代打再び Mr.Indigo

  • 2017.12.16 Saturday
  • 22:21
まずは阪神JFの回顧から。
勝ったのはラッキーライラックでした。中団から外を回して最速タイの上がりで駆け抜け快勝。前走よりも強くなったように思います。この馬を無印にしたのは馬券戦術上の問題ですが、前走で自分の◎▲に先着している実力は本物でした。兜を脱ぐしかありません。
2着は○を打ったリリーノーブル。いい競馬をしましたが、今回は勝ち馬が上回りました。
3着はマウレア。超スローの上がり勝負しかしたことがなかったので、人気も加味して最初からこの馬は無印と決めていました。仕方ありません。
4着は▲のトーセンブレス。強さは見せましたが、展開が向かなかったように思います。
◎を打ったラテュロスは6着。好スタートからインで待機し、内回りとの合流地点あたりで上がっていって、見せ場はありました。理想的な競馬をしながら6着というのは、上位の馬とは差があったということでしょう。
強さを疑った人気馬がやはり強く、狙った人気薄の馬が期待ほど強くなかったというのは、穴党にとってはよくあること。こういう時は次のレースに切り替えるしかありません。
 
さて、今週は朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯FS)。阪神JFと同じ阪神競馬場の芝外回り1600mで行われます。
このレースはかつて中山競馬場で行われていて、阪神に移ってからまだ4年目です。したがって傾向を読み取るのは難しいのですが、唯一はっきりしているのは圧倒的に差し・追い込みが優勢であるということです。逃げ・先行勢で馬券圏内に入ったのは昨年3着のボンセルヴィーソのみ。連対は全くありません。
ただ、前走まで先行していたものの朝日杯FSでは中団・後方からの競馬で好走したという馬も少なくありません。ゆえに、どの馬が先行してどの馬が差しに回るのか考える必要があります。
 
今年の1番人気は最内枠のダノンプレミアム。前走のサウジアラビアロイヤルカップ(サウジRC)が2番手から抜け出しレコード勝ちという非常に強い内容でした。内枠を引いた今回も好位から競馬をするでしょう。下げて内で他馬に包まれるのは避けたいはずです。
そこで、私の作戦はこの馬を軽視して差し・追い込みに期待することにします。早めに抜け出したダノンプレミアムを目標に突っ込んでくる馬を探すとしましょう。
第1候補は5枠10番のステルヴィオです。サウジではダノンプレミアムに敗れましたが、この馬は4角最後方で絶望的な位置取りから2着まで追い込んできました。ダノンプレミアムへのマークが厳しくなる今回は逆転の可能性も大いにあるでしょう。
次に2枠3番のタワーオブロンドン。この馬も末脚が自慢ですが、近2走は1400mで勝っていて、距離延長は歓迎ではないかもしれません。
続いて14番のダブルシャープ。サウジRCでは末脚不発でしたが、今度は脚を溜める作戦をとるでしょう。そのほか3枠5番ケイアイノーテック、4枠7番ヒシコスマー、4枠8番ファストアプローチ、6枠12番ダノンスマッシュを押さえます。
 
◎10ステルヴィオ
○8タワーオブロンドン
▲14ダブルシャープ
△5ケイアイノーテック
△7ヒシコスマー
△8ファストアプローチ
△12ダノンスマッシュ
 
[買い目]
単勝10
馬連10-3,5,7,8,12,14
3連複10-3,5,7,8,12,14
(※馬連、3連複は3が絡んでいるものを厚めに)

