今月もこのお時間がやってまいりました。
遅くなってもうしわけございません。
お待ちかねのZPGP投票の結果発表です。
さて。
2024年2月は5,915PVでした。
皆様におかれましては、XやFB等SNSでの拡散よろしくお願いいたします。
今回は9票の投票をいただきました。
嬉しいです。
大変お忙しい中ありがとうございます。
投票してくださった皆さんには大変感謝しております。
また様々な都合で投票を断念された方々、また来月お待ちしております。
それでは早速、チャンピオンたちの発表に移りたいと思います。
まずはテーマ「ねこ」
前回はまさかの三者同点。
さて、今回テーマを制したのは
Xさん、おめでとうございます!
少頭数のレースになりましたが、がりはのしつこい粘りを振り切って一馬身、きっちりと勝ちきりました。
次のテーマの発表をお願いします。
次に最優秀作品の発表です。
先月はMr.Xのガラパゴス戦記が圧勝しました。
今月はどうでしょうか。
現在絶賛連載中のガラパゴスが圧勝で連覇しました。
代表で一番票を集めた(6)のリンクを張っておきます。
おめでとうございます!!
Mr.Xはこれで堂々の五連覇。
盤石の態勢を見せつけました。
どこまでこの道が続くのか。
最後にいよいよMVPの発表です。
先月はMr.Xが快勝し二冠を四連覇しました。
今月はどうでしょうか。
Mr.X
8票を集め、5ヶ月連続での二冠、そして当月の三冠に輝きました!!
偉業!!
もうね、みんなガラパゴスガラパゴス言ってます。
Mr.X以外に人権なし!
この世をば・・・・といった感じでしょうか。
素晴らしい!!
ベストコメントを選んでくださいね。
おめでとうございます!!
投票結果は下記のとおりです。
2024年2月度投票結果
マスコットのぷりみんのTwitter@ZohyoPREMIER もフォローよろしくお願いします!
雑兵日記PREMIERでは新たな作家の登場をお待ちしております。
書けたよ!!という方は下記まで送ってください。
宛先:passionpremier@gmail.com
雑兵日記PREMIERはこれからもなにがあろうとずっと続いていきます。
その活動を支えているのは皆さんの投票に他なりません。
あなたも是非、投票してみてください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
]]>遅くなりましたが毎月恒例のPREMIER投票のお時間です。
ご投票どうぞよろしくお願いします。
貴重な一票をお願いします。
2月の総アクセス数は5,915PVでした。
お忙しい時期でしたのによく読んで頂いてありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
更新情報や過去名作を紹介するtwitterはぷりみんがやっています。是非フォローをお願いします。
さて、毎度毎度のお願いにはなりますが、投票をお願いいたします。
今月は22本です。
読めた分の投票で大丈夫です。
いつも読んでないし、いつも投票してないから投票してもよいかどうか迷ってらっしゃる?
たまたまのぞいてくださった方でももちろん結構です、歓迎します。
本心ですよ!!
ここは開かれた場です。
雑兵日記PREMIERの投票は全人類に開かれています!
コメント欄、埋めなくても結構です。
初めての方、もちろん歓迎します。
どうぞよろしくお願いいたします。
候補作は2024年2月1日〜29日までに投稿された作品です。
右の「ARCHIVES」の中の「February 2024 」をクリックしていただければ、候補作が読めます。
スマホでは「ARCHIVES」の中の「2024年2月」をクリックしていただければ、候補作が読めます。
投票要綱の確認をいたします。
まずはMVPです。
先月はMr.Xが見事四連覇を果たしました。
ガラパゴスが絶好調の今、彼を倒す者は現れるのか。
MVPはベストコメントを選定し発表します。
該当期間の作品・活動の中でのMVPを一人挙げてください。理由やコメントを頂けると幸いです。
次に最優秀作品賞です。
最優秀作品賞受賞者は受賞会見を行います。
先月はMr.Xが完勝、旧年中の勢いそのままに新年一発目の二冠を獲得しています。
最優秀だと思った作品にいくつ投票してもかまいません。
とはいえ、なるべく一作品が望ましいです。
同じ作品に二票以上は投票できません。
できれば投票理由をお教え願います。
そして、今月もテーマコンテストをやっています。
先月は三者が戴冠を果たしました。
今月のテーマ「ねこ」にもっともふさわしい作品1つに投票をお願いいたします。
こちらもよろしくお願いいたします。
どの作品、どの著者が支持を集めるのでしょうか、楽しみですね!!
