歌舞伎初デートは高麗屋襲名披露興行? Mr.Blond

  • 2019.03.13 Wednesday
  • 20:07

「ねーねー歌舞伎デートの公演きめたよ!」

何?

「高麗屋の三代揃っての襲名披露興行!」

ふーん。でさ、高麗屋って?

「あー歌舞伎役者には、それぞれ一門に屋号があるんだ。昔は歌舞伎では生活が成り立たないから副業やっててね、その時の屋号だったり、市川團十郎家の成田屋のように成田山新勝寺からの屋号もあるのよ。

因みにね、高麗屋は初代松本幸四郎が高麗屋に丁稚奉公していたからと言われているよ。」

襲名披露興行て?

「そかー、そこからだよね。襲名披露って例の出世魚の如く名前が変わるから、皆さまにお披露目するんだよ。そのお祝いの興行。

口上は、重鎮や親戚筋とか錚々たる歌舞伎役者が一堂に会して口上を述べるんだ。」

そーなんだ。

「休憩後に祝幕が開くと、舞台にズラッと歌舞伎役者が横一列に並んで三つ指ついてお辞儀して座っているの。

壮観、圧巻なんだよ!

みんな、やんややんやの喝采を送るんだよ。

で、襲名披露の口上を重鎮が始めるんだ。」

なんか、凄そうだね。祝幕って?

「祝幕ってのは、襲名披露興行に彩りを与える特別な引幕。

今回は、黒と柿色と萌葱の三色の布を縦に縫い合わせたものなんだって。普段は定式幕(じょうしきまく)と言うのだけれど、襲名披露興行とかには後援会とかご贔屓筋からお祝いの意味もあって寄贈される引幕が祝幕なんだってー

口上はじめ襲名演目上演時に、使用されることが多いらしいよー。」

重鎮って?

「歌舞伎界のトップオブザトップ!

今だと、人間国宝で年齢的にも上の坂田藤十郎さんとかかなぁ。」

で?

「坂田藤十郎さんが口上のご挨拶するじゃん?

その後、主役以外の面々が次々にご挨拶していって、最後に襲名した役者がご挨拶。

そして、幕引き。

時間にして15分くらいなんだけれど、私は歌舞伎ならではだなぁ、世代交代なんだなぁとかいつもシミジミしちゃうの。

それまで馴染んだ名前と決別して新たな名前で邁進するって、歌舞伎の世界以外にはなかなか無いと思うのよね。

あ、世襲の代々続く家とかならあるかー。母方の実家は、代々名前受け継いでるや。150年くらいだから7代目だったかな。ゴメン、話が逸れちゃったね。」

え?

母方って、そんな家なの?

「あれ?そだよ。薬屋で江戸時代から続くんだ。だから、代々 同じ名前を継いでいるんだ。

国分さんの代々勘兵衛さんみたいにね。」

知らなかったー、じゃあもし結婚するときはお婿さんをもらうってこと?

「え?」

いや、その話はまた聞かせてね。

歌舞伎に話が戻すとさ、口上の後は?

「口上が終わると、次は目玉の演目かな。

今回は勧進帳、歌舞伎十八番の一つ。

弁慶、義経、冨樫の三役が中心。

その時々の人気役者が演じる人気演目なんだよ!

今回は、弁慶を染五郎改め十代目幸四郎だって。

相対する冨樫は叔父の二代目中村吉右衛門さん。」

弁慶や義経は聞いた事あるけれど、冨樫って?

「関所の門番みたいな人。弁慶の嘘を見破りながらも関所を通してあげる心根の優しい人物なんだよ。融通の利かないようで、懐の広い難しい役柄かな。弁慶と冨樫のやりとりが勧進帳の見どころなんだよ」

ふーん。

「ちなみに義経は、金太郎改め八代目染五郎くん。まだ、中学生なのに、キリリとしたお顔立ちから将来有望な予感がひしひしと感じられるんだよー」

そーなんだ。

「歌舞伎デートにどうかな?テンション上がったー?」

うん!じゃあさ、チケットよろしくね!

「やた!!実は既に手配済み!!」

歌舞伎デートしない?  Mr.Blond

  • 2019.03.04 Monday
  • 00:00

「ねーねーたまにはさ、文化的なデートどうかな?」

デート、てそんな関係でもなくない?例えば何?

「歌舞伎とか。」

えー何で?

「だってさ、カッコ良いんだよー」

どんなとこが?

