2016年12月を丁寧に過ごす(16) Mr.アールグレイ

  • 2017.08.18 Friday
  • 00:00

書き方がわからなくなった、とこぼしたら好きに書いてよい、丁寧さにすらこだわらなくてもよい、丁寧さを意識しなくても出てくる丁寧さが本物の丁寧さであろう、という趣旨のお言葉をある方から頂戴しました。

ありがとうございます。

何を言われているのかさっぱり飲み込めないのが正直なところですが、都合よく解釈して、しばらくは作品を読んで私が想起したものを中心に書いていこうと思います。

昔ハッタリストさんが一か月分すべてに「〜を読んで」を付けていましたが、あのイメージです。

全く関係が見えないことを書くこともあるかもしれません。

その場合、今まではある程度作家陣に対しての報酬として機能することを期待していたのですが、そこが見込めないことになります。

私が書いたもので励まされた、頑張ろうという気になった、報われた、という声も聞こえてこないので(ハッガリーニ氏はそのような効用がある!といつも断言してくれるのですが、具体例は上がってこないんですよね。。。)、一旦は少しスタイルを広くしようと思います。

この変化が私のストロングポイントを弱める可能性があるのは承知の上です。

 

2016年11月テーマコンテスト試合後の会見(3) がりは

 

本当にがりはさんは会見ものを書くのがうまいと思います。

それぞれの登場人物がどう思うかは別として読んでしまいます。

その秘密の一つは会見での質問にあります。

会見をするがりは選手と時には共犯、時には敵対しながら話を膨らませていく技法が、他の人の会見と比べると優れているように思います。

 

「敢えてコメントするようなことはないな。5つも出てきてみんな楽しめたんじゃない?バリエーションもあったし。でもさ、混戦になればなるほど、最後は(右の前腕を左手で二度叩いて)ここの勝負になるよね。」

 ―前足ですか?

「誰が犬やねん!」

―ちゃうちゃう、豚、豚

「誰が豚足やねん!許さないブー!」

―(笑い)

 

ここなどはもうベテラン漫才コンビのような掛け合いです。

最後にテーマを発表しているのですが、たまたまこのような上手いオチに結び付いたのか、テーマありきでこの大作を構想したのかは気になります。

これに加えて、他者の動向を見ながらテーマに出す作品をギリギリまで模索するということを会見で漏らしてますが、この情熱と構想力を他の何か社会に有益なことに使ってほしいなあと思います。

2016年12月を丁寧に過ごす(15) Mr.アールグレイ

  • 2017.08.13 Sunday
  • 02:00

書き方をすっかり忘れてしまって、非常に困っています。

編集長と約束した期日が来ても全く書ける気がせず、催促が来ないのは彼が気を使っているからだとわかっていながら催促されるまではいいかと延ばし延ばしにしてきました。

たりきさん、がりはさん、Indigoさんが毎月十本以上書いているのは驚異以外の何物でもありません。

私は他の人の作品を丁寧に読んでいるだけですので着想で困るということは原理上あり得ない(と思っていたのですが、理論と実践が違うというのはよくある話ですね・・・・)のですが、他の方々は違うわけで。

NewsPREMIERにありましたが、たりきさんは毎週の競馬、がりはさんは毎月の悩み、Indigoさんはお子さんの成長というコンテンツを握っておられます。

マルーンさんは高山に登っては書いておられます。

みなさん、安定したインプットに支えられて安定したアウトプットがあります。

私はインプットとアウトプットのバランスが悪いのではないかと思います。

SWOTでも書いて立て直します。

 

鉄の海(37) by Mr.ヤマブキ

 

 

お医者さんはとても忙しい中で戦略的に振舞うことを要求されていることがよくわかる章。

 

 隣にいる奥さんはこわばった表情で何も言えずに固まっている。どうなるんでしょう、という質問は予後まで見据えたような聞き方だがまだそこには触れない。建設的な治療へ進むために診断は伝えるが、予後などはすぐに伝えないことが多い。

 

治療効果を最大化するための戦略としての話の引き算だと思うのですが、患者さんの命を預かるという仕事をする上で、神ならぬ身の自らがその役割を仕事として背負うやりきれなさとの折り合いを探っているようにも思えます。

