【テーマ】今後の抱負  Mr.アールグレイ

  • 2024.01.22 Monday
  • 07:00

あけましておめでとうございます。
本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

今年のお正月は実家に帰ってのんびりしていたのですが(私は9日が仕事始めでした。バーチャルアールグレイが年始の挨拶をしたり、アバターのアールグレイが会議に出たりはしていましたが。)、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
年始から大変なことになっていて、自然災害に祝日も元旦もないのは頭では理解していたつもりだったのですが。
私は高い所が大好きで、しかもオープンエアの所が好きです。
平たくいうと屋上みたいなところ。
これからはそういう場所に行くのも考えなければなりません。
屋上のへりから身を乗り出している時に大きな地震が起こったら、と考えずにいられません。
身を乗り出す前に地震のことを考える奴がいるかバカヤロー!と言いそうな方はお亡くなりになりましたし、慎重に生きていこうかと。

 

時々、誰も私のことを知らない場所で働いてみたくなります。
キャリアを積み上げる、CDPというジョブホッパーたちの発想からは遠いところで私は渇いているように思います。
アールグレイさんだからお願いしたいと言われたい気持ちと、誰でもない「アールグレイ本人=個人A」でありたいという気持ちと。
街に出た時に、私はちょうどよい接客ができるアパレル店員だろうか、誰よりもネジを数えるのが正確だろうか、パンのレジ打ちがすばやくできるだろうか、コーヒーを淹れてカップに入れて渡す時にお客様の目を見ながら微笑むことができるだろうか、朝のぴりついた車内の空気を和ますようなアナウンスができる車掌だろうか、などと妄想します。
そのような妄想の中の一つ、実験場としてこの雑兵日記PREMIERはあります。

 

人生百年時代と言われ久しいですが、スマートフォンに入ってくるニュースが正しいならコロナ禍以降五十代、六十代でも亡くなる著名人はいらっしゃって、その度に冷たい指で背筋を撫でられたような心持ちになります。
先日もTMGEのチバユウスケさんが亡くなりました。
千葉LOOKに来る時にはもみくちゃになりながらなるべく観に行っていた人なので、大きなショックを受けました。

私もいつはかなくなるかわかりませんので、できるだけのことを生きているうちにしたいと思います。
PREMIERにも私がいたという何かを残せるように頑張ります。

【テーマ】今年の漢字予想を振り返る Mr.アールグレイ

  • 2023.12.31 Sunday
  • 21:54

それにしても今年の漢字、「税」だとは思いもよりませんでした。
わたしは「税」当たったよって人、手を挙げてもらえますか?
ですよね。
私にとっては今年の漢字は「揺」とか「疲」とかでしたけれども、皆様はいかがだったでしょうか。
今年の漢字、予想をするのがいいのかしらとも思いましたが、久しぶりに読み人アールグレイとして、予想に参戦された方々の作品を丁寧に読んでいこうと思います。

 

今回予想に参加された勇者はお二方です。

まず例年流行語と今年の漢字の予想に参戦されているMr.Sesame。
人間賛歌は勇気の賛歌と誰かが言ってましたが、予想をしてそれを公表する勇気が素晴らしい。
それを率先して何度も何度も行う姿はもはや神々しくもあります。
今年の漢字の予想として◎虎 ○冠 △戦 と予想しました。

 

そしてそれを受けて立った形のがりは。
いや受けて立つというよりは、呼ばれたら行く、呼ばれてなくても行く、というもう一歩踏み込んだ姿勢にも見えます。
フッカルとは一味違う、ごりっとした手触りのこの姿勢、見習いたいものです。
がりはと「今年の漢字」でいうと2020年の「離」は非常に印象に残っています。
2020年、今年の漢字は「離」でいきましょう。  がりは
今年の予想はぐりぐりの大本命を「戦」と言いながら、紆余曲折を経て「狂」を推しました。

 

お二人とも選考方法に触れておられ、ご自身にとっての今年を象徴する漢字ではなく、今年の漢字の投票に参加しそうな人が今年の漢字に何を選ぶか、を出発点にしておられます。
Mr.Sesameは「戦」を有力としながらも同じ漢字が二年連続選ばれることがないので△に。
がりはは「戦」を大本命で、しかたないと述べています。

 

