通信 がりは

  • 2018.12.08 Saturday
  • 07:19

先日、ソフトバンクの回線が平日日中帯に数時間通信できなくなり、大きなニュースになりました。

店舗に殺到する人、困った困ったとインタビューに答える人。

仕事にならないから待機してという会社、仕事にならないからもう帰っていいよという会社、が紹介されていました。

あと、公衆電話に並ぶ人の列。

大震災以来ですね。

佐川急便だったと思うのですが、配達人に支給している端末がソフトバンク端末だったので配達業務が滞ったというニュースや、コンサートの入場を複数認証で行う際に、チケットの他に発行されるQRコードで本人確認をする仕組みを取ろうとして、照合するシステムのアクセス回線がソフトバンクだったために入場が滞るというニュースもありました。

決済端末、監視カメラ、街中のサイネージ、いろんなものの仕組みの中に通信が使われていて、今回の通信障害で死者がでなかったことにほっとしている関係者もいらっしゃるのではないでしょうか。

病院のセンシティブなネットワークだって、効率化を考えたら無線を検討していますしね。

それにこれから車だって端末の一部なんですよ、なんてソフトバンクとトヨタが提携して何かを打ち出そうとしていなかったかな、と。

 

ソフトバンクの公式の発表ではエリクソンのソフトウェアの問題(MMEの証明書の期限切れが原因でした、と説明しているようです)と言っていますが、ちょっと信じがたいですね。

同じような障害が他のキャリアでも起きましたが、エリクソンのMMEを使っているキャリアは他にもありますからね、もちろん。

また、障害が出ることを想定して二重三重の回避策を打つのが通信キャリアの社会的使命なのだと思うのですよ。

その辺の説明がないのも驚いています。

二重底三重底も突破するようなとてもレアなトラブルが重なった話なのです、とまず説明してくれないと通信業界全体の信頼に関わるのです。

 

通信業界の一端にいる者として(それが趣味と実益を兼ねた副業だとしても)、今回の件は改めて自分たちの仕事、役割の重たさを再認識するに十分な事件でしたし、また通信が5Gの時代に入ればもっともっと重要な役割を担うのは避けられないので、期待に沿うだけの仕事をしていかなければならないと思います。

 

坂本竜馬が日本全国を脛を回して歩き回り、倒幕開国の機運を高めた時代、途中から船を使うことによって「通信速度」が飛躍的に上がり、それが維新が間に合った要因の一つでした。

1867年の大政奉還の後、1876年2人の日本人がアレクサンダー・グラハム・ベル氏をアメリカに訪ね、電話と出会います。

それから国策として電気通信事業が推進され、その約百年後の1985年に公社の民営化にともない現在の主要キャリア3社が誕生します。

なんやかんやありましてそれから30年です。

今では国を越えてのテレカンなんて当たり前の世の中になりましたよね。

世界の動向が好むと好まざるに関わらず日々の生活に直接影響する世の中です。

通信の主体は電話からインターネットに移り、電話はそのアプリケーションの一つになったと言われますが、それでもかつて電話が持っていた(今も持っている)使命の重たさを継いで、趣味と実益を兼ねた副業にも励んでいきたいと思います。

 

(テーマ「ベル」)

水着リレー がりは

  • 2018.12.05 Wednesday
  • 00:00

オリンピック、近づいてきましたね。なんだかんだ言って。

オリンピックが始まれば私のひいきのチームは日本というチームになります。

本来は国という制度はわきに置き、素晴らしい競技、演技に目を見張り、歓声を上げたいところです。

その競技の頂点を決める戦いではなく国別対抗なので、世界選手権等には代表を送れないレベルの様々な国でのその競技の愛され方がわかるという面もあります。

有力選手の国籍を買うような動きがあったり、有力選手が出場権を求めて国籍を変えたり(有力で選手はありませんが猫ひろしはカンボジア代表を目指してます。)、そんな動きまであります。

近い将来ロード競技は中東の国の物になったりしませんかね。


オリンピックというと殊更にメダルの数を取り上げられます。

一人の選手が獲得できるメダルの数が多いのは競泳です。

個人の距離別、泳法別に加えてリレーがあることで、水泳競技で個人が獲得できるメダルの数は非常に多くなります。

マイケル・フェルプス、イアン・ソープ、彼らがいくつのメダルを持って帰ってきたでしょうか。

クロール専門のソープは一大会で五つ、バタフライもいけるフェルプスは一大会で八つ、四大会で二十八個!!