趣味で続けているお茶の世界、仕事で続けている接客の世界、最近かじり始めたプロレスの世界、それぞれで主―客は常に揺蕩っており、その間で各プレイヤーが一座建立を目指すことがパフォーマンスを最大化するのではないかというのが私の仮説です。

この鉄の海で治療をするのは誰なのか、患者さんの命に責任を負うのは誰なのか、うまく揺蕩わせることが良い結果を生むのではないか、その意味から予後について触れないのではないかと、仮説から考えました。

 

知らない単語がたくさん出てきて、それい注釈がないのは読む方のハードルを上げてしまいもったいないと思うので、編集長は注釈を入れていった方が良いと思います。

ついでに、鉄の海で独立したカテゴリーを作った方が良いと思います。

2016年12月を丁寧に過ごす(14) Mr.アールグレイ

  • 2017.07.29 Saturday
  • 09:29

なんだか会見で混乱が起きていたようですね。

がりはさんのあれ、私は楽しめました。

損をしたのはマルーンさんだけではないでしょうか。

がりはさんはインディゴさんを攻撃すると見せかけて、実はマルーンさんを攻撃していたのではないでしょうか。

そういうダブルミーニング、トリプルミーニングを仕掛けてけっけっけと笑っているのが実にがりはさんらしいですし、それを理解した上で振られた役を演じ切るインディゴさんとマルーンさんも立派だなあと思います。

マルーンさんはあんな高地にまで黒のワンピースとパンプスを運んで行くなんて素晴らしいプロ根性ですね。

見習いたいです。

 

【テーマ】魔法書店  Mr.Indigo

 

 

紹介だけー。

 

暮れゆくもの、迎えるもの  Mr.Indigo

 

これも紹介だけー。

 

201611月テーマコンテスト試合後の会見(1) がりは

 

会見で混乱が生じたタイミングでこの作品を取り上げることになるとは。

新日本プロレス内藤哲也選手に刺激を受けたのかと思われる語り口と、鈴木みのる選手が負けた時の荒れ方をミックスしたような人物造形で、私は内容とともに楽しめました。

 

ここで突然長身のマスクウーマンがドアを開けて乱入。

持っていたパイプ椅子で三度がりはの頭を殴打し、たまらず椅子から転げ落ちたがりはの背中に追い打ちをかけるようにサッカーボールキックを三発!

「なにが丁寧だ!お前に何がわかる!!」

言い捨てて去っていくマスクウーマン。

 

がりはさんが手を替え品を替えいろんな人の悪口(批評というよりは悪口に近いと思います。)を言うのはこの頃から変わってませんね。

私の扱いは相変わらずひどいのですが、これは実際ちょっとやってみたいことだったので、不思議と不快感はなかったです。

本当の私は優しくおしとやかなはず・・・です。

悪い扱いであっても取り上げられたい、という気持ちはどこからくるのでしょうか。

今回の会見に私が出てこなかったのも少し寂しく感じました。

タイトルを取って会見に登場したいと思います。

 

捲土重来?  Mr.Indigo

 

紹介だけー。


2016年11月テーマコンテスト試合後の会見(2) がりは

 

がりはさんの会見の2つ目。

 

「何だよあいつ。MVP取れなかった腹いせか?やるならリングでやれよ!ふざけんなよ!雑すぎるんだよ!パイプ椅子の殴る角度一つとっても俺とあいつでは丁寧さが違うんだよ。最後の蹴りは『☆三つ』てか?振り返りは月内に終わらせてから言え!そしたらこのベルト、触れるとこまで来れるんじゃねえのか。で、何の話だっけか。」

 

振り返りは月内に終わらせてから言え!

