Pスポ8月号 Mr.Indigo
- 2017.08.04 Friday
- 23:47
■表紙
MVP杯(芝3200m)
[見出し]
ホワイト一撃で決めるか
[リード]
前月に続き2桁本数が3人も出た。ただ、3者とも前月に比べてプラス要素が少なく、決め手に欠ける感は否定できない。1作品だが非常に内容が濃いナラノホワイトの戴冠もあるか。
[本紙・渡海文殊の知恵]
◎ナラノホワイト
○インディゴブルー
▲タリキホンガン
<短評>
タリキホンガンはテーマに出走せず、インディゴブルーは作品のインパクトが前月に及ばない。システムガリハは前月の競馬講座の続編がなく、会見も諸刃の剣になりそう。それぞれ不安要素を抱えているだけに、名作を残したナラノホワイトを本命に抜擢したい。対抗は多様性からインディゴブルーを推す。
[手数こそ正義!千手観音の見解]
◎タリキホンガン
○インディゴブルー
▲システムガリハ
<短評>
前月と同じ3者が2桁。本数からタリキホンガンが本命。11本で並んだ2者から作品数の多いインディゴブルーを対抗とする。
■裏表紙
最優秀作品賞(芝1200m)
[見出し]
今回こそ順当決着か!?
[リード]
連続的中が懸かる本紙・渡海文殊は大作2つでそのまま決まると予想。3着争いは混戦模様だが、人生の縮図を描いたかのようなドクターヤマブキ「脱獄」が僅かにリードか。
[本紙・渡海文殊の知恵]
◎ナラノホワイト「南相馬へ」
○ヤマガアルマルーン「やまがある日記〜北アルプス表銀座縦走」
▲ドクターヤマブキ「脱獄」
△システムガリハ「明るい悩み相談室PREMIER(234)〜現実と構想」
<短評>
「南相馬へ」は書きづらい題材を敢えて選び、筆者の強い関心と勉強から得たものを基礎に、彼ならではの視点から読者にメッセージを発信した。文句なしの大本命。ヤマガアルマルーンの「北アルプス表銀座縦走」も並の月なら最優秀レベルの作品だが、相手が強すぎたか。穴はドクターヤマブキの佳作「脱獄」。
[病める者に光あれ!薬師三尊の結論]
◎システムガリハ「謝罪会見」
○インディゴブルー「Indigo」
▲システムガリハ「明るい悩み相談室PREMIER(236)〜右手の親指の爪」
△インディゴブルー「『RAIN』を聴きながら」
<短評>
2人の主力をいじって悪ふざけを仕掛けたシステムガリハの「謝罪会見」が最も病んだ作品であろう。その標的となった「Indigo」も、自らを分解して心境を描いており、けっこうな病み具合だ。
■中面