すべてを公平に読むのも大変骨が折れると思いますが、そこにこだわる必要はありません。
その日その場所で目に付く場所にあったという奇跡も一つの要素だと思いますので、気軽に投票をお願いします。
投票方法は3つです。
1.上のリンクにある投票用紙から投票(これが基本になります。)
1でできない場合
2.passionpremier@gmail.com にメールをください。
3.私のケータイにメールをください。
投票上の注意としては以下の4つです。
1.記名投票です。(ハンドルネームでもかまいません)
2.投票者自身への投票を認めます。
3.選出理由をぜひともお書き添えください。
4.その他、この日記についての提言・要求・疑義・感想・賞賛等ございましたら是非お聞かせください。
〆切は3月17日(日)です。
投票はしんどいなという方、ブログのコメント欄でも結構です。
是非感想や質問などお寄せください。
どうぞよろしくお願いいたします。
]]>]]>
こんばんは。
今日はどうされましたか?
短い夏が終わりましたが来年のためにクーラーを買うべきか悩んでいます
ほうほう、わっかりますわっかります。
んなーつぅのほーはーりー
んなーつぅのほーはーりーにはー
と歌ったのは森山直太朗ですが、夏の終わりにはハーモニーが聴きたくなる世代の相談員、夜空をたださまようだけのがりはです。
夏の終わりには売れ残ったクーラーが安くなる、今のシーズンだとマフラーとかセーターとか安くなってますね。
電子機器はコロナ禍以降の半導体不足のせいであまり安くなっておらず、クーラーもご多分に漏れずなのではないかと思うのですが、ちょっとそこの電気屋さんで聞いてきてもらっていいですか?
しっかしあなた先見の明がありますね。
このままのスピードで地球が回ったら、毎日過去最高気温記録を更新していって、ぐんぐん暑くなっていくでしょうからね。
その証拠に一月より二月、二月より三月と温暖化が進んでいます。
このままいくと十二月には気温50度という世界が待っているかもしれません。
電気屋さん、いっちゃいましょう。
一台と言わず、二、三台まとめて行っちゃいましょう。
安くなりますんで。
エントロピーは増大するから、クーラーで冷やしたって温暖化は止まらない?
そうかもしれません。
でも、まあ地球みたいな主語の大きい話はともかくとして、自分の部屋くらい涼しくても良いかもしれませんよ。
今、我々明るい悩み相談室PREMIER では地球の気温を下げる魔法を開発中です。
だいたい10月くらいから効果出始めると思うので、ご期待ください。
応援の募金、歓迎しております。おほほほ。
さて、夏が過ぎ風あざみ、というと秋が来て冬来にけらし白妙の、ということになって冬将軍山下達郎がやってくるわけで、来年の夏に備えなくても今年の冬に備えてエアコン買ってもらったらいいんじゃないかと思うんですよ、向かいの電気屋で。
そして、今どきクーラーではなくエアコンということになると思います。
似たようなものですがこの2つ違うものです。
何が違うのか。
思想が違うんですね。
クーラーというのは冷やすものです。
エアコンというのはコンディショナー、快適な状態を保つものなのです。
若ければクーラー、いいでしょう。
冷たければ冷たいほど良い、そういうて赤ワインのボトルをクラッシュアイスを軽く入れたクーラーに突っ込んだ後スキマにぎゅうぎゅうとクラッシュアイスを入れ、上から塩を振って冷やした時期が私にもありました。
「お客様に最高の状態の赤ワインをお届けしたくて。」
「そういうことじゃねえんだよ!俺が『赤ワインだって冷やして飲んだほうがうまいんだよ。』て言ったのは俺の本音だよ。なんでそれを客に出すんだよ。赤ワインはビヤンシャンブレに決まってんだろうが!!俺がやれって言ったら蝶ネクタイ一本でサービスすんのかあほんだら!」
余計なことでしたね。
しかもそのクーラーじゃないし。
クーラーのいかんところは寒い時に役に立たんのです。
それと比べてコンディショナー。
言うなれば中庸です。
若い頃から行くところまで行くのがかっこいいと思って生きてきましたが、歳を重ねるに連れて派手に動くだけがカッコよさじゃない、じっとしてられるのも才能だとわかるようになりました。
外が暑かろうが寒かろうがいつでも23度付近の、ハワイみたいな気候を人工で作り出すのです。
ストレスフリーな生活。
ぬるま湯。
クーラーではなくエアコンなら今すぐ買うのがいいでしょうね。
向かいの電気屋さんで。
今なら取付工事費、割引させていただいてますんで。
え?