何度見ても重たい言葉です。

私だって一生懸命やっているのですが、いかんせんノルマが重すぎると思います。

ノルマをこなそうと思うと働き方を改革するしかありません。

無理難題はイノベーションのチャンスです。

丁寧さと量産を両立するイノベーションにチャレンジしていきたいと思います。(一例としてがりはさんの作品を紹介だけー、にするとか。冗談ですよ。)

 

「ヤマブキのオムツの話、あれを彼が書いた意味は何なのか、考えるのは楽しいじゃないか。さらに上級になってくるとなぜハッタリストはテーマに参戦してこないのか、ホワイトは静観しているのか、なんてところもあるよね。」

―ヤマブキは体験談、ハッタリストとホワイトは多忙なんじゃないですかね。

 

オムツを着用している成人男性が出てくる作品を書いたヤマブキに対してさりげなくインタビュワーを使って悪口を言っています。

この時からいろんな人の悪口を書いていますね。

その言い方のいやらしさ、使う手段の多彩さ、ともに職人芸だと思います。

2016年12月を丁寧に過ごす(13) Mr.アールグレイ

  • 2017.07.14 Friday
  • 00:00

201612月もどこまで続くんでしょうか。

がりはさんがNewsPREMIERで触れていましたが、20171月は60作、201612月は40作台なのでまだ少ない方なんですよね。

恐ろしい、恐ろしいです。

私だけ時の進みが段々遅くなってきている、つまりみなさんとの相対速度が上がっているのではないかと期待しなくもないのですが、ただひたすらに恐ろしいです。

一つ一つの作品を丁寧に読むことで新しい魅力を発見していきたい、というのが私の取り組みの主旨ですがいかがですか、新しい魅力を発掘できているでしょうか。

 

山科時子による幸福の形  Mr.マルーン

 

 

出ました、最優秀作品。

トッキ―と呼びたくなるような愛すべきキャラクター山科時子。

魔法の魔法瓶からのギャップがすばらしく、マルーンさんの幅の広さを見せつけました。

デビューから三作でメルヘン、山行記、笑いを交えた小説とまさに変幻自在。

私は魔法瓶の方が好きですが、この作品におけるハードボイルドなユーモアも素晴らしいと思います。

レイモンド・チャンドラーの描くフィリップ・マーロウにすごく似ていると思いました。

 

焦って焼く必要はない。しかしのんびりしているわけにもいかない。

 

初めの方に何気なく出てくるこの文章ですが有名なこのフレーズに似ていませんか?

タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない

 

・・・・似てませんか。

彼はとても丁寧においしそうなコーヒーを淹れますが、山科時子もとても丁寧においしそうな肉を焼きます。

意識されてないとしたらごめんなさい。

なにかにとても似ているな、と初めて読んだ時に思っていて、それが最近マーロウだと思い当たったので、つい書いてしまいました。

時子もマーロウも孤独を愛する、時子もマーロウもこだわりが強い、時子もマーロウも時に感情的に自分のミスを他人に転嫁する(本作では明示されていませんが、ごはんを頼むのを忘れた時子は店員を呼びつけます。おそらく「すぐに」などと伝えているでしょう。)、時子は素晴らしい男に目がなく、マーロウは素晴らしい女に目がありません。

 

次はハラミだ。炭火に照らされた血の滴るような赤身はさながらベルベットのソファに横たわる西島秀俊のごときセクシーさである。唾液が分泌するのを感じる。

 

時子にとって食欲と性欲は連動しているようです。

マーロウも「長いお別れ」の中でセクシーな女性に喉を鳴らす描写があります。

 

加えて時子にはオノマトペの豊かさがあります。

 

すうっ、ぐい、ジュッ、ちょんじゅわ、ぐい、じゅう。じゅう。ぺりり、がりがり。ぐにぐに。もごもご、ごくん。

 

豊かですね。

骨付きカルビに入ってからはオノマトペだけで構成してもらっても良かったかもしれませんが、SLUMDUNKの最終巻の如き疾走感は蛇足になるのかもしれません。

2016年12月を丁寧に過ごす(12) Mr.アールグレイ

  • 2017.07.07 Friday
  • 00:00

梅雨ってもっとしとしとじめじめ来るものではなかったですか?

