ザ☆プリミエール〜歯医者〜 がりは
- 2022.10.07 Friday
- 23:58
ヤマブッキー「どうも最近歯が痛いのよ、でおなじみの僕ヤマブッキーと」
がりは「歯の痛みを忘れるために太ももをつねり倒して足もげた、でおなじみのがりはです。」
ヤ&が「二人合わせて、ザ☆プリミエールです。お願いします!」
大喝采。
ヤ「いやー、気持ちよく揃ったね。」
が「予想外に揃ったね。もう仕事終わったも同然ですよ。」
ヤ「もうね、フェスですよ。」
ガ「なになに、どうしたん。」
ヤ「フェスが帰ってきたんですよ。」
ガ「そらおめでとう。そうなんですよ。日本各地でね、ロッキンジャパンとかね、サマーソニックとかね、フジロックとかね、再開しましたけれども」
ヤ「僕たちもフェスいかなあかんよね。」
ガ「ん?客として?」
ヤ「もちろん、オーディエンスとしても楽しめると思うけどさ、演者としてよ。」
ガ「えー?フェスで?めっちゃアウェイよ?」
ヤ「コール&レスポンスとかさ」
ガ「どうやってやるの。俺ら漫才やで?」
ヤ「例えばさ、アツはナツいねえ!」
ガ「待て待て待て、きついきつい。何マイク向けてんねん。それに対する解は一つじゃないやろ。」
ヤ「あ、そう?じゃあね、一発気持ちいいの行きますか。いくぞー!1!2!3!」
ガ「こらー!!!誰が許しても俺が許さんぞ!!」
ヤ「え?ダメ?元気あるけどダメ?」
が「今はダメ!」
ヤ「そっか。コール&レスポンスじゃなくて、シンガロングならいけるかな。」
ガ「いきなりマイク向けても!!そんな決め台詞ないやんか。」
ヤ「あかんかー。」
が「そんなことより、フェスより先に歯医者いかなあかんのちゃうん?痛い痛い言うてるやん。自己紹介の時から。」
ヤ「僕は!お客さんが待っているなら!こんな痛みなんでもないよ!」
観客大拍手。
が「お客さん、甘やかしてはいけません。虫歯できてるだけなんですよ。」
ヤ「どんな苦しみがあろうと、どんな困難が待ち受けていようと」
観客大拍手。
ヤ「お前ら、もっと声出していいんだぞ!!」
が「やめろって。ワンオクがめっちゃ顰蹙買ったやつ!」
ヤ「怒られるなら俺が怒られるから!俺が責任とるから!」
が「それ責任とってないやつ!やめろって!君が歯医者いけば問題ないんよ。」
ヤ「歯医者とか正直行きたくないじゃない。」
ガ「医者の不養生やん。典型的な。」
ヤ「歯医者って医者か?」
ガ「え?見下してるの?」
ヤ「そんなことないよ。」
ガ「自分がお医者さんだから、歯医者さんをちょっと下に見てるの?
ヤ「そんなことないよー。」
ガ「ほななんで行かないの?」
ヤ「こわい。」
ガ「何が?あ、あれ?キイイイイインみたいな音とか麻酔してても麻酔効いてるのかなって訊きたくなるくらい痛いのとか?」
ヤ「いや、そんなん大丈夫。」
が「ほな何が怖いねん。ちょっとやってみるから教えて。」
がりは一旦、後ろに下がり、歯医者さんの態でヤマブッキーの隣に来る。
ガ「ご無沙汰してますね。その後どうですか?」
ヤ「・・・・・・・・。」
ガ「ご無沙汰してますね。その後どうですか?」
ヤ「・・・・・・・・。」
ガ「その後いかがですか!?」
ヤ「・・・・元総理が撃たれてね」
ガ「・・・?」
ヤ「統一教会の過剰献金の問題や多くの議員との関係が明るみに出てね」
ガ「あの・・・歯の調子」
ヤ「乾坤一擲、岸田総理は内閣改造したのにね、統一教会とずぶずぶの議員が普通に入閣していてね」
ガ「もう聞きましょ。」
ヤ「次に国葬でしょ。意見いろいろありました。面白かったのは反対だよ、だけど決まったことに反対しても仕方ないじゃない、という人が今回は多かったことですよ。」
ガ「論評はじまりました。床屋政談とはいうけどね、歯医者では・・・」
ヤ「凱旋門賞で日本馬四頭惨敗してね。武の馬は出だしから故障したのかと思いましたよ。怪我無く完走して良かったー。」
ガ「急にスポーツ!」
ヤ「オリックスがまさかの最終戦逆転優勝してね。」
ガ「なんかすっきりせんけどねえ。」
ヤ「ヤクルトの村上が最年少三冠王になってね。」
が「明るい話題やね。」
ヤ「玉鷲が最年長優勝してね」
が「最年少から最年長に話題変えてきましたよ。サイドチェンジがすごいな。」
ヤ「最年長猪木のアントニオが亡くなってね」
が「なんやのんその最年長。」
ヤ「弔砲を北朝鮮の黒電話がポンポンポンポン打ってね」
が「56本くらい打ったんちゃうかな」
ヤ「村上がね、王さんの記録を抜いてね。」
ガ「あかん、我慢できひん!ちゃうちゃうちゃう!誰が前回の検診のあとの日本の話を歯医者でするのよ。」
ヤ「最年長ビクトリアが亡くなってね」
が「いろいろな分野で最年長やったでしょうけども。」
ヤ「ビットコインが下がってね」
ガ「おっと。関連あるかのような言い方やね。」
ヤ「円もポンドも下がってドルの一人勝ちですわ」
ガ「そんなことよりもっと大事なことあるやろ」
ヤ「燃料が上がり続けてるのよ。ウラジミールのおかげで。」
ガ「プーチンのこと?安倍さん生きてるうちにプーチンに電話したんかなあ。猪木さんやったら直接しゃべったやろなあ。」
ヤ「ウラジミール、どこまでも駆けていこうではありませんか!」
ガ「モノマネうまいな。駆けていくというか、水かけて冷静になれ、て言うたって。」
ウ「北米にはハリケーンが来てね。」
ガ「いくらなんでも水かけすぎやて。」
ヤ「サッカーの試合で暴動が起きて130人亡くなったのよ。」
ガ「水やのうて催涙弾かけたらしいよね。水かけたら良かったのにね、てちゃうねん!日本の話じゃなくて海外の話やからええねん、じゃないのよ!」
ヤ「世界とは自分であり、自分とは世界である。」
ガ「こすもぽりたーん!」
観客「ヤッサイ!モッサイ!」
ヤ&ガ「オッサオッサ」
(誰かさんにザ☆プリミエール書けと言われた気がしたので。お祝いに。)