日本でいうと池江瑠璃子、素晴らしいですよね。

クロールとバタフライを専門とする彼女がいくつメダルを獲得できるか大変楽しみです。


また、最近フィールド競技で盛り上がっているのは男子100Mと400リレーですね。

桐生、山縣、ケンブリッジ、サニブラウンなど10秒切りを現実の目標としているメンバーが、劣っているスピードを高速バトントスでカバーするリレーはそのジャイアントキリング感が見ている我々の心を揺さぶります。

日本人のリレー、素晴らしい。 


この強み、水泳のリレーでも活かせないでしょうか。

ズバリ言っちゃいましょう。


「水着リレー」


いかがですか!

今のリレーは前の泳者が壁にタッチした後に次の泳者の足が飛び込み台から離れなくてはなりません。

これが非常に見ていてわかりづらい。

フェンシングの一本くらいわかりづらい。

それにあんなの気軽に行えないですよ。

競技として広まらない!

(などとケチをつけていきましょう。)


わかりやすいルール、ありますよ。

バトン方式です。

陸上のリレーならバトン、駅伝ならタスキ、わかりやすい。

至極わかりやすい。

だから小学校でも必ず運動会に取り入れてます。


じゃあタスキかなんか用意すればいいんでしょう?

そうキレ気味にきた相手にあなたは右の人差し指を立て、チッチッチッと振りましょう。

現実にそんなことができるチャンス、大抵の人には回ってきませんからね!


じゃあどうするのか。

水着を受け渡すんです。

いやいやいやいや。

そんな、あれじゃないですから。

ポロリとか期待のあれじゃないですからね。

ビーチバレー協会のような下世話なことは考えていません。

オーバー水着を作って、陸上で着脱して受け渡すんです。

こうすることによって泳力以外の要素がたくさん入ってきます。

水から上がる、走る、水着を脱ぐ、渡す、水着を着る、走り込んで、飛び込む。

全選手が似たような体格じゃないとオーバー水着

が水中で外れたり、大きな抵抗を生んだりしそうです。

新しい着脱方法、着脱しやすい水着、どんな体格にもフィットするデザイン、プールから出やすいフィニッシュの方法、工夫の余地はたくさんありそうです。

次の人が着やすくなる脱ぎ方なんて、おもてなしの国のお家芸になりそうですよね。


開催国の特権があるなら是非とも競技に取り入れてほしいです。

みたいなー、水着リレー。


(テーマ「水着」)

【テーマ】12月に見せる俺の魂 がりは

  • 2018.12.01 Saturday
  • 10:30

11月はどんな月でしたか?

私にとっては不本意な月でした。

PREMIERにとってもきっとそうでしょう。

あの、私が無冠に終わるなんて!

あの私が取れる気配もなく負けるなんて!

と10月のことを言っていても仕方ありませんが、11月もいい仕事がなかった気がします。

どこ見て歩きゃいいんですか。


そんなことは私を飛躍させるきっかけに過ぎません。

11月のPREMIERは何とか連日更新したものの、日付が変わるとともに更新されることが少なくて、読みづらかったのではないかと思います。

そこで、不肖ワタクシがりはが毎日、0時にビシッと更新してやるから覚悟しとけっっ!!と思ったんですが、さすがにみんなに悪いので水曜と土曜に更新します。

他の曜日で穴があいた時に備えて相談室もたっぷり準備します。

つまり、9回分の新作と他のメンバーが塞ぎきれなかった分の相談室を今月の私は用意しますよ。

なんかいいネタ見つかったのか?

下世話な質問ですね。

毎月テーマコンテストのテーマ募るじゃないですか。

せっかく寄せていただいたテーマ達が泣いてるなと。

私は投票に書いて頂いたテーマを、投票が早かった順に作品にしていきますよ。

早く投票してくれたお客様にいいことないとね。

先月投票していただいたテーマについて書くのは今月いっぱいにします。

つまり今月書く予定のテーマは9番目まで。

残念ながら10個目以降のテーマをくださったお客様、トランキーロ!あっせんないでください。

お約束はできませんが、なるべく書くようにしますよ。

どうせ相談室は遅れてるからさ、なるべくテーマを書いていこうと思うよ。


数でMVPなんとかしようと思ってるみんな、焦った方がいいよ。

俺、10本以上書くぜ。

しかもほぼ全部もらったテーマで。

質で最優秀取ろうと思ってるみんな、焦った方がいいよ。

書けば書くだけ質が上がるぜ。

俺は尻上がりだからな!

