのは、この国の王が彼を重用しているからです。でも、聞くところによると王も実は彼を嫌っていて、役に立つから使っているだけだとか。つまり、彼はあらゆる人間から嫌われていることになります。
そこで私は気づきました。彼はどうしようもなく孤独で、だからこそ私たち猫と触れ合うことで気を紛らしているのだということに。
とはいえ、私たちと接しているときの彼はとても穏やかで、非道な人間にはとても見えません。もしかすると、人に見せている姿は無理に作っているもので、実は猫と戯れている時の姿がアルマン・ジャン・デュ・プレシー・ド・リシュリューの正体なのでしょうか。何の曇りもない笑顔を見ていると、そう思えてならないのです。
]]>
(テーマ「猫」 無理やり感は否めませんが)
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世界史人物探訪PREMIERの読者を増やしたいが、日常的に会う人のほとんどは興味がなさそうなので、良い手段を教えてほしい。
ほうほう、わっかりますわっかります。
大好評連載中の世界史人物探訪PREMIER、2020年1月に開始以来丸四年以上毎週火曜日にお届けしております。
第一回のゲスト、覚えていますか?
なんとあのミッシェルだったんですね。
ここを皮切りに大航海時代の1600年頃の世界中を股にかけて、怪人平賀千兵衛が縦横無尽に駆け回り、英雄偉人奇人変人、歴史の表も裏も見尽くします。
ただの人物紹介ではなく、ゲストが次のゲストを紹介する「テレフォンショッキング方式」ですので、ゲスト同士は面識があります。
お互いに交流があるという縛りと、知り合った後であるという年代の縛りがあり、大航海時代ということもあるので地域と地域を結んでいる人間に限りがあることから(ZoomとかTeamsとかないですからね。)、順番の回し方の縛りもあることが、世界人名辞典と大きく違うところです。
時の戻し方
上記の縛りがあるせいで、ゲストが後世に名を残した出来事より遥か前にインタビューしたり、旬を過ぎてインタビューしたりすることがあります。
そうなるとなぜこの人に話を聞いているのか分かりづらいこともあるでしょう。
安心してください、Indigoさんはそれをフォローするために定期的に「補足と解説」「〇〇編を楽しむための基礎知識」シリーズも用意しています。
この裏には膨大な資料を読み込むMr.Indigoの努力があります。
資料にあたり、情報を整理し、メジャーなエピソードはもちろん、トリヴィアルなエピソードも逃しません。
基本的には登場人物の肖像画が示されていますが、これ一つとっても至難の業です。
送りバント的な人選となった時にも何とかコンテンツとして成立するところまでエピソードを掘ってきます。
日本語で書かれている文献だけでは足らず、海外文献にも当たっているようです。
無償でやるレベルの話ではないんですよね。
私もこのコンテンツを少しでも数多くの人の元に届けられるようにしたいと思っています。
サピエンス全史というユヴァル・ノア・ハラリの意欲作がありますが、こちらは全世界2500万部の大ベストセラーです。
全世界80億人のうち、320分の1しか読んでなくても大ベストセラーなのですし、世界史人物探訪PREMIERもサピエンス全史の1万分の1くらいの人、つまり2500人くらいには読まれてもおかしくないと思います。
(こらっ!上下巻に分かれているサピエンス全史を最後まで読み通した人間が何人いるかを数えるのはやめるんだ!!)
あなたは眼の前の人(あった人)に合わせてこの作品を勧めるのではなく、ただ読んでほしい一心で勧めていませんか?
もしそうなら宗教的な集まりの勧誘の人に通ずる圧を周りの人に与えている可能性があります。
もっと静かにやりましょう。
モテナイ村生活が長い私が持っている千のモテ技の一つをご紹介しましょう。
・モテの対義語は無関心。嫌われるところからはじめよう!
・・・・すみません、取り出すものを間違えました。気を取り直してえいっ!
・気になる相手の視界にとにかく入る
これです。
露出機会を増やしましょう。
打ち出したものを持って歩きましょう。
肖像画をいくつか合わせて、クリアファイルやバッグをつくりましょう。
会社の名刺の裏に意味ありげにプリミエールのURLを貼っておきましょう。
世間話の途中に世界史人物探訪あるあるをぶっこみましょう。
(年とった奴の語尾は「じゃ」になりがち。)
うーん、わかりました。
編集長のA.ハッガリーニに何か策を打つように言っておきます。
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ちなみに投票時のコメントでのお悩みには必ず回答いたします。
明代の思想家で、李卓吾という呼び名が一般的です。26歳で郷試に合格し、地方官を歴任する中で焦?らと知り合って陽明学に傾倒し、やがて独自の思想へと発展させていきました。
彼の思想の大枠は本編で紹介した通りで、これは「童心説」と呼ばれています。しかし、これは朱子学に基づく明王朝の秩序に真っ向から挑戦するものであり、彼自身が偏屈で妥協を許さない性格だったこともあって、激しい批判を浴びました。一方で政治の腐敗を憂慮する知識人も多く、理解者も少なからずいたようです。
本編は逮捕された直後という設定にしましたが、ほどなく彼は獄中で自害しました。彼の著作が禁書とされたのは言うまでもありませんが、細々と命脈を保ち日本の思想家にも影響を与えました。代表作のひとつである『焚書』は、約250年後に吉田松陰が愛読したそうです。
明代の詩人で、字を用いて袁中郎とも呼ばれています。兄の袁宗道、弟の袁中道も高名な詩人で、兄弟3人とも李贄に師事しました。彼は師と同じく役人を辞めて在野で著述活動を行いましたが、兄と弟を死ぬまで役人を続けました。
本編で紹介したように、彼は自分の素直な感情を詩にすべきだと主張し、当時の主流だった復古主義を批判しました。これは兄と弟も同様で、彼らの思想は「性霊説」と称され、後世にも影響を与えました。
また、彼は華道にも造詣が深く、生け花について記した『瓶史』という著作があります。
明代の学者、著述家で、本編で述べたように幅広い分野に関心をもち、晩年には自らの学識や考えをまとめた『五雑組』という著作を発表しました。その中で女真が明王朝の脅威になるという見解を示したことから、清が中国を支配するとこの本は禁書とされたそうです。また、彼は役人としても優秀だったようで、治水などの民政で業績を残しています。
ちなみに、彼は袁宏道から『金瓶梅』を借りたもののなかなか返さなかったようで、返却について問い合わせた手紙が残されているそうです。この頃は他にも『三国志演義』や『水滸伝』といった通俗文学が流行しており、人のありのままの心を描いた作品として現状に批判的な知識人に高く評価されたそうです。
イタリア出身のイエズス会宣教師で、中国での布教を担った人物として広く知られています。
彼は中国について徹底的に研究し、その歴史や文化を尊重することが大切だと考えました。そのため身なりは中国の儒者と同様にして、キリスト教の神は儒教における天主と同じであると説きました。これ
が功を奏し政府の高官にも改宗する者が出るようになりましたが、この方針はイエズス会内部で批判を浴び、リッチの死後には激しい論争が繰り広げられました。
また、ヨーロッパの科学技術を中国に紹介したのも見逃せない功績で、徐光啓らとともにヨーロッパの書物の翻訳を進めました。1602年に発行された『坤輿万国全図』は中国の人々に大きな衝撃を与えたと伝えられています。
ちなみに、リッチは南京滞在時に李贄と会っており、お互いについて高く評価したそうです。ともに豊富な学識と確固たる信念を持った人物で、既存の考えにとらわれないところも共通していますが、生き方は対照的なように感じられます。
‹今後の展開›
次のクリストファー・クラヴィウスからはヨーロッパに戻り、ポルトガルを経由してスリランカに展開します。16世紀後半のスリランカは4つの王国が並立し、そのうち1つを実質的に乗っ取ったポルトガルも絡んで激しい戦いが繰り広げられました。展開がややこしくなりそうなので、基礎知識編を挟む予定です。
]]>
横向きに倒れた俺の腹にサッカーボールキックが四発。脇腹にトーキックがもう何発か。ぐしゃぐしゃのストンピングで仕上げ。
「このまま蹴り殺してもいいんだが、お前にも一つチャンスをやろう。」
「そうだな、お前の下手な蹴りじゃけりがつくまで90分以上かかる。」
と言ったつもりだったが、空気ががさがさと漏れただけだった。
「おお、失礼失礼。水くらい差し上げないとな。」
髪を雑に掴まれて体を起こされる。
上を向かされて、口に水差しを当てられる。
うまい、うまいが下手。水が止まらなくて喉や胸、腹、股と潤していく。息が苦しくなってむせても止まらない。頭頂部からびしゃびしゃとかけられて、そのあとコーンと間抜けな音を立てて。プラスチックの水差しだった。
「格別のご配慮に感謝する。」
そう言うのがやっとだった。
「これを見てみろ。ある路線の駅名だ。全部正解できたら開放してやる。」
「お前誰だ。ふざけたお面なんかしやがって。」
節分の時に豆についてくる紙の面のせいで、わかりそうでわからない。
「なんでこんなことをするんだ。」
「それは自分の胸にきいてみるんだな。」
「ええ?自分、それは一番近くて一番遠い他人。」
「そういうところだっ!」
「怒るなよ。辛気は身の毒だぞ。」