地下鉄が怖い? Mr.Indigo

  • 2017.12.12 Tuesday
  • 08:47
「ねぇお父さん、やっぱり違うとこ行こ〜」
上野駅のホームで6歳の長女が言い出した。
スカイツリーに行きたいと最初に言ったのは長女なのだが、いったい何があったのだろう。
「どうしたのいきなり」
「なんか地下鉄ちょっと怖い…」
長女と地下鉄に乗ることは稀にあるが、怖いと言ったのは初めてだ。これまでの地下鉄と何か違うのだろうか。
「大丈夫大丈夫。浅草まで3駅だからすぐ着くよ」
もう改札を通ったし、状況を理解できない次女もいる。ここまで来て針路を変えるのも大変だ。浅草まで行けば地上に出られるのだから、なだめて進む一手だろう。
構内を観察しているうちに私は気づいた。長女が怖いと感じたのは暗いからだ。ホームの照明や壁は明るくなっているけれども、線路上の部分は他の路線より暗い。おそらく建設された時期が早いからだろう。
「この銀座線っていう線は、日本で一番古い地下鉄なんだよ」
車内で長女に話しかける。古いから暗くて怖く感じられるというふうに連想できるかはわからないが。
「これ銀座線なの?」
「そう、銀座線。それで、今乗ってる上野から浅草までが日本で初めての地下鉄」
この区間が開業したのは昭和2年のことだ。今年でちょうど90年になる。
ただ、銀座線はその古さゆえに不便に感じることも少なくない。まず気になるのはホームの狭さだ。収容人数が少なく、混雑時はかなり危険なように思われる。また、エレベーターやエスカレーターが少ないのも問題だ。自分1人なら大丈夫だが、子供を連れていると移動がなかなか大変なのだ。
私が利用していて感じたのはそんなことだったが、長女は全く違うことに気づいた。ほとんどの大人は気にも留めないことだろうが、暗闇に危険を感じ抜け出したいと思うのは人間として自然なことだろう。
子供は人生経験が乏しく、知識も少ない。しかし、それゆえに先入観にとらわれない物の見方ができる。例えば、過去に乗った地下鉄もこれから乗る銀座線も同じ東京メトロの仲間で安全な乗り物であるという認識があれば、怖いと感じることはなかったはずだ。
 
長女のこの感覚はあと数年で失われるに違いない。みんな平然としていて、自分の過去の経験でも大丈夫だったとなると、危ないのではないかと考えることはなくなる。
それは成長の証であろう。何事にもいちいち危険を感じていては生きていけない。その作業を省略する必要があるのだ。
しかし、この感覚は貴重なものだと思う。あまりに幼いとただ泣くばかりで、自分が感じたことが他者にうまく伝わらない。一方、さらに成長すると感覚そのものが衰えてしまう。幼子の感覚をまだ持っていて、言葉もある程度操れる状態でなければいけないのだ。
このくらいの年頃の子供は思ったことを文章などで残すことはできない。だから、大人は子供の声に耳を傾け、拾ってやるべきだろう。幼児の見方だからといって軽んじてはいけない。子供の心を理解するうえでは大切なことだ。
そして、こうした声は時として我々が忘れていた本能を思い出させてくれる。それらは現代社会で生き抜く上では必要なくても、豊かな人生のヒントにはなるかもしれない。文明の原点には、人類の本能があったはずなのだから。

代打参上 Mr.Indigo

  • 2017.12.09 Saturday
  • 22:49

Mr.Indigoです。

今週来週はたりき氏が休場するそうなので、私が勝手に代打としてG1レースの予想をすることにします。
私は人気薄の大駆けを期待することが多い、いわゆる穴党です。したがって、上位人気以外から期待できそうな馬を探すというのが基本方針です。
たりき氏のような精密なデータ収集はしませんが、違った角度から馬券を買う楽しみをお伝えできればと思います。
 
さて、今週のG1は阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)。今年デビューした2歳馬にとって最初のG1で、牝馬限定のレースです。
この阪神JFは阪神競馬場の芝外回り1600mで行われており、これは牝馬クラシック第1弾の桜花賞と全く同じコースですが、桜花賞とは傾向がかなり異なります。簡潔にまとめると、桜花賞は外枠の差し馬の好走が多いのに対し、阪神JFは内枠も先行馬も悪くありません。ただ、逃げ馬の成績が悪いのはどちらも同じです。
桜花賞がそれまでのレースで出走権を得た馬たちの争いであるのに対し、阪神JFは未勝利戦を勝っただけの馬でも運が良ければ出走できます。強い馬の層が薄く内枠でもスムーズなレースをしやすいということでしょう。
 