ないない。
紹介手数料とかキックバックとか裏金とかないない。
ないから向かいの電気屋さんでエアコン、買っちゃいましょう。
今なら8Kテレビと全番組録画のレコーダーも安くしときますんで。
ショータイム、すごい画質で見逃しもありませんよ?
「がりはさんからの紹介で」の一言、お忘れなく!
※明るい悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。
ブログにコメント、投票時にコメント、ハッガリーニにメール、電話、伝書鳩、のろし、などの手段でどうぞ。
ちなみに投票時のコメントでのお悩みには必ず回答いたします。
]]>−皆さんこんにちは、平賀千兵衛です。世界史を彩るさまざまな方々のインタビューをお届けする当チャンネル。今回はクリストファー・クラヴィウスさんにお話を伺います。よろしくお願いします。
「はい」
−マテオ・リッチさんからのご紹介なんですけど…。
「ああ、そうですか。彼は私の教え子なんです」
−では、クラヴィウスさんは教師をなさっているのでしょうか。
「はい。イエズス会のローマ学院で数学を教えています」
−イエズス会で学校を運営しているわけですね。
「そうです。正しい教えを広めるには教育が大切ですから」
−しかし、キリスト教と数学とはあまり関係がなさそうな気がしますが…。
「そういう考えの人もいますが、あらゆる物事を論理的に考えるためには数学の力が必要だと私は考えています」
−確かにそうかもしれませんね。ではクラヴィウスさんもイエズス会の学校で数学を学ばれたのでしょうか。
「一応はそうなんですけど、実は私が在学していた頃はローマの情勢が良くなかったものですから、ポルトガルで勉強した時期が長かったんです」
−それは大変でしたね。
「しかし、そのおかげでペドロ・ヌネシュという偉大な数学者に教わることができました」
−では、ポルトガルへ行けて良かったと。
「そうですね。ヌネシュ殿は数学に通じているだけでなく、その知見を生かして航海術などの発展にも寄与されています。数学を応用することの大切さは、そのときに学んだといえるかもしれません」
−確かに、リッチさんのように東方へ布教に行くためには、航海術は絶対に必要ですね。
「そうなんです」
−では、今後もローマ学院で数学の重要性を伝えていくおつもりでしょうか。
「それはもちろんですけど、ほかにも大きな仕事が入ってきそうな状況になっていまして…」
−どういうお仕事でしょうか。
「実は、教皇庁の方で新しい暦を制定しようという話になっていまして、それに私が参画させていただくかもしれないんです」
−なぜ暦を新しくする必要があるのでしょう?
「今の暦は1600年も前に定められたもので、実際の季節とのずれが少しずつ大きくなってきました。そのずれを解消しなければならないということで、議論が進んでいます」
−それは大変な仕事になりそうですね。
「はい。まだ正式に決まったわけではありませんが、改暦に携われるのは非常に光栄なことですから、お話をいただければ、しっかりと取り組んでいきたいと思っています」
−頑張ってください。最後に、どなたかお知り合いの方の紹介をお願いします。
「はい。では恩師のヌネシュ殿を紹介しましょう」
−今回はクリストファー・クラヴィウスさんにお話を伺いました。ありがとうございました!