「本当に身に覚えはないのか?水曜に原稿が間に合わなかったとか」
「うぐっ。」
「最優秀を獲った翌月はたいてい駄目とか」
「ぐはっ。」
「毎月のテーマ、消化しきれてないとか」
「あががががが」
「毎月の投票結果発表がめちゃ遅いとか」
「あ、それは自分じゃないんで。」
「悩み相談二年ぐらい貯めてるとか」
「ぐぎぎぎぎぎぎぶぎぶぎぶ」
「心当たりがあるようだな。」
「ふざけるな。俺は暴力には屈しない!」
「やることやってから言おうか。もう暴力はしないよ。これから朗読でもしようかな。サウナキング」
「やめてください!!許してください!!」
「そうそう。はじめからそう言えばいいんだよ。お前が助かるにはこれらの駅名を」
床に敷かれて、水を吸って字が滲んだ紙。
「正解すればいいだけだ。簡単だろ。」
「いいのか、こんな簡単な問題で。」
「十駅ある。簡単だろ。しかも千葉で育ったんだ。サービスサービス。」
「わかった。どうすればいいんだ。」
「俺が一駅ずつ指していくから答えろ。間違ったら」
「やめろ!サウナキングはやめるんだ!」
「殺す。言い訳は聞かん。じゃあ始めるぞ。」
我孫子
「簡単だ。あびこ。」
東我孫子
「なめてんのか。ひがしあびこ。」
湖北
「こほく。」
「順調すぎると思わないか?こんなことで許されると思うのか。本当にこれ、こほくでいいのかな。」
「こほく。」
新木
「あらき。」
「いいのか。これをあらきと読むような簡単な問題を我々が出すと思っているのか。」
「あらき。」
「あらぎ、あらぎってのはどうだろうな。」
布佐
「ふさ。」
「ぬのにたすけると書いて」
「ふさ。しつこいぞ。」
木下
「・・・・」
「さあ。」
「きおろし。」
「ファイナルアンサー?」
「千葉県民なら知ってるさ。きおろし街道のきおろし。」
小林
「こばやし。きおろしで揺さぶっておいて、あえてのノーマルこばやし。」
「さっきはきおろしと答えたのに、今回はいいのかい?」
「語るに落ちるってやつだな。こばやし。」
安食
「あじき。将棋通なら知っている。。通称アジアジだ!成田線我孫子支線の申し子、あじきーふさーこ!!」
「随分さえずるじゃないか。いいのか、あぐらじゃなくて。」
「あじき。」
下総松崎
「しもうさまつざき。」
「ファイナルアンサー?」
「しもうさまつざき。次はなりた。つぎはー、なりた。お乗り換え千葉、東京方面は1番線から15時49分発快速久里浜行き、成田空港方面は2番線から16時10分発エアポート成田」
「まんざき。」
「へ?」
「し、も、う、さ、ま、ん、ざ、き。」
「へ?」
「残念だったな。成田が見えて気が急いたな。勝ちになったと思った瞬間が危ないんだよ。」
「死にたくない!!死にたくない!!」
「色のない街だった。大量生産品のようにうろつき回っている若い女などはどぎつい原色であるが、それでも色がないのだ。いろんな街を転がるようにしてようやくこの街についた俺は、地下にある駅の改札から階段を上がった、東口の軒下で落ちてくる雨を見上げていた。何を期待し、何を夢見てここまで来たのか。何色の街を見に来たのか。来てみれば今までのどの街よりも無彩色だった。」
エンディングテーマ「涙がこぼれそう」 The Birthday
(テーマ「鬼」 Xもアールも書かないつもりなら俺が書くしかない!)
]]>
イヌの考えてることはなんとなくわかるし(表情とか動きとかがダイナミックなので)、いつでもこちらを受け入れてくれるような気がしているのだけど、ネコのミステリアスな感じは、私は若干「怖い」と思ってしまう。
そう、ネコは基本、怖い。
持ち上げたときに胴がうにゅーーんと伸びるのも怖い。とらえどころがなくて(物理的に)ちゃんと抱っこできた試しがないし、なでなでしていると表情をあまり変えずにゴロゴロ・・・と他の何にも似ていない音を出してくるのも、正直あまりかわいいと思えない。気持ちいいならもっと気持ちよさそうな表現をしてほしい。
しかし、私の周りはなぜか圧倒的にネコ派が多い。しかも、私自身もネコっぽいとか言われることがある。たぶん今までに3回くらい。
気分がころころ変わるし、一人でいることが好きなのにさびしがりやなので(つまりめんどくさい感じの)、確かにネコと特徴を共有しているところもあるかもしれない。
けれど、イヌっぽいところも多分にあると自負している。
尊敬する上司にはとことん尽くすし(尊敬できない人が上司になった年は年間通して愚痴マシーンと化す)、好きな人に会うと嬉ションしそうになるし(今のところしてしまったことはない)、お散歩も好きだ。30分くらいの距離なら歩く。
もしかして、私は「動物っぽい」のかもしれない、とふと気付く。
何かの占いで、「あなたね、地球初めてなのよ。人間やるの初めて。」と言われたことがある。他の人がさらっとこなしていることにいちいちひっかかる。(PTA役員のこと?)何に関してもマニュアルが必要な人。らしい。私はそれまで、自分に理解不能で腹立たしい人に会ってしまうと「ま、あの人は人間初めてなんだろう。前世はバッタだったんだろうからしかたない」などと悪態をついていたのだ。まさか自分がそっち側だったとは、若干のショックを感じながら、でも大いに納得したのだった。
前世はイヌかネコだったらいいな。
]]>
12月31日の朝食には、
午前中はツアーで島南部を船で巡る。
ガラパゴスペンギンだ。赤道直下のガラパゴス諸島だが、
少しずつだが、この旅の終わりを意識するようになり始めていた。
旅に出る前、
イザベラ島では年越しに向けて街では準備が進んでいた。
なんだかよく分からない人形である。こういった感じのジオラマ?
ガラパゴスの女性たちはエネルギッシュに働く。
「大晦日は街をあげてのお祭りで、
「へー、なるほど」
「で、最後には人形たちを全て燃やすの?」
「燃やすんですか?」キャンプファイヤーやん、と心の中で思う。
「そう。それがフィナーレ。それで年を越すの。一晩中大騒ぎよ」
キャンプファイヤーやん、と心の中でもう一度思う。
「お正月とか、みなさん普通に働くんですか?」
キリスト教国ではクリスマスは休むが正月は働く、
「1月1日は、、、午前中は働かないわね」
「さすがに休み?」
「いや、大量にお酒を飲んでいるから、
「町外れのホテルです」
「じゃあよかったわね。一晩中、街は大騒ぎよ。
とホント困っちゃうわよねという感じで大げさに肩をすくめてため
が、このお姉さんこそ、徹夜で飲んだくれ、
確かに夜は完全にお祭り騒ぎだった。
私は次第に頭が痛くなってきた。
こうして、
翌朝、新年の挨拶もそこそこに、
現代では情報はまさしく光の速度で共有される。
メンバーで集まって話し合う。幸い、
この日の午後、イザベラ島を出て、
サンタクルス島は人口は1万人以上おり、
宿に戻りメンバーに見せる。すると、
「もう少し、お金に関して計画性を持ったら? ここまでみんなに迷惑かけているんでしょ? なのにお土産買うの?」
まさしく正論である。正論で殴る、という表現があるが、
もちろん反論したかった。
「ここまで我慢を続けてきたんだ。
しかしどれだけ言葉を尽くしても、
「お金に関して計画性がない」
というシンプルな事実を否定できない。
こうして、様々な衝撃を受け続けたイザベラ島を去り、
ガラパゴス戦記(7) サンタクルス島1 Mr.X へ続く ]]>
−皆さんこんにちは、平賀千兵衛です。世界史を彩るさまざまな方々のインタビューをお届けする当チャンネル。今回は利瑪竇ことマテオ・リッチさんとお送りします。よろしくお願いします。
「よろしくお願いします」
−キリスト教の布教のために、はるばるここまで来られたと伺っております。
「はい」
−では、まず中国に来るまでのことを教えてください。
「わかりました。私はイタリアのマチェラータという町で生まれて、18歳の時にイエズス会に入会しました」
−はい。そこで中国で布教活動をしたいと思われたのでしょうか。
「いえ、東洋で布教に携わりたいという意志はあって申請を出したのですが、その時点では中国に来ることになるとは思っていませんでした」
−そうなんですね。何かきっかけがあったんですか?
「会の方針ですね。インドのゴアからマカオに移って、上司のアレッサンドロ・ヴァリニャーノの指示で、中国を担当することになりました」
−ヴァリニャーノさんには10年ほど前にお会いしました。日本での布教に力を入れていらっしゃったようですが…。
「そうです。日本では成果が出ていて多くの同志が布教に携わっていましたが、中国では外国人との交流が禁じられていたので、布教活動に取りかかることすらできなかったのです」
−では、リッチさんがその状況を打破されたわけですね。
「私1人の力ではありませんが、ようやく成果が出てきたのは確かですね」
−何か工夫はあったのでしょうか。
「マカオにいる時に、中国語と中国の文化について徹底的に勉強しました。すると、中国の人々がどういう考え方に基づいて生きてきたかがわかってきました」
−はい。
「中国は長い歴史をもつ国で、儒教に基づく統治が浸透しています。そこへ我々が来て正しい教えを伝えても、受け入れてもらえるはずがありません」
−そうですね。
「そもそも、儒教というのはキリスト教と相容れないものではなく、その文化を受け入れながら布教を進めることもできるのではないかと私たちは考えました」
−それで中国人の格好をなさっているわけですね。
「そうです。髪や髭を伸ばしているのも、そういう理由です」
−他に何か布教が進んだ要因はありますか?