今回の阪神JFも逃げ馬には苦しい展開になりそうです。1枠1番のサヤカチャンは逃げた時は必ず好走している馬で、今回も逃げようとするはず。また、8枠17番のコーディエライトも逃げて結果を出しています。ほかにも前に行きたい馬が多く、スローペースにはならないでしょう。
したがって、このレースは差し馬が有利と考えるのが普通です。8枠18番のロックディスタウンは中団からの競馬で札幌2歳Sを制しており、今回も1番人気に推されています。有力であることは間違いありません。
しかし、私はあえてこの馬を軽視します。理由は脚質と枠順です。スピードのある馬が多いためこれまでのレースより位置取りが後ろになる可能性が高く、大外枠ゆえ好位から早めに仕掛けた馬のさらに外を回さなければならないためです。
人気の差し馬はほかに6枠12番のソシアルクラブがいますが、この馬はスローペースの新馬戦を勝っただけの1戦1勝で、いきなりG1のペースは厳しいと考えられます。また、名牝ブエナビスタの子であることから上位人気になっていて、オッズの旨味もありません。この馬に勝たれたら仕方ないとします。
 
私の本命は1枠2番のラテュロスです。この馬を抜擢した理由は最内でじっとしていられるからです。スタートを決めて内の好位につけ、外から他馬が仕掛けた後に機を見てスパートをかければチャンスがあるでしょう。
この馬は同コースで1分34秒1の好タイムを出しているので、高速決着にも不安はありません。4角を過ぎたところに内回りコースとの合流地点があり、内柵に邪魔されないでポジションを上げられるのも好材料です。
相手筆頭は同じく内の好位から中団あたりで運びそうで、1分34秒台の持ちタイムがある4枠7番のリリーノーブル。そのほか、中山で最後方から差しきった新馬戦の勝ちっぷりが良い4枠8番のトーセンブレス、1400mながら持ちタイムが良く高速決着に向きそうな3枠6番のマドモアゼルを押さえます。
 
◎2 ラテュロス
○7 リリーノーブル
▲8 トーセンブレス
△6 マドモアゼル
 
[買い目]
単勝2
複勝2
馬連2-7
ワイドボックス2,6,7,8

男の活路  Mr.Indigo

  • 2017.12.05 Tuesday
  • 00:00

「36歳女性っていうだけで仕事ができる気がする」

最近、私と同世代のある女性がこう言っていた。このくらいの年齢で正社員としてバリバリ働いている女性は実力がある人に違いないということらしい。

「男子はあんまりいい人いないんだよね…」

こちらは私と同世代で中途採用に関わっている女性の発言である。こうした一般的に女性の方が男性より優秀であるという見解は、ここ数年の間に何度となく耳にした。

男としていささか不愉快ではあるが、そんな見解も一理あるとは思う。私の周囲でも女性のほうが生き生きと働いているような気がするのだ。

例外はもちろんあるが、基本的に女性のほうが要領がよく、コミュニケーションが上手で適応が早い。一方、男性はここで躓く人が多い。ウチの会社の新人を見ていてもそう実感する。

では男のほうが優秀なのはどのあたりだろう。力仕事とか理系的な要素が強い仕事ならともかく、一般的なデスクワークだとなかなか思い付かない。すなわち、職場自体が女性向けに変化してきているのではないだろうか。

一方で、日本は女性の社会進出が遅れているという見解もしばしば目にする。政財界のトップの面々を見ればそれも事実だとは思うが、これはトップになるまで長い年月がかかるというのも理由のひとつだろう。今の社会であればあと10年ほど経てばかなり是正されると思う。

ただ、必要な労働力が増えることはない(むしろ機械化や合理化で減る)のだから、女性の活躍を妨げないためには男性の頭数を減らす必要がある。ならば、バリバリ働く意志が希薄な男性は契約社員や派遣で働いて、育児や親の介護などに軸足を置くようにしてはどうだろうか。

これは働きたい女性の負担を減らす効果もある。夫が家庭を守っていれば後顧の憂いなく仕事に力を入れられる。出産や授乳は母親しかできないが、1歳くらいからの育児は父親中心でも何ら問題ない。

 

家でそんな話をすると、妻にこう言われた。

「代われるんなら明日からでも代わりたいよ。でも契約社員だからね…」

これが現状である。妻は長女の出産の際にいったん退職し、その後グループ会社で契約社員として働いている。妻のほうが仕事好きで私のほうが子供好きなのだが、役割を交代することは困難なのだ。