(1578年初夏、ローマにて)
]]>
ガラパゴス戦記(7) サンタクルス島1 Mr.X からの続きです。
1月3日はサンタクルス島内をうろうろした。
街中心部から歩いて30分ほどで行けるところにTortuga Bayという浜があり、そこに歩いて向かう。
砂浜の端の岩場でウミイグアナと泳ぐことができた。
その泳ぎ方を見たが、足は後ろ足はほとんど動かさず、
街中心部に戻って昼食を食べ、宿に戻って休憩する。
夕方になって全員で街に買い物に繰り出すことに。
ガラパゴスでは(本土のグアヤキルでもそうだったが)、
にしても、1枚目の子供の絵、「ピンポン」
「サンクリストバル島2」で少し触れたが、
決して大きくはない店だが、かれこれ30-
「買い物で悩む」というのは、男性にとっては「
その翌日は、近くの島であるサンタフェ島へ向かう。同日、
サンタフェ島のすぐそばまで寄ることがはできたが、
ここではアシカと一緒に泳ぐことができた。
翌朝、さらに女性が2人、先に帰国することになっていた。
ホテルでの夕食後、私は、
「申し訳ないんだけども、もし米ドルが余りそうだったら、
この日までも、
「いいよ。いくらぐらい要る?」
こうして、私は200$ほど手にすることができた。
「Indigoさんの株式会社嫌いは、株式会社というよりただ自分の会社と合ってないだけで、主語がでかすぎる感じがして。」
さすがベテランの営業マンだと思いました。確かに、株式会社でも自分と相性が良さそうなところは少なからず存在します。外注スタッフの1人として厚遇されていると実感することはしばしばあり、こんな会社で働ければいいのにと思うこともあります。
ただし、それらの会社には私を雇うほどの需要はありません。だから外注スタッフなのです。
せっかく社内に営業がいるわけですから、私の経験とスキルを生かせる需要をたくさん発掘してくれたらいいのにと思うわけですが(この会社を選んだ理由の1つでもあります)、なかなかうまくいきません。営業部が設定している注力企業20社あまりのうち現在私が関わっているのは3社のみで、うち1社は先方担当者と方向性が合わず苦戦しています。やはり、合わない会社が多いのは間違いなさそうです。
ただ、がりは氏の言うように、あらゆる株式会社と合わないわけでもないでしょう。私を存分に売り込んでくれる経営者や営業がいれば、フリーに転身する必要はないのかもしれません。
もしがりは氏が私の同僚だったとしたら、私をどのように売り込むのでしょうか。営業目線での考えを聞いてみたいと思います。
遅くなりましたが、3月のテーマは「しれん」とします。皆さんよろしくお願いいたします。
※編集部註:もう一人のチャンピオンMr.Sesameからは「ひなまつり」がテーマとして指定されております。3月はダブルテーマ「しれん」「ひなまつり」となります。よろしくおねがいします。
]]>最悪だった。
まずそれぞれの学年が三年に対して色々発表するのだが、二年生には発表まであまり時間がなかった。自然教室があったからだ。(修学旅行みたいなもん)練習できる時間はあとで振り返ってみたら7時間だった。歌練習、劇(これは一部の人だけ)、人文字※、全部合わせて七時間。授業が45分だから全部で315分だ。
最初は歌練習の話をするが、アルト、ソプラノ、男性パートに分かれて練習してた。そこそこ有名な曲を歌うので歌詞はみんな知ってた。でも原曲と合唱曲用の曲はだいぶ違うもんで、全くの別物とまでは言わないが、イメージとは違った。それで曲と曲のギャップがすごくて歌うタイミングにすごく苦労した。で、それなのにソプラノとかアルトとの合わせ練習を全くやらなかった。最初に合わせ練習したときひどすぎて吹き出しそうになった。ちなみに男性パートは一箇所だけ声帯の関係で絶対に出ないところがある。そこで無理に歌おうとすると声がデカくなる+音がおもいっきり外れるのでみんな控えめに音をはずすのだが、音痴の奴らは全力で音を外しに来る。まぁ全力で歌うのは良いことなので誰も何も言えない。で音が外れると周りの自信がなくなって、声が小さくなり、声が小さくなると音が外れやすくなるので自信がなくなってまた声が小さくなるっていう悪循環におちいっていた。本番までで少しはマシになったが、umm、って感じ。