「私は数学や天文学に通じているので、習得した中国語で知識を伝えようと尽力しました。そこからキリスト教にも関心を持っていただくことができたように思います」
−素晴らしいですね。
「いえ、まだまだこれからです。少しずつ中国での布教は進んでいますが、好ましくない風習も根強く残っていますから」
−わかりました。では最後に、どなたかお知り合いの方の紹介をお願いします。
「はい。ローマでお世話になったクリストファー・クラヴィウス殿を紹介しましょう」
−今回はマテオ・リッチさんにお話を伺いました。ありがとうございました!
(1610年早春、大明国・北京にて)
世界史人物探訪PREMIER(191)クリストファー・クラヴィウス へ ]]>
今月もこのお時間がやってまいりました。
遅くなってもうしわけございません。
お待ちかねのZPGP投票の結果発表です。
さて。
2024年1月は7,531PVでした。
皆様におかれましては、XやFB等SNSでの拡散よろしくお願いいたします。
今回は7の投票をいただきました。
嬉しいです。
大変お忙しい中ありがとうございます。
投票してくださった皆さんには大変感謝しております。
また様々な都合で投票を断念された方々、また来月お待ちしております。
それでは早速、チャンピオンたちの発表に移りたいと思います。
まずはテーマ「抱負」
前回はがりはが辛勝しました。
さて、今回テーマを制したのは
まさかの三作品同時受賞となりました。
Sesameさん、Indigoさん、そして私、おめでとうございます!
粒ぞろいで票が割れました。
プリミエールは2ラン3ラン有り、頭ハネなしでやっております。
相撲なら巴戦となるところですが、来月のテーマは本部長裁定でIndigoさんとSesameさんが選んだテーマによるダブルテーマとしましょう。
お二方、次のテーマの発表をお願いします。
次に最優秀作品の発表です。
先月はMr.XとMr.アールグレイが分け合いました。
今月はどうでしょうか。
現在絶賛連載中のガラパゴスが圧勝しました。
代表で書き出しの(0)のリンクを張っておきます。
おめでとうございます!!
Mr.Xはこれで堂々の四連覇。
盤石の態勢を見せつけました。
どこまでこの道が続くのか。
最後にいよいよMVPの発表です。
先月はMr.Xが快勝し二冠を三連覇しました。
今月はどうでしょうか。
Mr.X
過半数の4票を集め、4ヶ月連続で二冠に輝きました。
これにて「藤」「井」「聡」「太」完成!といった感じでしょうか。
素晴らしい!!
ベストコメントを選んでくださいね。
おめでとうございます!!
投票結果は下記のとおりです。
2024年1月度投票結果
マスコットのぷりみんのTwitter@ZohyoPREMIER もフォローよろしくお願いします!
雑兵日記PREMIERでは新たな作家の登場をお待ちしております。
書けたよ!!という方は下記まで送ってください。
宛先:passionpremier@gmail.com
雑兵日記PREMIERはこれからもなにがあろうとずっと続いていきます。
その活動を支えているのは皆さんの投票に他なりません。
あなたも是非、投票してみてください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
]]>]]>
この日(12月28日)から参加した女性2人は結婚しており子供もいた。そういった家族の事情で参加が遅くなったのである。というかそもそも「家族を置いてガラパゴスに行く」なんてよくやれるよなあと心から感心する。そういうわけでこの日から7人(独身男性2人、独身女性2人、既婚女性3人)で活動することになる。これがもし日本国内の旅行であれば、「この団体はいったいどういう集まりなんだ?」と怪訝な顔をされ続けたことだろう。
女性比率が高いチームで旅をする、などと言うとニヤニヤしながら「ええやん」とか言ったりする男友達もいたりする。が、もちろん、辛いことの方が多い。はるかに多い。少なくとも私の場合はそうだった。「女性のチーム」という形がカッチリでき上がっており、そこで私の存在は浮いてしまい、というか、完全な余所者になるのである。誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力、そんなものとは縁遠い人間でございます。
そして、このシリーズ冒頭にも書いた通り、このチームに私と親しい人はいなかった。唯一の男性同行者はこの女性チームとも交じることができる人だったのだが、私と格別親しいわけではない。そういうわけで、6人がお喋りしながら歩いている時などで、私は一人少し離れたところでボケーとあさっての方向を見ている、みたいな時間が長くなった。
しんどさもあるけれど、「自分は隣のクラスの集まりに混ぜてもらったのだ」と考えればそういうものか、という気もしてくる。無理に混ざろうとしたり自分の存在を誇示したりとかしなければ、余所者としての居場所ができるのである。孤独感もあるが、生まれてきてからこういうのは珍しくないので慣れてもいるのである。
ガラパゴス諸島の島全てが火山活動によって海にできた島だ。その中でこのイザベラ島は比較的若い方にある。お暇な方は、googleマップで「isabela island エクアドル 」などと検索し、レイヤを「地形」にしてこの島を見てほしい。吹出物のようなものが5つ見える。それらすべてがカルデラ式の火山であり、吹き出たのは溶岩というわけだ。 面積は4,588km2と、京都府(4,612km2)より少し小さいくらい、と結構大きく感じるが、開発が進んでいるのは南の町 Pueruto Villamil くらいで人口は2,000人ほど。田舎の小さい村、という感じだ。
29日はツアー会社を巡り、今後のアクティビティの話を進める。その後、宿周辺と街を散策した。 この島にももちろんゾウガメはおり、ゾウガメ繁殖センター Centro de Crianza Tortugas Gigantes Arnaldo Tupiza Chamaidan で多くのゾウガメを見ることができた。
ガラパゴス戦記(6) イザベラ島3 Mr.X に続く ]]>
(テーマ「松本人志」。難しいお題にブッキーが張り切っちゃいました。)
]]>「ああ。もっとも、興味があるのは詩だけではないけどな」
−どんなことでしょう?
「何でもだよ」
−何でもですか。
「うむ。私はこの世のあらゆることを知ることで、世の真理に迫りたいと考えておる。それで、政治や経済、歴史、地理、自然など、いろいろと書物を読みあさったり、人に聞いたりして、知見を蓄えているのだ」
−本当にあらゆることなんですね。
「そう。もちろんただ知るだけではいかん。書物に書かれていることを実際にやってみるとか、自然現象を観察するとかして、自分なりに考察を加えることも大切だ」
−はい。ちなみに著述活動もなさっているのでしょうか。
「ああ。役人として働く傍らで、著作も何冊か出しておる」
−そうなんですね。役人の仕事をなさっていると、いろいろと大変じゃないですか?
「もちろん大変なところはあるけれども、地方に赴任したらその土地について詳しく知ることができるし、役人としての経験は学問にも役立つだろう」
−そうですね。今は北京にいらっしゃるようですが…。
「実は最近来たばかりでな。ここでしか学べないことを学んでやろうと、張り切っているところだよ」
−首都ですから、いろいろとありそうですね。
「ああ。先日は西の果てにある国から天主教という教えを伝えに来た利瑪竇という人に会って、話を聞いてきたんだ」
−西の果てというと、ヨーロッパですか。
「そう。ヨーロッパにあるイタリアというところの出身らしい」
−やはり、中国の方々とは異なる知識をお持ちなのでしょうか。
「もちろん。この世界の構造とか、星の動きとか、それまで知らなかったことが次々と聞けるから、実に面白い」
−そうですよね。
「それで、我々がずっと当たり前だと思ってきたことについても、考え直す必要があるかもしれないという気がしてきたんだ」
−それほど説得力があるわけですね。
「ああ。まだまだ知らないことをいろいろと聞けそうだから、今後が楽しみだよ」
−そうですね。最後に、どなたかお知り合いの方の紹介をお願いします。
「では利瑪竇殿を紹介しよう。西方の国々とかここまでの旅についてとか、いろいろと面白い話を聞けるだろう」
−今回は謝肇淛さんにお話を伺いました。ありがとうございました!
(1609年冬、大明国・北京にて)
]]>
遅くなりましたが毎月恒例のPREMIER投票のお時間です。
ご投票どうぞよろしくお願いします。
2024年シーズン一発目、今年を占う投票の貴重な一票をお願いします。
1月の総アクセス数は7,531PVでした。
お忙しい時期でしたのによく読んで頂いてありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
更新情報や過去名作を紹介するtwitterはぷりみんがやっています。是非フォローをお願いします。
さて、毎度毎度のお願いにはなりますが、投票をお願いいたします。
今月は23本です。
読めた分の投票で大丈夫です。
いつも読んでないし、いつも投票してないから投票してもよいかどうか迷ってらっしゃる?
たまたまのぞいてくださった方でももちろん結構です、歓迎します。
本心ですよ!!
ここは開かれた場です。
雑兵日記PREMIERの投票は全人類に開かれています!
コメント欄、埋めなくても結構です。
初めての方、もちろん歓迎します。
どうぞよろしくお願いいたします。
候補作は2024年1月1日〜31日までに投稿された作品です。
右の「ARCHIVES」の中の「January 2024 」をクリックしていただければ、候補作が読めます。
スマホでは「ARCHIVES」の中の「2024年1月」をクリックしていただければ、候補作が読めます。
投票要綱の確認をいたします。
まずはMVPです。
先月はMr.Xが見事三連覇を果たしました。
MVPはベストコメントを選定し発表します。
該当期間の作品・活動の中でのMVPを一人挙げてください。理由やコメントを頂けると幸いです。
次に最優秀作品賞です。
最優秀作品賞受賞者は受賞会見を行います。
先月はMr.アールグレイとMr.Xが分け合って、Mr.Xは五回目の二冠を獲得しています。
最優秀だと思った作品にいくつ投票してもかまいません。
とはいえ、なるべく一作品が望ましいです。
同じ作品に二票以上は投票できません。
できれば投票理由をお教え願います。
そして、今月もテーマコンテストをやっています。
先月はがりはが久々の戴冠を果たしました。
今月のテーマ「抱負」にもっともふさわしい作品1つに投票をお願いいたします。
こちらもよろしくお願いいたします。
どの作品、どの著者が支持を集めるのでしょうか、楽しみですね!!