ゆえに、それぞれの志向や適性を生かしていくためには、社会の構造をさらに変えていく必要がある。職場は女性を起用するべき、家庭は女性のほうが向いているという意識では、男の出番がない。もっと自由な発想が求められているのではないだろうか。

例えば30歳で年収600万円を超えるキャリアウーマンが結婚相手を探すとなると、同等以上の年収がある男性を求めるのが今は一般的だろう。しかし、出産後も正社員としてバリバリ働きたいのなら、収入が少なくても定時に帰れて育休が取れる男性のほうが良いかもしれない。

もっとも、それを格差婚と考えていては昔と変わらない。大切なのはお互いを尊重し適性を生かしていくことだと思う。もちろん収入は必要だが、金だけで家庭が運営できるわけではないのだ。

こういう考え方が普及すれば、結婚したいが金がないという男性にも活路ができる。生涯未婚率は下がり、少子化も幾分改善されるだろう。そうなると将来の負担が分散され、より自由に生きられる社会になるはずだ。

真の男女共同参画社会は、そこでようやく実現するものだと思う。

Pスポ12月号 Mr.Indigo

  • 2017.12.04 Monday
  • 17:57

■表紙

MVP杯(芝3200m)

[見出し]

ガリハに暗雲!?ヤマブキ好機

[リード]

システムガリハの4連覇が達成されるかが焦点だが、ここ数ヶ月のような充実感はない。タリキホンガン、インディゴブルーもプラスポイントは少なく、マイペースで好作を出し続けるドクターヤマブキが相対的に有利になるのではないか。


[本紙・渡海文殊の知恵]

◎ドクターヤマブキ

○インディゴブルー

▲システムガリハ

<短評>

3連覇中のシステムガリハは作品数が減り得意のテーマも参戦できず。代わって浮上してくるのが次点が続いているドクターヤマブキだ。鉄の海に加え短編2作も面白く最有力とみる。相手筆頭は安定感のあるインディゴブルー。


[手数こそ正義!千手観音の見解]

◎インディゴブルー

○タリキホンガン

▲システムガリハ

<短評>

多作の3人が揃って数を減らした今回。なんとか8作で凌いだインディゴブルーが本命。同じ8本のタリキホンガンは馬券の現実シリーズのみだったので対抗まで。


■裏表紙

最優秀作品賞(芝1200m)

[見出し]

ヤマブキ久々戴冠か

[リード]

最近では地味な展開となった今回。本紙担当・渡海文殊はドクターヤマブキの短編を本命に推した。定番のやまがある日記も有力候補だ。


[本紙・渡海文殊の知恵]

◎ドクターヤマブキ「純和人」

○ヤマガアルマルーン「やまがある日記〜武奈ヶ岳〜」

▲システムガリハ「明るい悩み相談室PREMIER(257)〜人の話を聞け〜」

△インディゴブルー「不思議な夢の後で」

<短評>

ドクターヤマブキの「純和人」はホラーと風刺を両立させた好作。内容のわかりやすさも加味して本命とする。写真と文章を通じて山の特徴がしっかり伝わってくるやまがある日記が対抗。戴冠はこのどちらかだろう。


[病める者に光あれ!薬師三尊の結論]

◎システムガリハ「喫茶店にて」

○インディゴブルー「不思議な夢の後で」

▲ドクターヤマブキ「純和人」

△システムガリハ「明るい悩み相談室(260)〜インスタ映え〜」

<短評>

「喫茶店にて」で再びアリ・ホッグァーが登場したが、後半の物真似攻勢は筆者の疲労を感じさせる。「不思議な夢の後で」も病んでいないと書けない作品だ。


■中面

テーマコンテスト(障害3000m)

[見出し]

今度こそインディゴ!?