人文字の話をする。人文字はグリーンのキセキという楽曲に合わせて、ガンバレ アリガトウ という文字を作る、というものだった。で、その練習時間が二時間。140人の大作なのに二時間。嘘だろ。この練習は、この文字は○○組の○人が行く〜みたいな曖昧な情報しか伝えられないで練習に臨んだ。初めての練習の結果は、予想どおりって感じ。でそのあと休み時間を使って練習したんだけど、そこで先生が、「もっとちゃんとやってよ!できるでしょ!」って怒ってた。それに対して、「もっと練習時間取ればいいのに」とか、「休み時間使って怒るって嫌な感じ」とか友達は言ってた。でも次の練習(最後の練習)ではめちゃくちゃ良くなった。やればできるじゃん!と先生も手のひらくるっくるだった。で本番。本番はビデオで撮影して当日に3年生に見せるってもんだったので2回くらい撮る時間があった。で一回目、超完璧にできた。ほんとに完璧。だけど先生の声が入ったとかなんとかでもう一回やることになった。もう先生に呆れ始めてた。でもう一回撮って終わり。本番で歌い終わってその映像を流したんだけど、二年の発表の直前にやった一年の劇の完成度が高すぎて、「え、二年しょぼくね、」みたいな雰囲気になってた。毎年劇は二年がやるはずなのだが、今回は一年に譲ったという。なんでやねん。
来年三年生だけど、ちゃんと送ってもらえるか心配である。
追伸
男性パートが他のパートと比較して下手くそ過ぎて、私は歌っているときに罪悪感を感じていた。
※
痩せてこざっぱりしたら目鼻立ちはよく、長身なのでさぞかしもてたのでは、とテレビ番組的な興味もあったが、いかんせんそこまでみんな面倒を見ることもなく。
「おめえさんはよぅ、俺とラーメンをすすりにいく気はあるかい?」
ある夜誘われてついて行った。
船橋のごちゃごちゃと入り組んだところの、ラブホテルとラブホテルの間にこっそりある汚いラーメン屋だった。
わざわざこんなところこなくても、おいしそうな店はそれまでにたくさんあったのにな。
ぶつぶつ言うと
「おめえさんも意外とつまらんにゃあ、こんな場所のこんな汚い店が続いてるんだからなんかわけがあるんだよ。うまいってんなら儲けもんだし、まずいのに続いてるんだったらなおさらおもしろいじゃねえか。」
一理あることを言う。
まあ、そのラーメンのまずかったこと。
塩味、辛味、もったりとした旨味が決して混ざることなくばらばらにいるというどうやったらそうなるのか逆に教えてほしいスープが、しかもぬるい。
器がなんとなくぬるぬるする。
時うどんでもこんなにひどくなかったなあと思うくらい。
それを顔をしかめながらスープまで飲み干した化け猫は
「まずかったにゃあ。たまんねえ。」
と。
店の中で。
裸電球の光の域外にいた大将の目が光った気がしたけど、確認せずに出てきた。
「出てから言えって。」
「金払ってしかも貴重なご意見聞かせてやってんだ、それ以上俺から何を持っていこうってんだ。」
「俺がいない時にやってくださいよ。」
「にゃはははは。」
化け猫はそのような形で開拓した「まずいけど続いている店MAP」を作っており、暇になったら出版するんだと言っていたが、性格上体を壊すまで(しばらく)暇にはならないし、そんなみんなが怒りそうな本、出せないと思うのだけれど、出たら俺は買おうと思う。
化け猫が会社を引退するタイミングで俺は課長になったのだが、周りの人に
「がりはさんにゃーにゃー言ってますね。」
とこの間言われた。
俺の場合は語尾ににゃがくるのではなく、にゃー、と鳴いているらしい。
願わくば真面目な仕事ぶりを継承したかったのだが。
]]>
イザベラ島を出て、
このプエルト・アヨラは人口12,
なんとも賑やかである。
世界的にはまだまだ流行が収まったとは言い難い状況だと思うが、
翌朝、
その女性メンバーを全員で見送ったあと、
このサンタクルス島には銀行の支店が2店もある。まずBanco del Pacíficoに向かった。
一気に不安が高まる。そんなに日本円って扱われてないの?楽天的な気分は一気に去り、祈るような思いでもう一つの銀行 Banco Pichincha に向かう。どうにか扱っていてくれ。
「ユーロとドルだけです」
銀行員のお姉さんの申し訳なさそうな言葉に、絶望に包まれる。JCBカードだけでなく、日本円さえガラパゴス諸島では一切役に立たないのだ。信じられず、混乱する。
銀行を出て、一人、宿まで歩いて帰る。ガラパゴスの太陽も自分を嘲笑しているような気がして、
宿に戻ってメンバーに報告。その後、その他の人たちはチャールズ・
不貞寝。寝てもどうにもならないことは知っているが、
私は経済面で基本的に堅実で、高いものは買わず、放蕩することもなく、貯金を使い切るみたいなことは一切なく、だから借金を重ねる、という経験はこれまでの人生でなかった。しかし、この島に来てからというもの、チーム全体に現金があまり供給されないという事情のために、両替という本来なら真っ当な取引に対して、まるで借金するかのような精神的負担を感じ続けていた。慣れていないものを重ね続けるのは本当にキツい。これからも、というか、予定ではあと一週間ほど、日本に帰るまでこれが続くのである。将来の精神的負担を想像すると、
昼過ぎに連絡を受けて街へ出る。気分は重いままだが、だからと言って何もしないわけにはいかない。他の人のカードで昼食を食べた後、海沿いの魚市場へ向かう。
なんとも分かりやすい魚市場である。漁をしてきたボートから魚を引き上げ、捌いて売るだけである。シンプルなことこの上ない。にしてもおこぼれをもらいに、
この日の夜は、この魚市場で買った魚を宿のキッチンで調理して食べた。当初は「
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私は猫です。名前はルシファーといいます。
どこで生まれたのかはまったく見当がつきません。ふと気づいた時にはぽかぽかした屋敷の中にいて、10匹ほどの猫に取り囲まれていたのです。私はここで初めて人間というものを見ました。後で聞いたのですが、彼は宰相という世界で最も憎まれている男だそうです。
しかし、彼は私たち猫にはとても優しく、いつも笑顔で接してくれます。そんな彼が人間たちの間で激しく憎まれるのはなぜなのでしょう。仲間たちに聞いてみると、いろいろな話が出てきました。
この国の人間は信仰によってカトリックとユグノーに大別され、対立しているそうです。そして、彼は枢機卿というカトリックの親分のような存在で、手下を率いてユグノーと戦い、勝利を収めたとのこと
です。それでユグノーから憎まれているのは納得できたのですが、その後の話は私の理解を超えていました。
東の方にドイツという国があって、そこでもカトリックとユグノーの仲間が対立しているらしいのですが、彼はその争いに首を突っ込み、ユグノーに味方してカトリックと戦っているというのです。いったい何を考えているのでしょう。
確かに、客人と話すときの彼はいつも無愛想で高圧的です。相手に対して心を開いているような様子を見せることはまったくありません。嫌われているのもわかる気がします。実際、彼を排除しようとした人はたくさんいるらしいですが、そういう企みを彼は絶対に見破り徹底的に潰すので、さらに恨みを買っているそうです。
それでもたくさんの使用人を雇って豪勢な暮らしを営めているのは、この国の王が彼を重用しているからです。でも、聞くところによると王も実は彼を嫌っていて、役に立つから使っているだけだとか。つまり、彼はあらゆる人間から嫌われていることになります。
そこで私は気づきました。彼はどうしようもなく孤独で、だからこそ私たち猫と触れ合うことで気を紛らしているのだということに。
とはいえ、私たちと接しているときの彼はとても穏やかで、非道な人間にはとても見えません。もしかすると、人に見せている姿は無理に作っているもので、実は猫と戯れている時の姿がアルマン・ジャン・デュ・プレシー・ド・リシュリューの正体なのでしょうか。何の曇りもない笑顔を見ていると、そう思えてならないのです。
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