紫陽花を濡らす、といったような風情であってほしいものですが、七月になるとどこかしらで豪雨の被害が出るのが恒例化してきていて恐ろしいです。

今後科学技術の発達により降雨もコントロールできるようになるのではないかと思いますが、日本で降らないように調整したらインドネシアの島が20個水没した、というようなことが起きるような気がしてなりません。

その影響すらAIが予想し抜いて最適な天気施策を実行するようになるのでしょうか。

人間がコントロールしていない雨、と思うと少し愛着めいたものが出てきます。

                                                            

天動説と地動説とサンタクロース  がりは

 

 

どこまでが本当のエピソードで、どこからが創作なのかわからない話を時々披露するがりはさんですが、この話は秀逸です。

1対36とか大好きそうな話ですし。

 

 

下校の放送で音楽が流れ始めた。

「ゆうやけこやけで日が暮れて」

インストゥルメンタルだったが、それを聞いて先生が

「日も暮れたし」と言った。

 

日も暮れたし、というのは日が沈んだ、天動説ですね、と俺が言うと先生は

「生活レベルではな。」

と言って苦笑いした。

 

いい先生だなあと思います。

天動説と地動説をめぐる討議の内容もさることながら、このシーンがあることによって物語として成立しています。

 

ちなみに投稿時刻も抜群で12月24日23時59分です。

ながらくクリスマスにサンタクロースの話が披露されてきたPREMIERの伝統を危ういところで守ったというところですね。

 

 

61回有馬記念 たりき

 

 

たりきさんは予想屋になる前から競馬の大きなレースの前に馬の紹介をしてくださっていました。

予想をして(大体)外していくスタイルは面白いですが、改めて読むと予想を絡ませず一頭一頭の良いところを紹介しているこのスタイルの方も面白いですし、一作一作の良いところを書こうとしている私の振り返りとも通じるところがあります。

今の予想だと馬それぞれの背景はわからない部分が多く、たりきさんの検討の俎上に上がらなかった馬については知ることができないのが少し残念です。

わたしもわたしのアンテナに引っかかった作品だけを俎上に・・・・いえいえ、なんでもありません。

 

競馬について詳しくないのですが、ディープインパクトの子供がたくさん走っているんですね。

家族内運動会みたいですね。

2016年12月を丁寧に過ごす(11) Mr.アールグレイ

  • 2017.06.30 Friday
  • 00:00

何回か締切に間に合わず、当日入稿になっていました。

本当に毎回毎回事前に原稿を入れているという噂のIndigoさんやマルーンさんはすごいなあと思います。

私もまた貯金を作らなくては。

投票で「そろそろIndigo作品も」という声がありましたが、Indigoさんから前向きな反応がありましたら検討します。(書かないだけで読んでますから、準備はできてますよ。)

 

 

日蝕 by Mr.ヤマブキ

 

 

ヤマブキさんの小説。

よくこんなシチュエーションを思いつきますよね。

あまり好きなタイプの小説ではないですが、上手だなあと思います。

機嫌の悪い太宰治みたいですね。

 

公園を出て歩き始めると、手術台がこちらへと向かってくるのに気づく。台には患者が寝ていて、開腹されている。その両隣に立つ二人の医師は構わず手術を続けている。手術台は自走しているように見える。医師は器用に横歩きでついていく。どういうことだろう。手術台の散歩を、俺は知らない。

 

かなりシュールなシーンです。

この前から続く描写は単館系映画を見ているようです。

昔邦画の単館系をたくさん観に行った時期があって(2000年前後です。)、その時の映画はみんなこのような焦燥感や暴力の匂いをまき散らしていました。

 

手頃な石を拾って投げつける。分かってはいたがとても能面には届かない。落下した石はスーパーの窓ガラスを叩き割る。

 

高く昇った太陽が皆既日食している隣で浮いている能面に向かって石を投げて、それがスーパーの窓ガラスを叩き割る、違和感があります。

角度が違うのではないかと思ったのです。

ほぼ南中している太陽のそばに浮いている能面を狙ったなら、天に唾するようなもので自分に降ってきそうだなと。

少なくともスーパーの窓をたたき割るなら窓に対して垂直方向に石が入ってこないといけないと思うのですが、ベクトルが少々違うようです。

映画を観るように読んでいたので気になりました。

 

結果発表!!  