すべてを公平に読むのも大変骨が折れると思いますが、そこにこだわる必要はありません。
その日その場所で目に付く場所にあったという奇跡も一つの要素だと思いますので、気軽に投票をお願いします。
投票方法は3つです。
1.上のリンクにある投票用紙から投票(これが基本になります。)
1でできない場合
2.passionpremier@gmail.com にメールをください。
3.私のケータイにメールをください。
投票上の注意としては以下の4つです。
1.記名投票です。(ハンドルネームでもかまいません)
2.投票者自身への投票を認めます。
3.選出理由をぜひともお書き添えください。
4.その他、この日記についての提言・要求・疑義・感想・賞賛等ございましたら是非お聞かせください。
〆切は2月15日(木)です。
投票はしんどいなという方、ブログのコメント欄でも結構です。
是非感想や質問などお寄せください。
どうぞよろしくお願いいたします。
]]>]]>
2023年12月27日、
初っ端からこの景色に圧倒される。
Roca Leon Dormido (「眠る獅子の岩」)という海にニョッキリ立つ奇岩である。
シュノーケリング(あるいは単にシュノーケル)とは、
では漂いながら何をするかというと、
こういった写真をシュノーケリングの未経験者に見せたことがある
「水族館でいいんじゃないの? 何が違うの?」
上手い返答をしたいが、「ええから一度やってみて。分かるから!
私は元々生き物が好きではあったけれど、
旅費を除けばダイビングと違ってそれほどお金もかからないし、
とはいえ、改めて考え直してみる。
「でも、わざわざガラパゴスまでいかんと行かん? 沖縄でも良くない?」
と問われるとちょっと困る。日本国内でも綺麗な海はあり、
30分くらいすると船に戻る。
場所を変えて再び潜る。今度は陸地に囲まれた浅瀬だった。
じきに姿を現した。
昨日のゾウガメに続いて、今度はウミガメだ。
異変はその時起こった。
写真を撮ったはいいのだが、その瞬間にコンデジの画面が乱れ、
「え? 何?」
慌ててカメラ全体を見るとバッテリーを入れる蓋のところが開いて
こうして、
その時はもちろんガックリ落ち込んだ。後日譚になるが、
何はともあれ、こうしてサンクリストバル島の滞在を終えた。
次の日、船でサンタクルズ島(
後発組との合流は、私にとって待ち焦がれたものだった。
というのも、
手付かずだった私の福沢諭吉たちが、ついに火を噴く瞬間が来た! イザベラ島での最初の夕食ののち、
「え? えっと、米ドル、これで全部? ...これだけ? ...なんで、もっと持ってきてくれなかったん、ですか...?
「アメリカで替えようと思ったけど、そのあとも移動は続くのに、
なるほど。現金を必要としているのは私だけではない。
しかし私の感情は混乱を極めた。一部両替はできたものの、
「オレの金欠は続くのか!? まだ、これからも!?」
声には出せない絶叫を上げた。
ガラパゴス戦記(5) イザベラ島2 Mr.X に続く ]]>
藤井風沼にはまりすぎて家事がはかどりません。
ほうほう、わっかりますわっかります。
好きになっちゃうとそこから離れたくなくなる気持ち、わかります。
僕らはまだ先の長い旅の途中で誰かを愛したり忘れたりいろいろありますもんね。
私も雑兵日記PREMIERを読んでいると時間が溶けてしまって、電車を乗り過ごしたり、家を出る適切な時間を逃してしまったり、お風呂から出られなくなったりすることがあります。
特に巨弾連載を読み始めたりするとそうですよね。
いつでもやめられる読み切り千字でも、油断していると後を引くんですよね。
ほら、なんて言いましたっけ、あのいろんな方の悩みに、快刀乱麻を断つがごとくキレッキレの回答を返すあの連載。
ほほほ、コマーシャルはこれくらいにして、お悩みと向き合ってみましょうか。
ははあ、確かに藤井風って聴いてみるといいですね。
わっかりますわっかります。
沼っていつから沼っていうようになったんでしょうかね。
あんまり良いイメージのない言葉だとおもうんですよね。
池の畔は詩になりますが、沼の淵は怪談になっちゃいそうですし、池袋には人が集まりますが沼袋にはそこまで人が集まりません。
あれ、池袋にはそんなに良いイメージはありませんか。タハー!失敬失敬!!
さておき、沼には入りたくないですよね。
風呂とかどうですかね。
暖かくて入りたいじゃないですか。
藤井風呂。
のぼせちゃう、てのもなかなかいい線突いている気がします。
沼は透明度が低く、泥やへどろが堆積していて底が浅いように見えてずぶずぶ沈んでしまい、沈んだら水中では見通しが利かず、抜け出そうとすればするほど深みにはまるようなイメージがあります。
よくよく考えるとこれを趣味の世界に適用した方の慧眼には驚かされますね。
沼に似たような使われ方をする言葉に盲目という言葉があります。
(病膏肓に入る、なんてね、と書こうとして嫌な予感がして調べたら「肓」の字、「月」なんですね。横隔膜の上あたりらしいです。)
恋は盲目、もインパクトあったでしょうけど、恋は沼、はもっとうまい感じがします。
沼、うまいなあ。
周りが見えなくなる感じ、「抜け出したい!抜け出さねば!」と思って頑張れば頑張るほどはまっちゃう感じ、すごく趣味の世界を表していると思います。
いつの日かこの日々も懐かしんで全てを笑うだろうと。
全てを愛すだろうと。
沼の話はもういいんですか。
元々美しい言葉は野卑で汚い方へ活用が堕ちて行きます。
貴様、とか良い例ですよね。
漢字の字面からはやんごとない感じがしますもんね。
逆に元々品のない言葉は強意の副詞化したり良い意味に活用が上がっていきます。
「クソ」は完全に強意の副詞として定着してますし(私は大嫌いですが)、ヤバいも「クール!」「素晴らしい!」という意味になっています。
沼もその中の一つでしょうか。
風沼、風の爽やかさに沼の不気味さのアンバランスな感じが、常軌を逸した感じでいいですね。
藤井沼だとどうでしょうか。
藤の花言葉「決して離れない」に表されるように絡んで話さない感じが沼とマッチしています。
あ、家事の話ですね。
すみませんすみません。
このままだと家事がね、まったくはかどらないと。はいはいはい。
これは逆転の発想で、家事が終わったら風にたどりつく工夫をしましょうよ。
風を聴きながらだとお皿を洗う手がいつの間にか止まってしまう、同じ場所にばかり掃除機をかけてしまう、というようなことですよね。
じゃあ、家事が終わったら聞くようにしましょうね。
マシュマロ・テスト、みたいな感じで。
家事がはかどる、非認知能力が高まる、人生が充実する、そんな好循環が目に浮かぶようです。
聞かないようにしてもムダ?
頭の中で爆音で風が鳴ってしまう?