出発はそこにありながら、Mr.Sesameはミスを犯します。
阪神の優勝は関東ではほとんど話題になっておらず(私の観測できた範囲では、ですが)(私は日本シリーズが兵庫県内で行われたと勘違いをしていた(西宮と神戸でしょ)と思っていたくらいなので一般化するのは無理があると思いますが、それにしても流行語大賞でAREが選ばれた際には強い違和感を覚えました。)、AREを「アレ」と読んでしまうとbe同士の一部が身につかないわけで、AREを見ると「アレやないアーや!」と脳内で突っ込む時間が発生することを考えると数年後の関西圏の学生の英語力が有意に全国平均より下になるのではと心配です。

2003年にも阪神がセ・リーグ優勝して「虎」が選ばれた、今回はセ・リーグに加えて日本シリーズにも勝ったので「虎」が選ばれないわけがない、ということでしたが2005年にも阪神はセ・リーグを制しており、その時の漢字は「愛」。
虎よりも強い愛があったのです。
余談ですが、今年の漢字について「虎」を推薦したいという決裁が私の所に回ってきたとして、このような粗が見つかると決裁しないだけでなく、評価を割り引かざるを得ません。
どうしても虎を推したければ、いっそそう書いてくれた方が通したくなるものです。
合理的には通せない決裁でも、通すためのヒントを出したりしてなんとか通す努力を私もするでしょう。

阪神が優勝した年の予想のご参考までに、2003年、2005年、2023年の阪神と今年の漢字の関係を考えると
・一年はさんでも同じ漢字は選ばれない
・皇室>阪神、増税>阪神 という関係がある
・岡田監督が漢字投票者から嫌われている(2003年は星野監督だった)(野球を知らないのですが調べてみました。他にもあるかも知れません。)
というような推測は立ちます。

Mr.Sesameに幸あれ。

 

がりはは最近本数を減らしている影響か(お前が言うな!と言われそうです、、、)なんだか暗いトーン。
おふざけにも技量だけでなく必要なものがあるんだなあと。
政治と宗教の話から「推し」つながりで芸能に行くあたり、意地悪の塊だなあとのけ反りながらついつい読んでしまうのは芸の力ですね。
読みなおしてみると文章に少しずつ「狂」の字が混じってきて、結論に至っているのに気付きました。
ナチュラルなのかテクニックなのか。
スポーツ等のくだりで挙げている出来事もそれらしいことを並べているように見えて、そうなってない(J2の話とかなんで入ったのかわからないですよね)ことも含めてがりは自身が狂っていっていることを示したのかもしれません。
なんだか恐ろしくなってきました。
そして「狂」が妥当な気もしてきました。
がりは、狂ってるのは君じゃない、世の中の方だ、と暖かいミルクでも飲ませてあげたいです。

 

しかしながらお二人の予想は大きく外れ、「税」が選ばれたそうです。
日本最古の税の記録は魏志倭人伝に記されており、制度として明らかなのは大宝律令の租庸調のようです。
祖は税率3%だったそうです。
小さな政府。
2024年の一般会計は112兆円だそうです。
もし3%でまかなうなら、我々の稼ぎはいくらあるといいんでしょうか。
世界のトヨタ、絶好調のトヨタで収益11兆ですからね。
大きな政府。

大きな政府が小さな我々に何をしてくれるのか。
聴く力のある方が首相(らしいですよ)であるうちに、その成果の片鱗だけでも見ることができることを願ってやみません。
今日よりも明日がよい日である、その集合として今年よりも来年は良い年である、ということを心から願いまして、本年最後の投稿の結びといたします。
来年はもっともっとたくさんの良い作品を読みたいなあと思ってます。

虫について  Mr.アールグレイ

  • 2023.09.14 Thursday
  • 01:42

私の中には虫がいる。
しかも何匹かの虫がいると思われる。
もしかしたら虫がいるのではなく、私は虫なのかもしれない。
カフカを気取っているわけではない。
ましてやケフカほど狂っているわけでもない。

人生の中で本の虫、勉強の虫、仕事の虫、などと言われてきた。
集中し過ぎて呼吸を忘れることもたびたび。
一生懸命とにかくそれだけをやる性質のことを「虫」と呼ぶのだとすれば、人間性からは遠く離れるイメージなのだろう。
長く虫であったなら、それは虫なのではないか。
しかし私は人間である。
虫と人間の間には何があるのだろう。