 

 

この時は私もMVPが取れるかなあと思ってとても頑張っていた時期でした。

今は10本以上書いても取れるかわからなくなってしまって、がりはさんの言うところのベルトの価値が上がっている状態です。

私の書くものには内容のインパクトはないので、取るとしたら丁寧さを15本近く積み重ねる形になるのかなあと思います。

でも欲しいなあ、2回目のMVP。

日々読んでくださっている方々の本当に一部の方々(ほとんど作家陣の互選)の投票によって決まる各タイトルが、どれくらいの意味を持つのかは各プレイヤーの価値観によって違うでしょう。

私は重く受け止めています。

コメントが嬉しいです。

投票を広げるために簡易化を検討していると聞いていますが、コメントはなくさないでほしいです。

2016年12月を丁寧に過ごす(10) Mr.アールグレイ

  • 2017.06.23 Friday
  • 02:09

前回の投稿ではまさかの編集長によるカットがあり、最終稿として渡ししていたものの一部が欠けた状態でアップされました。

編集長も様々なことからお疲れなのかもしれません。

しかし書いた物が書いた人の許可なく一部削られて世に出るのはとても悲しいことだと今回実感しました。

ごめんねごめんね、わざとじゃない、と謝られてみると怒っている私が狭量だと思ったり、怒るほどの文章かと疑ったり。

こういう思いをしたくはないので、編集長今後はよろしくお願いいたします。

 

私は打ち合わせを誰かとした時には必ずどこかにその相手のアイディアをフィーチャーした形で取り上げることを心掛けています。

(打ち合わせで発言がないメンバーは論外です。)

これからはそのアイディアの一部ではなくて、極力塊全部を採用していこうと思います。

 

「井伊直虎」byアフリカの精霊

 

 

私はテレビを見ない生活を長らく続けていて、久しぶりに買ったテレビはPCとつないで新日本プロレスワールド鑑賞専用で使っています。

プロレスは大画面がいいと思います。

 

なんか「直」ばっかりでややこしい。そうです。これが戦国の難しさ。井伊家にとって「直」は一族を表す一文字だったようですが、これは序の口で同じ年代に同じ名前が存在したり祖父と全く(同じ)名前になったりすることもよくあります。

 

井伊直 虎という氏名の分けにしてしまえば多少は戦国時代の皆様も考えたのかとは思います。

家系図を見ると壮観ですね。

 

どこから自分の「一族」というチームに囲い込むのかは難しい問題ですよね。

井伊家では直をつけた人から下がチームということですよね。

囲われた人々の士気は高まるんですが、結束を固めれば固めるほど広げるのが難しくなります。

井伊さんはどうバランスを取ったんでしょうか。

 

 

鉄の海(36) by Mr.ヤマブキ

 

ヤマブキさんの巨編私小説

 

人生のある点から人生全体を俯瞰して美しさを評価することはできない。上空飛行的思考だろう。死でもって人生が完結するのだから死後の誰かが僕の人生を評価して美しいと言ってくれるのを願うよりないのだ。

 

死を持って完結したパッケージとなるまで人生全体を評価できないのか、人生とは評価することができるものなのか、評価できるとして評価者は誰がふさわしいのか。

答えの出ない問いがいくつも浮かんできました。

2016年12月を丁寧に過ごす(9) Mr.アールグレイ

  • 2017.06.16 Friday
  • 01:08

まだまだ昨年の12月を振り返っているわけですが、今気になっていることがあります。

2017年5月を振り返ることができるようになったとして(いつかね。)私はどうやってたりきさんの作品を振り返るのでしょうか。

全部無視するというわけにはいかないと思うのです。

しかし丁寧に振り返ろうとした場合、たりきさんのお仕事は丁寧だったと思うのですが、それでもちんぷんかんぷんなわけで、きっと私にはちんぷんかんぷんなものも後ろには緻密な論理があるのだと考えると、その論理を飲み込んで丁寧に読んでいくことになります。

楽しみだなあ。

明るい悩み相談室PREMIERに相談しようかな・・・。

 

2016年10月の振り返りを丁寧に(8) Mr.アールグレイ

 

 

自作なので紹介だけ―。

ここでこぼしているような愚痴を今の私の前でこぼしたならビンタは免れませんけどね。

 

【再掲】投票のお願い【1218日締切】

 

この時にハッガリーニさんは「一段上のステージに行く」とおっしゃっています。

半年経って私たちは一段上に行けたのでしょうか。

久しぶりに月間40本、1万PVに到達という記述があって、半年経った2017年5月は月間55本、1万8千PVになっています。

ハッガリーニさんはネクストステージをどんな風に設定されているのでしょうか。

詳しく聞いてみたいところです。

 