「そもそも、400年も続いてるって凄くない?」

そうだね。

「そして世襲なんだよ。」

へーそうなんだ。

「出世魚のように名前が変わるのも歌舞伎ならでは。」

出世魚って笑笑。確かにふつうの人生で名前変わるなんてないもんな。

「そうそう!そそっ、今の市川海老蔵さんは来年2020年に十三代目 市川團十郎を襲名するのだけれど、歌舞伎役者として素質がなかったら、いくら直系とはいえ團十郎にはなれないんだよ!そして市川團十郎って名前は歌舞伎界の大名跡。つまりトップ、最も権威のある名前って事。因みに、十代目は亡くなって追贈されたんだ。それだけ、身の丈に合ってなかったからみたい。」

ふーん。

「更にね、海老蔵さんの息子で今度市川新之助襲名する堀越勧進玄くんは、遊びより歌舞伎のお稽古が好きみたい。幼稚園児までも虜にするんだよ。そしてね、歌舞伎の演目もなかなか魅力的なんだ。昔からの物もあれば、新作歌舞伎もあるよ。狂言からの演目、例えば勧進帳って有名なんだけど、これまさに狂言なんだ。見栄きってカッコ良いんだけどねー。そして。上方と言われる関西の演目だと世話物とかが有名なんだよ。世話物はまさに吉本新喜劇 笑笑。」

ぐいぐい来るね。でもさ、言葉やストーリーが分からなかったりするんじゃない?

「んー演目によっては難しいかも?でも、大丈夫。筋書きってプログラムがあるから予習出来るし、さらにはイヤホンガイドって同時進行で解説してくれる素晴らしいモノもあるよ。新作歌舞伎だと、最近では漫画のワンピースとかも上演されてたよ。」

ワンピースが歌舞伎に?

「そうだよ!」

ヘェ〜。

「少し興味湧いた?」

うん。でもさ、お高いんでしょ?

「そだねー良いお席だと値が張るけれど、お手頃価格な数千円程度からのお席もあるよ。一回飲みに行ったと思ってさ、とりあえず一回歌舞伎観に行かない?」

オッケー。一回歌舞伎デートしよ!僕でも楽しめる演目選んでね。

「今デートって言った?ヤッタネ!」

 

バレンタインデーの憂鬱 Mr.Blond

  • 2019.02.14 Thursday
  • 00:00

バレンタインデー。

2月14日は、多分一生憂鬱だと思う。

 

初めてバレンタインデーにチョコレートを送ったのは小学5年生。

人生初の転校をその夏に経験したばかりの自分。

しかも海外、しかもブラジルの日本人学校。

トーキョーからではなくて、ヒロシマからの転校生。

当然、広島弁。

友達にさえ、話してることの半分くらいしか理解出来ないと言われた。

隣の席のジャイアンは、悪態とちょっかいしかなくて、口を開けば喧嘩しかなくて。

 

そんな私にリアルな初恋がやってきた。

私の2週間後に転校生としてやってきた彼。

訛りの強い私のことも真綿のように受け入れてくれた。

いつもニコニコと聞いてくれた。

私はちょっぴり勘違いした。

 

そんな、11歳のバレンタインデー。

もちろん、今で言うところの草食男子の優しい彼にチョコレートを贈った。

クラスのみんなも相思相愛と囃し立てた。

けれど。

何も無かったホワイトデー。

別にお返しを期待していたんじゃないし。

と、強がった。

 

6年生も同じクラスになった。

そして、一緒にサッカーもした。

そしてそして、またバレンタインデーにチョコレートを贈って。

が、またまた何も無かった。

 

6年生の卒業と同時に私は日本へ本帰国した。

だけど、何故か彼とは繋がっていた。

中学生になって帰国した彼とも、高校生になった彼とも、大学生の時の彼とも、そして社会人になった彼とも2人でデートした。

2月のデートの時には、変わらずチョコレートを贈った。

が、相変わらずホワイトデーには何も無かった。

 

初恋から20年以上経ち、お互いがそれぞれ別の人と結婚して、それぞれの家庭を築いて、それでもデートした日、彼からカミングアウトがあった。

5年生の時のチョコレートはとても嬉しかったと。

でも、30個以上貰ったのが初めてでどうして良いか分からず、誰かに1つ返すとかできず、僕は1つとして返さなかったんだと。

えーー。

それなら6年生の時は?