[リード]

今回はインパクトのあるフィクションが多く寄稿されたが、インディゴブルーは作風そのままのエッセイを投入してきた。同型が揃うと違うタイプが有利になるのが一般的だが、果たして…。


[本紙・渡海文殊の知恵]

◎インディゴブルー

○ドクターヤマブキ

▲ミスターエックス

<短評>

今回も個性のある作品が揃い、激戦が予想される。変化球の小説3作は票が割れるとみて、インディゴブルーの直球を本命とする。対抗は三冠も狙えるドクターヤマブキ。


[飛鳥大仏の求む!本邦初]

◎ヤマガアルマルーン

○ミスターエックス

▲ドクターヤマブキ

<短評>

背中の穴が広がっていくというヤマガアルマルーンの作品の設定はそう簡単に思いつくものではない。そのほかミスターエックスとドクターヤマブキの発想も面白く、ハイレベルな争いだ。


桃色の声 Mr.Indigo

  • 2017.11.30 Thursday
  • 00:20
―雑兵日記PREMIERダイジェストの時間です。今回は久々の最優秀作品賞に輝いた古豪Mr.Pinkをピックアップ。先日より受け付けておりましたリスナーの皆様からのメッセージとおすすめ作品を通じて、Mr.Pinkの魅力を紹介していきたいと思います。まずはラジオネーム雇われし強者さんのメッセージです。


「私のおすすめ作品は『こんにゃく物語』です。まず凄いのが古文だけで作品を完結させているところ。これはよほどの腕がないとできないでしょう。あと『ニヤリと笑ひぬ』というようなお茶目な表現があちこちに出てくるのも面白いです。そして何よりセメントの特長を見事に伝えているストーリーが最高。素晴らしいと思います」


―ありがとうございます。雇われし強者さんはセメントが好きなんですね〜。個性があって面白いと思います。続きましてラジオネーム終わりなき回顧さんのメッセージです。

「私が凄いと思ったのは『4月度の振り返り』です。1000字の作品を5,7,5,7,7の31字にまとめ、一気に9作品を振り返ってしまいました。こういうのは誰も真似ができない芸当だと思います」


―ありがとうございます。確かにあの作品は見事でしたね。ではここでCMです。
 
<雑兵日記PREMIERの予想といえばPスポ!本当にテーマコンテストだけかすりもしない本紙担当・渡海文殊が今月の予想を振り返ります>
「……」
<もはやギャグの領域ですね。4頭立てで唯一無印にしたシステムガリハに勝たれるなんて>
「テーマとちょっと離れている感じで収束もすっきりしなかったから、軽視してしまったな…」
<テーマコンテストとはいえ、テーマの言葉を使いつついかに話を膨らませるかが大事なんじゃないですか?>
「きっちり普段通り仕上げてきたインディゴブルーはイマイチだったし…。このレースはインパクト重視じゃな」
<そうですね。では来月もお楽しみ…>
「待て!残りの2レースは当て…」
<それでは来月またお会いしましょう!>
 
―それでは次のメッセージをご紹介しましょう。ラジオネーム蒼きアラフォーさん。

「私は『今日と云う日を決める朝』という作品に感銘を受けました。共感できるところがたくさんあって、読んでいて親しみが感じられました。こういう考え方を提示してくれると自分が救われるような気がします。多くを望むからしんどいんですよね…」


―なるほど。私はゲストの方々と毎月明るく楽しくやらせていただいているんですが、こういう方もいらっしゃるんですね…。では最後にラジオネーム悩み募集中さん。

「私が好きな作品は『人生入門』です。話し言葉を使っていて一見ソフトなんですが、内容は社会や人間の実態を鋭くえぐっている。そんな作品がこの人の真骨頂だと思います。悩み相談室を始めたら凄い人気になるのではないでしょうか」


―皆さんありがとうございました!Mr.Pinkが描くさまざまな世界の魅力が伝わりましたでしょうか?今後もすぐれた作品を世に出してくれることを願いつつ、お別れしたいと思います。ではまた来月!
 
<この番組は、Pスポの提供でお送りいたしました>

四年目の転居? Mr.Indigo

  • 2017.11.28 Tuesday
  • 00:03
いつの間にか長女の小学校入学が迫ってきた。まだまだ先のことだと長らく思っていたが、もうあと4ヶ月あまりしかない。さまざまな準備が必要になってきている。
ただ、今住んでいるマンションから小学校に通うとなると、同じ学区に保育園のクラスメイトはいない。長女はしっかりしていて社交性もあるのであまり心配していないが、それでも最初から友達がいるに越したことはないだろう。しかも、悔しいことに100mほど北は別の小学校の学区で、親友のAちゃんBちゃんと一緒になる。親としても互いをよく知る保護者仲間がいると心強いのだが。
 