 

エビ?
エビちゃんといえばジャパニーズビューティーの完成形のように言われていた時代があった。
今は誰だろう。
五十になっても若く見られることに一定の高い価値がある世の中はちょっとおかしいのではと思いながら安い化粧水をばしゃばしゃと浴びる。

 

魚?
さかなくんはそれこそ魚の虫でアカデミーでも成果を上げたそうな。
憎めない。
素晴らしい。
彼の言葉一つ一つにお魚さんへの愛情がぎゅんぎゅんに詰まっているように感じられ、崇高さ、尊さが漂う。

 

鳥?
土気に白鳥先生という孤高の白鳥がいるらしい。(
孤高の先生  がりは)
春が来ても北に渡ることなく、酷暑の夏も土気にいる、心頭滅却を体現する先生。
白鳥でありながら、一つ所にとどまり続けることで白鳥ではなく哲学者や高僧のような佇まいになった先生は何の虫なのだろう。

 

猫?
猫と言えば有名な方は何人もいらっしゃいますが、ジェリーの友達のあの猫は才能あふれる存在であることが知られている。
アカデミー賞を獲った「ピアノコンサート」では超絶技巧を見せつけるし、「サンタルチア」ではのびやかなテノールを、薬品を調合して筋肉増強剤を作ったり、テニスもうまい、小説も書く。
本当に色々なことを高いレベルでされている。
まさにスーパーキャット。
人間に一番近い存在。

 

人間らしいというのは一つのことに絞らずいろんなことにふらふらと手を出すということを指すのか。
そういう意味では歩きスマホ、ながら運転は非常に人間らしい行為なのね。
じゃあ、私は虫でいいや。
私は虫です。

 

(テーマ「虫」。ご無沙汰してます。これからよろしくお願いします。)

あつい Mr.アールグレイ

  • 2023.07.10 Monday
  • 07:00

 

最近、うまく文章が書けません。そこで今回は少し趣向を変えてあのMr.安定感ともいうべきインディゴさんが脅威を感じているという生成AIに私の代わりに書かせてみようと思います。Xさんのようになり切るのではなく(あれはとてもよくできていました。清水義範のパスティーシュ小説を思い浮かべました。)私は書かせます。今回課せられているテーマは「あつい」ですが、さすがにこれだとピントがあわず、いかにAIが優れていても書きづらいでしょう。そこで最近立て続けに熱い試合が行われたプロレスについて、「あつい試合」を3つの特徴で定義するよう頼んでみました。以下がその回答です。

 

 

プロレスにおける「あつい試合」の定義は、人によって異なるかもしれませんが、私は以下の3つの特徴を挙げます。

感情のぶつかり合い:プロレスはストーリーとキャラクターによって成り立っています。試合には、ライバル関係や因縁、友情や裏切りなど、さまざまな感情が絡んでいます。その感情がリング上でぶつかり合うとき、観客は熱くなります。例えば、武藤敬司と蝶野正洋の抗争は、新日本プロレスと全日本プロレスの対立を象徴するものであり、両者の憎しみや尊敬が試合に表れていました。
 

技術の高さ:プロレスは芸術とも言えるほど、技術が求められます。試合には、攻防や展開、リズムやタイミングなど、さまざまな要素があります。その要素をうまく組み合わせて、観客を引き込む試合を作ることができる選手は、プロレスラーとしての高いレベルを示しています。例えば、中邑真輔とAJスタイルズの試合は、世界トップクラスの技術を持つ二人が見せる打撃やカウンターが見どころであり、観客を魅了しました。
 

熱気の高さ:プロレスは観客との一体感が重要です。試合には、声援や歓声、ブーイングやコールなど、観客の反応があります。その反応が高まるとき、試合は盛り上がります。観客の熱気が選手にも伝わり、選手もさらにパフォーマンスを高めます。例えば、グレート・ムタと中邑真輔の試合は、奇跡的な対決として注目されており、会場はムタや中邑の登場から熱気に包まれていました。
以上の3つの特徴を持つ試合は、「あつい試合」と呼べるのではないでしょうか。プロレスは感動や興奮を与えてくれる素晴らしいエンターテイメントです。ぜひ一度観戦してみてください。

(ここまで。)
 