【テーマ】化粧という魔法 がりは

 

 

この時のテーマコンテストを制した作品です。

私は化粧がどんどん薄くなってきて、そのかわり基礎化粧品にお金と時間をかけるようになりました。

肌は白い方なのが一番のセールスポイントなので(この年になるとウィークポイントには目をつぶることも技術の一つです。)、そこにシフトしています。

時々化粧をしっかりすると顔が重い気がします。

社会人として働く前から、女たるもの化粧すべしという圧力はあって、高校生の時は化粧しているクラスメイトとしていないクラスメイトでは吸っている空気も違ったように思います。

そういう空気をうまく捉えた作品です。

 

看板に時の流れを思う  Mr.Indigo

 

 

紹介だけー。

 

やまがある日記〜武奈ヶ岳(1214m)  Mr.マルーン

 

やまがあるシリーズの第一作。

淡々とした描写の中に挟み込まれる感慨、感想がなんともかわいらしく、するすると読めてしまいます。

そしてもちろん美しい写真。

文字だけしか書いていないプリミエールの世界で異彩を放っています。

そしてちゃんと読むといろいろと面白いことが書かれています。

 

倒れた木に腰かけて、紅葉を眺めながら豆大福をほおばった。水筒に入れてきた熱いほうじ茶も飲む。静かだ。奥比良の山深さと、それでもなんとなく優しい自然の気配を感じる。風が気持ちいい。

 

この「静かだ」がやりたくて、お茶と豆大福を持って行ったに違いない。

マルーンさんならやりかねない。

そういうところで労を惜しむ人ではない。

 

 

スキップでもしたいぐらい気持ちのいい稜線の道で(ひょっとしたら本当にしていたかもしれない)、道のわきではドウダンツツジの葉が鮮やかな赤に染まっている。少しのアップダウンも楽しい。

 

スキップしちゃってるのか、リュックも重いでしょうに。

がさ、がさっとリュックの荷物が音を立てるのが聞こえてきそうです。

 

(編集部からのお詫び:作品を途中で掲載してしまいました。お詫びいたします。申し訳ありませんでした。)

 

2016年12月を丁寧に過ごす(8) Mr.アールグレイ

  • 2017.06.03 Saturday
  • 00:00

マルーンさん、三連覇おめでとうございます!!

しぇりいいいいい!!!

やっぱりしぇりいはこうでなくては。

遅くなってごめんなさいね。

さまざまな企画に全て対応しておられて本当にすごい人ですね。

山もすごいペースで登っておられて、私ももう少し自分を追い込んで行かなければと、いつも刺激を頂いております。

これからも作品を楽しみしています。

 

【テーマ】魔法の魔法瓶  Mr.マルーン

 

そのマルーンさんのデビュー作。

これを読んだ時には最優秀作品に違いないと思いました。

 

慎重にふたを開けると、あたりが急に宇宙になって、魔法瓶の口から飛び出した小さな銀河鉄道が、さそり座や白鳥座を越えてはるか遠くのサザンクロスへと向かっていった。私と魔法使いはそれを見送って、そっとふたを閉めた。

 

とても美しい絵が浮かびます。

邪悪扱いされているマルーンさんからは想像もできないメルヘン、世のお子さんたちに読んでいただきたい童話。

魔法使いは銀河鉄道を見送ったのに、見えてなかったのかも、と示唆されぐっと作品のレベルが上がっています。

オチも美しくて、私も一生のうちに一度くらいこんな素敵な作品を書いてみたいものです。

かえすがえす、この作品が最優秀作品に相応しい気がしてなりません。

 

 

明るい悩み相談室PREMIER(210)〜ネタ帳〜  がりは

 

プロの目で様々な観察を同時並行で行い、最善を目指すよりは最悪を避けることに重きを置きながら短時間で診断、説明をしていきます。

 

こういう嘘と決めつけるのが難しいけれど八割方嘘じゃない?というあたりを突いた名言が多いのががりは相談室の特徴ですよね。

ヤマブキさんの書いていることはとても説得力があって、お医者さんはやっぱりすごい、エリートが努力しているだけのことはある、などと思うのですが、がりはさんはそこをちょっと引っ張ってきて二割の説得力を三割弱まで上げてきます。