そんな状況において、妻が良さげな賃貸マンションの情報を見つけてきた。現住地から500mほど北東で、保育園や駅は遠くなるがAちゃんBちゃんと同じ小学校になる。しかも学校まで200mほど、市立の放課後児童クラブ(いわゆる学童)はすぐ隣という素晴らしい立地だ。
既に築29年でこれからリフォームをするため入居は2月以降で、最終決定はリフォーム後で良いとのこと。とりあえずキープしておくかどうかを決めるため、休日に家族で見学に出かけた。
ここで見るべきポイントは安全性と機能性である。今のマンションは築25年で、リフォームによって見た目は綺麗になっているものの、扉や収納など築年数に比例して使いにくい部分がある。まあ、住んでみないとわからないことも多々あるだろうが。
実際に見たところ、とりあえずそのあたりは問題がなさそうで、私も妻も気に入った。私としては、自然光が今より多く入ってくるのが大きなプラスポイントだった。今は3室横並びの真ん中で、実質1方向からしか光が入ってこない。それが改善すれば、朝の目覚めが良くなり日常の気分も改善するのではなかろうか。
契約はリフォーム後になるが、キープしておいた方が良さそうだ。夫婦の見解は一致し、その手続きを進めた。
 
不思議なことに、私の名義で借りた賃貸物件はいつも4年目に退去してきた。学生時代に始まり、大学卒業後最初に借りたところ、東京で最初に借りたところ、結婚する際に借りたところと、4回全て4年目に転機があり、引っ越すことになったのである。
そして、今のマンションに転居してから3年と4ヶ月になる。また4年目に転機が訪れたようだ。なぜこう4年目に集中するのか。全く不可解である。
ともあれ、家庭の状況によりマッチした物件が見つかれば即座に動けるのは賃貸だからである。ローンを組んで分譲マンションを購入していたら、もうよほどのことがない限り動けない。
そういう事情もあって、我々夫婦はまだ持ち家を買うことは考えていない。私個人としては、次女の高校卒業が目処だと思っている。
今のところ私は奈良か松山で一戸建て、妻は埼玉でマンションを希望していて妥協点は見出だせないが、まあ先の話だ。いずれ一方の考えが変わるかもしれない。
 
後日、長女の親友Bちゃんの一家が前述のマンションの隣のマンションに住んでいることが判明。どうやら、またしても4年目の転居となる可能性は高そうである。

いつの日か Mr.Indigo

  • 2017.11.21 Tuesday
  • 00:00
ヨーロッパを旅してみたいとしばしば思う。国内旅行の経験は豊富な私だが、海外は韓国しか行ったことがない。それも20年以上前の話だ。
海外旅行に興味がなかったわけではない。世界史も地理も好きだったから、行ってみたい場所はいくつもあった。しかし、金がかかるし語学は苦手だ。ツアーはカップルとか女性の団体ばかりだろうし、一人旅はコミュニケーションに不安があり過ぎる。
「あー、学生のうちに行っといたら良かったなー」
妻と出会ってから、私は何度もこう言った。妻は海外旅行の経験が豊富なのだ。自分が書誌やテレビから仕入れた知識だけ持っている場所へ、妻は実際に行っている。それが羨ましかった。
 
そんな妻と、いつか行きたい国として意見が一致したのがスペインである。ポルトガルには以前義母と2人で行ったが、スペインには行ったことがないらしい。
私が訪れたいのは、なんといってもグラナダやコルドバなどイスラム教国家の古都があるアンダルシア地方だ。アルハンブラ宮殿をはじめとする名建築や昔ながらの町並みを巡り、ヨーロッパに残るイスラム文化を体感してみたいのである。
余談だが、私がグラナダを知ったのは小学生の時だ。『ユーモア人間世界一』という本の中に「スペインはグラナダのトラックの運ちゃん(年齢が入っていたと思う)が、自殺をくわだてた。」というような一文から始まる話があり、4つの手段で自殺を図るも全て失敗したという男が紹介されていた。銃弾が全て頭蓋骨に食い止められていたとかいうその話が面白く、記憶に残ったのだ。
スペインの他の地方だと、古代ローマ帝国時代の水道橋が残るセゴビアも行ってみたい。奈良出身なので7〜8世紀の建築や美術品はそれほど珍しいものではないという意識が染み付いているが、この水道橋はそれよりもはるかに古い。2000年近く前に造られた巨大な建造物がそのまま残っているという事実は、それだけで興味を掻き立てられる。
 
ドイツも妻が行ったことがなく、私が行ってみたいと思っている国だ。定番だがヴュルツブルクやローテンブルクといったロマンティック街道の町は時間をかけて歩いてみたい。私は古い町並みが好きなのだ。川越や高山へ行った時にちょっと観光地化し過ぎていると感じたので、そんな不安がなくはないけれども。
そのほか、イタリアも面白そうで行ってみたいとは思うのだが、妻が訪れたことのある国なので優先順位は下がる。
 
ヨーロッパへ行くのなら1週間以上は取りたいから、現役のうちは無理だろう。リタイア後、2人の子供が成人してからというのが現実的だ。
しかし、そもそも60代まで健康でいられるのかも定かでない。仮に健康だとしても家庭の事情がある。まず90歳前後になっているはずの両親。元気に暮らしていればよいが、義父母も合わせて4人とも安泰というわけにはいくまい。また、長女は28歳、次女は24歳で、孫が生まれているかもしれない。
このように、いろいろ可能性を考えていくときりがない。1週間以上留守にしても大丈夫な時期というのは、それほどないような気がする。
とりあえず行ける時にスペインへ行く。次に機会があればドイツに行く。そんな感じでやっていくしかなさそうだ。
「あー、学生のうちに行っといたら良かったなー」
20年以上先のことを想像し、改めてそう思うのである。

不思議な夢の後で Mr.Indigo

  • 2017.11.17 Friday
  • 22:49
目が合った。書店の階段を上ったところだった。
目で軽く挨拶を交わす。声をかけられるような状況ではないが、彼女は私のことを覚えてくれているようだ。
店内で立ち読みをしていると、声をかけられた。
「何してるんすか?」
ビクッとした。声の主は某友人。私の交友関係の中でも有数の悪戯者だ。
「…お、おぅ」
驚きは隠せない。人に見せたくない本を読んでいるわけではないが、相手が相手だからか。
「立ち読みしてただけやん」
「そっすか」
彼はあっさりと去っていった。普段はもっとしつこい奴なのだが、ともあれ一安心だ。
別のところで立ち読みをしていると、また声をかけられた。今度は彼女だった。
「Indigoさん…ですよね」
やはり覚えてくれていた。
「あ、はい」
会話が始まる。初めのほうはどんな話をしたか覚えていないが、彼女の一言をきっかけに話題が変わったことははっきりと記憶している。
「私、Indigoさんの世界観を知りたいんです」
「それはお互いさんですよ」
我々は意気投合し、2人で帰路についた。彼女は左手を寄せてきて、私の二の腕を掴んだ。おいおい、俺には妻子がいるんやけど。
「もう家の近くなんで…」
見られたくないという意思を伝えると、あっさり応じてくれた。彼女は自転車に乗って進み始めたが、すぐに池に転落してしまった。慌てて駆け寄り助け出す。彼女も胎内にいる子も無事だった。
 
安堵したところで目が覚めた。夢だった。
 
昔から夢見が悪く、最近は特にその傾向が強いのだが、この時は気分良く目覚めた。右を見ると、すぐそばで妻が眠っていた。二の腕を掴んだのは妻だったのだろうか。後ろめたい感はあったが、珍しく良い夢を見たという思いに変わりはなかった。
夢に出てきた女性のルックスははっきりしないが、書店、世界観、妊婦から連想すると、脳裏にあったのは藤崎彩織(Saori)で間違いあるまい。すると、夢の中での自分の心理はなんとなく見えてくる。
「俺のことをわかってほしい!」
そう、それは青年のような激しく強い思いだ。
 
