Pスポ12月号 Mr.Indigo
- 2018.12.05 Wednesday
- 18:00
オリンピック、近づいてきましたね。なんだかんだ言って。
オリンピックが始まれば私のひいきのチームは日本というチームになります。
本来は国という制度はわきに置き、素晴らしい競技、演技に目を見張り、歓声を上げたいところです。
その競技の頂点を決める戦いではなく国別対抗なので、世界選手権等には代表を送れないレベルの様々な国でのその競技の愛され方がわかるという面もあります。
有力選手の国籍を買うような動きがあったり、有力選手が出場権を求めて国籍を変えたり(有力で選手はありませんが猫ひろしはカンボジア代表を目指してます。)、そんな動きまであります。
近い将来ロード競技は中東の国の物になったりしませんかね。
オリンピックというと殊更にメダルの数を取り上げられます。
一人の選手が獲得できるメダルの数が多いのは競泳です。
個人の距離別、泳法別に加えてリレーがあることで、水泳競技で個人が獲得できるメダルの数は非常に多くなります。
マイケル・フェルプス、イアン・ソープ、彼らがいくつのメダルを持って帰ってきたでしょうか。
クロール専門のソープは一大会で五つ、バタフライもいけるフェルプスは一大会で八つ、四大会で二十八個!!
日本でいうと池江瑠璃子、素晴らしいですよね。
クロールとバタフライを専門とする彼女がいくつメダルを獲得できるか大変楽しみです。
また、最近フィールド競技で盛り上がっているのは男子100Mと400リレーですね。
桐生、山縣、ケンブリッジ、サニブラウンなど10秒切りを現実の目標としているメンバーが、劣っているスピードを高速バトントスでカバーするリレーはそのジャイアントキリング感が見ている我々の心を揺さぶります。
日本人のリレー、素晴らしい。
この強み、水泳のリレーでも活かせないでしょうか。
ズバリ言っちゃいましょう。
「水着リレー」
いかがですか!
今のリレーは前の泳者が壁にタッチした後に次の泳者の足が飛び込み台から離れなくてはなりません。
これが非常に見ていてわかりづらい。
フェンシングの一本くらいわかりづらい。
それにあんなの気軽に行えないですよ。
競技として広まらない!
(などとケチをつけていきましょう。)
わかりやすいルール、ありますよ。
バトン方式です。
陸上のリレーならバトン、駅伝ならタスキ、わかりやすい。
至極わかりやすい。
だから小学校でも必ず運動会に取り入れてます。
じゃあタスキかなんか用意すればいいんでしょう?
そうキレ気味にきた相手にあなたは右の人差し指を立て、チッチッチッと振りましょう。
現実にそんなことができるチャンス、大抵の人には回ってきませんからね!
じゃあどうするのか。
水着を受け渡すんです。
いやいやいやいや。
そんな、あれじゃないですから。
ポロリとか期待のあれじゃないですからね。
ビーチバレー協会のような下世話なことは考えていません。
オーバー水着を作って、陸上で着脱して受け渡すんです。
こうすることによって泳力以外の要素がたくさん入ってきます。
水から上がる、走る、水着を脱ぐ、渡す、水着を着る、走り込んで、飛び込む。
全選手が似たような体格じゃないとオーバー水着
が水中で外れたり、大きな抵抗を生んだりしそうです。
新しい着脱方法、着脱しやすい水着、どんな体格にもフィットするデザイン、プールから出やすいフィニッシュの方法、工夫の余地はたくさんありそうです。
次の人が着やすくなる脱ぎ方なんて、おもてなしの国のお家芸になりそうですよね。
開催国の特権があるなら是非とも競技に取り入れてほしいです。
みたいなー、水着リレー。
(テーマ「水着」)