いけません、昂ぶってつい乱暴な言葉が出て来てしまいました。


どこよりも険しいリングで挑戦者の皆さまをお待ちしてます。


競馬講座(8)〜たりきの補足〜 がりは

  • 2018.11.30 Friday
  • 00:00

なんでそんなにたりきが外すのか。

不思議に思う人は多いかもしれません。

アールグレイのように素朴に口に出すのは大人としていかがなものかと思いますけどね。

ここに競馬の予想という営みの奥深さがあります。

今日は競馬の予想と馬券戦略についてです。

 

たりきが展開を予想し、1着から5着くらいまで、まあこんなものになるだろう、と予想できたとします。

それが100%そうだと確信できれば、この中で一番配当が高い3連単という買い方で1−3着までの馬を買うと大儲けになります。

でも機械が走るわけではありませんし、いつかたりきが書いていたようにぬかるんでるのは気にしないけど雨が降ってるとやる気をなくす、というような繊細な馬という生き物が主役なわけですから、様々な要因で順位が狂うことが想定されます。

2頭の実力が抜けており、3着以下のことはわからないが上2頭は間違いないということであればそのように買います。

馬連と呼ばれるものですね。

自分が上位にくると予想した馬の人気があまりない場合は、買い方が豊かになります。

その馬を含む枠の枠連(日本の中央競馬は最大8枠、18頭立てで行われます。)で買うとか、複勝でも結構つくね、とか。

この間のマイルチャンピオンシップのたりきの買い方がそうなります。

人気がないミッキーグローリーの単勝、ジャンダルムの複勝などバラバラと買い、宝くじを買うような気持で予想しています。

コメント欄で予想をしたIndigoはステルヴィオを単独指名し、単勝と複勝で買うとしました。

見事的中しました。

単勝は8.7倍、複勝は3.1倍。

これを良しとするかどうか、という問題があります。

増えてるからもちろん良しなのですけれども。

二着には去年の覇者で単勝3番人気のペルシアンナイトが入り、馬連は32倍つきました。

たとえば、ステルヴィオが抜けている、勝つのはこいつ、と決めたなら、馬単や馬連で2着を探すことが配当的にはおいしくなります。

たとえば人気順に上から5頭と組み合わせても、儲け幅が大きくなります。

 

これが自分の予想に自信がある時の買い方になります。

 

しかしたりきがしばしば書くように、そのレースの予想に自信が持てないことがあります。

そういう時は「見」に回れと教わったものですが、たりきのように毎週予想をしているとなると逃げられません。

そうすると幾つか展開を想定し、その結果から買い目を絞り出すことになります。

ジャパンカップではアーモンドアイの取捨に迷い、迷ったおかげで的中しました。

馬連だけでなく、馬単を買いに行ったのはこのレースを買うのであればそれくらいでないと望んでいる配当がつかないからだと思います。

彼が想定したのはキセキが一着、他の有力馬は届かないというレースでした。

実際はキセキはレコードタイムで走り切りましたが、アーモンドアイがそれをはるかに上回るタイムで走り切りました。

予想が揺れた分、馬連にしたところが的中となりました。

面白いものですね。

ジャパンカップは多くの人が予想した着順だったことからも(1番人気4番人気2番人気という結果でした。)買う気がしないレースではありました。

その中でたりきはキセキが一着になると儲かるかもという下心と、でもアーモンドアイ強かった時の保険の狭間で揺れ、的中しましたが5.9倍、4種類買ってますので400円投資して590円還ってきたという結果でした。

 

たりきも順位予想とその実現の自信度を示して、馬券戦略を見せていった方がただ外しているわけではない!ということが伝わって良いのではないかとおもいます。

【テーマ】【三題噺】ヤマブキを幸せにしてドラえもん がりは

  • 2018.10.31 Wednesday
  • 13:21

先生、こちらどら焼きになります。相談があります。

―何なりとどうぞ。

あ、ぼくドラえもんです、てやつ、やってもらえないですか?ファンなんです。

―あ、そう。じゃあ、ぼくドラえもんです。

ありがとうございます!感激です。

ー時間がもったいないので相談どうぞ。

私の友達でMr.ヤマブキというふざけた名前の奴がいます。彼はいろいろダメなところはあるのですが、星野源似のイケメンでふわふわの髪形をしていてお医者さんでしかも素敵な小説も書けるんです。

―それで?

私は雑兵日記PREMIERというしがないサイトを運営しているんですが、そこに彼は一生懸命協力してくれているんです。

ーそれで?

彼の頑張りに報いてあげたいんですが、お金で彼に対する感謝を表すのはかえって失礼だと思っているんです。何か彼が喜んでくれることで報いたいんですよね。

―お金がいいんじゃない?

お金がすべてだぜと言いきれたならきっと迷いも失せますが、そうじゃないんですよ。少なくともこのミスターPREMIER、ミスターMVPのがりははそこは金じゃない、愛だろ愛と言いたい。

ーわがままだなあ。お金が一番簡単じゃないか。名前も書いていないし。

いや、そこは。

―しかたないなあ。それで?

報いたいんですよ。

ーそれはわかるけど、どうやって?

そこを相談したいんですよ。彼を喜ばしたい、幸せにしたいんです。

ーわかったよー。しかたないなあ。はい。

なんですか、これ。

ーそれ飲むと君のやりたいことがかなうことになっているよ。

あ、あのひみつ道具ってやつですか?

ーそう呼ぶ人もいるね。

いやいやいや、もっとチャチャチャチャーン、みたいなやつとともに道具の名前叫んだりしたりしてくださいよ!

ーギャラ、発生するけど。

じゃあいいです。すみません。で、なんて道具なんですか。このカプセル。

ーそういうやつ、て名前だよ。名前つけるのも面倒なんだよ。いいよ、名前つけてあげても。

その場合はもちろんギャラが・・・

―発生します。

はっはー。じゃあいいです。

ーさっきからごちゃごちゃ言うなあ。いらないの?

いります!飲みます!

ーあ、君、飲んじゃったの??

はい。善は急げ、先んずれば人を制す、先手必勝、タイムイズマネー、タイムイズラヴ。

―あちゃ。ま、しょうがないね。

これからどうなるんですか。

ー君がヤマブキの奥さんになります。

は?私はクマ殺しの異名を持つ格闘家がりはですけど、185cm110kg日本人初のスーパーヘビー級のMMAチャンピオンのがりはですけど、雑兵日記PREMIER三か月連続MVPのがりはですけど、それがヤマブキの奥さんになるんですか?

―なります。愛で彼に報いたいんだよね。幸せにしたいいんでしょう。結婚して幸せにすればいいじゃない。うふふ。

ええ?でもヤマブキが受け入れてくれるかどうか。

―大丈夫。まかせなさい。

本当ですか?

ーヤマブキ好みのルックス、ヤマブキ好みの中身になるように作っといたから。君をみたらヤマブキは何を差し置いても君の愛を手に入れたくなるから。ヤマブキの視界に入った瞬間に発動するから、それまでに身辺を整理してね。そこまでは面倒みれないから。

一度発動したら戻れないですか?

ー戻れません。

わかりました。ヤマブキと結婚してきます。ありがとうございました。

 

 

ヤマブキさん、ご結婚おめでとうございます。

そして、幸せにしますね。一緒に幸せになりましょうね。

 

【テーマ】夢をかなえてトライモン がりは

  • 2018.10.28 Sunday
  • 22:30

まだ私が入社して三年目の頃です。

当時働いていたオフィスの至近にある大展示場の通路に常設ブースを出すことになりました。

イベント毎に全然客層が違いますから、いろんな層にアプローチできていいんじゃないかと誰かが判断したのでしょう、私には全ての人に同じプレゼンで刺さるとは到底思えませんでしたけども。

 

オープンを某IT系の大イベントに合わせたので、そのイベント中は大変な人でにぎわいました。

我々若手社員は輪番でそのブースのお守りをすることになりました。

広報の人は来場者を数えて、成果として報告するのだとほくほくしていました。

 

私が応対している時に、チェコから来た社長と話が弾み、展示していたプロダクトを売ってくれとせがまれ、何台いるのかと聞いたところ200台、キャッシュで払うと言われたので、えたりおうとて、すぐに数千万円の決裁をとろうとしたのですが、現金取引をしていないこと、チェコで動く保証がないこと、どうやって持って帰るのかが引っかかって売れませんでした。

最終的には握手をしてハグをして別れました。

素晴らしい売り上げを逃してしまいました。

 

私はライブやフェスで何度かその展示場に足を運んでいたのですが、通路はすごく込み合いますし、そこにどっかの会社のPRブースなんかあったら邪魔でしょうがないだろう、俺なら蹴るねと思っていました。

パンク好きの先輩も同意してくれました。

案の定、二回目か三回目のイベント時にクレームが寄せられて、展示場との協議の結果、なんと人が多く訪れるであろうイベント開催時にはそのブースにカバーをして展示しないことになりました。(親和性のあるイベントは別。)

つまり開いているのはイベントがなくて人が通らない時だけ、というなんとも矛盾に満ちた存在になりました。

輪番でのお守りは継続しています。

通るのは守衛さんだったり散歩のコースにしているお年寄りだったり。

わたしはおまんじゅうとお茶をごちそうになったことがあります。

ははは。

 

実直、遊びがないことで名の知れた我が社がイメージを変えようとしていたのか、そのブースのオープンに合わせてイメージキャラクターを作ることになりました。

デザインは社内公募され、私の部署の先輩でチェシャ猫のように笑う先輩が書いたバザールデゴザールのような猿が選ばれました。

「いやいや、バザールでござーるやん」

「かわいい!めちゃかわいい!」

の二派に反応は分かれましたが、大部分の人にとってはどうでも良い話だったと思います。

キャラクターができたら名前をつけなくてはなりません。

何しろ百万円以上かけて着ぐるみを作るのです。

なんかこう素敵な名前をつけてあげなくては。

キャラクターを選ぶので疲れてしまったのか、広報から人事部経由で我々若手にさっさとキャラクターの名前を考えろという指令が下りました。

残業しながらみんなでやいやい相談していましたがなかなか結論がでず、らしきものができたのは夜も十時ごろ。

名前の由来、思いなどを他の検討案とともにしたため、翌日提出することにしました。

 

翌日、紙に資料を印刷し、プレゼンをしようと先輩とともに広報に出向いたところ

「ごめん。あれ、もういいんだ。」

「どういうことですか。」

「もう決まったんだ。」

「何にですか。誰がですか。なぜですか。」

「こういうことが会社にはあるんだよ。」

「はあ?納得できませんよ。何に決まったか教えてくださいよ。」

「今は教えられない。お疲れ様。あとでちゃんと説明するね。」

「それが広報の仕事の仕方なんですね。勉強になります。」

 

先輩から脇腹に肘鉄をもらいながらも嫌味を言って帰ってきたのですが収まりません。

上司に報告をするとバツが悪そうに教えてくれました。

「支店長が昨日社内懇親会で飲めない酒を飲んでな、マスコットの名前なんて誰もが知ってるドラえもんみたいな奴でいいんだ。なんでもできる、みんなみんなかなえてくれる、いいだろ?そうだろうが。て言ってさ。」

「はあ。」

「あの人、ラグビー好きだろ?そしたら若い奴が余興でラグビーのネタをやったのよ。TRYするってことでTRYくんではどうですか!そうだな、トライモン、トライモンてのはどうだ。わはは。だってさ。」

「えー。絶望しかないんですけど。」

同期のキレ者女史が今にも会社をやめそうな勢いで顔をしかめました。

「よくもまあ。」

「ほぼ地獄絵図ですね。」

それぞれがそれぞれの苦みを噛み締めたひととき。

 

「これより理不尽なことはこれからもある。それを学んだだけよし、というわけにはいかないと思うから、俺から謝る。すまん。」

「いや、明らかに何かに引っかかるでしょう。使えますか、その名前。」

「今その辺を調べているらしい。だから君らに教えられなかったんだと思うよ。」

 

結局トライは採用、バザールでござーるに似たフォルムだったことからモンキーがついて、トライモンキーという名前になりました。

しっぽを鍵にしたり、バザール感をなくしたり、大人な調整が入ってトライモンキーはお披露目され、しばらくいろんなイベントで使われていましたが、十年たって私が再びそのオフィスに転勤してきた時には誰も覚えていませんでした。

生まれた経緯はいろいろありましたが、それなりに愛着はあったんですけどね。

 

(このお話はフィクションであり、実在の団体・キャラクター・人物とは一切関係ありません。)

ベストコメント発表会見  がりは

  • 2018.10.25 Thursday
  • 00:00

「俺は怒ってるよ!」

 

会見冒頭、がりは静かに、かつはっきり言った。

たしかにリング上でぼこぼこにされ、チャンピオンの自分が倒れていたにも関わらず、他の選手同士でさや当てをされていたのだ、怒って然るべきだろう。

 

「殴られた、張られた、蹴られた、踏まれた、そんなことはどうでもいいんだよ。」

 

本当に?結構しっかり流血してましたが。

 

「俺はさ、PREMIERを世に広めようと努力してきたよ。プレイヤーとしては大した器じゃなかったかもしれない。最近はコンディションも良くない。入院もしたしね。でもさ、PREMIERは初めて見る人にもわかりやすいサイトであってほしいと思うんだよ。俺はそこだけはずっと守ってきた。」

 

そこ?本当に守ってきた?

 

「最近は『WHY?』が多すぎるんだよ。安心して読めないよ。インディゴが親馬鹿路線から歴史賢こ路線にシフトしたり、たりきの競馬が当たりだしたり、ホワイトがエモさ出してきたり、Xなんて出来損ないの星新一っぽかったのになんかそれっぽくなってきてんじゃん。それぞれにさ、期待と役割があるだろ、て。まずはそこからやろうよ!特にアールグレイ!お前いい加減振り返りに戻れよ!ハウス!!実話かと思ったら小説、てそのくだり含めてホラーでしかねえからな!」

 

えー、それいいことなんじゃないんですか。

 

「マルーンもガチンコのくせにさこれからゆるふわでいきます的な。山で鍛え上げてきた二頭筋、三頭筋、広背筋、大腿二頭筋、大腿四頭筋を隠してから言えよな。ほんとあのビンタ効いたわ。空気を切り裂く音が聞こえたわ。フィギュアスケーターも中身ムッキムキのバッキバキだもんな。鑑賞する側も鍛えてるんだろうな。うん。ヤマブキも自分で決めたテーマにも参戦しねえで、どうしちまったんだよ。守りに入ってんじゃねえのか?まさか結婚するなんてな。PREMIERイチの色男がよ、おかしいだろ。でも、めでてえよな。」

 

「一歩踏み出す勇気、変わっていく勇気、大切かもしれないよ?でもさ、変わったことなんて変わってないことがあるから観測できるんだよ。みんな変わってどうするんだよ。お前らは役割守ってちゃんとそこにいろよ!」

 

少し間を置いて、会場を眺めまわしてからがりはは椅子から立ち上がり、マイクを握ってこう言った。

 

「俺だけが変わって、全部かっさらっていくからさ。これからもみんな変わらず、よろしくね。」

 

立ち去ろうとするがりは。

チャンピオン!チャンピオンを助け起こしてたマスクマン、誰なんですか?

 

「あれが彼なのか、彼女なのか、どこの誰なのか、知ってる人なのかそうじゃないのか、これを考える時間が贅沢な時間なんじゃないですか?答えはもちろん、トランキーロ!!」

 

チャンピオン!ベストコメント忘れてますよ!!

 

「ああ、そうだったね。TED全体をDisったつくにんにあげるつもりだったんだけどさ。今回、MVPは俺が獲るべきじゃなかったと思うんだよ。たまにはヤマブキにあげればよかったんだよ。ベストコメントは彼にあげるよ。俺に投票してくれたしね。」

 

最後にファンのみなさんに一言!

 

「お客様、いつもご愛読、ご声援ありがとうございます。これからも我々、雑兵日記PREMIERの世界を存分にお楽しみください。アディオス!!」

新世界から  がりは

  • 2018.10.19 Friday
  • 23:36

激闘を終えたがりはが、痛む膝をかばい、滴る汗を拭おうともせず、リングの中央で立ち尽くしている。

ぴょこ、ぴょこと跳ねながら90度ずつ四方を向き、右手で眉毛の上にひさしを作ってのぞき込む。

そして観客をあおって「が!り!は!」コールを巻き起こすと、ゆったりとマイクを要求する。

 

「俺がMVPのがーりーはーだーー!!!」

 

怒涛のような歓声がリングに降り注ぐ。

 

「病み上がり?ロートル?マンネリ?よくも言ってくれたよな。」

どよめき。

「でーもーさー、結局、このベルト、誰の腰にあるんだ?」

が!り!は!が!り!は!

「誰の腰に、似合うんだ?」

が!り!は!が!り!は!

「そうだよな。今年9回タイトルマッチがあって、5回勝ってるのはこの俺、がりはだけだってさ。」

大歓声。

「結局、結局そういうことなんだよ。ローマの物はローマに、がりはのものはがりはに。そうだよな?うん、そうだよ、そういうことになってるんだよ。いいかぁ、MVPってのは良い作品をたくさん書くと獲れるんだよ。シンプルな話なんだ。質×量が最&高な奴がとるんだよ。」

 

花道の奥に一人の男が現れる。

濃紺のマスクマンだ。

 

「一昨年はやられた、去年は同点だった、でーもーさー、今年はそろそろギブアップじゃないか?あなたの口から直接聞きたいなあ。ねえ、Mr.Indigo。」

 

作風どおりゆっくりと歩を進めるMr.Indigo。

場内はIndigoコールとがりはコールで二分される。

 

サードロープをまたぎ、セカンドロープをくぐろうとしてがりはから目線を切った瞬間にがりはのドロップキック一閃。

Indigoは場外に転落。

 

「ここは勝った奴だけが上れるリングなんだよ!そう簡単に上れると思うな!!」

 

がりはが言い放つと忍び寄る影。

 

たりきだ!!

 

「人のことを当たらない予想だとか言いおって!!絶対に許さん!!」

 

背後から滅多打ちにするとチョークスリーパーで締め上げる。

ぐったりしたがりはを改めて羽交い絞めにすると赤コーナーと青コーナーからさらに二人のマスクマンが入場。

どちらも茶色っぽいマスクだ!

「誰が物狂いだ!!」

がりはの頬を往復びんたするMr.マルーン。

「たまにはテーマを獲ってみろ!!」

Mr.アールグレイの豪快なかかと落としでがりはがマットに沈んだ。

 

どこかしら切れたようで、血の海が広がっている。

 

「わしの囮作戦がうまくいったわい。」

リング下から勝ち誇るMr.Indigo。

「戦術が大事じゃからな。」

 

「それは違いますよ。」

リングのはるか上空から降ってきた黄金の仮面。

Mr.ヤマブキだ!

血まみれでうつぶせのがりはの背中にスマートに着地すると、がりはの口から血反吐が漏れた。

「凶暴ながりはを眠らすには象四頭が即死する量の睡眠薬が必要なんです。それを打ち込んだのが私、またの名をDr.K!!」

 

「お前はいつもスマートなふりをして癪じゃ。成敗してくれる!」

リングに滑り込んでヤマブキに襲い掛かろうとするMr.Indigoの前に

「私たちを無視して何調子くれてんのよ!!」

マルーンとアールグレイが立ちはだかる。

「邪魔をしないでください。」

「そうじゃ邪魔をするな!」

 

会場に「ラーヴ、ラーヴ、ラーヴ」というファルセットが響きわたる。

The Beatlesの「All you need is love」だ。

ギターを弾きながら花道を上下白のスーツを着た男が入ってきた。

「誰のためでもいい、とにかく喧嘩をやめてくれ。僕のね、僕のためになんか喧嘩をしてもなんにもならんのですよ。全ては愛ですよ、愛。」

Mr.ホワイトがリング上の混乱を収めてしまった。

 

どうやって出てきたかはわからないが、リング下から生えてきたような男が一人。

Mr.Xだ。

八人が一触即発の雰囲気で立っている。

Indigo、たりき、マルーン、うべべ、アールグレイ、ヤマブキ、ホワイト、X、と全員いるな、と思ったら一人多い!

 

うべべか!!

「うべ!!うべべべべ!!(そうです、私が変なおじさんです。の意)」

 

踊りまくるうべべを放っておいて、あほらしくなったのか一人一人リングを降りて行った。

うべべも満足して控室に戻っていった。

 

リング上にまだ大の字のがりは。

そこに助け起こす影。

見たことがないマスクの色だ。

肩を貸し、なんとか立ち上がらせると、支えながら花道に消えていった。

誰なんだ。

がりはを助け起こしたマスクマンは誰なのか。

誰が誰と仲が良いのか。

がりはは今日本当は何を言いたかったのか。

謎だらけのまま大会は終了した。

 

※ベストコメントは延期となりました

【テーマ】連絡網復活  がりは

  • 2018.09.29 Saturday
  • 00:00

携帯メールやLINEが普及して連絡網の価値はだいぶ減った。

学校から保護者への連絡は(加入は任意だが)「保護者メール」で一斉送信される。

進んだ地域は部活動の連絡、クラスの日常行事の連絡などもそれで行っており、世の中は進歩するものだと何だか感慨深い。

 

大学の将棋部でOB会をしっかり作ろうと相談があって、後輩たちが積極的に動いて何だか形になった。

年に一回総会も開いているし、少しずつ認知も広がっているように思う。

そのお知らせの話なのだが、一斉のメール、お知らせの葉書という一対多の通信で行われている。

それは普通のことだし、効率を考えてもそれが良いのだろうが、求心力が落ちがちである。

なぜだろうか。

圧が足りないのかしら。

 

社団戦という団体戦に出ている将棋のチーム然り、同窓会然り、PREMIERの投票然り、小さいところでは会社の飲み会だってそうで、一斉送信の後をどうするのかが盛り上げの鍵、幹事の腕の見せ所となる。

OB会ではお知らせとは別に学年ごとに幹事的な人をお願いして、その学年の中のネットワークで再度周知してもらっている。

お前行く?お前がいくなら俺もいくよ、的な話を期待して。

将棋のチームの出欠は返ってくる率が低い上、人数が集まらないと相手のチームに迷惑なので、困ったときには狙っている人物に近いと思う人にお願いしてアプローチしている。

同窓会は大きな同窓会をやる前の小さな同窓会の情報が大事で、それを主催している人たちと連絡が取れるように心がけている。

 

これって実は連絡網の変形なのではないかと思う。

私のクラスの連絡網はクラスを4つのグループに分けて、そこで連絡が行き届いているかはそのグループのリーダーが管理していた。

グループのリーダーは自分のところの連絡が行き届いた時点で先生に完了の報告を返していたので、リーダーはそれなりの信頼感のある人がいたように思う。

 

小学校や中学校であった連絡網は連絡だけをするものだった。

それは一斉送信のメールで十分代替できるものであり、今はもう連絡網は必要ないのだろう。

しかし、多くの人の意思をまとめていく、心を動かしていく上では一対多のコミュニケーションでは足りず、一対一のコミュニケーションを多く発生させるような仕組みが有効なのだろう。

そこで連絡網である。

 

昔懐かしい連絡網という古い器に、意思の伝達という新しい酒を入れて復活させようではないか、と高らかに宣言したいわけではない。

でも、もう不要だと思っていたあの形が別の意味で有効だというのはなんだか楽しい。

だから、発信者がいて、それを何人かのコアの人が自分の受け持ちの人に広めていくような発信の方法をとる機会があったら、それを連絡網方式と呼んでみませんか。

今も自然とやっていると思うその方法に呼び名を。

 

秋の入院 がりは

  • 2018.09.24 Monday
  • 22:10

まさか、秋の歯医者に続きがあるとは思わなかった。

次に歯医者に行ったら、なぜか入院することになった。

口の中のトラブルが発端なので絶食。

絶食三日。

点滴に次ぐ点滴。

 

皆さんきっと素晴らしい連休を過ごされたんでしょう。

こちとら三連休の初めの土曜日に入院して、その土曜の昼から顔がパンパンに腫れたもので絶食、まさかの入院、おほほほほ。

片っ端からパイルドライバーしてやってもいいんじゃないかと思うような展開だけれども、俺もそろそろ不惑、世の中理屈じゃないこともたくさんあるのは理解してます、わっかりますわっかります。

でも、でもよ。

 

いや、皆まで言うまい。(ほとんど言うてる。)

暖かい皆様からの助言もあり、これは天啓であると、毎日毎日解決しない相談ばかりに頭を悩ませている俺に神様がプレゼントをくれたのだと、この際たっぷり休もうという気持ちになった。

ありがとうございます。

でも、でもですよ。

俺の体で悪いのは顔面の左上部分、口から上、目から下だけ、後はすこぶる順調なんですよ。

一日一万歩以上歩いてるし、毎日筋トレしてるし、金曜まで一生懸命働いていたんですよ。

それが急に寝てなさいと言われても。。。

妻が本とPCを差し入れてくれて二日で四冊本を読みました。

原稿も少し書きました。

しかし一日一日と絶食が延びると、影響からか段々元気が出なくなってきて、これを書くのもやっと。

スマホをのぞいてもSNSには皆さんが食べた山海の幸がたくさんたくさん。

ロビーでテレビ見ようと思ったらグルメ特集。

なんでみんなそんなにご飯に興味あるの?

暇がつぶれなくてコンビニ行きましたよ。

コンビニって基本的にはご飯しか売ってないじゃないですか。

絶食やっちゅうねん。

しょんぼりして帰ってきました。

みんなどんだけ飯飯飯飯。

くううう。

 

ご飯の構想から始まって、ご飯、そのあとの余韻、感想戦に至るまで、一日のどれだけの時間を捧げているのだろうか。

我々をご飯から解放したらもっともっと遠くまで行けるのではないのか。

見舞いに来てくれた妻が点滴のバックをツンツンしながら

「これがあれば生きていけるわけ?」

と言った。

その顔が美しくて。

 

人生の先輩方からは「痩せる良いチャンスだ」と口々におっしゃっていただき、経験をもって教えてくださった方もいらっしゃった。

俺は完治してしゅっとして退院して・・・・何食べようかな。

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