父親としての自分はわかってもらえている。妻はもちろん、長女の友達や彼らの保護者、保育園の先生方にも認められている。子供好きで子煩悩なのは紛れもなくありのままの自分だ。そこに何の損得勘定もない。
しかし、社会人としてはどうか。ありのままの自分は通用していない。そんな概念を持っていることすら通用しないのかもしれない。そもそも会社というのは損得勘定ありきの組織なのだから。
ありのままを大切にすることは、見方によっては頑固で向上心がないということになる。それは否定できない。仕事のために自分を変えていこうという意識が低いのだから。
自分は臆病な理想主義者を長年続けてきた。自分が自分でなくなることを恐れ、似非真人間を演じながら、ありのままの自分を受け入れてくれるところを探してきた。
そして、幸運なことに結婚活動では結果が出た。家庭を持ち、PREMIERという自分の思いを伝える場も得た。しかし、それでもまだ残っているのだ。わかってほしいという強い思いが。
きっと私はこれからも探し続けるのだろう。仕事における最高の理解者を。ありのままの私を高く買ってくれる人を。どこにもいないかもしれないけれど。
 
そして、その後も頻繁に襲ってくる悪夢に苦しめられる私なのであった。

育児コミュニティと父親 Mr.Indigo

  • 2017.11.14 Tuesday
  • 00:03

ここ数ヶ月、長女のクラスのイベントが多い。もともと仲の良いクラスだったが、子供たちの成長と保護者の親密化により、保育園の行事以外でもしばしば遊びに行くようになったのだ。他家の子や保護者、特に父親諸氏と触れ合うのが楽しく、私も積極的に参加している。

 

先日はアスレチックが充実している清水公園(千葉県野田市)へ行った。メンバーは5〜6歳児7名、父母10名、兄1名、弟妹4名、そして担任のS先生の計23名。たった11人のクラスなのに、よくこんなに集まるものだ。ちなみに我が家は私と長女の2人で参加した。

さて、危険そうなメニューには手を出さないとはいえ、アスレチックをさせる以上、保護者は自分の子だけでなく他家の子も協力して見なければならない。コースに同行しサポートしたり、歩幅など体格の問題がありそうな場所では受け渡しをしたり、我々はS先生とともに頑張った。

中でも大活躍だったのは警察官の親父A氏だ。183cmの長身で、仕事柄身体能力だけでなく危険察知能力も高い。ウチの長女が地上2m超の場所で「怖い!降りる」と突然言い出した時も、同行していた私が少し持ち上げて地上にいた親父A氏に引き渡すだけで解決した。

こんな具合にチームワークを発揮できるのは、子供たちが友達の父母も信頼しているからである。長女のクラスの面々は誰がどの子の親かはもちろん、弟妹まで覚えている。そして、ほとんどの子は友達の親にも平然とちょっかいを出すし、弟妹にも気軽に声をかける。家族は共有のものだと認識しているのではないかと思わせるほどだ。

 

このような繋がりは、自分が小学生だった頃の町内の子供会を想起させる。しかし、友達の父親の顔は覚えていなかったはずだ。子供会の行事などには母親が同行していた印象が強い。30年ほど前はそういう時代だったのだろう。

今もその傾向が消えたとはいえない。この日も父親のみが付き添ったのは我が家だけだった。ただ、両親とも来ている家庭は3組あった。だから父親同士の会話が楽しめた。

多くの父親は、他家の父親がいないようだと参加をためらうだろう。いくら育児に力を入れていても、やはり同性の方が話しやすいはずだ。この日も夕食時は母親同士の会話が盛り上がり、父親が割って入るのは難しそうな雰囲気が漂っていた。

父親も楽しめる場を作るためには、複数の父親仲間の参加が望ましい。そして今の長女のクラスはその環境が常に整っている。子供たちも、トークに熱中しがちな母親だけでなく体を張ってくれる父親もいる方が楽しいに違いない。実際、巨漢の親父A氏は大人気で、幼児3〜4人にしがみつかれている姿をしばしば見かける。

 

近所付き合いが少なくなった今の都会では、こうしたコミュニティの形成は大切なことだと思う。肩肘張らない交流によって、子供も両親も自然にたくさんのことを学び、成長していけるのだ。

そして私は、長女のクラスの活動を通じて得たものを、次女のクラスでも生かしていかなければならない。今はまだ次女のクラスメイトの親父さんは1人(両家の2児がともに同学年)しか知らないが、顔見知りの父親を増やして楽しく交流していきたいものである。

それが子供たちのためであり、保護者諸氏のためであり、そして自分自身のためなのだから。

姉貴のクラスの方が楽しかったとは、絶対に思いたくないから…。

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