大富豪でクローバーの4が出てハートの8を持って待ってたらクローバーの6を出された時のような気分です。

もちろんそんな意地悪をするのががりはさんです。

この作品全体の構造も、全然関係ないナンバー的な文章の安い詩情の批判を頭でしておいて、締めに安い詩情を持ってくるという、自分で穴を掘って自分で落ちるという形であり、こういう効力の弱い魔法をいくつも積み重ねてユーモラスな雰囲気を作るのにはほとほと感心させられます。

その情熱を他のことに生かしたらどうですか。

 

そんな声もどこ吹く風、今日もがりはは自らが落ちる穴を掘り始めた。

2016年12月を丁寧に過ごす(7) Mr.アールグレイ

  • 2017.05.26 Friday
  • 00:00

今これを書いているのは510日の早朝ですが、これが載るのは26日だと言われています。

もし26日ではなくもっと前に載るのだとすると、PREMIERが少しピンチを迎えていることになりますし、後に載るようだと私のPREMIERのキャリアが少しピンチを迎えているということだと思います。

私の振り返りシリーズは多くて週一回がしつこくならない限度かなあと思いますが皆さんはいかがお考えでしょうか。

となると月8作品程度しか振り返れないことになり、一月30弱ノルマが積み上がる状況では全く現状に追いつけなくなるのですが。

また、しつこいをひつこいという関西弁の女の子がかわいい、ああいうものに私もなりたい、と思うのは厚かましいでしょうか。

 

 

2016年10月の振り返りを丁寧に(6) Mr.アールグレイ

 

 

自作なので紹介だけ。

ただ、ここで私がヤマブキさんのことを「星野源みたいな人だと想像しています。」と書いていて、そうかここからがりはさんはああいうことを書いているのね、と再認識しました。迂闊なことを書くものではありませんね。

 

要らない宝物  Mr.Indigo

 

紹介だけー。

 

2016年10月の振り返りを丁寧に(7) Mr.アールグレイ

 

自作なので紹介だけ。

この頃はまだ現実に追いつける気がして、一生懸命に走っていましたね。

あははおほほ。

 

鉄の海(35) by Mr.ヤマブキ

 

どこまでが小説、どこまでが本音かわからない私小説として読んでいる鉄の海ですが、ここにきて重要な告白、心情の吐露があります。

職業人としての根幹について。

 

医者の半分は重症が好きだ。ヒロイズムの一部でもあるが、何より待ち構えるいくつもの手技、複雑な管理ポイントなど、実力を十分に発揮できる状況は自信家にはちょうどいい。不謹慎と思いながら重症患者を診たいと思った経験は多くの医師にある。しかし、それさえ無意識の言い訳かもしれない。恥ずかしくて自分の心の中でさえ言語化したくないような感情は、重症患者を診ている自分が格好良い、ということだ。

 

人の命を預かっている身でここまで言うのはすごいと思います。

私は三度キャリアを変えている関係で、人よりも多くの職場を見てきていると思うのですが、どこの職場にもトラブルシュートが生きがいの方がいらっしゃいます。

普段は何をしていても本気にならないというか、仕事のどこにご自身のやりがいがあるのか外からは見えないのですが、誰かがトラブルに巻き込まれたと知った時の顔ときたら。

「いやー、こりゃこれから三日は帰れないなあ!」とパンパン手を叩きながら嬉しそうに大声を出す癖がある方もいたくらいです。

 

大学に入ってしばらくして、小中高と教わってきた先生もみな人間だったのだ、だから尊敬すべき人もいればそうでない人もいるのは当たり前なのだ、とある日突然気づきました。

軽い雷(そんなものがあればですが)に打たれたように気づいたので、こういうのはもっと大それた発見の時にしてほしいと思ったものですが。

引用した文章を読んだ時に、それと似た感覚がありました。

知らず知らずのうちにお医者さんと私の間に線を引いていますが、彼らも恥ずかしい所のある人間なんだと。

案外そういうところが理解されていないので、医師が働いていて苦しむようになっているのではないかと思いました。

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>

カウンター

ブログパーツUL5

twitter

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM