ハードボイルド悩み相談室PREMIER(2) 〜痴漢〜 うべべ

  • 2017.08.15 Tuesday
  • 03:27

ハードボイルド悩み相談室PREMIER、本日の担当傭兵うべべです。
こんばんは。
今日はどうされましたか?

 

「電車の中で、痴漢と間違えられないように両手を上にあげたり、女性から離れたり色々しているのですが、それでも痴漢冤罪の恐怖がぬぐえません。どうしたらよいですか」

 

なるほど。わっかりかねます。わっかりかねます。

 

「キリンのことは考えるな」という話をご存知でしょうか。
考えるなと言われるほど頭にキリンが浮かんでしまう。
そういう話です。

 

あなたはご自身のことを、真面目な正義のサラリーマンだと思っているのかもしれません。
しかし、それは誤りです。
あなたは通勤中、痴漢に間違われたくない、痴漢冤罪は恐ろしい、と
常に痴漢のことばかり考えているわけです。
立派な『ド変態ブタ野郎』と言えます。

 

ご自身がド変態ブタ野郎であることをわきまえた上で、

その性癖を隠して上手く生きたいという話であれば相談に乗れます。
ここから先はスキルの話です。

 

私は傭兵として、幾多の戦場を生き抜いてきました。
その秘訣は次のたった一言です。
『弾の隙間を見る』
さて、どういうことか分かりますか?

 

冒頭で紹介したキリンの話の逆です。

弾は怖い、逃げたい、当たりたくない。

そう考えるほど弾が気になって、弾しか見えなくなって

やがて弾に当たります。
そうではなく、弾と弾の間、その空間に意識をフォーカスして
身体をそこに入れることだけを考えます。

 

これを電車の中での女性との関係に置き換えてください。
どうです、上手く行きましたか?
もし失敗して、痴漢冤罪で捕まったとしても
それは仕方ないと割り切ってください。

だってあなたは『ド変態ブタ野郎』なんですから。

 

 

※ハードボイルド悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。
ブログにコメント、投票時にコメント、うべべにメール、電話、伝書鳩、のろし、
やまびこ、テレパシー、矢文、モールス信号、地上絵、タイムカプセルなどの手段でどうぞ。
回答するかどうかはうべべの気分次第です。

 

日本語検定(二段) うべべ

  • 2017.07.09 Sunday
  • 00:00

次のメールを読んで、以下の問いに答えよ。

 

【登場人物】
 ・二階堂美保:金持ちで薄命の美女(たぶん)。
 ・大溢精太郎:抱かれたい男ランキング二年連続ナンバーワンのイケメン歌手(参考)。
 ・高井   :高井

 


二階堂美保(1)

件名:1億2000万円の件
本文:はじめまして、突然のメールですみません。
   二階堂美保と申します。
   1億2000万円をあなたにお渡ししたく、
   下記のURLからメッセージを確認ください。
   それでは宜しくお願いいたします。

 


二階堂美保(2)

件名:(お急ぎください!)1億2000万円の受領について
本文:二階堂です。
   突然このようなメールをしてしまい、驚かれていることと思います。
   しかし、私にはもう時間があまり残されておりません。
   1億2000万円をすぐにでもお渡ししたく、
   下記URLから受領手続きを開始してください。
   宜しくお願いいたします。

 


二階堂美保(3)

件名:(お渡しします)1億2000万円。すぐに受領ください
本文:二階堂です。
   あなたに1億2000万円をお渡しする理由をお伝えします。
   私は乳がんのステージ4で、もう残された時間がありません。
   リンパに転移していると医師から伝えられています。
   私には家族もいないため、この1億2000万円を
   ぜひあなたにお譲りしたいのです。
   メッセージを確認のうえ、受領手続きをすぐにお願いします。

 


うべべ(1)

件名:(すぐにください)1億2000万円の件
本文:大溢精太郎と申します。
   URLをクリックしましたがよく分かりませんでしたので
   直接、1億2000万円を手渡し頂ければと思います。
   待ち合わせはどこにしましょうか?
   ご連絡お待ちしております。

 


二階堂美保(4)

件名:大変申し訳ありません。
本文:二階堂です。
   大溢精太郎さま。ご連絡ありがとうございます。
   余命あとわずかの私です。
   1億2000万円となると、大変な重さとなりますので
   今も病院から抜け出せない私には困難な状況です。
   お手数ですが、下記のメッセージから受領の手続きをお願いします。
   お金の準備はできております。
   宜しくお願いいたします。

 


うべべ(2)

件名:Re: 大変申し訳ありません。
本文:大溢精太郎です。
   1億2000万円が重いということですので、
   100万円でも構いません。
   渋谷ハチ公前で現金のまま手渡し頂ければと思います。
   日時はご都合に合わせますのでご連絡ください。

 


高井

件名:(お伝えします)1億2000万円の件
本文:二階堂美保 様のサポートをしております高井と申します。
   この度、残念ながら二階堂様はお亡くなりになられました。
   遺言という形で、あなたに【1億2000万円】の振込をするよう
   依頼を受けております。
   すでに手続きは完了しておりますので、下記のURLから
   入金の確認をお願いします。

 

 


問:悪いのは誰でしょうか?
 
 ア 二階堂美保:必死すぎるから。
 イ 大溢精太郎:お金ほしさが前面に出すぎているから。
 ウ 高井   :お前誰やねん感が否めないから。
 エ うべべ  :元傭兵の設定がテレ〇ス・リーとかぶっているから。

ハードボイルド悩み相談室PREMIER(1)〜ブラック企業〜 うべべ

  • 2017.07.03 Monday
  • 00:00

ハードボイルド悩み相談室PREMIER、本日の担当傭兵うべべです。
こんばんは。
今日はどうされましたか?
 
「勤めている会社が明らかにブラック企業で、毎日が憂鬱です」
 
なるほど。わっかりかねますわっかりかねます。

ここ数年で、同じようなお悩みをお持ちの方がぐんと増えてきてますね。
ブラック企業の典型例として架空A社の特徴を以下にまとめました。

 

 

 

 

どうでしょう。ブラック感が出ていますでしょうか。
残業が多く、そして残業代が出ないいわゆるサビ残が常態化しています。
では、比較のためにもう一例追加してみましょう。

 

 

 

 

これを見ると、架空A社のブラックさなんて大したことないと思いませんか。
架空B社に比べるとはるかにマシ。だから文句をいわず頑張れ。

 

そんな安易な結論ではありません。

 

私は傭兵として架空B社に限りなく近い環境で働いてきましたが、それでも
文句をいったことは一度もありませんでした。
なぜか。
それは、私のやりたかったことだからです。
同僚たちも同じでした。むしろ日々生きていられることに感謝さえしていました。

 

さて、あなたが日々憂鬱なのは本当にブラック企業のせいでしょうか。
そもそも、そこは本当にブラック企業なのでしょうか。

 

あなた自身が明確な目標を持ち、その目標に向かって日々努力しているのであれば
それ以外のことは飾りで、気にすることなどないのです。
すべての答えはあなた自身の中にあります。

『本当にベストを尽くして生きているか?』
環境はあなた自身が作り出し、あなた自身の手で変えていくものです。


飼われるな 飼え。 じゃあの。

 
 
※ハードボイルド悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。
ブログにコメント、投票時にコメント、うべべにメール、電話、伝書鳩、のろし、
やまびこ、テレパシー、矢文、モールス信号、地上絵、タイムカプセルなどの手段でどうぞ。
回答するかどうかはうべべの気分次第です。

【テーマ】NHKグリーンマイル講座(終) うべべ

  • 2017.06.25 Sunday
  • 10:00

う「皆さん、こんにちは。司会のうべべです。BPOからのクレームにより本日が最終回となります。ということで、最終回にふさわしいテーマでお送りいたします。それでは先生をお呼びしましょう、『すべての序列の頂点に立つ男』ことうべべ先生です」
う「祖父の最期の言葉が『BPOとJASRACには逆らうな』でした。どうもうべべです。宜しくお願いします」
う「感動の最終回、さっそく『塀の中の生活』からスタートです」

 

塀の中の生活

 

う「塀の中はどんな生活なのでしょうか?」
う「平日が刑務作業で、土日祝は休みです。平日は7時前に起床し、着替えをすませて布団を片付けてから7時の点呼を待ちます。座布団の上に正座です。その後は朝ごはんを食べて、お昼まで刑務作業です。昼食をはさんでまた16時半まで刑務作業があって、終業時の点呼で一日の作業は終わりです。夕食を食べたら部屋で自由時間をすごし、21時に就寝です。入浴は夏場が週3回、その他は週2回まで認められています」
う「規則正しい生活ですね」
う「そうですね、時間管理に厳しいです。また、すべての行動には刑務官の許可が必要です。でも、はっきりいって自衛隊と比べるとはるかにマシだと思います。着替えにシワが1つあるごとに腕立て10回とか無いですからね」
う「自衛隊おそるべし」
う「休みの日はひたすら自室でゴロゴロです。テレビを観られる時間も、区分により制限されていますので。ラクなようですが、やることがないのがかえって辛いといいます」
う「何だか贅沢な悩みのような気がしますけど」
う「残業はゼロ。給料は所内での買い物で使えて、余りは出所時にもらえます」
う「もしかしてホワイト企業なんじゃないですか」
う「ただし給料は月4000円程度です。最高でも月2万円くらいなので、最低賃金よりはるかに少ないです」

 

塀の中の楽しみ

 

う「刑務所だから当然ですが、やっぱり辛いことが多いんでしょうね」
う「それなりに楽しみはあります。何といっても、食事が一番の楽しみですね」
う「……臭い飯なんですよね?」
う「それは戦前の話で、今は栄養士にばっちり管理されたヘルシー料理が出てきます。一番人気はカレーですね」
う「意外とちゃんとしてるんですね」
う「あと、お菓子も食べられます。これも区分によりますが」
う「さっきから出てくる『区分』って何でしたっけ」
う「優遇区分です。模範囚になるほど区分があがって、制限が緩和されていきます」
う「なるほど」
う「逆に再犯になると扱いは厳しくなりますが、高齢受刑者の大半は2年以内に塀の中に戻ってきます」
う「そうなんですか」
う「塀の外に出ても生きていくのが大変で、孤独で、むしろ塀の中に友達が多いというんです」
う「何のための刑務所だか分かりませんね」
う「そうですね。病院の待合室じゃないんだから、ということで高齢化が進む中で問題になってきています」

 

グリーンマイルへ

 

う「刑務所ヒエラルキーの頂点に位置するのが死刑囚ということですか」
う「違います。死刑囚が収容されるのは刑務所ではありません。全国に7つある死刑房です」
う「別物だったんですね」
う「懲役刑は刑務作業をもって罪を償うのに対し、死刑は文字通り死をもって償うので、特に労働は課されません」
う「じゃあ何をして過ごすんですか」
う「反省文や手紙を書いたり、絵を描いたり、それぞれです。テレビもある程度観られます。刑務所よりははるかに制限がゆるいです」
う「けっこう自由なんですね」
う「最期の時間なので、好きなように過ごさせてあげようという配慮もあると思います」
う「映画『グリーンマイル』では電気椅子に向かうリノリウムの廊下が舞台でしたよね」
う「現在、電気椅子はアメリカの一部を除いて廃止されていて、投薬その他に移行しています」
う「日本は絞首刑が採用されてましたよね」
う「そうです。首をくくって、そのまま床下に落下するシステムです」
う「そこの廊下は何色なんですか?」
う「何色だと思いますか」
う「分かりません。みどり色でしょうか」
う「答えは……」

 

答えはキミ自身の目で確かめてくれよな!
俺達の旅はまだ始まったばかりだ!

 

うべべ先生の次回作にご期待ください。(終)

NHKドロボー講座(1) うべべ

  • 2017.06.18 Sunday
  • 10:00

峰「皆さん、こんにちは。司会の峰不二子よ。日曜日のひととき、NHKドロボー講座で楽しんでね。それでは先生を呼んじゃうわ。『とんでもないものを盗んだ男』こと、うべべ先生よルパァ〜〜ン」
う「『奴はとんでもないものを盗んでいきました』『えっ』『……わたしの心です!』『とととっつぁーーん』というBL展開はもちろんありません。どうもうべべです。先週に引き続き、留置所からの生中継です。宜しくお願いします」
峰「ドロボーのイロハを優しくレクチャーしちゃうわルパァ〜〜ン」

 

ドロボーってなぁに

 

峰「そもそもドロボーってなんで泥棒っていうのかしら」
う「一説では、ひとの物を『取り奪う』がなまって泥棒になったといわれてます」
峰「本当かしら」
う「やってみましょう。取り奪う⇒とりうばう⇒とりょばう⇒トロンボーン⇒トロボーウ⇒どろぼう⇒泥棒」
峰「あら本当ね」
う「ドロボーといえば、銭形警部(実は大卒の準キャリア)に追われてみたり、マジックが得意だったり、空を飛んでみたり、色々あると思います……が!」
峰「が?」
う「現実世界のドロボーはそんなことはありません。見られても怪しまれないように、とことん地味な恰好をしています。訪問販売員のスーツ姿、配管工事などの作業服、などです」
峰「つまんないのね」
う「おそらく、視聴者の皆さんも実はドロボーとすれ違っていることがあるんだと思います。でも、気づかない。ドロボー=不審者のイメージがあるからです」
峰「派手なピンクのジャケットを着てればすぐわかるのに」
う「初期ルパンではありません。もちろん、二代目緑ジャケットでも、三代目赤ジャケットでもありません」
峰「ルパァ〜〜ン」
う「ドロボーには大きく分けて2つあります。『空き巣』と『忍び込み』です。空き巣は留守宅に侵入し、忍び込みは就寝時に侵入します」
峰「ルパンは?」
う「ルパンは『居空き』です。これは人が居ながらにして侵入するもので、滅多にないケースなので省略しました」
峰「じゃあ、事前に予告状を出すのは?」
う「特に名前はついてませんが、私がつけるなら『バカ』ですかね」
峰「ルパァ〜〜ン」
う「割合でいうと、空き巣が7割、忍び込みが3割弱といったところです」

 

ドロボーの特徴

 

峰「やっぱりお宝目当てで侵入するのかしら」
う「違います。もちろん金品目当てなのは間違いないのですが、一生ラクできるほどの儲けはまずありません。空き巣は住人が不在のためリスクは低いですが、財布やカードなどは大抵持ち出されているため、儲けも少ないです。反対に、忍び込みの場合はリスクは高いですが、財布が家にあるので儲けも大きい。このトレードオフの関係にあります。そのため、空き巣の場合は一日で数件をはしごすることも多いです」
峰「もっと一度にたくさん儲かるところを襲えばいいのに」
う「ドロボー目線ではそうかもしれません。しかし、被害者としてはひたすら災難です。たとえ犯人が捕まっても、現金の場合、盗まれたお金はほとんど戻ってきません」
峰「警察とか国が返してくれるんじゃないの?」
う「ドロボーは刑事罰が課されますが、懲役なり罰金になったとしても被害者にお金が戻ってくるわけではありません。民事訴訟を起こしても、犯人がそのお金を使い果たして他に財産もなければ泣き寝入りです」
峰「私なら生きて帰さないわ」
う「もちろん私もそうです。しかし現実世界では、その逆を考えなければなりません。忍び込みの場合、狙われるのは独身女性や高齢者が多いですが、もしドロボーとばったり出くわしたらどうなると思いますか」
峰「ドンパチね」
う「そう。そのまま逃げてくれればまだ良いのですが、危害を加えられることもあります。お金よりなにより、命を守ることがもっとも大切です」
峰「やり方にも色々タイプがあるのかしら」
う「現場に絵がある、と言われますね。つまり、ベテラン捜査員なら現場を見ただけで誰の犯行か思い浮かぶというほど、常連ドロボーの仕事にはそれぞれの個性が現れるということです。例えばタンスの開け方ですね。引き出しが全部開いていたら、手慣れた犯行です」
峰「どういうこと?」
う「引き出しを上から開けると、いちいち閉めないと次の引き出しの中身がわかりません。下から順番に開ければもっとも効率的です。ドロボーは時間との勝負なので、こうやって少しの時間でも省略します」
峰「面白いわね。他には?」
う「空き巣に狙われやすいのは『金曜日』です。週の終わりで気持ちがゆるんでいて、また家を留守にしていることが多いからです。火曜日も、週初めの緊張がほぐれたころ、ということで狙われやすいとされています」
峰「私は毎晩夜の街に出かけてるから関係ないわね」
う「反対にドロボーとして入りにくいのは、犬がいる家だといいます。ほえられて近所に知られてしまうリスクを嫌ってのことです。ただこれも、手練れの場合はエサで犬を手懐けてから侵入するので絶対ではありません」


峰「そろそろ面会時間も終わりね。最後に何かメッセージをどうぞ」
う「ドロボーは犯罪です」
峰「それでは皆さん、よい日曜日を過ごしてねルパァ〜〜ン」

NHK警察講座(1) うべべ

  • 2017.06.11 Sunday
  • 10:00

珠「皆さん、こんにちは。司会のミニスカポリス・珠緒です。日曜日のひととき、NHK警察講座で楽しまないとタイホしちゃうぞ! それでは先生をお呼びします。『太陽にほえられた男』こと、うべべ先生です」
う「どうもうべべです。本日は事情により留置場からの生中継です。宜しくお願いします」
珠「面会時間が20分しかないので、さっそく『刑事ドラマの嘘』からスタートします」

 

刑事ドラマの嘘

 

珠「刑事ドラマってとにかく多いですよね。題材として魅力的ということでしょうか」
う「そうですね。ただ、想像で描かれていて現実的にはあり得ないシーンも多いです」
珠「たとえば?」
う「まずはカツ丼ですね。刑事が被疑者に『カツ丼食うか?』って。よくドラマで出てきますが、実際にあれをやると違法です。被疑者に金品を与えて自白を強要したと見られます。コーヒー1杯、タバコ1本でも駄目です。ちなみに食事は弁当が支給されます」
珠「ドラマだとおなじみのシーンなんですけどね」
う「雰囲気を出したいのなら、被疑者自身が出前をとってカツ丼を食べることは可能です」
珠「そこまでして食べたいとは思いませんが……」
う「あとはキャリアとノンキャリア、本庁と所轄の対立ですね」
珠「キャリアって何でしたっけ」
う「コナンだと目暮警部がノンキャリ、白鳥警部がキャリア。金田一だと剣持警部がノンキャリ、明智警視がキャリアです」
珠「うざい奴がキャリアということでしょうか」
う「キャリア組はいきなり『警部補』からスタートします。古畑スタートです。ノンキャリアはどう思うでしょうか」
珠「うざい」
う「現場を知らないくせに、という愚痴はよく聞きます。ただそれは仕組みの上で仕方ないところもあります。キャリア側は必死になって現場の知識を吸収するわけです。キャリアは最初の見習い期間に現場に配属されますが、それが終わるとあっという間に警部になります。目暮ポジションです」
珠「警部って相当偉いイメージがありますが」
う「目暮警部は、実際の警部のイメージに近いですね。白鳥警部もよく捜査に参加しますが、実際のキャリア警部が現場で捜査することなんてほぼゼロです」
珠「やっぱり、何となく憎まれそうな気がしますが」
う「対立するほどではありません。役割が違うというだけです。本庁と所轄についても同様です。大きな事件のときは、本庁と所轄の捜査員でペアを組んで捜査にあたります。互いに協力する関係だということです。本庁と所轄は交換人事が行われているので、本庁が偉いというわけでもないです」

 

日本の警察組織
 
珠「先生はロス市警にお勤めだったんですよね」
う「そうです。警察といえばロス市警と思っていたので、大学卒業後に面接を受けて即採用されました」
珠「日本との違いは何でしょうか」
う「やっぱり銃ですかね。ロス市警では当然のことながら銃を携帯しています。日本では、許可された者以外は携帯できません」
珠「あぶない刑事は嘘だったんですね」
う「日本は銃社会じゃないですからね。もし撃つとしても、事前の警告が必要だったり、撃った後で色々書類を書かなければいけなかったり大変なんです。一度も銃を撃つことなく定年を迎える人がほとんどです」
珠「それだけ日本が平和ということでしょうか」
う「ちなみにアメリカにはキャリア制はありません。なので、例えば両津巡査が警視総監になるようなことも可能です」
珠「それは日本の危機ですね……。ところで両津勘吉は『巡査長』だったはずですけど」
う「巡査長という階級はありません。巡査になって一定期間マジメに勤務すると与えられる、いわば職位です」
珠「とてもマジメとは思えないですけどね」

う「両津達がいるのは派出所です。交番とも呼ばれますが、『交』替で『番』をするということで、交替勤務による24時間体制が敷かれています。もう一つあるのが駐在所で、こちらは警察官が実際にそこに居住して地域の安全を守ります」

珠「なるほど」

う「その上位に警察署があり、そのまた上に各県警本部があります。東京都の本部だけ、『警視庁』と呼ばれます。それらの各本部を取りまとめる上位組織が『警察庁』です」

珠「警視庁と警察庁って同じものと思っていました」

う「警察庁が上位です。ただし、警察庁トップの警察庁長官と警視庁トップの警視総監の偉さは互角とされています」

 

刑事になるには?

 

珠「だれでも志望すれば刑事になれるんでしょうか?」

う「刑事、すなわち私服警官はとても人気があります。刑事部に入るには、まず人員に空きがあり、かつ各捜査課からの推薦が必要です」

珠「どんな人が推薦されるんですか」

う「交番勤務での実績がベースになります。検挙実績が重要視されますので、例えば自転車ドロボウをひたすら捕まえるというのがひとつの近道です」

珠「地道な努力が必要なんですね」

う「絶対に刑事になると心に決めて、心技体をすべて鍛えあげた者だけが刑事の道に進めるのです。とても険しい道です」

珠「そういえば毛利小五郎は元・警視庁捜査一課の刑事ですよね。ポンコツかと思っていましたが、実は優秀だったんですね」

う「いえ、毛利小五郎はポンコツです。刑事としても、探偵としても、ポンコツとしても」

珠「そうですか……」

う「そうです」

 


珠「そろそろ20分経ちました。先生、最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします」
う「警察についてもっと知りたければ、一度悪いことをして捕まってみるのも良いと思います」
珠「それでは皆さん、よい日曜日をお過ごしください」

NHK探偵講座(1) うべべ

  • 2017.06.04 Sunday
  • 10:00

コ「皆さんこんにちは。司会のディテクティブ・コナ美です。日曜日のひととき、NHK探偵講座でお楽しみください。それでは先生をお呼びします。『神を逮捕した男』こと、うべべ先生です」
う「捕まえた犯人と抱いた女の名前は忘れることにしている。うべべです。宜しくお願いします」
コ「今日は第一回ということで、毛利小五郎レベルでもわかるような説明をお願いいたします。まず最初は『探偵のお仕事』からスタートします」

 

探偵のお仕事
 
コ「先生、探偵とはどのようなお仕事でしょうか?」
う「小説やドラマの影響で、探偵といえば犯人捜しをしているイメージがある人もいると思います、が!」
コ「が?」
う「それはフィクションの世界のお話です。実際の探偵は、それはそれは地味なシロモノです」
コ「そうなんですか?」
う「犯人捜しは警察の仕事です。また、探偵の周りでやたらと殺人が起きるということもありません。もしそうだとしたら、探偵自身が犯人ということでしょう」
コ「なるほど」
う「依頼の7割ほどは、いわゆる『身辺調査』です。結婚相手の素性を知りたい、夫が浮気しているかもしれない、などといったケースです。中にはペットの捜索もあります」
コ「たしかに地味ですね。基本的には個人からの依頼ということですか」
う「企業からの依頼もあります。その場合は例えば所属する社員の素行調査や、ライバル会社の不正を暴きたい、などの目的です」
コ「具体的にはどのような仕事をしていくのでしょうか」
う「それは次章で説明しましょう」

 

尾行と張り込み

 

コ「依頼の大半は身辺調査ということでしたが、どのような調査を行うのですか」
う「基本的には『尾行』と『張り込み』です。これらは探偵の必須スキルです」
コ「よくドラマでもそんなシーンがありますよね」
う「ただし、電柱の陰に隠れるなんていうことはしません。それは小五郎レベルです。そもそも、対象を一人で尾行するなんてあり得ません」
コ「二人以上、ということですか?」
う「基本はペアです。できれば男女でペアを組み、恋人か家族のように振る舞うのが望ましいです。対象から警戒されにくくなるので」
コ「なるほど」
う「重要なターゲットの場合はチームで追います。無線でやり取りしながら、交互に対象を追います。ポイントは、ただ追うだけでなく追い抜かすということです」
コ「追い抜かす?」
う「自分を追い抜かした相手には緊張感が弱まるという心理効果を利用するのです。まさか自分を追っている人が追い抜かすなんて思いませんよね。他にも横道に逸れたり、交差したりしながら対象をマークします」
コ「まさにチーム戦ですね」
う「場合によっては相手の目に触れるので、服装はその都度着替えるようにします。服だけでなく伊達メガネを着けたり、女性の場合は髪型を変えたりもします」
コ「きめ細かいですね」
う「次に張り込みですが、これも一か所にずっと留まるわけではありません。そんな人がいたら不審者ですよね。張り込みを通報されてしまうのが最悪です。歩きながら、あるいは車で移動しながら監視します」
コ「車の中でじっとアンパンを食べているわけじゃなかったんですね」
う「立地にもよりますが、対象の部屋を監視できる建物があれば、そこを借り切って調査することもあります。男女のペアを組んでいるので、ホテルを使うケースも多いですね。もちろん見た目も頭脳もオトナですから、ちょっと休憩することもあります」

 

探偵になるには?

 

コ「探偵になるにはどうしたらよいですか?」
う「探偵社に入るのが早いでしょうね。有名なのはガルエージェンシーです。個人事務所を立ち上げることも可能ですが、軌道に乗るまで苦労すると思います。評判がものを言う業界ですから」
コ「先生も探偵社に入られたのですか?」
う「私は大学を卒業してからロス市警に就職しました。配属されてすぐ検挙率ナンバーワンとなりましたが、うっかり警察組織が関わる巨大な陰謀を暴きそうになってクビになり、警察から追われる身となりました。今では、刑事時代のノウハウを生かして探偵業を営みながら、巨悪と戦っています」
コ「……そうですか」
う「警察とのコネがあるので、事件解決を依頼されることもよくあります。あくまでも私だけに当てはまる特殊な例ですが」
コ「フィクションの世界だけじゃなかったんですね」
う「あと、私の周りでやたらと殺人が起こるので、それを解決したりもします」

 


コ「そろそろお時間となりました。先生、最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします」
う「じっちゃんはいつも一つ!」
コ「……(混ざってるし)。 それでは皆さん、よい日曜日をお過ごしください」

【テーマ】ヒデが救った商店街 うべべ

  • 2017.06.01 Thursday
  • 21:33

宇部市の中央にある商店街はひどい有様だった。
店は軒並みつぶれて、ただシャッターがあるだけの
いわゆる「シャッター街」と成り果てていた。
開いているお店を探すのが大変とよく言われた。

 

市長が目をつけたのが『ヒデ』だった。
ヒデは私の母校である宇部高校の先輩だ。
一度、ようこそ先輩のようなノリで母校の体育館にやって来て
二時間くらいの交流会をやったことがある。
そのときは、何だかエロい映画を撮っている人だという噂が流れて
興味本位で変な質問をたくさんしていた。
その中で、ヒデの作品に詳しい生徒が真剣に色々訊ねる場面があり
あまりに詳しいのでヒデ本人も驚いて笑っていた。

 

ヒゲ面でぱっとしない感じのヒデだったが、それから徐々に
作品が知られるようになってきた。
周囲の反応も少しずつ変わってきた。
ある人は「天才だ!」とかまたある人は「変態だ!」とか
訳知り顔で好き勝手なことをのたまっていた。

 

ヒデは地元愛が強く、地元を舞台にした映画を何本も撮っていたが
ここに来てようやく偉い人たちの目に留まったようだった。
「ずっと前から注目していました」などと平気で言う。
私はひねくれものなので、そんなことを言われたら拒否したくなるが
ヒデは人間ができているようで、嫌な顔をすることもなかったそうだ。
地元を復興するのに一役買ってくれたのだ。

 

何とかとハサミは使いようと言うが、空き店舗の目立つシャッター街は
ヒデの作品を展示するのにうってつけだった。
見たこともない数の人々が訪れ、商店街は活気を取り戻した。
一時的な集客にならないよう、運営側も二の矢・三の矢を次々に放って
そこそこ賑やかな商店街を継続できている。
ヒデの作品が描かれたTシャツを着た老人たちが商店街を歩いているのを見ると、
何ともほほえましい気持ちになった。
おそらく作品のことは何一つ分かっていないと思うが、地元を愛する気持ちが
年代を飛び越えて伝わっているのだと思う。

 

交流会での「周りに何と言われても好きなことをやれ」という言葉が
今頃になって心に刺さる。
孤高を気取ったようで、孤独なようで、だけど一人じゃない。

 

商店街を彩るヒデの作品たちが、「譲れないものは死んでも守れ」と
私たちに訴えてかけてくるのを感じていた。

 

 

 

『ヒデ』こと庵野秀明センパイへ  後輩より

NHK傭兵講座(1) うべべ

  • 2017.05.28 Sunday
  • 10:00

不「皆さん、こんにちは。司会のフェニックス・不死美です。日曜日のひととき、NHK傭兵講座でお楽しみください。それでは先生をお呼びしましょう。『神を殺した男』こと、うべべ先生です」
う「戦場に友はいない。なぜなら私の顔を見て生きている者などいないからだ。どうもうべべです。宜しくお願いします」
不「今日は第一回ということで、新兵にもわかりやすい説明をお願いいたします。まず最初に『傭兵』とは何か、からスタートです」

 

傭兵とは?

 

不「先生、傭兵とは何でしょうか?」
う「傭兵とは、ジュネーブ条約で『金銭などの利益により雇われ、直接に利害関係の無い戦争に参加する兵』と定義されています、が!」
不「が?」
う「言っておきたいのは、金目当てで傭兵になる人なんてほとんどいないということです」
不「そうなんですか?」
う「はっきり言って、傭兵は儲かりません。傭兵として働くのは物価が安い国がほとんどで、往復の飛行機代やら装備やらで、基本的には赤字です」
不「儲かるどころか、赤字なんてびっくりです」

う「アルバイトなどでお金をしっかり貯めることが傭兵としての第一歩です」
不「何だか切ないですね」

う「傭兵は、実際に戦闘の最前線に赴く『前線』とそれを支援する『後方』とに分かれて、ローテーションを組みます。大体、前線に一週間くらい参加して、生きて後方に戻ってこれるのは二割くらいです」
不「たった二割ですか。十人が前線に行ったとすると、無事に帰れるのは二人だけ……」
う「厳しい世界です。儲かるわけでもなく、かつ常に危険と隣り合わせです」
不「では一体なぜ、傭兵になるのでしょうか?」
う「そう思いますよね。それについては、本日の講座の最後で明らかになるでしょう」

 

傭兵の生活

 

不「前線、後方それぞれどんな生活をしているのですか?」

う「まず前線ですが、基本的に不眠不休です。食べる時間もほとんどありません。多くの食料を持って移動することはできないので、ポケットに入るような軽食で済ませます。私の場合はカロリーメイトを愛用してました。動物や木の実などを現地調達することもあります」

不「かなり壮絶な現場ですね」

う「後方は、戦線から離れているので、そこそこ普通に生活できます。前線から戻ると、とりあえず泥のように眠ります。ただ、異常な興奮状態にあるので、ささいな物音で目が覚めたりします。回復したら、武器の整備や調達などを行います」

不「ある程度ゆっくりできるということですね」

う「傭兵は期間で雇われるのがほとんどなので、後方に戻ると、ほぼ毎回送別会と歓迎会をしていますね。もちろん贅沢はできませんが、一応お酒も飲めます。特殊な世界なので、新しく来る傭兵といっても大抵は顔見知りです」

 

傭兵になるには?

