死月二重苦日の日記 文責:Mr.Pink
- 2021.05.01 Saturday
- 14:29
嘘です。
今は、令和三年の四月三十日午後十一時三十分を回ったところです…
みなさま、ごきげんよう。
みんなの楽しいお薬屋さん、Mr.Pinkでございます。
「あ!」
と、思ったところであと三十分で四月が終わりかけていることに気づきまして。
ゴールデンウィークに突入することばかり喜んでいて、プリミエールの事をすっかり忘れておりました。
あかーん。今月、原稿出すの忘れてたわー。
まーじーでー…!?
いや。
すっかり。ほんとに。ころっと。
悪気はなかったんです。悪気は。Pinkは悪くない。
もう、二月、三月と、日にちを空けず本誌に載せてもらっていたもんだから、気分的に四月分も出しているもんだと錯覚しておりました。
うへー。
執筆陣のみんな、みんな、すごいな!?
毎月、毎月、あんなクオリティを落とさず、原稿も落としてないんですよ。
編集長に至っては、原稿回収のお仕事も欠かしてないんですよ。
化け物だな、あの人たち…
感心している場合ではない。
何かを書かなくては…
実は、これはだいぶ前からの心残りで、どうしようかと思っていることがありまして。
テーマは「山姥(やまんば)」
プリミエール通のみなさまならご記憶に新しい、かつてのテーマとして出されたお題なんですが。
これを、不肖Pink、未だに原稿を書き上げていません。
正確に言うと第一話だけ書いて、「続く」として、そのまま放り出しちゃった。(→無責任)
まあ、いつもの私でしたら無責任体質を貫きまして、未完のまま放置してしまう所なのですが、私とて覆面者とは言えプリミエール執筆陣の末席に座る者。
このプリミエールの現状をただただ傍観するだけでは、飽き足らず、現執筆陣が手を出していない新たな分野を切り開いてやろうと密かに試み続けてはいたのです。
その突破口が「山姥(やまんば)」
書き上げた後、本当は、もっといい物が書けただろうに、素材を勿体ない使い方をしてしまったという心が、ここずっと、Pinkの中に澱むように残っておりました。
まあ、普段の私の執筆態度からではあまり信じて頂けないとは思うのですが…
ですが、まあ、それはさておき。
気持ちだけはそういうものがありまして。
現状が悪いというわけではないのですが、現状、書き繰り広げられているプリミエールのリングは正直まだまだ狭すぎるのではないかと、思っているわけです。
これをきっかけにプリミエールに新しい分野の作品を投入してみようという、密かな思いを抱いておりました。
思っている以上は、広げなくてはなりませんし、広げるならば、隗より始めよ。
私、Pinkが書かないといけないことは自負している次第であります。
…で、ですね。
手筈は整えたんですね。
新しい鉛筆も買ったし、原稿用紙(広告チラシを使ったPinkお手製)も作ったし、登場人物まで取り揃えて物語を起こそうとまではしたんですが…ね。
ダメですねぇ。
キャラクターが見事に動いてくれません。
驚いた。驚いた。
若いころなら三分もあれば、あらすじぐらいは出来たんですがね。
年なんですかね。感性が枯れちゃったんですかね。
しかも、この原稿もたった今、0時の鐘を打ってしまったので四月に間に合いませんでしたのでね。。。
あかん。もう、おいちゃん、泣きそう…
みんな、どうやって、原稿って仕上げてるのかな…
物語系統を得意にしている覆面者に教えてもらわなきゃですよ、本当。
うぅ…
とは言え、構想からもう一年。
プリミエールに新たなフィールドを開拓しなくてはならない時期に来ています。
五月は「山姥(やまんば)」書きます。
こうご期待。