なんだか良さそうな定義です。ここでプロレスAIを搭載していると評判のがりはさんにこれを照会してみたところ
「武藤と蝶野の構想はnWoの内部抗争であり、結果として武藤は全日本にいったけれども、抗争自体はお互いが新日本にいた時のもの。しかもその抗争も当時プロレスの対立概念として盛り上がっていた総合格闘技に対するアンチテーゼとして、二人がある種ビジネスとして立ち上げたという見方もできるし、本人たちも各種インタビューで振り返っている。しかしプロレスラーの過去を振り返った発言程あてにならないものもないので、諸説あるくらいの信憑性だが、武藤蝶野の構想はビジネスであるというのは諸説の中では固い方だと思われる。よって、一つ目の例示はちょっとふさわしくないね。次に二つ目の例示だが・・・・」
とうっとうしいのが返ってきました。例示については3つとも難癖がつきましたが、3つの特徴には難癖がつきませんでした。プロレスみたいなあいまいなものについてもこれだけ書けることに驚きつつも、「あつい」でなにか書けと言われた時に様々なアプローチを思い浮かべられるあたりは人間の領域なのかもしれないな、と思いました。

意外と脅威ですね。これからも時々書かせてみて、PREMIERに特化したGPTになるようにしていきたいと思います。

 

(テーマ「あつい」。ここまでできるとは。むしろ背筋が少し寒くなりました。)
 

いわしを手で開いた日  Mr.アールグレイ

  • 2023.05.12 Friday
  • 23:45

趣味なんて正面から答えられる方がうらやましいなと思います。

私には趣味と呼べるものがありません。

春先になるとがっしりとした桜の木に登りますが、これは癖みたいなものです。

よく歩きますが、息を吸って吐いての延長です。

ヨガというかストレッチもしますが、これも呼吸の延長ですね。

スカパラのセンターにすっぽりはまるべくサックスを、と思ったのですがありませんし。

昔はライブや小劇場の演劇、単館系の映画を観に行ったり、最近ではこっそりプロレスを観に行ったりしています。

でも、なんか人に言いたくないんですよね。

ちょっと、そういう人に見られたい人、みたいじゃありません?

私はそういうのじゃないので。

趣味ですか?

お料理です。

得意料理は特にないんですけれど、お魚屋さんでその日一番おいしそうなお魚を選んでさばいてお造りと煮つけとあら汁と骨せんべいにするのが好きです。

などと答えてみたいじゃありませんか。

肉じゃがとかポトフとか作れなくはないですよ?

おいしいですよ。

でもちょっとそこの海はレッドオーシャンですよね。

得意料理肉じゃがの人なんて無茶苦茶います。

まずく作りようがないですし。

それに比べて魚をさばくことのカッコよさときたら!

お魚をさばく。

そこに痺れます憧れます。

セサミさんかっこいい!!


私は今年中に魚をさばこうと思います。

と決意して、いわしがおいしい季節だなあと。

入梅いわしなんて言いますし、サイズもかわいいから初心者に優しそう。

お魚屋さんにいったら、竹かごに笹の葉敷いた上にいわしが五尾ずつ乗っていました。濡れた笹の葉の上に乗ってるだけでお魚は何倍もおいしそうに見えます。

二かご買って帰りました。

いわしは何尾あるでしょう。

と、小学生の時のような気分でうきうきと帰りました。


スマホでいわしのさばきかたを調べたところ、いわしのような柔らかい魚は包丁でおろさず手開きした方がおいしいしまな板も汚れないのであるという記載を見つけてしまいました。

手開きね、と。

いきなり包丁でスパスパさばくなんておこがましい、素人のくせに!と神様に叱られた気がして手開きをすることに。


なになに、えらに親指を突っ込んで頭を折って取ります。

思ってたのと違う!!

なんか残酷!!

頭を追って取るときに内臓がついてくるのでうまくずるずる抜いていく。

うわー!

そのあと、尾の手前まで両手の親指で腹を割きながら、内臓を取り除いていく。


魚をさばくのはしばらくいいかな、と片栗粉を軽くつけて揚げて梅肉ソースをかけたものを十尾分平らげたお腹をさすりながら思いましたとさ。


(テーマ「いわし」。イワシの首を折る時の音と感触は是非味わって見てください。)

つつじ  Mr.アールグレイ

  • 2023.05.04 Thursday
  • 08:28

ツツジは漢字で躑躅と書きます。
薔薇より難易度高いし、どくろと読んでしまいそうです。
つ・つじなのかつつ・じなのかわかりませんが、後の方の字はへんは「足」でつくりは「蜀」なので、そくorしょくと読むのが関の山ですよね。
wikiによると躑躅の名は『「見る人が足を止めるほど美しい」という言われに由来する。
「躑」と「躅」はいずれも、たちどまる、たたずむ、の意である。』とのこと。
なるほど。

 

確かにこの季節に咲き狂うつつじには、陽の光の下でも一瞬はっと息を呑むような妖しさがあります。

花言葉は「節度」「慎み」。
赤のつつじが「恋の喜び」、白のつつじが「初恋」。
白つつじの花をもいで手渡してくれた彼、あの時吸った蜜の味が恋の味だったんでしょうか。
節度と慎みが身上の私、アールグレイを愛してやまないというメッセージが乗っていたんでしょうか。
せっかくのプレゼントは無味でした。
虫さんがもう吸った後だったのかしら。

 

つつじには毒があるものもあるらしいので、殺されなかっただけ良しとしましょうか。

つつじは馴染み深い上に、連なって咲き誇る様が非常に美しく、好きなお花の一つです。
絶対花束には入って来ないので、私にプレゼントしたい方は素敵なお庭つきの一戸建てという形でお願いしますね。
最近気になってますの、平屋の一戸建て。

 

桜の季節が終わるとつつじの季節が来ます。
桜の花の散り際は鮮やかで、一枚一枚花びらが舞い散る様ははかなさと華やかさの極北です。
その後咲くつつじは私たちの目線と近い所で咲く上、一輪一輪の花が大きく色鮮やかで、咲いている期間も長いため、それぞれの花のピークが重なることで桜とは違った厚みのある力強い華やかさで楽しませてくれます。
誰一人手を抜くことなく、なんてことは私の勝手な押し付けでしょうけれど、周りが頑張っていようが、自分よ優れていようがそれは私がサボる理由にはならない、という姿勢の現われにも見えて、共感するところがあります。
しかし、全力で咲き過ぎるのかその後はぼとりと落ちて、ラッパ状の花がそのまま地面に溜まっていきます。
昨日まで咲いていたその姿のまま、土埃にまみれ踏みにじられている姿はもののあはれを感じさせます。
私もこんな風に消えていけたらと思います。


(テーマ「つつじ」)

渇望  Mr.アールグレイ

  • 2023.04.30 Sunday
  • 21:30

テーマコンテスト受賞記念会見

かわいちゃった。でおなじみのアールグレイです。
今回はテーマコンテストを連覇させていただき、嬉しいです。
ありがとうございます。
少し潤いました。
少しね。
もっとほしいな。
喉が渇いている時に一さじのお水。
本当においしいんだけれど、もっともっと渇いちゃう。

 

あの人の言葉を借りると「あるべきものがあるべき場所に戻った」と言いたいところですが、そんな感じでもないですね。
今の素直なお気持ち?
ほしいと言えば与えられることもあるんだな、優しい世界に生まれて良かった、鬼束ちひろもこっちの世界に生まれていれば良かったのに、これからはもっと欲しいものを欲しいと言い、やりたいことをやりたいと言っていこう、素直に助けてくださいと言える自分になっていこう、絶対きれいになってやる、とそんなところでしょうか。

テーマコンテストって縛りがあるようで実はMVPや最優秀よりも自由度が高いように思っているんです。
みんなが気軽に実験的作品を投入できます。
わたしもテーマコンテストの会見で、心が渇いていることだけを訴えて今回連覇を果たすことができました。
ワンアイディアでお手軽に行けますよ。
空港、まだ間に合いますよ?
滑っても「まあ、テーマだし」って言えますよ。
多分MVPを私物化しているあの人は裏でそう言ってますよ。
おほほ。

 

今回、質が高めのあの人達が参戦してきていますが、どうなりますことやら。
写真はやっぱり有力ですよね。
でも、何となく撮った写真たちはしまっといた方がいいんじゃないの?と言いたい気持ちがあります。

五月のテーマの発表です。
テーマは「きき」です。
いろんな「きき」の話、教えてください。

【テーマ】一人で行く時は船の旅がいい  Mr.アールグレイ

  • 2023.04.30 Sunday
  • 07:55

乗り物や物資や人が一時的に集まって、ビークルを変えてまた目的地に向かって散っていく場所、それが港。
港町に近い場所で育ったので、日曜日などに「海を見に行こう」と父に連れられてよく見に行っていました。
夕方には夕焼けが海に沈んでいく感じで、冬は富士山が見える素晴らしい海でした。
こちら側にはコンビナートがあって、そこに入ってくるタンカー、キリンのようなクレーン(改めてみると変な表現)がずらりと並んでいるのをあまり見ないようにしながら(夕焼けに集中したかったので)、コンクリートの防波堤に腰かけて足をぶらぶらさせていました。

 

我が千葉県には三方をぐるりと囲んだ海に開かれた港だけでなく、空に開かれた港、新東京国際空港(通称成田空港)もあります。

小学校の時の遠足で行って以来ほとんど使っていません。
なぜか。

実用的には何だか羽田からインチョントランジットの方がどんどん便利になったからですが(トランジットツアー好きです。)、大体、県内からのアクセスが悪すぎるんですよ。
それに成田なんて千葉も千葉なのに東京とつけちゃう卑屈さとか、空港って言う割には空に浮いていないところが嫌なんですよね。船を見送る時って「消ゆ」「なくなる」というような儚さ、詩性があるのですが空港にはそれもありません。

あーいやだいやだ。

ははは。

 

 

床に寝そべって、足を床と垂直に上げてゆき、腰を両手で支えるストレッチを最近は寝る前のルーティンにしているのですが、高く差し上げた足の裏でほぼ日のアースボールをくるくるともてあそぶようになりました。
そうしながらCOVID-19からの脱却が成った時にどこに行ってやろうかと空想しているのですが、今はヨーロッパへの距離が本当に遠くなってしまってるんだなあと思います。
地球上の二地点をもっとも効率よく移動しようと思ったら、地球儀上でその二地点間を結ぶと球面上の最短距離なのでそのコースで行きましょう、と中学の社会の先生がおっしゃった時に「地面を掘って二地点間を直線で結んだ方が早いと思います」と言ったのは私ですが、私の愛するイタリアまで真っすぐに掘ったらどんなコースになるでしょう。
その深さまではロシアの主権は及ばず、安全に通れるものなのでしょうか。
高性能のシールドマシンの開発が求められます。
イーロンマスクがTwitterを立て直して売り抜けた時にでも検討してもらいましょうか。
道路の渋滞でハイパーループの会社を作っちゃうくらいですから、ロシア危機についても考えているに違いありません。

 

空港ってあんなに広いのに、行くと知人に偶然会う確率が高いのはなぜでしょうか。
もしかしてお見送りかなと思ったら向こうも大きなスーツケースを転がしていて、ですよね、と毎回思っていたものです。
港では友達にあったことなかったな。

元はメタリックシルバーのサムソナイト、今は赤と黒の塗装がされ、私が空港に持っていくことで完成するインスタレーションアートを携えて空港へ行き、知人に楽しんでもらうのが楽しみです。
これを持っていくならイタリアだと思っているんだけどなあ。

 

(テーマ「空港」。アートとして完成されるには私のファッションも大事になってくるなあと考えると昂るとともに重圧が・・・。)

起きてるようで本当はみんな寝てるのさ  Mr.アールグレイ

  • 2023.04.10 Monday
  • 07:00

東京スカパラダイスオーケストラが好きです。
なかでも様々なヴォーカリストをゲストで呼ぶ「うたもの」が好きです。
20年くらい前にはオリジナル・ラヴの田島貴男、TMGEのチバユウスケ、奥田民生をそれぞれ迎えて「めくれたオレンジ」「カナリア啼く空」「美しく燃える森」というバラエティに富んだ美しい楽曲を発表していました。
カラオケに行っていた頃(いつになったらカラオケに行けるのか。)(カラオケに行けるようになった時カラオケに行きたいのか。)(カラオケというのは単独の欲求ではなく、参加者相互の適度な努力で作り上げる場への欲求ではないか)、これらの楽曲がかかるとそれだけで気分が五割増しくらいで高揚したものです。
カラオケってお上手なのも大切なんですけど、真顔でちゃんとやれることの方が大事だったのではないかと思います。
そしてこれらの美しき歌を歌う人たちは真顔で、この歌たちが好きで、そしてちゃんとお上手だった気がしますし。

久しぶりにラジオを聞いたら、たまたまカッコの良い曲にぶつかり、「スカパラッ!!」と心に火花が散って、それが「青い春のエチュード」でした。
 

ググったらたくさんの「うたもの」がスカパラから出ていて、Mr.Childrenの桜井和寿、アレクサンドロスの川上洋平、aiko、宮本浩次、yoasobiの幾田リラなどとってもキラキラしたラインナップで(桑田佳祐がこのラインナップの中で歌っていないのはとても惜しいです。どの歌を歌ってもきっと素晴らしかったでしょう。)、これを知らずに数年を過ごしていたなんて、コロナ禍で失った失ったと嘆いていた年月がコロナ禍のせいにしてた己の怠慢の年月のように思えます。


saucy dogの人は存じ上げなかったのですが、「紋白蝶」はとても印象に残る曲でした。
週に二度ほど渋谷に行くせいもあるのかもしれませんが、とてもビビッドに情景というか情感が伝わってきました。
こっそり抜け出していいことしよう、て。
胸の奥底に隠していた情景を引っ張り出されてしまったような。

夜な夜なスカパラのMVを眺めてから寝るようになって、私は夢を見るようになりました。
スカパラを従えて、スカパラと揃いのスーツをビシッと着て、ど真ん中でクラリネットを吹き散らす夢です。
もちろん歌も歌いますよ。
スカパラに咲く一輪の花として。
夢って叶えるものですから。

 

(テーマ「花」。書こう!と思ってすぐ書けるわけじゃないですね。どんどん書きますよ。)

【テーマ】これからの投票はアールグレイにどうぞブラザー

  • 2023.03.31 Friday
  • 08:41

マスクをしなくて良い場面がだいぶ多くなってきました。
このタイミングでテーマコンテストを制覇することができてうれしいです。
私の素顔を知らない皆様も増えてきたところでしたので、ちょうど良かったです。
Indigoさん、MVPおめでとうございます。
いつも変わらず、クオリティを保つ凄みを感じました。
それに、がりはさんの連覇も見飽きたところだったので、助かりました。
マルーンさん、最優秀作品賞おめでとうございます。
マルーン師匠の久々の作品を読み、しみじみとしました。
殊更に何かを押し付けることをせず、そっと素敵な贈り物を授けてくれるような。
その贈り物に何らかの形でお返ししようと思って、今回はお気に入りの作品ちょこっとLOVEの世界をお借りして書いたところ、ほんの少しだけ他の皆様より票をいただけて、ベルトを巻くことができました。
ありがとうごっざいます。

 

どうですか、私のシックなドレスにこのベルトに似合いますか?
MVPのベルトの黄金の輝きも素敵ですが、このテーマコンテストのプラチナムな輝きの方が、私を引き立ててくれる気がして嬉しいです。

本日お集まりいただいた皆様にのみ、PREMIERという血に染まった戦場に咲く一輪の薔薇、Mr.アールグレイの素顔をお目にかけましょう。
カメラ、スマートフォンなどはしまって頂き、しかとあなた方の目に焼き付けて頂きたいと思います。
大サービスですよ。
テヤ―!!!!


 

はい、しまっちゃいますからね。しまっちゃうおばさんですからね。
これで皆様と私はお知り合い、遠くの親戚より近くの他人、知り合いの頼みだったらなんでも聞くけど一見さんはお断り。
そんな皆様ブラザーフッドに相談があります。

 

あのね、アールグレイ、かわいちゃった。
のども乾いたけれど、もっと乾いたところがあるの。
ここが、かわいちゃった。

 

そう、心がかわいちゃった。

もっともっとベルトがほしくなっちゃった。
皆様方のご協力がないと、この渇きはおさまらないの。
多分明日あたりから始まる、PREMIERの投票で是非私に投票をお願いします☆
長らく王座にいた人も陥落しましたし、新年度も始まるよ、ということでNEW ERAで行きますよ。
来月からはもう少し書きますからね。

お楽しみに!
 

四月のテーマは「空港」でお願いします。

 

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