昨年返さなかったから、もう良いかなと。

はぁ?

 

まーいっか。

そんな彼が私は未だに好きなんだなと。

だからバレンタインデーは憂鬱。

マスク  Mr.Black

  • 2019.02.02 Saturday
  • 00:00

電車で向かいに座ったマスクをした女性が、3年ほど前に仕事でお世話になった人に良く似ていて、声をかけようと思ったのだが、マスクの下の顔が想像と違うことが怖くて、結局勇気が出ずそのまま降りてしまった。

この時期、マスクをする人はぐっと増える。風邪やインフルエンザの予防もあるだろうし、女性の場合は、魔法をかける前の顔をさっと覆って出掛けることもあるかもしれない。マスクをすると何かを隠せているような気持ちになる。一方、マスクをしている人と対面するとき、もし相手が普段からよく会っている人であれば、マスクの下の表情は手に取るように分かってしまう。ただ、初めて対面する人の場合は話が別だ。マスクで隠されている部分はそれ以上に大きく感じられ、その人全てが分からないような気持ちになる。最近は、黒いマスクをしている人もいて、攻撃性すら感じるが一部の若い人には人気のようだ。

 昨年の夏から外部の組織に出向し、今までとはまったく異なる環境で働くことになった。同じように他企業から出向してきた人たちに囲まれ、始めは必要以上に個人的なことを詮索されモヤモヤした気持ちも味わった。出向先で命じられた任務は、何でも良いからテーマを決めて、調べてまとめて報告すること。その自由度が私には重い。今までにないくらい本や新聞を読むようになった。初対面の人に頼み込んで話を聞きにいくこともある。セミナーと名のつくものがあれば出かける。セミナーで、一緒に話を聴いているこちら側の人間と、話をしている向こう側の人間を隔てたものは何だろうと思う。難しい話を易しい言葉で言い換えてみせる、向こう側の人間が持つものは優しさではないように感じる。喫茶店で隣に座った受験生らしき女の子たちが「先生が「努力する自由は今しかない」て言ってた。」「えー、いい話ー。頑張って勉強するー。」と話していて、その隣でこっそり私も同じ気持ちになる。大人の努力は責任になるのだろうか。でも、調べても聞いても出かけても、未だ目指すべきところは見えていない。

私は今、未だ見知らぬ人のマスクの下の顔を探しているのだと思う。今回はマスクの下を覗くときがくる。そのときはどんな出会いでも楽しめば良いのだ。

【テーマ】近況報告 Mr.オー

  • 2018.12.31 Monday
  • 21:38

今年1月に入籍した。たまたま会った友人やSNSでは報告したが、嫁を披露するに至らず。面倒な事は後回し。いつもの悪いクセだ。馴れ初めから書けば披露したも同然だよね?今年の話だし、ギリセーフだよね?

出会いは5年前の友人の結婚式。彼女は新婦の親族席にいた。お互いに友人代表として結婚式に参列し、少し言葉を交わしたが、何を話したか皆目覚えていない。

それから3年経った一昨年11月。友人夫婦に飲みに誘われて行ってみたら1人の女性がいた。
「お久しぶりです。」
私は言葉を返せないでいた。これまでも名前を思い出せず、苦労する事はよくあった。3年仕事を共にした同僚も、異動して3ヶ月後には忘れていた。そんな体たらくなので、1度会ったくらいで覚えている訳もなく。見かねた友人夫婦が口を開く。
「結婚式で一緒にいた。覚えてない?」
気まずい再会となったが、彼女の寛容な心でその日は楽しい時を過ごせた。その後友人夫婦含め4人で何回か飲みに行ったが、付き合うには至らなかった。

昨年4月に友人が異動で単身赴任する事になり、友人の奥さんは彼女を家に呼ぶようになった。3人で飲んだのがきっかけで、2人で出掛けるようになり、7月から付き合い始めた。遠距離恋愛でなかなか会えなかったが、毎日LINEでやりとりした。おはよう、おやすみ、だけの日もあったが、不安はなかった。一緒に飲んでる時はすごく楽しそうだし、何も言わずとも私の気持ちを察してくれていたから。結婚はトントン拍子に決まり、今年8月に同棲、今に至る。

私には入社時に取得を約束した資格がある。通常3年で取るべきものを、まだ大丈夫、まだ大丈夫、と先延ばしにして早10年。未取得者は昇進させないと言われ、ようやく今年資格を取得し、ギリを主張。そういえば最終面接でもギリだったっけ?3人の面接官が5段階評価を付け、平均3で合格。2人の面接官は3、1人の面接官が2.5を付けて平均2.8弱で1度は不合格になっていたのだ。そんな話が分かったのもギリを通せばこそ!

嫁から直すよう言われた短所も嫁に怒られるまで直さない。
・扉を開けたら閉める。
・頭を洗ったら乾かす。
・野菜を食べる。
・丁寧に歯を磨く。
どれもしょうもない事ばかりだ。

3つ子の魂100まで。
ギリを攻め続ける悪癖も直さないとね。
来年からかな?少しずつ、少ーしずつね。

二年間毎日更新できました。  A.ハッガリーニ

  • 2018.11.05 Monday
  • 00:00

ZPGP統括本部長にして雑兵日記PREMIER編集長のA.ハッガリーニです。

こんにちは。

いつも読んでいただいてありがとうございます。

 

2016年11月5日から続いている連日更新が、本日で3年目に入ります。

私からレギュラーの資格を獲得された方々にオファーする条件は「二週間に一本書いてほしい」ですから、この条件で連日更新をしようと思うと16名のレギュラーが必要となります。

しかし現在レギュラーはたりき、Mr.Indigo、がりは、Mr.ヤマブキの4名であり、ここにレギュラーの資格はあるものの好きな時に書く形でMr.マルーン、Mr.X、Mr.アールグレイ、Mr.ホワイト、Mr.イエロー、うべべたちが参加してくれています。

これはどういうことかというと、皆さんのオーバーアチーブで成り立っているということです。

レギュラーは毎週一本以上書いています。

一本どころかたりきに至っては毎月10本、先月は14本書いてくれています。

Mr.Indigo、がりはも8−9本、Mr.ヤマブキも6本程度書いてくれています。

レギュラー以外もMr.マルーンは先月5本、Mr.XやMr.アールグレイは3本と書いてくれています。

働きすぎでしょう。

(私は過重労働をお願いしたことはありません!)

その中で作品の質も上がってきており、特に先月は素晴らしい作品がたくさん生まれました。

編集者として良い作品との出会い、良い作家との出会い以上の喜びはありません。

ここでいうことではないかもしれませんが、執筆陣には本当に感謝しております。

ありがとうございます。

また、読んでいただいている皆様抜きにはこの取り組みは成立いたしません。

本当に感謝しております。

ありがとうございます。

 

ただ、執筆陣の皆さんが懸命に頑張ったおかげだということは、誰かが不調に陥ったり、スケジュールがパンパンになったりすると途端にシステムが回らなくなってしまうということでもあります。

この2年でも何度もそういう局面がありましたが、その度に誰かの超人的なリカバリーで何とかつないで来れました。

私の危機管理上の反省点です。

 

ただ雑兵日記PREMIERでは月間投票で覇を競っており、特にMVP投票においては本数が多いことが有利に働くことが多いので、ストックが嫌われる傾向があります。

と、なると担い手を増やしていく方が良いのですが、なかなか増えません。

どこかにいい人いないですかね。

(編集者としては新しい才能との出会いを本当に楽しみにしております。)

 

ただただ書くということより、他に楽しいことがある人の方が多いでしょう。

しかし、誰かが読んでくれる、それに反応があるということが加わると、それ以上に楽しいことがあるのか、という人が増えてきます。

我々の執筆陣は読んでくださる皆様からのフィードバックを糧に文字を紡いでおります。

それは毎月の投票もそうですし、コメントもそうです。

シェアの数やいいねの数でも勇気づけられます。

私はみなの作品を世に送り出すたびに「どうか遠くまで届けよ」「どうか誰かに深く届けよ」という祈りを込めています。

お手元に届いたなら、あなたの心の琴線に触れたなら、フィードバックを頂けると幸いです。

働き過ぎで渇いている執筆陣を癒やす何よりの力水となります。

どうぞよろしくお願いします。

 

(現在、先月分の投票を開催中です。投票用紙はこちら。)

 

私たちは3年、4年と毎日更新を続けていきたいと考えております。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

Automaticを読んでいただきありがとうございました。 ミスターイエロー

  • 2018.09.23 Sunday
  • 21:05

テーマコンテスト「宇多田ヒカル」にて予想外にたくさんの投票をいただき、大変ありがたかったです。

私は小説が書けないので、青春の思い出を覚えているままそのまま書きました。

当時付き合っていた彼とは、数年に一度の同窓会の時に会う機会があります。

会うたびにお互いの記憶が違うということで、クラス全体を巻き込んで論争が起こります。

もし彼にあの時代のことを書かせたらまったく違うストーリーが出てくるでしょうね。

あの出来事は高校時代の私にとってはとても大きな事件でしたが、文章にまとめたら昇華できた感じがします。20年前の私に100いいね!をあげたいです。


来月のテーマは「ドラえもん」にします。

きっとおもしろいコンテストになると思います。楽しみです。


【テーマ】Automatic -The moment I felt like I could be closer to her - ミスターイエロー

  • 2018.08.20 Monday
  • 00:00

高校生だった時、遠距離恋愛をしていた。

私は栃木県で、彼はアメリカだった。

インターネットは普及していなかった。

少なくとも、栃木では。

私と彼のやり取りはエアメール、つまり手紙を郵送しあうしかなかった。

一週間で手紙が届くということがどういうことなのか、うまく評価できない。

日本とアメリカの間には広い太平洋があるのだ。

当時、2階の薄暗い6畳の和室が私と妹の部屋で、やはり薄暗い机の上で透けるように薄い紙に書いた手紙が、一週間したらアメリカの彼の元に届くということは到底想像できなかった。

 

覚えている限り、私は2度手紙を投函し、彼からは1度返事が届いた。

ある夏の日、彼から電話が来た。

アメリカからではなく、彼の故郷である北海道からだった。

彼は付き合いを終わりにすることを提案してきた。

反対する理由がなく、私と彼の付き合いはそこで終了した。

 

日々は何も変わらず、過ぎていった。

 

翌年、宇多田ヒカルがデビューした。

Automaticという歌。鮮烈なデビューとはあのことだろう。

私も例にもれず突如現れた歌姫にハマってしまった1人だったが、

私が特に衝撃を受けたのは歌詞のこの部分である。

 

アクセスしてみると 映るcomputer screenの中

チカチカしている文字 手を当ててみるとI feel so warm

 

好きな人からのメールの文字を思わず触ってしまった場面と思われるこの一遍に 

私はどうしようもなく心を持っていかれてしまった。

メールがあったとしても、彼とは終わっていただろう。

そんなことはわかっていたけど、それでも。

 

早く夏暑く冬寒いセーラー服を脱ぎ捨てて東京に行きたいと思った。

 

念願叶い、私は八王子で大学生になり、好きな人ができた。

彼は常にメッセンジャー上にいるような人だったので

私はやっとAutomaticを経験することができた。

少し宇多田ヒカルに近づいた気がした。

親ができること〜熱中症の事件〜 Mr.イエロー

  • 2018.07.25 Wednesday
  • 23:25

小学生が学校で熱中症で亡くなるという、

悲しい事件が起きてしまいました。

 

子どもが亡くなる事件は辛すぎて、いつも見れません。

ですが今回は親として、学校に勤める者として、色々考えましたので書いておきます。

 

予想最高気温が35度だったという猛暑日に、屋外での行事を行った学校の判断について。

 

常識からは逸脱しているように思えます。

学校はなぜ中止の判断ができなかったのでしょうか。

以下、私の経験(公立中学校で8年間勤務)から考えらえる理由です。

 

(あくまで想像なので、実際どうだったかはわかりません)

 

考えられる理由➀ 

 

忙しすぎて「今日は暑すぎるからやめようか」という話し合いの時間がなかった。

 

信じがたいようですが、よくあります、話し合う時間がないという状態。

関係の先生方がみんな集まるだけでも大変。

決まっていることを例年通り行う、これだけでいっぱいいっぱいなのです。

 

やることが多すぎて、変える余力がないのです。

時間的にも、労力的にも。

 

次から次に仕事が押し寄せ、問題も起こり、立ち止まる時間がないという雰囲気です。

 

 

考えられる理由◆

 

話し合う時間があったとしても、権力のある先生が、「やりましょう」と言った。

 

学校は縦社会です。

学校や地域にもよりますが、上の先生が「やりましょう」と言ったら「いや、でも・・・」と言うのは難しいかもしれません。

 

提案

学校は思考停止していますので、ぜひ市や県で条例が作られることを望みます。

「〇度以上の場合、屋外で活動させることは禁止」というように。

 

さきほどうちの子が通っている学校の前を通ったら外で朝顔の観察をしていました。

午前中とは言え、32度・・・予想最高気温は38度。

1年に10日程度の猛暑日に外に出さないのがそんなに難しいのか、と憤りすら感じます・・・。

 

でも、ルールがないから予定通りに進めてしまうんでしょうね。

なので上からのルール作りが必須です。

 

学校はすぐには変わりません。

学校に期待するのは限度があります。

命にかかわることが後回しにされるのはおかしいのは百も承知ですが、

これが学校の現状です。

 

そして、親ができること。

子の命を守るのは親。

親まで思考停止になってはいけません。

(亡くなられた子の親御さんを責める意図ではないことをご理解ください)

 

この気温で屋外での活動?!と思ったら。

 

連絡帳に書いてください。

「高温注意報が出ていますので、うちの子は外での活動は控えさせたいです。」

書きづらかったら「体調が悪いので・・・」でOKです。

 

過保護と思われるかも?という心配は置いておき、楽しみにしていた行事だしまあ大丈夫だろうという甘い考えもすて、子どもの命を守ることを優先しましょう。

命を失ってからでは何もできません。

 

私は寒い日のプール、息子が入るのをやめさせたことがあります。

息子は脂肪が少ないタイプ(つまりガリガリ)で、少しでも寒いと唇真っ青、ブルブル震えてしまいます。

命に係わるほどではないにしても、そこまでの思いをしてプールに入らないといけないとは思えません。

寒さってものすごいストレスです。

他の日には入るわけだし。

たとえ甘いと思われても気にしません。

虐待になるよりマシです。

 

親の立場と教員の立場で思うところを書いてみました。

二度と二度とこのような悲しい事件が起きませんように。

ご冥福をお祈りします。

最優秀作品賞ありがとうございます。 Mr.イエロー

  • 2018.05.21 Monday
  • 00:00

HSPの話で4月の最優秀作品賞をいただきまして、ありがとうございました。

私としては学んだことをばーっと書いただけで、面白みのない文章すみませんという感じでしたので、まさかの受賞でした。

でも票を入れていただけるというのは嬉しいことだなあとしみじみ。

特に長年のファンであるホワイトさんとハッタリストさんから投票いただいたことは望外の喜びでした(某七段風に)。

読んでいただいた方々に、心より感謝申し上げます。これからの人生はHSPと親業を広めることに時間を割きたいと思っておりますので、ここがスタートと思って頑張ります。

 

以下、個別に。

 

Mr. Indigoさん

そう、親業の話をメインに書きたいのです。親業の学習歴は2年ほどですが、まだ全貌がつかみ切れておらず、一番伝えたいポイントがぼやっとしています。それをIndigoさんに見透かされ、研究不足を認識できました。一つ言い訳をすると、著作権の関係で講座の内容を丸出しにすることができません。そういう足かせがあるのですが、学習中の身なりに親業の紹介を続けていこうと思っています。必ず世界平和に貢献する概念だと確信しています。

 

>ほわいとさん

MVPに入れていただきとても光栄です。ほわいとさんのお墨付きをいただいたので、これからはなるほど感のある文章が得意です!と堂々と言います。ところで、ほわいとさんの子育て話に興味があります。気が向いたらぜひよろしくお願いします。

 

>おっともっと夏ですさん

興味深く読んでいただきありがとうございます。自分のありのままを受け入れられたという経験の有無は、自己肯定感に大きく関わります。日本はこれまで、どちらかというと「今のままじゃだめだ」という精神で発展してきたように思います。それは「イマココ」の自分を否定することです。ですが、時代が変わり、今のままで満足する、意識高くなくてもOK、そのほうが幸せという風潮が出てきました。親業は時代の先を行く教えだと思っています。ぜひこれからもお付き合いください。

 

>ハッタリストさん

入れたい人に入れたいという理由でのMVPへの投票、大変励みになりました。ありがとうございます。私もハッタリストさんもマイナーな分野を追究してきた同志だと思っています。お互い、とんがっていきましょう!

 

>がりはさん

がりはさんにお誘いいただいたおかげで親業ならびにHSPの紹介ができました。貴重な機会をありがとうございます。夜更かしは色々と原因があると思いますが、昼間の活動でしっかり満足できていることも予防になると思います。地縛霊のようにいつまでも起きていて、体を壊すことのないように気を付けていきたいですね。

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