 

不「先生、そもそも傭兵ってどうやったらなれるんですか」
う「『民間軍事会社』といういわゆる派遣機関に所属する方法があります。傭兵は実力社会ですから、実力が認められれば入ることができます」
不「実力といわれても、どうやってその実力をつけるんですか」
う「日本人が傭兵になる場合は、自衛隊として経験を積んでいることが多いです。戦闘のスキルも、武器の知識も豊富ですから」
不「なるほど。でも先生は元・自衛隊ではなかったはずですが」
う「私の場合、両親がテロリストで、紛争の果てに投獄されて私を獄中出産し、そのまま脱獄して三歳から民族解放軍に参加しましたから、元々経験豊富でした」
不「……そうですか」
う「日本人の傭兵で有名なのは、高部正樹さんですね。彼は元・航空自衛隊です。自衛隊では、たとえば小銃を百以上の部品に分解して組み立てるという訓練を何度も繰り返します。こういった自衛隊の知識やスキルは非常に高く、世界で通用します」
不「自衛隊以外のひとは、どうやって派遣機関に売り込むのですか」
う「正規軍と違って階級などはないですから、基本的には口コミがすべてです。傭兵として働いている知人などの伝手で、自らの戦闘経験を売り込んでもらうのです。たとえば戦闘に三回生き残っていれば、百人に一人の逸材ですからね。先ほど実力社会といいましたが、まさに傭兵はとんでもない実力者の集まりだということです」
不「厳しい道のりですね。本当に傭兵になれるか、自信がなくなってきました」
う「この講座でしっかり勉強すれば、あなたも必ず傭兵になれます。そこまでして、あなたはなぜ傭兵になりたいのでしょうか」

不「わかりません」 

う「私にもわかりません。『答えは神のみぞ知る』、ということです。ただ神は私が殺してしまったので、もはや誰にもわかりません」 

不「……」 

 

 

不「そろそろお時間となりました。先生、来月のテーマは何でしょうか」
う「来月のテーマは、『みどり』です。皆さんどしどし投稿してくださいね」
不「それでは皆さん、よい日曜日をお過ごしください」

【テーマ】走り出す魂 うべべ【N題噺】

  • 2017.04.29 Saturday
  • 22:28

――アンコール!  アンコール!

 

俺は耳を塞ぎたかった。
両脚が情けなくガタガタ震えて、楽屋の椅子から立ち上がれなかった。
観客の、俺を呼ぶ声が次第に大きくなる。
やれんのか。逃げんのか。
それでも、何としても。

 

「ロックの大魔王」が、再びステージに甦った。

 

楽屋に戻り、ソファーに倒れ込んだ。

マネージャーが詰め寄る。
「やっぱり、もうこれで最後にしましょう。限界よ」
「うるせえ!  このメス豚め!」
俺はギターを床に叩きつけた。
銀色のブリッジが弾け飛んで、彼女の頬をかすめる。

 

彼女は続けた。
「途中から息切れしてたじゃないの。セイ!  とか言って

ずっとお客さんにマイク向けてたし」
「演出だよ、演出。皆の魂を吸い取って、ロックの業火に昇華させる」
もちろん嘘だった。
調子に乗って、ステージの端から端までダッシュしたら、
目の前が真っ白になって倒れそうになったのだ。
かろうじて踏ん張ったものの、歌える状況ではなかった。


「サビの部分だけ、とかならまだ分かるけど、未公開の新曲で
マイク向けられても歌える訳ないでしょ。しかもAメロから」
俺はマネージャー、すなわち俺の妻に向かって
回し蹴りを繰り出した。
それは、ブラウスの胸のところをかすめて、
中の黒いバンドTシャツを露にした。

 

引退、か……。

 

俺は三十年前、フォールス・アドバタイザーという
四人組ロックバンドでデビューした。
妻は、当時ドラムス担当だった。
ステージを血で染めろ、を合言葉に過激なパフォーマンスを繰り返し
いつしか俺は、ロックの大魔王と呼ばれるようになった。

生涯現役と信じて疑うこともなかったが、還暦が近づくにつれて
満足に1ステージを終えることもできなくなっていた。


フォールス・アドバタイザー。
俺がかつて、かっこいいと思う英単語を並べてつけたバンド名は
日本語にすると『羊頭狗肉』という意味になるらしかった。
ロックの大魔王の看板を掲げる、還暦老いぼれジジイにぴったりだ。

 

楽屋のテレビをつける。
中学生の新四段プロ棋士が、デビュー後に連戦連勝しているという
ニュースが流れていた。
あどけない顔の中学生が、こちらを見る。
「ジジイ、お前は何連敗してるんだよ」と言われた気がした。

 

俺は、楽屋に置いてあった濃縮しじみ汁ドリンクを

数本まとめてつかみ、全て一気飲みした。

 

ふざけんな!  俺は、完全復活だ!
勢いよく立ち上がると、頭がクラクラしてまた目の前が白くなったが、
このまま天国に昇れそうな気がして、俺は走り出した。

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>

カウンター

ブログパーツUL5

twitter

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM