結果発表!!

  • 2024.03.19 Tuesday
  • 10:41

ZPGP統括本部長A.ハッガリーニです。

今月もこのお時間がやってまいりました。

遅くなってもうしわけございません。

お待ちかねのZPGP投票の結果発表です。

 

さて。

2024年2月は5,915PVでした。

皆様におかれましては、XやFB等SNSでの拡散よろしくお願いいたします。


今回は9票の投票をいただきました。

嬉しいです。

大変お忙しい中ありがとうございます。

投票してくださった皆さんには大変感謝しております。

また様々な都合で投票を断念された方々、また来月お待ちしております。
それでは早速、チャンピオンたちの発表に移りたいと思います。

まずはテーマ「ねこ」

前回はまさかの三者同点。

さて、今回テーマを制したのは

 

【テーマ】ガラパゴス戦記番外編(1) 猫と生態系 Mr.X

Xさん、おめでとうございます!

少頭数のレースになりましたが、がりはのしつこい粘りを振り切って一馬身、きっちりと勝ちきりました。

次のテーマの発表をお願いします。

 

 

次に最優秀作品の発表です。

先月はMr.Xのガラパゴス戦記が圧勝しました。

今月はどうでしょうか。

 

ガラパゴス戦記(6) イザベラ島3 Mr.X

現在絶賛連載中のガラパゴスが圧勝で連覇しました。

代表で一番票を集めた(6)のリンクを張っておきます。

おめでとうございます!!

Mr.Xはこれで堂々の五連覇。

盤石の態勢を見せつけました。

どこまでこの道が続くのか。


最後にいよいよMVPの発表です。

先月はMr.Xが快勝し二冠を四連覇しました。

今月はどうでしょうか。

 

Mr.X

 

8票を集め、5ヶ月連続での二冠、そして当月の三冠に輝きました!!

偉業!!

もうね、みんなガラパゴスガラパゴス言ってます。

Mr.X以外に人権なし!

この世をば・・・・といった感じでしょうか。

素晴らしい!!

ベストコメントを選んでくださいね。

おめでとうございます!!

 

投票結果は下記のとおりです。
2024年2月度投票結果

 

マスコットのぷりみんのTwitter@ZohyoPREMIER もフォローよろしくお願いします!

 

雑兵日記PREMIERでは新たな作家の登場をお待ちしております。

書けたよ!!という方は下記まで送ってください。

宛先:passionpremier@gmail.com

 

雑兵日記PREMIERはこれからもなにがあろうとずっと続いていきます。
その活動を支えているのは皆さんの投票に他なりません。

あなたも是非、投票してみてください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【3月17日締切】投票のお願い

  • 2024.03.17 Sunday
  • 19:12

A.ハッガリーニです。

遅くなりましたが毎月恒例のPREMIER投票のお時間です。

ご投票どうぞよろしくお願いします。

貴重な一票をお願いします。

 

投票用紙

 

2月の総アクセス数は5,915PVでした。

お忙しい時期でしたのによく読んで頂いてありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

更新情報や過去名作を紹介するtwitterはぷりみんがやっています。是非フォローをお願いします。

 

さて、毎度毎度のお願いにはなりますが、投票をお願いいたします。

今月は22本です。

読めた分の投票で大丈夫です。

いつも読んでないし、いつも投票してないから投票してもよいかどうか迷ってらっしゃる?

たまたまのぞいてくださった方でももちろん結構です、歓迎します。

本心ですよ!!

ここは開かれた場です。

雑兵日記PREMIERの投票は全人類に開かれています!

コメント欄、埋めなくても結構です。

初めての方、もちろん歓迎します。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

投票用紙

 

 

候補作は2024年2月1日〜29日までに投稿された作品です。
右の「ARCHIVES」の中の「February 2024 」をクリックしていただければ、候補作が読めます。

スマホでは「ARCHIVES」の中の「2024年2月」をクリックしていただければ、候補作が読めます。


投票要綱の確認をいたします。
まずはMVPです。

先月はMr.Xが見事四連覇を果たしました。

ガラパゴスが絶好調の今、彼を倒す者は現れるのか。

MVPはベストコメントを選定し発表します。
該当期間の作品・活動の中でのMVPを一人挙げてください。理由やコメントを頂けると幸いです。

 

次に最優秀作品賞です。

最優秀作品賞受賞者は受賞会見を行います。

先月はMr.Xが完勝、旧年中の勢いそのままに新年一発目の二冠を獲得しています。
最優秀だと思った作品にいくつ投票してもかまいません。
とはいえ、なるべく一作品が望ましいです。
同じ作品に二票以上は投票できません。

できれば投票理由をお教え願います。

 

そして、今月もテーマコンテストをやっています。

先月は三者が戴冠を果たしました。

今月のテーマ「ねこ」にもっともふさわしい作品1つに投票をお願いいたします。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

どの作品、どの著者が支持を集めるのでしょうか、楽しみですね!!
すべてを公平に読むのも大変骨が折れると思いますが、そこにこだわる必要はありません。
その日その場所で目に付く場所にあったという奇跡も一つの要素だと思いますので、気軽に投票をお願いします。
投票方法は3つです。
1.上のリンクにある投票用紙から投票(これが基本になります。)

1でできない場合

2.passionpremier@gmail.com にメールをください。
3.私のケータイにメールをください。

 

投票上の注意としては以下の4つです。
   1.記名投票です。(ハンドルネームでもかまいません)
   2.投票者自身への投票を認めます。
   3.選出理由をぜひともお書き添えください。
   4.その他、この日記についての提言・要求・疑義・感想・賞賛等ございましたら是非お聞かせください。

〆切は3月17日(日)です。

 

投票用紙


投票はしんどいなという方、ブログのコメント欄でも結構です。

是非感想や質問などお寄せください。

どうぞよろしくお願いいたします。

馬券の現実(558)〜阪神大賞典、スプリングS予想〜 たりき

  • 2024.03.17 Sunday
  • 11:21

2重賞の予想です。

 

続きを読む >>

ガラパゴス戦記(9) サンタクルス島3 Mr.X

  • 2024.03.16 Saturday
  • 19:01

出発前日の1月5日、私はサンタクルス島の街を一人で歩き回った。
 
当初は別にやりたいこともあった。島の中心部にはロス・ヘメロスという地殻変動で生じた裂け目があるらしいので見に行きたかったのだが、自転車で一緒に行こうという人がおらず、かといって一人で向かった場合、自転車のパンク等で帰れなくなった時の連絡手段がなく(携帯電話の電波は街を離れると全然届かなくなる)、諦めざるを得なかった。この旅行での大きな心残りである。
 
そういうわけでせっかく手に入れた現金を元に、街ブラと買い物をすることにした。

観光で成り立っている島なので、もちろん土産物屋だらけである。あちこちを見て回り何を買うか吟味する。
職場に配るようお菓子も買う予定だが、「ガラパゴスぞうがめチョコクッキー」(個包装12個入り¥2,000)みたいなのがあれば買ったろうけど、そういったものはないので、帰国途中にエクアドル本土に寄った時にチョコを買うことにする。
こんな時に独り身の寂しさも感じないわけではない。何せ土産を送る先が実家くらいなのである。両親のためにちょっとしたもの買った後は、自分のために買う。これまで抑えていた物欲が止まらなくなっていた。

このデザインはガラパゴス全体でポピュラーで、これまで寄ってきた島々の土産物屋で同じデザインのものが吊るされていた。最初の最初、サンクリストバル島の街を歩いた時から、ビートルズが好きな私は気になっていたのである。ようやくそれを最後の最後に買うことができたのだった。
 
午前中、歩き回って一通り買い物をしたところで昼食を食べる。うろうろしているうちに、この島の最初の夜に食事をしたレストラン通りへ。その内の一店にはこれまでに何度か寄っており、日本人は珍しいからか店員もこっちの顔を覚えており、「セビーチェ食ってけよー」と声をかけられる。

「con arroz? (ご飯ついてる?)」と確認し、食べる。エクアドルに入って2週間弱。一切喋れないのにスペイン語を使うことに慣れ始めていた。他にも「hola (こんにちは)」「por favor (お願いします)」は口から勝手に出る。全然話せないくせに。
 
概して、ガラパゴスの人たちは働き者だ。この店の店員も、私の無料でついてくるアイスティーのコップが空になったのに気がつくと「おかわりいるか?」と持ってきてくれた。他の飲食店やホテルでも、ホスピタリティの面で不満を覚えることはほとんどなかった。「omotenashi」なんて言って日本人は偉そうにしているが、日本だけがスゴいわけではないと思う。
一方でシエスタもきちんと取り、午後の1-3時くらいは多くの店が、というか大概の店は閉まっている。ここでの食事ののち、お洒落なカフェでガラパゴスで穫れた珈琲豆を使ったコーヒーを飲んだのだが、「ごめんなさい、シエスタなのでもう少ししたら閉めます」と言われてちょっといただけで追い出された。
この辺り、ガラパゴスの人たちの人となり、みたいなことについて回を改めてまとめてみたい。
 
その後も街ブラを続ける。

「ガラパゴスまで来て生き物を見ないで何してんねん」と自分にツッコミを入れるのだが、この旅ではこれまで見たことのない生き物たちを見続け、ある意味お腹いっぱいになっていた面もある。生き物好きを自認する私だが、「生き物はしばらくいいや」となったのは生まれて初めてだった。
そして、ガラパゴス全体で治安が良く、「街を歩いて雰囲気を見てみたい」という気になったもの大きい。私が街ブラをし始めた頃にちょうど小学校の下校時間になっていたようなのだが、小学校低学年くらいの子供が子供たちだけで歩いていたし、小学生くらいの女の子が一人で歩いているのも見た。これらには正直かなり驚いた。日本だって最近は地域によってはどうかと言われる話だ。
これまでに数回だけ海外へ行ったことがある。もちろん日本人が観光で訪れるような地域は人が多く、どうしても治安が悪くなりがちなのもあるだろうけれど、街を歩くだけで少し緊張したことを覚えている。具体的に恐怖を感じる出来事があったわけではないが、街を見て、空気を吸い、人々の表情を見るだけで、何となく、周囲を常に警戒してしまうような緊張感を持ってしまうのである。
しかし、ここガラパゴスでは全てが違っている。この時の私の緊張感は、日本の地方都市を歩く時とさほど変わらないものだった。のんびりと日本とは違う風景を見つつ街を歩くのは楽しい体験だった。
  
翌朝、宿を出て空港へと向かった。
サンタクルス島南端の町からタクシーで島を縦断し、北岸の港から少しだけ離れたバルトラ島の空港へと向かう。リュックを抱えながら「本当は自転車でこの道走りたかったなあ」と思いながら風景を見ていると車が急に止まった。

泥団子3個に見えるのが野生のゾウガメである。タクシーの運転手に「ゾウガメが見えたら止まってね」とは言っていたのだが、本当にいた。普通にいた。「普通に見られる」と聞かされていても、本当に普通に見えると驚いてしまう。
 
バルトラ空港に着いてチェックインし、飛行機に乗るまで少し時間があるのでその周辺を歩く。

普通にいるのがリクイグアナである。これまでウミイグアナがあちこちで見てきたけれど、リクの方はここが初めてだった。
 
このように、動物たちが普通に歩いているのがガラパゴスという土地なのだ。これら動物たちは世界的に見ても珍しい種であり、それだけでもガラパゴス諸島が大事であることは間違いない。しかし、このように人間と動物との距離が近い地域という点でも、この地は世界的に貴重であると私は思う。今後、人間の活動如何では、これら動物たちが姿を消したり、あるいは人間を避けて森や海の奥へ隠れるようになることも十分にあり得る。しかし、どうにかガラパゴスの人たちには頑張ってほしいし、そのためにもし何か自分にもできることがあれば手伝いたいものである。
 
ゲートが開かれた。空港を歩いて飛行機のそばまで歩いて向かう。おそらくガラパゴスに来ることはもう無いだろう。そのタラップに足をかける直前、私はコンクリートで固められた地面をダンっダンっと片足ずつ、様々な感情を込めてしっかりと踏みしめた。

こうして私のガラパゴス諸島での旅は終わりを迎えたのである。
 
 
 
ここで、先日亡くなってしまった偉大な漫画家が描いた偉大な漫画の言葉を引用してこの回を終わりたい。
 
「最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ」

明るい悩み相談室PREMIER(433)〜エアコン〜

  • 2024.03.14 Thursday
  • 07:45

明るい悩み相談室PREMIER、本日の担当医がりはです。

こんばんは。

今日はどうされましたか?


短い夏が終わりましたが来年のためにクーラーを買うべきか悩んでいます


ほうほう、わっかりますわっかります。

んなーつぅのほーはーりー

んなーつぅのほーはーりーにはー

と歌ったのは森山直太朗ですが、夏の終わりにはハーモニーが聴きたくなる世代の相談員、夜空をたださまようだけのがりはです。

夏の終わりには売れ残ったクーラーが安くなる、今のシーズンだとマフラーとかセーターとか安くなってますね。

電子機器はコロナ禍以降の半導体不足のせいであまり安くなっておらず、クーラーもご多分に漏れずなのではないかと思うのですが、ちょっとそこの電気屋さんで聞いてきてもらっていいですか?


しっかしあなた先見の明がありますね。

このままのスピードで地球が回ったら、毎日過去最高気温記録を更新していって、ぐんぐん暑くなっていくでしょうからね。

その証拠に一月より二月、二月より三月と温暖化が進んでいます。

このままいくと十二月には気温50度という世界が待っているかもしれません。

電気屋さん、いっちゃいましょう。

一台と言わず、二、三台まとめて行っちゃいましょう。

安くなりますんで。


エントロピーは増大するから、クーラーで冷やしたって温暖化は止まらない?

そうかもしれません。

でも、まあ地球みたいな主語の大きい話はともかくとして、自分の部屋くらい涼しくても良いかもしれませんよ。

今、我々明るい悩み相談室PREMIER では地球の気温を下げる魔法を開発中です。

だいたい10月くらいから効果出始めると思うので、ご期待ください。

応援の募金、歓迎しております。おほほほ。


さて、夏が過ぎ風あざみ、というと秋が来て冬来にけらし白妙の、ということになって冬将軍山下達郎がやってくるわけで、来年の夏に備えなくても今年の冬に備えてエアコン買ってもらったらいいんじゃないかと思うんですよ、向かいの電気屋で。

そして、今どきクーラーではなくエアコンということになると思います。

似たようなものですがこの2つ違うものです。

何が違うのか。

思想が違うんですね。

クーラーというのは冷やすものです。

エアコンというのはコンディショナー、快適な状態を保つものなのです。

若ければクーラー、いいでしょう。

冷たければ冷たいほど良い、そういうて赤ワインのボトルをクラッシュアイスを軽く入れたクーラーに突っ込んだ後スキマにぎゅうぎゅうとクラッシュアイスを入れ、上から塩を振って冷やした時期が私にもありました。

「お客様に最高の状態の赤ワインをお届けしたくて。」

「そういうことじゃねえんだよ!俺が『赤ワインだって冷やして飲んだほうがうまいんだよ。』て言ったのは俺の本音だよ。なんでそれを客に出すんだよ。赤ワインはビヤンシャンブレに決まってんだろうが!!俺がやれって言ったら蝶ネクタイ一本でサービスすんのかあほんだら!」

余計なことでしたね。

しかもそのクーラーじゃないし。


クーラーのいかんところは寒い時に役に立たんのです。

それと比べてコンディショナー。

言うなれば中庸です。

若い頃から行くところまで行くのがかっこいいと思って生きてきましたが、歳を重ねるに連れて派手に動くだけがカッコよさじゃない、じっとしてられるのも才能だとわかるようになりました。

外が暑かろうが寒かろうがいつでも23度付近の、ハワイみたいな気候を人工で作り出すのです。

ストレスフリーな生活。

ぬるま湯。

クーラーではなくエアコンなら今すぐ買うのがいいでしょうね。

向かいの電気屋さんで。

今なら取付工事費、割引させていただいてますんで。

え?

ないない。

紹介手数料とかキックバックとか裏金とかないない。

ないから向かいの電気屋さんでエアコン、買っちゃいましょう。

今なら8Kテレビと全番組録画のレコーダーも安くしときますんで。

ショータイム、すごい画質で見逃しもありませんよ?

「がりはさんからの紹介で」の一言、お忘れなく!


※明るい悩み相談室PREMIERではあなたのお悩みを受け付けております。

ブログにコメント、投票時にコメント、ハッガリーニにメール、電話、伝書鳩、のろし、などの手段でどうぞ。

ちなみに投票時のコメントでのお悩みには必ず回答いたします。

世界史人物探訪PREMIER(191)クリストファー・クラヴィウス

  • 2024.03.12 Tuesday
  • 08:10

−皆さんこんにちは、平賀千兵衛です。世界史を彩るさまざまな方々のインタビューをお届けする当チャンネル。今回はクリストファー・クラヴィウスさんにお話を伺います。よろしくお願いします。
「はい」
−マテオ・リッチさんからのご紹介なんですけど…。
「ああ、そうですか。彼は私の教え子なんです」
−では、クラヴィウスさんは教師をなさっているのでしょうか。
「はい。イエズス会のローマ学院で数学を教えています」
−イエズス会で学校を運営しているわけですね。
「そうです。正しい教えを広めるには教育が大切ですから」
−しかし、キリスト教と数学とはあまり関係がなさそうな気がしますが…。
「そういう考えの人もいますが、あらゆる物事を論理的に考えるためには数学の力が必要だと私は考えています」
−確かにそうかもしれませんね。ではクラヴィウスさんもイエズス会の学校で数学を学ばれたのでしょうか。
「一応はそうなんですけど、実は私が在学していた頃はローマの情勢が良くなかったものですから、ポルトガルで勉強した時期が長かったんです」
−それは大変でしたね。
「しかし、そのおかげでペドロ・ヌネシュという偉大な数学者に教わることができました」
−では、ポルトガルへ行けて良かったと。
「そうですね。ヌネシュ殿は数学に通じているだけでなく、その知見を生かして航海術などの発展にも寄与されています。数学を応用することの大切さは、そのときに学んだといえるかもしれません」
−確かに、リッチさんのように東方へ布教に行くためには、航海術は絶対に必要ですね。
「そうなんです」
−では、今後もローマ学院で数学の重要性を伝えていくおつもりでしょうか。

「それはもちろんですけど、ほかにも大きな仕事が入ってきそうな状況になっていまして…」

−どういうお仕事でしょうか。
「実は、教皇庁の方で新しい暦を制定しようという話になっていまして、それに私が参画させていただくかもしれないんです」
−なぜ暦を新しくする必要があるのでしょう?

「今の暦は1600年も前に定められたもので、実際の季節とのずれが少しずつ大きくなってきました。そのずれを解消しなければならないということで、議論が進んでいます」

−それは大変な仕事になりそうですね。
「はい。まだ正式に決まったわけではありませんが、改暦に携われるのは非常に光栄なことですから、お話をいただければ、しっかりと取り組んでいきたいと思っています」
−頑張ってください。最後に、どなたかお知り合いの方の紹介をお願いします。
「はい。では恩師のヌネシュ殿を紹介しましょう」
−今回はクリストファー・クラヴィウスさんにお話を伺いました。ありがとうございました!
(1578年初夏、ローマにて)

馬券の現実(557)〜金鯱賞、フィリーズレビュー予想〜 たりき

  • 2024.03.10 Sunday
  • 11:02

2重賞の予想です。

 

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ガラパゴス戦記(8) サンタクルス島2 Mr.X

  • 2024.03.09 Saturday
  • 16:32

 

ガラパゴス戦記(7) サンタクルス島1 Mr.X からの続きです。

 

1月3日はサンタクルス島内をうろうろした。
街中心部から歩いて30分ほどで行けるところにTortuga Bayという浜があり、そこに歩いて向かう。 どこまでも広がる青い海と白い砂浜が美しい。が、 間の悪いことにサングラスが壊れており、 目が痛くなりそうだった。


砂浜の端の岩場でウミイグアナと泳ぐことができた。 ウミイグアナはこれまでにうんざりするくらい目にしていたけれど 、陸地での彼らの仕事は日光浴と休息なので、 活動的なイグアナはあまり目にすることがなかった。 しかしここでは晴れていて彼らの体もよく温まっていたのだろう。 海の中を泳いでいる。 私がシュノーケルをつけて泳いで追いかける。 本当はその様子の写真を載せたかった。 防水コンデジが壊れたことが心から恨めしい瞬間だった。
その泳ぎ方を見たが、足は後ろ足はほとんど動かさず、 その長い尻尾だけで推進力を得ていた。昨年に見た「ゴジラ-1. 0」を思い出したが、なんとなく似ている気がする。 映画スタッフが参考にしたのかもしれない。

街中心部に戻って昼食を食べ、宿に戻って休憩する。 今振り返ると、全員の日々の活動量が減っていたように思う。 旅の疲れも少しずつ溜まり出しているし、 これだけの長逗留になるとどうしても目新しいことは減り、「 飽き」みたいなものは確実に生じていた。
夕方になって全員で街に買い物に繰り出すことに。 といっても私はお金をあまり持っていないので買い物をする気にも ならず、一人で街をブラブラするだけである。

 



ガラパゴスでは(本土のグアヤキルでもそうだったが)、 ストリートアートが盛んだった。 街のあちこちでこういったアートを見かけた。遠目には「落書き」 にしか見えないものあるけれど、 これだけ手を掛けたものを間近に見ると確かに「アート」 と思わされる。
にしても、1枚目の子供の絵、「ピンポン」 等で知られる松本大洋っぽさを感じません?

「サンクリストバル島2」で少し触れたが、 アオアシカツオドリをキャラクターにした「Patas Azules(青い足)」というブランドがあり、 その店舗がこのサンタクルス島にある。 様々なデザインの靴下を中心に、お洒落な衣料品が並ぶ。 19時にその店に集合、となっていたので街ブラののちに向かう。 この旅行に参加を希望していたがどうしても無理だった人、 あるいは不参加だったが手続き等で協力してくれた人にお土産を買 うのだと言う。(のちに聞いて驚いたのだが、 IPアドレスの関係で日本国内からアクセスできない航空会社があ り、アメリカ在住の人に協力を依頼する、 みたいな面倒があったそうである) 女性たちはすでに充分な買い物袋を下げていたが、 この店内でも物色を始めた。



決して大きくはない店だが、かれこれ30- 40分くらいお土産選びは続いた。
「買い物で悩む」というのは、男性にとっては「 面倒でなるべく早く切り上げたいこと」であるのに対し、 女性にとっては「至上の娯楽」なのだろう。「 ooさんに送る靴下のカツオドリの刺繍、緑がいい? 赤がいい?」 みたいな問いに時間をかけられることが私にはまるで理解ができな い。「最適解なんて存在しないんやから、 諦めて適当なところで決めたらええやんか」と言いたかったが、 もうこれ以上嫌われたくないので、私は店の前のベンチで、 鳴り続ける腹を抱えながら待ち続けることになった。



その翌日は、近くの島であるサンタフェ島へ向かう。同日、 日本の有名な写真家が亡くなっており、そんな日にSanta Feに向かう、それも・・・というのが果てしなくどうでもよく、 アホくさいのだが少しおかしかった。



サンタフェ島のすぐそばまで寄ることがはできたが、 私たちは上陸していない。環境保護の観点から、 観光客の上陸は色々難しいようである。 同様に上陸が難しい島は他にもいくつかあった。「環境保護」と「 経済活動」のバランスを取ることは非常に難しい。 短期的な視点ではなく、長期的に「細く長く」 観光業を続けるには環境保護をした方が良い、 ということで地域の社会的合意形成がなされたのだと思うが、 そこに至るにはずいぶん難しかったろう。 生物学者としては頭が下がる思いである。

ここではアシカと一緒に泳ぐことができた。 砂浜でグータラと寝ているときとは異なり、 海の中では非常に活動的である。水中を機敏に高速で泳ぎ続ける。 体重差もあるし、「ぶつかったら事故やん!」と焦るほどだ。 こちらは三輪車で、向こうは原付、くらいの緊張感はあった。 陸地とは逆に、「こいつら鈍臭いなー」 とアシカに思われていたかもしれない。にしても、 これまでガラス板の向こうでしか見られなかった動物たちの活動的 な姿を間近に見られたのは感動的だった。( その様子を撮れなかったのは、やっぱり悔しい!)



翌朝、さらに女性が2人、先に帰国することになっていた。 これまで買い物は続けており、 彼女たちももう十分お土産は買ったろう。もう、 現金はそれほど重要ではないはずだ。 1月2日から考え続けていた秘策を、発動する時は今だ。
ホテルでの夕食後、私は、 自分の表情や口調に細心の注意を払いつつ、話を切り出した。

「申し訳ないんだけども、もし米ドルが余りそうだったら、 両替してもらえないだろうか? ここまでほとんど買い物はしておらず、 まだ両親の分のお土産も買ってなくて。もちろん、 帰国途上で必要な分もあるとは思うけど、 それ込みで考えても余りそうなら、是非、 お願いしたいんだけども」

この日までも、 どうしても現金が必要な時は何度か両替もしくは借金を他のメンバ ーにねだっていた。その時のメンバーの「またか」という顔は、 当分忘れられそうにないほど私の心に突き刺さっていた。 あんなのは一度だって繰り返したくなかった。正直、 この交渉が最後の賭けだった。 もしこの時点で彼女たちが現金を使い切っていたならば完全に詰み だった。

「いいよ。いくらぐらい要る?」

こうして、私は200$ほど手にすることができた。 滞在は残り1日と少し。ちょっとした買い物やちょっとした飲食。 200$もあればまず問題ない。この旅で初めて、 充分なお金を手にしたと感じられた瞬間だった。 まとまった額の米ドル札を手にしたとき、深い深い溜息が漏れた。

2024年1月 MVP&最優秀賞 受賞記念 Mr.X

  • 2024.03.07 Thursday
  • 11:50

投票していた皆様、ありがとうございます。先月も会見をすっぽかしていたXです。
まさか二冠をこんなに連覇することになるとは。「ガラパゴス戦記」は題材が良いので作品賞はいただけるかなと期待していましたが、MVPとしても票をいただけたのはありがたい限りです。
 
「特大満塁ホームラン」で取るのが最優秀賞、「打率一位」に相当するのがMVPという認識でいます。
振り返ると、昨年の1月もでかいホームランを打ちました。なんといっても「羽生・藤井聡」というスーパースターを接近できたのです。(来週のNHK杯が楽しみです) ありがたいことに「王将戦(1-4)」は作品賞をいただくことができました。一方でこの時はMVPとの二冠というわけにはいきませんでした。それを考えると、「ガラパゴス戦記」は打率の面でも評価されたのだと考えています。
 
ベストコメントは butaumao さんに送ります。
「毎回、次回更新が楽しみ&米ドルを持っていないのが気になるので早くエクスチェンジしてほしい」
ありがとうございます。「次回更新が楽しみ」、本シリーズは文量が多く書くのも簡単ではないのですが、この言葉をいただけるだけで本当に報われます。ガラパゴスに行った甲斐があります!
でも少し分からないのは、米ドル? エクスチェンジ? それ、何ですか?
 
セサミさん、Mr.Indigo、がりはさん、UBEBEさんの4人にも御礼申し上げます。「今月の満足度」で高く評価した理由に、それぞれ皆さん、「ガラパゴス」「ガラパゴス戦記が面白かった。」「ガラパゴス!ガラパゴス!」「ガラパゴス」と本シリーズを挙げていただきました。こんな経験、記憶にありません! 執筆者冥利に尽きるというものです。ありがとうございます。
  
日本に帰ってきてから2ヶ月近くになり、残念なことですが旅の記憶が、少しずつですが薄れつつあります。写真を見ても「こんなことあったっけ?」という時もいつかは来るのでしょう。そう考えると、こうして皆さんの目に入る形で記録を残すということは、私自身にとって今後非常に大きな意味を持つのではないか、とそんなことを考えたりしています。
 
「ガラパゴス戦記」もサンタクルス島に入りました。(ほぼ)最後の島になります。おそらく3月中にはこの島での活動についても書き終えるはずです。が、しかし、、、。
 
今後の展開もどうぞお楽しみに!

3月のテーマ  Mr.Indigo

  • 2024.03.05 Tuesday
  • 00:13

昨年11月に続いてテーマコンテストを制することができました。自分の設定したテーマで勝利するのは、ずいぶん久しぶりのような気がします。
もっとも、得票は2票に留まり3作品が同着だったので、飛び抜けた良作だったわけではなさそうです。コメントを見ていて気になったのは私の作品を「惜しかった」と評するがりは氏の指摘です。

 

「Indigoさんの株式会社嫌いは、株式会社というよりただ自分の会社と合ってないだけで、主語がでかすぎる感じがして。」

 

さすがベテランの営業マンだと思いました。確かに、株式会社でも自分と相性が良さそうなところは少なからず存在します。外注スタッフの1人として厚遇されていると実感することはしばしばあり、こんな会社で働ければいいのにと思うこともあります。
ただし、それらの会社には私を雇うほどの需要はありません。だから外注スタッフなのです。
せっかく社内に営業がいるわけですから、私の経験とスキルを生かせる需要をたくさん発掘してくれたらいいのにと思うわけですが(この会社を選んだ理由の1つでもあります)、なかなかうまくいきません。営業部が設定している注力企業20社あまりのうち現在私が関わっているのは3社のみで、うち1社は先方担当者と方向性が合わず苦戦しています。やはり、合わない会社が多いのは間違いなさそうです。
ただ、がりは氏の言うように、あらゆる株式会社と合わないわけでもないでしょう。私を存分に売り込んでくれる経営者や営業がいれば、フリーに転身する必要はないのかもしれません。

もしがりは氏が私の同僚だったとしたら、私をどのように売り込むのでしょうか。営業目線での考えを聞いてみたいと思います。

 

遅くなりましたが、3月のテーマは「しれん」とします。皆さんよろしくお願いいたします。

 

 

※編集部註:もう一人のチャンピオンMr.Sesameからは「ひなまつり」がテーマとして指定されております。3月はダブルテーマ「しれん」「ひなまつり」となります。よろしくおねがいします。

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