そうですよね、沼るってのはそういうことなんですよね。
お元気ですか。
僕たちはいつになれど少年です。
心の奥底では永遠を求めています。
一日も早く症状が落ち着かれることをお祈りしております。
家事がおろそかになって溜まったホコリ、出せなかったゴミ、はびこったかび、偏った栄養、
目にした手に触れた全てに意味はあるから。
永遠なる光の中全てを愛せますように。
※明るい悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。
ブログにコメント、投票時にコメント、ハッガリーニにメール、電話、伝書鳩、のろし、などの手段でどうぞ。
ちなみに投票時のコメントでのお悩みには必ず回答いたします。
(藤井風「旅路」を聴きながら回答しました。)
]]>
昔勤めていた中学校で、教室移動時、一人抜け出してしまい(確か発育測定の時間中だった)、3階の外廊下から中庭に飛び降り、亡くなってしまった女子生徒がいた。
彼女の机から出てきた遺書には、「いじめなどはありません。だれも悪くありません。ずっと自分で死ぬことを決めていました。ご迷惑おかけしてすみません。」というような内容のことが書かれていた。
彼女は校内のカウンセリングなどにかかったことはなく、生徒指導事案や、いわゆる「心配な生徒」に名前が挙がったことはなかった。
担任いわく、「おとなしい、目立たない子」だった。暗い雰囲気はなく、いつも黙って友達が遊んでいるのを眺めて微笑んでいるような印象の子、だったそうだ。
彼女が亡くなった次の日、保護者会が開かれ、気丈にも親御さんがお話をされた。
学校に非がないのに迷惑をかけた、子どもたちを驚かせることになり申し訳ないという謝罪の言葉の後に、「こういう子どももいるということを知ってほしい」と締め括くった。
その親御さんの言葉は、世間ではいわばタブー視されている「死生観」のことを意味していると、私は理解した。今でもときどき思い出す。
「こういう子どももいるということを知ってほしい」
誰にも助けてもらえず、助けてほしいと言えず、「生」に絶望して自ら命を絶つことは悲しいことだ。時折有名人の自殺のニュースを見聞きすると、その人がもっと優しい世界と繋がれていたら、と思う。
また、うつのような状態になり、冷静な判断をできないまま死に突き進んでしまうこともあるのだろうと思う。
そのような形で亡くなってしまったら、きっと本人も悔しいだろう。亡くなった後に意志を持つかはわからないけど、命を絶やしてしまったことに後悔するかもしれない。
しかし一方で、死を自分でコントロールすることを当然のように捉えている人もいるように思う。亡くなってしまった女子生徒も、そのようなスタンスの人だったのではないだろうか。
死についてそのように考える人は現代では間違いなくマイノリティだし、そのような意見をだれかに伝えたところで、すごい勢いで心配されてしまうに決まっている。そして命の大切さについて説教されるだろう。
「人生は一度しかないんだよ」などと、「そっち側」の理屈を説かれて、はい、わかりました、と曖昧な笑顔を作るしか、ないだろう。
言えないだろうなあ。心にしまっておいて、静かにその時を決心するんだろうなあ。
この生徒の一件から、私は、死との距離は人それぞれだ、ということを知ったのでした。
私は普段死を意識することがないし、「死にたい」と思うこともそれほど頻繁ではないので、多分あまり近くないほうのように思う。
20年ぶりに連絡をくれた友達が、あまりに突然の連絡だったので(しかも内容が「昔、お世話になりました」系)かなりびびり、「ねえ、もしかして余命申告でもされた?」と聞いてみたら、「余命申告も死刑申告もされていない。でもわりといつ死んでもおかしくないと思ってるよ」と返してきた。
彼は、働きすぎで疲れていたか、または死にわりあい近いタイプの人なのか、もしくは何かの小説のセリフを使ってきたのか、きっとどれかだろう。でもそれ以上は確認しなくていいやと思った。昔仲良かったとは言え、なんせ20年も音沙汰なかった人なのだ。
メリークリスマス。で終わったそのラインに返事はせず、彼との20年ぶりの会話は終わった。
]]>
ところが、その原稿を統括本部長に送った数日後、私は衝撃の事実に気づかされました。この8年間で、年収がほとんど増えていないのです。ちょっと増えた時期もありましたが、コロナ禍もあって減ってしまい、その後はほぼ横這いです。ここ数年の物価上昇を考慮すると、実質的には減っていると言えるかもしれません。
キャリアもスキルも伸びているという自覚があるのに収入が伸びないのはなぜだろう、社会が悪いのか会社が悪いのか、それとも自分が悪いのか…などと考えているうちに、私はもうひとつの衝撃の事実に気づきました。「10年計画」を書いているときに、収入が増えていないことをすっかり忘れていたのです。
要するに私は、将来を考えるにあたって収入は二の次、三の次だと思っているのでしょう。腕を磨いているのは自分のやりたいことをやるためであって、金を稼ぐためではないということです。将来的にやりたいことが「儲かりそうもないことばかり」という「10年計画」の記述が、それを物語っています。現代の日本社会において、私はあまりにも浮世離れしすぎているのかもしれません。
しかし、会社員をやっている以上、年収は個人を評価するわかりやすい指標です。そして、同じ年収であれば、44歳17年目の人よりも36歳9年目の人の方が優秀だとみなすのが普通でしょう。今の会社にいても収入増は望めませんし、この指標で考えると状況は年々悪化していると認識せざるを得ません。
とはいえ、自分の実績が着実に増えているのも事実です。ポートフォリオにはぎっしりと過去の作品が詰まっていて、経験豊富なライター・エディターであることが一目でわかります。ビジネスで役に立つかという観点を抜きにすれば、多くの人に興味を持っていただける内容だと自負しています。
ゆえに、私はビジネスが介在しない場面を積極的に作り出し、そこで作品を売り込んでいくしかないのでしょう。結論は「10年計画」と変わりませんが、とにかく仕事以外の人脈を構築しなければならないと改めて感じました。
手始めに、来月に都内で行われるクリエイターの交流会を予約しました。どんな人が参加するのかはまったくわからないので過度な期待は禁物ですが、より多くの人に知ってもらえるように、営業ツールをしっかり準備しておきます。
]]>「人生の師だよ」
−それほど大きな影響を受けておられるわけですね。
「ああ。初めてお会いした時に、ようやく自分の生き方がわかったような気がした。それから何度も押しかけて、お話を伺ったものだ」
−その生き方というのは、子どもの頃と変わらぬ心で純粋に生きる、ということでしょうか。
「左様。私は詩を嗜むゆえ、詩にもありのままの感情を込めれば良いのだということに気づかされた」
−きっと、詩というのは本来そういうものですよね。
「もちろん。しかし、今の主流は唐の時代の詩を学び、形式を身につけよというような考え方なのだ」
−すると、袁さんのお考えとは合わないということですね。
「うむ。古人の詩を学ぶのが悪いというわけではないが、模倣になってはいかん」
−李贄さんが今の政治のあり方を批判されているのと、構図としては似ているように思います。
「そうだろうな。実は私も若い頃は役人をやっていたのだが、どうも性に合わなくてな。6年前に辞職して、今は故郷に帰って詩作三昧だよ」
−こういうお考えをお持ちだと、どうしても官僚の世界とは合いませんよね。
「そうだな。兄も役人だったけれど、2年前に死んでしまった。まだ41歳だったのに…」
−つまり、役人生活が合わなくて病気になったということですか。
「実際のところはわからぬが、やはり苦労が多かったのではないかという気がするのだ」
−はい。
「もっとも、何をしていようが生きるというのは大変なことだけどな…」
−そういうものですか。
「ああ。ありのままの心で過ごしたいと思っていても、なかなかそうはいかぬ。心を乱されて悩むことばかりだよ」
−確かにそうかもしれませんね…。
「しかも、最近は体の具合も思わしくなくてな」
−大変ですね。お大事になさってください。
「うむ。体に気をつけるのはもちろんだが、今の状態を受け入れて自分の思いをしっかりと見つめることで、良い詩ができるのではないかと考えておる」
−わかりました。最後に、どなたかお知り合いの方の紹介をお願いします。
「では朋友の謝肇淛殿を紹介しよう」
−今回は袁宏道さんにお話を伺いました。ありがとうございました!
(1602年春、大明国・荊州府公安県にて)
]]>
(ここでがりはに紙が渡される。)
え?これ俺が読むの?
速報です。
2023年のプリミエール三賞それぞれの最多勝を発表します。
まずテーマコンテスト Mr.X及びMr.Sesame!(4勝)
続いて最優秀作品賞 Mr.X(6勝)
最後にMVP Mr.X(6勝)
Mr.Xはここで三冠を達成しました!!おめでとうございます!!
・・・・・・・・
これでいいか?
良かねえよ!
全プリミエーラーの屈辱だよ。
確かにあいつは去年よくやった。それは俺も認める。
毎週毎週書いたし、どれも面白かった。
でもさ、俺が12月ちょっと気を抜かなかったら、俺が二冠だったんだよ?
ウサギちゃん的なあれで。
いやいや、言い訳とかじゃなくて。
ほんとほんとほんとマジで。
わかったよ、今年はやり返すよ。
全部獲りまくってやるよ!!
手始めに2月のテーマコンテストのテーマを発表する。
テーマは「ねこ」だ!!
あいつと俺が言い訳なしでぶつかれるテーマだ。
ガラパゴスでいかに忙しくても、さすがにこのテーマからは逃げられないだろう。
ヨロシクオネガイシマス!!
]]>
]]>
この旅には英語が得意な人が多くいてツアーの交渉をしてもらえる
それだけならいいのだが今回は「経済面でも迷惑をかける」
ガラパゴスでは旅費を抑えるために食事がついてない宿を予約して
12月25-
25日、
(著者近影)
岩場には可愛らしいブービーたちが鎮座していた。
ガラパゴスの固有種ガラパゴスアオアシカツオドリである。
アオアシカツオドリはガラパゴスの「メインキャラの1人」
街の中心部へ戻って昼食を取る。レストランで「
強い日差しの中自転車で走り回った体に、
全く期待してなかったのだが、ガラパゴスの料理は美味かった。
当然だが、魚介類が多い。
翌日12/26は、自転車で山越えをすることになった。
組まれたスケジュールでは、早朝に出発し東へ進み、山頂の湖 El Juncoへ見てから山を降って東岸Puerto Chinoへ、それから宿に戻って昼食。
私には無謀な試みにしか思えなかった。街と磯の往復、
「さすがに無理じゃない? 600mの山だよ? これを一度登って下ってまた登る、ということは1,
私は主張したが、あまり強く言えなかった。
が、
案の定、坂がきつくなると自転車を降りて押す人も出てくる。
おそらく女性たちも無茶なことをしていることは自覚していたと思
私の祈りが通じたのか幸いにも事故は起こらず、
ここ Galapaguera de Cerro Colorado で、
「私は、紛れもなく、あのガラパゴスにいるのだ。
この時、
感動はしても、自転車移動はなおも続く。
その後さらに坂を下り、東岸の Puerto Chinoという美しい砂浜までついた。
がしかし、案ずるより産むが易し。
問題はアッサリ解決した。
タクシーで、「これをまた登らなければいけないのか」
とはいえ、コミュニケーションとか自らの人間性だとか、
ガラパゴス戦記(4) サンクリストバル島3、イザベラ島1 Mr.X に続く ]]>
2023年1月7日の賀正 Mr.Sesameなどでいくつか目標を書いたので、
・最速投票を10回以上
8回だったので失敗。有言不実行。66%
・テーマに10回以上は参加する
11回参加したので達成できました。ちなみに、
・詰将棋を一つ完成させる
2023年3月23日の完成 Mr.Sesameにて公表しました。
・ゴンズイを食う
失敗だが、
・投網を買う
買っちゃいました。2022年12月28日の【テーマ】躊躇 Mr.Sesameで「
・減酒
たぶん減らせたと思う。
・ダービー出走馬を当てる
2023年6月2日の優駿 Mr.Sesameにて10頭を公開しました。
・村田システムを体得するため、百敗して居飛車感覚を身につける
順調に進行中。相手が振り飛車だと村田システムと認識されないの
この2034年3月という時期を設定したのがいつだったかは記憶していませんが、2015年12月に次女が生まれた後のことなのは間違いありません。彼女が順調に成長すれば、2034年3月に高校を卒業することになるからです。保護者としての役割は、そこで一区切りと言って差し支えないでしょう。
ただし、初めは「最低限ここまでは生きなければ」という基準のような位置付けでした。心身ともに今より厳しい状態だったので、弱気になっていたのだと思います。
それが変わってきたのは、ようやく自信がついてきたからでしょう。自分がライター・エディターとしてどこへ行っても通用する(さすがに海外は無理ですが)と思えるようになったことで、フリーランスが視野に入ってきたわけです。
考えてみれば、2015年12月の時点では業界9年目でしたが今は17年目(3月からは18年目)ですから、キャリアは倍近くなっています。周囲からの見られ方も変わりますし、それに伴って自己評価も変わってくるのは当然のことかもしれません。
一方で、どうも株式会社というのは性に合わないな、という実感も出てきました。キャリアやスキルを生かして残りの人生で何をするか考えたときに、浮かんでくるのは儲かりそうもないことばかりです。本質的に利益を追求する組織である株式会社に所属していると、実現は難しいのかなという気がしています。
ゆえに、保護者としての責任を果たしたうえで、収入が減ってもなんとかなるタイミングでフリーに転身しようというわけです。
では、私はこれからの10年で何をすれば良いのでしょうか。10年という歳月はそれなりに長く、自分がどう変わっているかもわかりませんが、転身に向けた課題を1つ1つ解決していくことで、先の道筋が見えてくるのではないかと考えています。
その第一段階として、今年は人脈を広げることを意識的に心がけていきます。具体的には、ライターをはじめとするクリエイターの交流イベントに積極的に参加するつもりです。それによって働き方について多くの事例を知ることができますし、馬が合う人と出会うこともあるでしょう。
取材などで社外の人と意気投合することはありますが、会社員としての付き合いだとその後の広がりも会社同士の関係性に左右されます。現実的な問題として、今年度に携わった地方取材のある定期案件3件のうち、1件は来年度の予算が合わず、1件は先方の都合で打ち切りが決まっています。そんな事態がしばしば発生するので、会社は頼りにできません。私個人としての活動に活路を求めるしかないと思っています。
先日、私のポートフォリオにQRコードを入れて、ネット上に公開されている作品をすぐ閲覧できるように改良しました。人となりを知ってもらうツールとしては、昨年から始めたnoteがあります。歴史が好きな人に対してはPREMIERもアピールになるでしょう。単独で活動するための装備は整ってきたように思います。
あとは私の電話番号とメールアドレスを入れた名刺を作れば、第一段階の準備は完了です。未知の世界を楽しみながら、10年計画を進めていく所存です。
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こんにちは、今日はUさんのチャートを読み解いていきます。
がりはさんにお会いしたときに直接依頼してくださったとのこと。
これまで読んでいただいていたのですね。ありがたいです。
久しぶりなので、リハビリをかねて気合を入れて読みたいと思います!
1988年7月19日生まれの女性、現在35歳。
まずぱっと見た感じです。
天体が偏りなく全体的に散らばっていますね。
いろいろなことを器用にこなせる反面、人生でこれに力を注いでいこう!と思うものが定まるのに時間がかかります。
ヘタすると興味がとっ散らかってしまい、結局何屋さんなの?と聞かれるような感じです。
年齢を重ね、いろいろな経験を経て、人生の焦点が定まっていきます。
夕方生まれとのことで、アセンダント(外側のよろい・持って生まれた武器)は、射手座か、もしくは山羊座の可能性があります。
この2つはかなり方向性が違うので、念のためどちらも記しておきます。
射手座なら探究心の強さ・見えないものについて考える力の強さがあり、山羊座なら地に足つけてやり遂げる力・真面目さが前面に出て、Uさんの強みとなっているはずです。
アセンダント星座はいちばん使いやすく、困ったときに助けてくれるアイテムですので、意識しておくと良いでしょう。
MC(社会に出たときの姿)は天秤座。仕事ではだれとでもそつなくコミュニケーションが取れ、人と人をつなぐのが得意です。交渉事も波風立てることなくうまくまとめます。年上とも年下とも角の立たない意思疎通ができるので、組織の中の潤滑油的な存在になります。平和でバランスの取れた社会を作ることを夢見て邁進することでしょう。
太陽(人生のテーマ)蟹座。それが7ハウスにあります。ザ・尽くし系女子!
パートナーに寄り添い、強い気持ちで相手のことを全方向から守り抜こうとします。それがUさんにとって人生の大きなミッションとなるでしょう。
蟹座は「守る」パワーが12星座の中でピカイチだと思っています。実はプロレスラーにも多い蟹座さん。大切な人や、自分の中の弱い部分を守るために硬い殻を作るのですね。
一度身内と認めたら一生面倒を見る勢いで関わります。
身内と認めるまでは時間がかかるし、認めない人に対しては攻撃。ゼロヒャクの激しい愛情の持ち主と言えます。
7ハウスはパートナーを表すため、Uさんの人生のテーマはずばり、パートナー(プライベートでも、仕事上でも)との関わりなのです。
Uさんの太陽は月、木星とそれぞれ60度を取っていますので、人気のあるタイプ。さわやかな存在感があり、人目を引くことでしょう。
月は乙女座。とても几帳面です。細かいことが気になり、繊細さんと言えます。社会をよくしたいという思いが強いです。きちんとしつけをする家庭で育ったかもしれません。9ハウスにありますので、研究・哲学などに縁があり、考えることが好きです。未来のことを思い描くことも得意です。
Uさんのホロスコープの大きな特徴として、月に対するアスペクトが多いということがあります。月は感情を表します。そこに関わってくる星が多いということは、それだけ感情を安定させるのに労力や時間を必要とするということです。
火星180度、木星120度、土星90度、天王星90度。
月ー火星はとても負けず嫌いです。スイッチが入ると気持ちが暴走し、攻撃性として表れてしまうこともありますが、ここぞというときの頑張り方には他の人がついていけないくらいでしょう。衝動性、行動力。
月ー木星はおおらかな人柄を形成します。乙女座の月ですので、もしかすると気になる部分の範囲が広いというふうに出るかもしれません。でも基本的には明るく、少しのことでは希望を失わず、運を引き寄せる「モテる」+「持ってる」体質です。うらやましい。
月ー土星は土星先生の厳しい部分を感じやすいアスペクト。自分の価値について懐疑的で、「役に立たなければ!」という思いを強く抱くかもしれません。Uさんの場合は、ここでも「尽くし系」が強調されます。相手や人の目が気になるかと思いますが、特にパートナーとの関係は長期戦ですし、疲れすぎないようにしたいところです。
月ー天王星は安らぎを求める一方、刺激も求めてしまうような矛盾を感じさせるかもしれません。周りにはどんな人か少しわかりづらい印象を与えてしまうかもしれません。
あまり伝統的な家族の形にとらわれたくないという思いがあり、自分の育った環境とはまったく違う雰囲気の場所で生活することになるかもしれません。
ただし、Uさんの場合は月ー土星のアスペクトが「伝統的な家庭」への強い執着も表します。この相反する矛盾について、Uさんがどのように消化するかは心と時間を割くことになるかもしれません。
土星・天王星がアセンダント付近にあるということで、この2つの天体がかなりの強さを持っています。(いわゆるライジングスター。これを持っている人は、通称:ガチャピン。合言葉は「普通に生きるのを諦めよう!」。私も火星のライジングスター持ちです。普通にしてるのにがんばりやさんと言われがち)
土星・天王星のコンジャンクションは伝統と改革のぶつかり合いとなって強い摩擦と葛藤を生み出します。
このような強い葛藤は、自分の内側ではなく、社会に向けて発散していくのが良いでしょう。
大きな仕事を請け負えば請け負うほど、Uさんの持ち味が発揮されます。
仕事関連で言えば、10ハウスに冥王星(核エネルギー)。
経営者として名を馳せるか、組織のカリスマ的なリーダーとなる素質があります。
土星・天王星ぴったんこの強い葛藤を冥王星の核エネルギーで持ってできるだけ高い視座で(世界平和レベル)昇華する。そんな流れでいきたいです。
土星と天王星どちらも強いので、伝統的な組織でも新進気鋭なジャンルでもどちらでもいけると思います。
また、前述したように、人生のテーマ(太陽)は「パートナー」ですので、仕事上でもそれが意識できると良いです。仕事上で自分とタッグを組む人や、取引するお客さん等、「関わる人」はぜひしっかりと選んでください。それがUさんの人生を大きく左右します。
私は藤井風さんが推しですが、彼はマネージャーの「ずっずさん」(ファンの間ではかなり有名。むしろ風とセットで推しているひとが多い)と組んだことでデビュー3年ほどで世界中で聞かれるアーティストとなりました。風さんの太陽は7ハウスです。配偶者ではありませんが、風さんにとってずっずさんがどれだけ重みのある人かはファンならだれでも知っています。風さんいわく、ずっずさんは「一番の癒し」。ずっずさんが風さんの才能を見抜き、惚れ、風さんよりも信じているからこその今の彼の活躍なのです。風さんは元々Youtubeで有名だった人ですが、ずっずさんでなければここまで彼のポテンシャルを引き出せたとは思えません。
こんな感じで、7ハウス太陽の人は公私ともに「よきパートナーに出会えるかどうか」が人生を左右します。
自分ではコントロールできない「他人」が人生を大きく占めるので、そういう意味では少し生きづらさを感じてしまう時期もあるかもしれません。
でも、その分うまくいっているときの多幸感というのは他の太陽ハウスよりずっと強く感じられるはずです。パートナーシップについてはぜひ専門的に学ぶことをおすすめします。
その他:
5ハウス木星なので、欲望に忠実に生きることになります。恋愛経験が多めになる。趣味もたくさん。
6ハウス金星なので、役に立つことが好きだし、また、楽しく働けることが大事です。仕事は情報の伝達に関わることや、平和な社会を作ることに関係すると良いです。
全体的に、1ハウス(アイデンティティ)に海王星(紆余曲折)があることもあり、大器晩成型かなと思いました。
持て余すような強い個性と葛藤のエネルギーがありますが、同時に引き寄せ運と周りの人への強い優しさも持つUさん。
規模の大きなことを成し遂げるホロスコープですので、ご活躍、というか大活躍をお祈りしています。
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ガラパゴス戦記(3) サンクリストバル島2 Mr.X に続く ]]>
プロレスにはエビ固めという技と逆エビ固めという技があります。
プロレスは読むよりも見てもらう方が、見てもらうよりもやってもらう方が話が早いのですが、読んだ時にもより伝わるようにちょっとご説明しておきたい、そのような気持ちになっているのです。
エビ、ということでお腹を「く」の字に曲げた絵を想像していただきたい。
おせちに入っている、伊勢海老じゃない方のエビです。
あの「く」の字の上半分を床につけてその上に覆いかぶさり、「く」の字の下半分を外側から腕で巻き込んでいくとエビ固めの完成です。
様々なバリエーション(横入り式、高角度後方回転など)がありますが、共通しているのはギブアップを取る技ではなく、フォール(相手の両方をマットにつけてワン・ツー・スリー)を取る技だということです。
相手の両肩をマットに三秒間付け続けるために、逃げにくいように足を上げておくという技です。
プロレスを報じている一流紙などで試合結果を確認すると決まり手の五割以上がエビ固めになっていると思います。
相手をラリアットなどで叩きのめしても、多くの試合で最後の形はエビ固めでスリーカウントを取っているんですね。
逆エビ固めについても解説しましょう。
逆エビということで、どの部分が「逆」なのかというと体を曲げる方向ですね。
相手の顔、腹のほうをマットにつけて、その背にまたがり相手の足を持ってぐっと反らせます。
つまり強制的にエビ反りにする技なのですが、技名としては逆エビです。(エビ反りにこだわるなら、キャメルクラッチの方がよりエビ反りなのですが。)
腰を相手の腰の上に落とすとより効果的です。
極め方としては仰向けの相手の足首のあたりを両脇に挟み、相手を裏返しにしてステップオーバーした後に腰を落とします。
単純で基本的な技の一つですが、拷問技と呼ばれますし、一流レスラーの必殺技として現代プロレスでも使われています。(ウォールズオブジェリコなど。)
かけられた選手は必死に腕立て伏せの要領でプッシュアップし、ロープへ逃げようとします。
何しろものすごく痛くて苦しいですから。
真っ赤になって状態を何とか起こしロープへ腕だけで這って逃げる様はエビのようであるなあと、素晴らしいネーミングだなあと思っていたのですが、逆とはなんだろうかと。
エビ固めをみてもエビにはなかなか見えないこともあって、ずっと引っかかっています。
逆エビ固めは別名ボストンクラブと呼びます。
このボストンクラブは、片足だけを決めるハーフボストンクラブ、両足をクロスさせて固めるサソリ固め、テリーマンの必殺技テキサスクローバーホールドなどの派生技があります。
で、なぜボストンクラブと呼ばれるかというと、ボストン出身の選手が、ボストン港で水揚げされる大きなハサミの蟹のように相手の体を折り曲げるからだそうです。
そんなに曲げたら、ラーメンマンに殺されたブロッケンマンのようになってしまいそうです。
と思ったら、元々逆エビ固めはリバースボストンクラブと呼ばれていたそうで、ボストンクラブというのはエビ固めを指していたそうです。
いつのまにかリバースが取れてボストンクラブと呼ばれるようになっていたんですね。
同じ技をエビでたとえる日本と、蟹のハサミでたとえるアメリカの違い、エビ反りなのに逆エビになる不思議など頭に入れながらプロレスを見ていただくと、ほとんどの試合がエビ固めで終わりますゆえ、一味違うと思いますのでどうぞよろしくおねがいします。
(テーマ「えび」。柔道におけるエビ、柔術におけるエビについてはまたの機会に。)
]]>−そんなに理解が難しいことなのでしょうか。
「いや、わしは何も難しいことは言っておらん。子どもの頃と変わらぬ心で純粋に生きることが聖人への道であり、経書の字面だけ覚えて学問を修めた気になることではない。ただそれだけのことだ」
−確かに難しくはないですけど、今の中国だとそういう考え方はなかなか理解されないかもしれませんね。
「まあな。そうはいっても思想について語り合える友人はたくさんいるし、細々と生計を立てている大衆は、どう生きるべきかわかっているんだ。わしは地方の役人を長くやってきたから、そういう実感がある」
−つまり、問題は統治する側だと。
「左様。口では立派なことを言っているけれども実際は私欲と保身しか頭にない似非君子が牛耳っているのが、今の中国だよ」
−では、そんな世の中をなんとかしなければ、というようなお考えは…。
「なくはないんだ。しかしもうわしには時間がない。あとはどう死ぬか、だな」
−そんな弱気なことをおっしゃらなくても…。
「いやいや、このところ病の具合が良くなくてな。もう76歳だから、いつ死んでもおかしくない年ではないか」
−まあ、そうですけど…。
「ただ、わしが生涯をかけて取り組んだことは、それで終わりというわけではない」
−どういうことでしょう?
「わしが死んでも、わしの著書は残る。取り締まりはあるだろうが、それでもどこかで読まれ続けるはずだ。それで、少しでも読んだ人の心に残れば、わしが生きた意義はあったといえるだろう」
−そうですね。最後に、どなたかお知り合いの方を紹介していただけますでしょうか。
「わかった。では、以前よくわしのところへ来てくれていた、詩人の袁宏道という者を紹介しよう」
−今回は李贄さんにお話を伺いました。ありがとうございました!
(1602年春、大明国・北京にて)
※編集部注 Mr.Indigoから火曜日中に原稿を頂いていていたので、日付を火曜日にしております。読者の皆様、お届けが遅くなって申し訳ございません。
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今年のお正月は実家に帰ってのんびりしていたのですが(私は9日が仕事始めでした。バーチャルアールグレイが年始の挨拶をしたり、アバターのアールグレイが会議に出たりはしていましたが。)、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
年始から大変なことになっていて、自然災害に祝日も元旦もないのは頭では理解していたつもりだったのですが。
私は高い所が大好きで、しかもオープンエアの所が好きです。
平たくいうと屋上みたいなところ。
これからはそういう場所に行くのも考えなければなりません。
屋上のへりから身を乗り出している時に大きな地震が起こったら、と考えずにいられません。
身を乗り出す前に地震のことを考える奴がいるかバカヤロー!と言いそうな方はお亡くなりになりましたし、慎重に生きていこうかと。
時々、誰も私のことを知らない場所で働いてみたくなります。
キャリアを積み上げる、CDPというジョブホッパーたちの発想からは遠いところで私は渇いているように思います。
アールグレイさんだからお願いしたいと言われたい気持ちと、誰でもない「アールグレイ本人=個人A」でありたいという気持ちと。
街に出た時に、私はちょうどよい接客ができるアパレル店員だろうか、誰よりもネジを数えるのが正確だろうか、パンのレジ打ちがすばやくできるだろうか、コーヒーを淹れてカップに入れて渡す時にお客様の目を見ながら微笑むことができるだろうか、朝のぴりついた車内の空気を和ますようなアナウンスができる車掌だろうか、などと妄想します。
そのような妄想の中の一つ、実験場としてこの雑兵日記PREMIERはあります。
人生百年時代と言われ久しいですが、スマートフォンに入ってくるニュースが正しいならコロナ禍以降五十代、六十代でも亡くなる著名人はいらっしゃって、その度に冷たい指で背筋を撫でられたような心持ちになります。
先日もTMGEのチバユウスケさんが亡くなりました。
千葉LOOKに来る時にはもみくちゃになりながらなるべく観に行っていた人なので、大きなショックを受けました。
私もいつはかなくなるかわかりませんので、できるだけのことを生きているうちにしたいと思います。
PREMIERにも私がいたという何かを残せるように頑張ります。
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今月もこのお時間がやってまいりました。
遅くなってもうしわけございません。
お待ちかねのZPGP投票の結果発表です。
さて。
2023年12月は6,932PVでした。
皆様におかれましては、XやFB等SNSでの拡散よろしくお願いいたします。
今回は8の投票をいただきました。
嬉しいです。
大変お忙しい中ありがとうございます。
投票してくださった皆さんには大変感謝しております。
また様々な都合で投票を断念された方々、また来月お待ちしております。
それでは早速、チャンピオンたちの発表に移りたいと思います。
まずはテーマ「漢字」
前回はIndigoが真っ向から寄り切りました。
さて、今回テーマを制したのは
がりは、おめでとうございます!
粒ぞろいで票が割れましたが、テーマを選定したSesameの意図に沿っている度合いで頭一つ抜けました。
次のテーマの発表をお願いします。
次に最優秀作品の発表です。
先月は玄米食べてるMr.Xが制しました。
今月はどうでしょうか。
票がバラバラに割れた大混戦を2票獲得して一歩抜け出したのはXとアールグレイでした。
おめでとうございます!!
Mr.Xはこれで堂々の三連覇。
勝負強さを見せつけました。
アールグレイは復活の狼煙でしょうか。
お二人とも会見をどうぞ。
最後にいよいよMVPの発表です。
先月はMr.Xが快勝し二冠を二連覇しました。
今月はどうでしょうか。
Mr.X
4票を集め、3ヶ月に連続で二冠の防衛に成功ました。
またまたまた25%藤井した、と言えなくもありません。
井聡太、くらいまできましたかね。
素晴らしい!!
ベストコメントを選んでくださいね。
おめでとうございます!!
投票結果は下記のとおりです。
マスコットのぷりみんのTwitter@ZohyoPREMIER もフォローよろしくお願いします!
雑兵日記PREMIERでは新たな作家の登場をお待ちしております。
書けたよ!!という方は下記まで送ってください。
宛先:passionpremier@gmail.com
雑兵日記PREMIERはこれからもなにがあろうとずっと続いていきます。
その活動を支えているのは皆さんの投票に他なりません。
あなたも是非、投票してみてください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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ガラパゴス諸島は観光地として大きく3つの島に分けられる。
2023年12月22日の夕方、
エクアドルでは米ドルが使われているのでどこかで両替をする必要
この時の判断について、繰り返し繰り返し繰り返し、
夜10時過ぎ、
翌朝(といっても現地では昼過ぎ)、アメリカに入る。
ようやく自分の番が来る。
審査官「目的は?」
X「トランジットです」
官「目的地は?」
X「エクアドルです」
官「じゃあそのチケット見せて!」
X「え? いや、まだ発券してませんし。。。同行する友人は持ってる、
官「じゃあその友人今すぐ呼んで!」
X「(何でこうクソだるいねん。そうだ、
とスマホを見せてなんとか解決。会話はもちろん英語。
次乗る飛行機まで少し時間があるので、なぜか「海岸へ行こう!」
後に自分でも利用することになるが、Uberは非常に便利だ。
西海岸の夕焼けは美しかった(
日本では、海全体が夕日で赤く染まる光景はなかなか見られない。
空港に戻り、今度はCopa航空で7時間ほどかけてパナマ・
自分の感覚ではかなり大きい空港である。
パナマについたのは22日早朝(日本では23日夜)。
空港をうろうろするだけでパナマには入国せず、
不思議なことなのだが、グアヤキルまでやってきてようやく「
23日の昼食はグアヤキルのショッピングモールのフードコートで
「困ったなあ、
とまだ呑気に考えていた。
南米で人気のフライドチキンのチェーン店Camperoを利用す
翌朝、グアヤキル空港からSan Cristobal島へと向かう。
最後のフライトは2時間ほど。日本から計50時間ほどかけ、
ガラパゴス戦記(2) サンクリストバル島1 Mr.X に続く ]]>
「蚊が嫌だ」
ほうほう、わっかりますわっかります。
表意文字と表音文字の組み合わせで「ブンブンいう虫」こと蚊、モスキートのことですよね。
寝静まった寝室に奴の羽音がするだけで途端に不穏に、眠れない感じになるのは不思議なものです。
また行楽に向かう車が走り出してしばらく、車内にモスキート音がしただけで楽しかった気分は台無し、子供はほたえ、大人はパチンパチンと蚊を追いかけ、運転者の堪忍袋の緒が危なくなってしまいます。
我々ホモサピエンスのご先祖様の中に、奴らのご先祖様に痛い目に遭わされた方がいらしたのかと思うほど、他の物音の中でも奴らのぶーんぶーんだけクリアに聞こえるのは私だけではなかったんですね。
あ、すみません。
思わず自分の思い込みで進んでしまいました。
奴の嫌なところ、なんだか平井堅の名曲「君の好きなところ」みたいですが、を挙げた時に「音」派と「痒み」派くらいに分かれるのではないでしょうか。
公衆衛生を気にされる方ですと、ネズミとか鳩、他にはGなんかも気になっちゃうでしょうし、虫全般がお嫌いな方は蚊を名指ししないでしょうしね。
あなたが「音」派なら話が合いそうです。
「痒み」派だった時のことを考えます。
蚊に刺された時の痒みは、蚊の唾液に対するアレルギー反応です。
なので抗体ができるまでは刺されても痒くありません。
もし、あなたが刺されたことがなければ、「蚊に刺されたら痒いんでしょ?おお嫌だ!」という思いはもしかすると杞憂かもしれません。
抗体ができると、リンパ球や白血球が働き腫れたり痒くなったりします。
これは刺された翌日以降の反応になるそうで、これを?型遅延反応と呼びます。
頻繁に刺されると?型即時反応が出てきます。
刺されて3分程度でマスト細胞からヒスタミンが放出され、かいかいかいかいかいかいかいということになります。
そうすると抗ヒスタミン剤を飲んだり塗ったりすると収まりそうですね。
というのはムヒで有名な池田模範堂の受け売りですが。
書いてて嫌んなっちゃいます。
わっかりますわっかります。
お問い合わせ頂いた時期は3月ということで、本来蚊にはまだ早い時期なのに温暖化の影響か(温暖化、て字面がぬるいのでいいことのように思えませんか?)登場してきて心の準備ができていないというお悩みの可能性も、これから蚊のシーズン到来することを憂えてのご相談の可能性もあるところですね。
私の友人にオジーという男がいるのですが、彼が若い頃教えてくれたことがあります。
曰く、刺された時に無策では叩いて仕留めるのはなかなか難しい、しかし刺されたところの筋肉に力を入れることで蚊を足止めすることができる。
足止めをした後、ゆっくりと叩けば良いのです。
半信半疑で不肖わたくしがりはも試したところ、面白いように叩けます。
腕は腫れましたけどね。
何しろ刺されないと発動しない奥義ですので。
この方法を使って、害をなした個体を確実に駆逐していくことで蚊の進化を促し、将来的に蚊と人間が対立しない世の中を目指して行きたいと思います。
なんてね。
蚊が人間を刺すのは、産卵期のメスだけなんだそうです。
良き子孫を残すために決死の覚悟で覚悟で飛び込んでくる母をどうするのかについてはこれから皆で考えていかなくてはならない重いテーマとしましょう。
※明るい悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。
ブログにコメント、投票時にコメント、ハッガリーニにメール、電話、伝書鳩、のろし、などの手段でどうぞ。
ちなみに投票時のコメントでのお悩みには必ず回答いたします。
明の官僚で、数え21歳で郷試、25歳で会試に合格したエリートです。当時の科挙制度では進士と呼ばれる高級官僚になるには会試に合格する必要があり、郷試合格のみでは地方官にしかなれませんでした。そのため会試の競争率は非常に高く、50歳を過ぎて合格する者もいたそうです。
彼の一番の業績は、役人の任地を抽選にする「掣籤法」を定めたことです。背景や目的については本編で述べた通りで、人員配置を籤引きにしないと公平性が保てないという明王朝内部の腐敗ぶりが窺えます。
ちなみに、インタビューは病気で帰郷している時期に設定しましたが、その後復帰を果たし、数え81歳まで官僚を続けました。
明の官僚で内閣の首輔にまで出世しました。しかし孫丕揚と対照的に苦学時代が長く、郷試は数え26歳で合格したものの、会試に合格するまでにはそれから19年もの歳月を要しました。とはいえ、50代以降の出世ぶりは彼の優秀さを示しているといえるでしょう。
日本が朝鮮に攻め込んだとき彼は内閣首輔の地位にあり、使者の内藤如安が北京を訪れた際には和平を推進しました。しかし、日明の交渉は決裂し、慶長の役が勃発することになります。
万暦帝の長男ですが父に疎まれ、なかなか皇太子に立てられませんでした。理由については基礎知識編と本編で述べた通りです。しかし、彼自身が優れた人物だったことから臣下の期待は高く、彼らの度重なる嘆願によって、皇太子となることができました。
その後も暗殺未遂などの事件が何度も発生しましたがなんとか地位を守り抜き、父の死後即位して皇帝となりました(泰昌帝)。ところが、彼は在位わずか1ヵ月で病死してしまいます。後を継いだ息子の天啓帝が暗愚だったことから、明王朝の運命はいよいよ風前の灯となります。
南京近郊の出身で、若い頃は官僚を志し、数え25歳で郷試に合格。しかし、会試に合格したのは50歳の時でした。南京には著名な陽明学者が多く在住しており、彼はこの間に陽明学を学び、独自の思想へと発展させたと考えられます。また、彼の弟子には徐光啓がいます。
焦?は蔵書家で歴史にも通じており、学識を買われて朱常洛の講官になりました。しかし、本編で述べたように弾劾を受けて左遷され、その後は郷里で学問に専念しました。
彼は道教や仏教にも造詣が深く、人生を充実させるには幅広い学問を修めるべきだと主張しました。ただし、明に代わった清王朝も朱子学に基づく統治を踏襲したことから、焦?の著作は禁書とされ、彼の思想は受け継がれませんでした。
‹今後の展開›
中国編の後半では思想家や学者を紹介し、その後はヨーロッパを経由してスリランカを目指します。お楽しみに!
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